10月16日 NOAH「DEMOLITION STAGE 2022 in FUKUOKA」福岡国際センター 1195人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇征矢学(5分55秒 片エビ固め)×小澤大嗣
※ボディースラム
<第2試合 20分1本勝負>
〇モハメド ヨネ 齋藤彰俊(11分20秒 片エビ固め)マサ北宮 ×谷口周平
※キン肉バスター
<第3試合 30分1本勝負>
NOSAWA論外 〇Eita スペル・クレイジー(13分19秒 片エビ固め)小川良成 ×矢野安崇 藤村加偉
<第4試合 30分1本勝負>
〇中嶋勝彦(13分3秒 片エビ固め)×クリス・リッジウェイ
※ヴァーティカルスパイク
<第5試合 30分1本勝負>
〇藤田和之 杉浦貴 田中将斗(16分1秒 エビ固め)×清宮海斗 稲葉大樹 稲村愛輝
※ビーストボム
<第6試合 イリミネーションマッチ 30分>
〇小峠篤司 吉岡世起 YO-HEY アレハンドロ(20分26秒 横入り式エビ固め)近藤修司 タダスケ 大原はじめ ×Hi69
①〇アレハンドロ(7分5秒 変形回転エビ固め)×大原
②〇Hi69(8分52秒 片エビ固め)×アレハンドロ
※ストゥーカスプラッシュ
③▲吉岡(16分27秒 両者オーバー・ザ・トップロープ)▲近藤
④〇タダスケ(17分42秒 オーバー・ザ・トップロープ)×YO-HEY
⑥〇小峠(18分10秒 固め)×タダスケ
※キルスイッチ
NOAH福岡大会の第3試合ではNOSAWA&Eita&クレイジーのPERROS DEL MAL DE JAPONが小川&矢野&藤村と対戦し、STINGERの解消を示唆しEitaに急接近する小川は試合中にもEitaと握手を交わすなど、NOSAWAの神経を逆なでさせ、そのせいかNOSAWAとEitaも確認したにも拘わらず同士討ちしてしまう。
それでもEitaはImperial Unoで矢野から3カウントを奪い勝利も、試合後は小川がEitaと握手を交わし、EitaがPERROS DEL MAL DE JAPONから離脱かと思わせたが、Eitaが小川に急所蹴りを浴びせると、PERROS DEL MAL DE JAPONが小川を袋叩きにして、Eitaは小川との共闘を拒否し、改めて小川に対して徹底抗戦をアピールする。
ところがNOSAWAが突然マイクを持つと、武藤敬司が引退する2月21日、東京ドームで引退することを発表し、館内を騒然とさせた。
突然の引退発表に関してNOSAWAがバックステージで事情を説明し、長年に渡って蓄積されたダメージの影響で全身がガタガタになっており、ドクターストップがかかったという。
NOSAWAも今年でキャリア27年、アメリカやメキシコを始め、世界各国のリングを渡り歩き、日本に定着してからも数々の団体に参戦してきたが、軽量で小兵ながらもヘビー級とも対戦する機会もあり、また大仁田厚とも対戦してイスでのフルスイングを何度も食らってきたことから、それなりに蓄積されたダメージがあったのかもしれない。そして武藤の引退の日を選んだのも、NOSAWAを引き上げてきたのも武藤だっただけに武藤と共に去ることを選んだのか…
第5試合では10・30有明アリーナ大会で行われるGHCヘビー級選手権前哨戦、清宮が稲村&稲葉と組んで藤田&杉浦&田中の野獣弾丸ヤンキースと対戦、清宮と藤田が先発で開始となると、清宮がタックルを切った藤田が上から覆いかぶさり、逃れた清宮が組み合うも、藤田がバックを奪ってスラムで叩きつけ、キチンシンクからパントキックは清宮が間一髪避ける。
2度目の遭遇になると藤田がボディースラムから逆片エビ固めで捕らえると監獄固めへ移行し、杉浦に代わってダブルレッグスプレットと野獣弾丸ヤンキースが清宮を捕らえて試合をリードする。
清宮が杉浦にジャンピングネックブリーカーから稲村に代わり、稲村は杉浦に串刺しボディーアタックを連発、旋回式ボディースラムからボディープレスで圧殺し、稲村のフォアアームに対し、杉浦がエルボーで応戦すると、杉浦がビックブーツから串刺しビックブーツ、串刺しランニングニーと浴びせ、稲村の突進をキチンシンクから雪崩式ブレーンバスターで投げる。
代わった田中が稲村に弾丸エルボーで続いて、DDT、串刺しラリアットからスイングDDTは稲村がスクワット式ブレーンバスターで阻止して叩きつけ、代わった稲葉も田中にフライングショルダー、串刺しエルボーからキャノンボール、ブレーンバスターで続き、火の玉ボムは田中が逃れるとローリングエルボーは稲葉が頭突きで迎撃して延髄斬りも、田中がラリアットで応戦する。
清宮vs藤田に代わると、清宮がフライングフォアアームからミサイルキックを命中させ、ジャーマンスープレックスホールドを決めるも、エルボーのラリーでは清宮が崩れると、藤田のパントキックは避けた清宮がジャーマンスープレックスホールド、シャイニングウィザードからマウントエルボーの連打を浴びせるが、切り返した藤田がマウントエルボーから往復ビンタを浴びせる。
清宮は意地で受け切ったが、藤田がラリアットから清宮の顔面へパントキックを連発、最後はビンタからビーストボムで3カウントを奪い、2度目の前哨戦では清宮から直接勝利となった。
またしても藤田の圧力に押された清宮、清宮が超新星なら藤田は巨大なブラックホール、今回は一気に飲み込まれてしまったが、有明決戦では藤田を打ち破れるのか…
第6試合のGHCジュニアタッグ選手権前哨戦である正規軍ジュニアvs金剛ジュニアのイリミネーションマッチは、大原が正規軍ジュニアに風車式バックブリーカーを連発も、かねてから痛めていた膝を気にしだしたのか動きが鈍ったところで、アレハンドロが変形回転エビ固めで3カウントを奪い、大原が失格正規軍が先制する。
勢いに乗るアレハンドロは正規軍の援護を得てHi69を攻め込むが、Hi69の旋回式みちのくドライバーⅡを食らってしまうと、Hi69がストゥーカスプラッシュで3カウントを奪い、金剛がタイに持ち込む。
吉岡vs近藤になると、吉岡はトップロープから近藤をエプロンへ出すが、タダスケも吉岡をトップロープからエプロンへ出すとロープ越しでラリアットを浴びせ、吉岡は近藤もろとも場外へ転落して両者ともオーバー・ザ・トップロープで失格になってしまう。
YO-HEYvsタダスケとなって、YO-HEYはタダスケにジャンピングトラースキック、カサドーラ式フェースクラッシャーと畳けて顔面Gを狙うが、キャッチしたタダスケがトップロープから場外へ放り出してYO-HEYがオーバー・ザ・トップロープでとなるが、すぐさま小峠がタダスケにキルスイッチで3カウントを奪い、タダスケも失格となる。
最後は小峠vsHi69の一騎打ちになり、小峠はコウモリ吊り落としからキルスイッチを狙うが、Hi69が切り返して前方倒れ込み式DDTからみちのくドライバーⅡ、後ろ前とトランスレイブ、そして奥の手であるみちのくドライバーβを狙うも、小峠が丸め込んで3カウントを奪い、正規軍ジュニアがイリミネーションマッチを制した。