9月25日 NOAH「GRAND SHIP 2022 in NAGOYA PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2~OUT BREAK〜」愛知県体育館 1933人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇征矢学(7分1秒 逆エビ固め)×小澤大嗣
<第2試合 20分1本勝負>
NOSAWA論外 〇Eita(4分3秒 エビ固め)矢野安崇 ×藤村加偉
※低空顔面ドロップキック
<第3試合 30分1本勝負>
マサ北宮 〇稲村愛輝(9分47秒 片エビ固め)×モハメド ヨネ 齋藤彰俊
※無双
<第4試合 30分1本勝負>
ニンジャ・マック エクストリーム・タイガー 〇アレハンドロ(11分24秒 反則勝ち)×タダスケ 大原はじめ Hi69
※マスク剥ぎ
<第5試合 30分1本勝負>
丸藤正道 ジャック・モリス イホ・デル・ドクトル・ワグナーJr.()田中将斗 望月成晃 稲葉大樹
<第6試合 GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】小峠篤司 〇吉岡世起(26分56秒 片エビ固め)【第50代王者組】×小川良成 クリス・リッジウェイ
※バスソーキック
☆小川&リッジウェイが2度目の防衛に失敗、小峠&吉岡が第51代王者組となる
<第7試合 GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇杉浦貴 小島聡(18分41秒 片エビ固め)【第61代王者組】×鈴木秀樹 ティモシー・サッチャー
※オリンピック予選スラム
☆鈴木&サッチャーが初防衛に失敗、杉浦&小島が第62代王者組となる
<第8試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第49代王者】〇HAYATA(23分45秒 片エビ固め)【挑戦者】×YO-HEY
※ヘデック
☆HAYATAが6度目の防衛に成功
<第9試合 PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2~OUT BREAK〜 60分1本勝負>
〇武藤敬司 藤田和之(20分35秒 体固め)×中嶋勝彦 船木誠勝
※シャイニングウィザード
NOAH愛知県体育館のセミファイナルでは引退を控えた武藤の名古屋ファイナルマッチが行われ、野獣・藤田と組んで金剛の中嶋&船木と対戦、武藤と藤田は初タッグでプロレスの象徴だった武藤と、格闘プロレスの象徴だった藤田とは相容れないと関係でもあった。相手も武藤全日本プロレス時代では健介オフィス所属で若手だった中嶋、また船木も自身がプロレス回帰のきっかけを作ったのも新日本プロレスでは齢の離れた同期である武藤だっただけに、武藤とっても縁のある二人を相手にすることになり、武藤はそれを意識してかBATTから全日本プロレスで使用した『OUTBREAK』で入場、藤田は武藤とは新日本プロレス時代では後輩にあたるため、ロープを開けて武藤を招き入れ、握手を交わす。
武藤vs船木で開始となり、グラウンドになると、武藤がレッグロックを狙うと、船木は腕十字を狙い、船木はガードポジション、サイドポジションからアームロックを狙い、武藤は無理せずロープエスケープする。
藤田vs中嶋に代わると、中嶋が押し込んでブレーク、差し合いから中嶋がバックを奪うも藤田がバックを奪ってフェースロック、逃れた中嶋はレッグシザースからフロントネックロックも、藤田はガードポジションから足を取り監獄固めで捕らえ、中嶋はロープエスケープも藤田はサイキックの連打から逆片エビ固め、中嶋が切り返してSTF、逃れた藤田はエルボーの連打を浴びせる。
藤田は武藤に代わると、武藤と藤田は中嶋にダブルレッグスプレット、武藤がフラッシングエルボーを命中させる。
しかし、中嶋が武藤の左膝に低空ドロップキックを放ち、武藤のドラゴンスクリュー狙いも延髄斬りで阻止すると、代わった船木がアキレス腱固めで続いて、武藤の左脚を狙い撃ち、武藤はロープエスケープして猪木アリ状態も、船木は足を取ってクロスヒールホールドで捕らえ、武藤はロープエスケープするが、船木はローキック。中嶋に代わってとダブルアキレス腱固めと武藤を捕らえ、中嶋は左脚へストンピングからシャッターチャンスタイムを敢行する。
藤田がたまりかねてカットも中嶋が排除すると、中嶋はローキック、代わった船木もてローキックの連打で続き、膝十字固めで追い詰めるが、武藤は必死でロープエスケープする。船木はニーリフトからミドルキック狙うが、キャッチした武藤がドラゴンスクリューで反撃すると、代わった藤田がショルダータックル、張り手のラリーからラリアット、船木はミドルキック、首投げからPK、代わった中嶋が串刺しビックブーツからミドルキックを浴びせるとミサイルキックを命中させる。
中嶋はミドルキックを放つが、藤田はバックドロップで投げると、代わった武藤が低空ドロップキックから足四の字固めで捕らえれば、藤田も船木にドラゴンスクリューから足四の字固めで競演を完成させ、二人でプロレスLOVEポーズを披露する。
武藤がロープエスケープした中嶋に串刺しシャイニングウィザード、ドラゴンスクリューからシャイニングウィザードを狙うが、ガードした中嶋がPKを浴びせ、ターンバックルへレッグシザースからサッカーボールキック、そして武藤ムーブであるスペースローリングエルボーからフェースクラッシャーを披露する。
藤田がカットに入るが、中嶋&船木とのミドルキックのサンドバックタイムで排除され、武藤には船木とサンドイッチPKを浴びせえてから、中嶋がバーティカルスパイクを決め、藤田が間一髪カットも船木が排除する。中嶋はミドルキックを放つが、キャッチした武藤がドラゴンスクリュー、藤田が顔面キックで援護から武藤が中嶋にシャイニングウィザードを炸裂させて3カウントを奪い、名古屋ラストマッチを勝利で飾った。
第8試合ではGHCジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のHAYATAに元金髪夫婦の相棒であるYO-HEYが挑戦、ロープワークから読み合いになるとアームホイップの応酬、YO-HEYがバックを奪うが足を取ったHAYATAがレッグロックも、YO-HEYが切り返してフロントネックロック、ハンマーロックの応酬から足を取ったYO-HEYにHAYATAが切り返してヘッドロック、YO-HEYはヘッドシザースで返して距離を取る。
YO-HEYはフェイントからキック、場外へHAYATAを追いやってノータッチトペコンを命中させ、リングに戻るとYO-HEYがネックロック、HAYATAが逃れようとしてもYO-HEYは逃さず、至近距離からドロップキックと首攻めで先手を奪う。
HAYATAはサミングで反撃し串刺しは、YO-HEYが迎撃してティヘラからドロップキック、エルボーのラリーでは、YO-HEYが連打から逆水平も、串刺しはHAYATAがエプロンへ出すと、ロープ越しでアームブリーカーを敢行し、場外戦で鉄柵へハンマースルーから左腕を鉄柱に叩きつけると、鉄柵を使ったアームロックと左腕攻めで試合の流れを変える。
リングに戻るとHAYATAはYO-HEYの腕へストンピングを連打からアームロック、YO-HEYが逃れるとリーブロックはHAYATAがマンハッタンドロップで迎撃して再びアームロック、左腕へレッグドロップからレッグシザースで捕らえ、YO-HEYはロープエスケープしても、、HAYATAがハンマーロックのまま鉄柱に叩きつけ、ロープ越しでアームバー、左腕へミサイルキック、アームロックのままでヘッドシザースと、徹底的にYO-HEYの左腕を狙い撃ちにして、YO-HEYはロープエスケープする。
HAYATAは突進するが、YO-HEYはドロップキックで迎撃すると、ソバットからジャンピングトラースキック、トップコーナーからミサイルキックと猛反撃するが、ハンマースルーは切り返したHAYATAが回転延髄斬り、ジョンウーかれあ2ステップムーンサルトはYO-HEYが剣山で迎撃してカサドーラ式フェースクラッシャーで叩きつける。
HAYATAが場外へ逃れると、追いかけたYO-HEYがHAYATAの突進をレッグシザースで鉄柵に直撃させ、後頭部へダブルニーアタックを浴びせると、エプロンからの顔面Gを狙ったが、キャッチしたHAYATAがシットダウンパワーボムで叩きつける。
リングに戻るとHAYATAがストンピング、ナックルを連打に対し、YO-HEYも逆水平で返すと、HAYATAのトラースキックをキャッチしたYO-HEYはトラースキックの連打。リバース式ツイストオブフェイドから顔面Gを炸裂させるが、ドロップキックは避けたHAYATAがドロップキックから、ジャンピングアームバー、ジャンピングアームブリーカーからブリッジして変形アームロックでYO-HEYを追い詰める。
HAYATAは逃れたYO-HEYにクロスアームDDTからムーンサルトプレス、403インパクトを狙うが、YO-HEYが逃れるとトラースキック、コードブレイカーから顔面Gを炸裂させ、スーパー顔面Gを狙うと、避けたHAYATAが403インパクトを決めて、両者ダウンとなる。
HAYATAはヘデックを狙いに突進するが、YO-HEYがドロップキックで迎撃してカバーするも、カウント2でキックアウトされ、スーパー顔面Gも命中させたが、これもカウント2でキックアウトされる。
YO-HEYはドロップキックを狙うが、HAYATAがダウンし、起こしたYO-HEYにHAYATAがラリアットを放ってクロスアーム式403インパクトは、逃れたYO-HEYがドロップキックもガードしたHAYATAがヘデックで3カウントを奪い防衛に成功した。試合後にはHAYATAのテーマ曲が流れるが途中で終わると、ニンジャが現われて挑戦表明し、バク転の連続去っていった。YO-HEYは顔面Gもドロップキックも何度も出して勝利への執念は見せていたが、前回はヘデックで敗れていることから最も注意していたはずだったのに、最終的に食らって敗れた。YO-HEYにとっても悔しい一戦だったと思う。そしてニンジャが挑戦に名乗りを上げたが、やっとベルトに狙いをつけたようだ。
第7試合のGHCタッグ選手権、王者の鈴木&サッチャーに、杉浦&小島のタカシ&サトシが挑戦、先発は鈴木vs杉浦も、サッチャーvs小島になると、グラウンドの攻防からサッチャーは腕十字を狙うが小島はロープエスケープ、小島はタックルも切ったサッチャーはヘッドロック、ショルダータックルに対し、小島はヒップトスからショルダータックル、大胸筋を揺らしながらマシンガンチョップを浴びせる。
小島はもう勝負をねれったラリアットを狙うが、切り返したサッチャーがフジワラアームバーで捕らえ、鈴木が小島を場外へ出して右腕へエルボースマッシュを連打、リングに戻るとサッチャーが右腕へインディアンデスロックなど小島の剛腕である右腕を狙い撃ちにしてリードを奪う。
長時間捕まった小島はサッチャーにDDTから、代わった杉浦が串刺しビックブーツから串刺しランニングニーで続くも、ハンマースルー狙いはサッチャーがフジワラアームバーで切り返し、代わった鈴木が杉浦の両腕両足とストンピング、杉浦の腰へのエルボーを連打からエルボースマッシュも、杉浦は死角からスピアーを浴びせ、代わった小島もマシンガンチョップで続いて、串刺しエルボーから”いっちゃうぞ”ダイビングエルボードロップを命中させる。
小島は鈴木にエルボーの連打からローリングエルボーを狙うが、ガードした鈴木がショルダーアームブリーカー、代わったサッチャーがエルボースマッシュを連打からサイドスープレックスで投げ、ダブルアームを狙うも、切り返した小島がコジコジカッター、ここで杉浦が入ってエルボーのサンドバックタイムでサッチャーを蹂躙して、小島がサッチャーを捕らえてからの杉浦のビックブーツは小島に誤爆してしまう。
サッチャーは小島にフロントスープレックスから延髄斬りを狙うが、小島がラリアットで迎撃すると、鈴木vs杉浦に代わり、鈴木がショルダーネックブリーカーからニードロップ、スリーパーも、腰投げで逃れた杉浦がキチンシンク、小島が入ってエルボーのサンドバックタイムから、小島が鈴木を捕らえる手からの杉浦のビックブーツは今度は命中する。
杉浦は突進すると鈴木がワンハンドバックブリーカーから、サッチャーとエルボースマッシュのサンドバックタイムで蹂躙し、鈴木はロイヤルストレッチを狙うが小島がカットする。そこで杉浦と鈴木がエルボーのラリーになると杉浦が左右エルボーに対し、鈴木はエルボースマッシュからジャーマン、杉浦はジャーマンで応戦するが、鈴木はドラゴンスープレックスホールド、ジャーマンドライバーで突き刺し、ダブルアームスープレックスで勝負に出てカバーは、小島が間一髪カットに入り、サッチャーにラリアットを炸裂させてから、鈴木にもラリアットを炸裂させ、最後は杉浦が鈴木にオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、タカ&サトシが王座を奪取する。タカ&サトシは最初はバラバラだったもののだんだん息があってきたところで勝利につなげた。また小島もシングルに続いてタッグも三団体(新日本プロレス、全日本プロレス、NOAH)制覇の偉業も達成する。
第6試合はGHCジュニアタッグ選手権、王者の小川&リッジウェイに、小峠&吉岡が挑戦、小川組が奇襲をかけるも、小峠と吉岡が返り討ちする。
しかし吉岡はミドルキックもキャッチした小川が吉岡の軸足へ関節蹴りを浴びせ、左脚を痛めている吉岡は自軍に押し込んで小峠に代わるも、小川とリッジウェイがかわるがわるリストロック、小川が腕を折りたたんでストンピング、ニードロップと左腕攻めで先手を奪う。
長時間捕まった小峠は小川にトラースキック、ロケットキックで反撃し、代わった吉岡がビックブーツ、リッジウェイには小川を踏み台にしてトルネードDDTを決めるも、小川にソバットからシザースキックが避けられると、小川が吉岡の右足をキャッチしてからリッジウェイが左膝裏へバックタックルを浴びせるなど、今度は吉岡の左膝を狙い撃ちにして徹底的に痛めつける。
リッジウェイはアンクルホールドで捕らえるが、蹴って逃れた吉岡は片足コードブレイカーから小峠に代わり、小峠はリッジウェイにビックブーツを連打、連続串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック、デスペナルティと畳みかけるが、コウモリ吊り落としはリッジウェイが丸め込んで関節蹴りを浴びせると、踵落としからブレーンバスターで投げる。
リッジウェイは小峠にジャーマンスープレックスホールド、PKからパッケージジャーマンを狙うが、小峠が逃れ、リッジウェイはエルボーのラリからビンタのラリーになると、小峠が頭突きを浴びせるが、リッジウェイはPKで応戦も、頭突きを放った際に小峠が流血する。
吉岡に代わると。足攻めを狙うリッジウェイにハイキック、みちのくドライバーⅡからミドルキックのラリーに持ち込み、リッジウェイが水面蹴りから、代わった小川がニークラッシャーを連発、変形逆片エビ固めで吉岡を追い詰めるが、小峠がカットに入る。
小川は吉岡を鉄柱攻撃からDDT、バックドロップから足四の字固めで捕らえ、吉岡は必死でロープエスケープしても、小川がバックドロップ、小峠は場外のリッジウェイにプランチャを狙ったが自爆してしまう。
吉岡は小川に延髄斬りを浴びせ、それでも小川の足四の字を狙うが、吉岡が下からの顔面蹴りで阻止すると、まともに入ったのか意識を飛ばした小川に吉岡がバスソーキックを炸裂させて3カウントを奪い、大逆転勝利で王座奪取に成功する。
試合後に王座奪取に喜ぶ小峠&吉岡に、金剛ジュニアのタダスケ&Hi69が乱入し、Hi69が吉岡を捕まえると、タダスケは小峠をイスでフルスイングしてから滅多打ちしてKOして暴挙を働く、そしてHi69とのタッグで挑戦を表明すると、更にベルトを奪ったうえで小峠をフルスイングしてダメ押しし、ベルトを持ったまま退場してしまった。タダスケは第4試合でもアレハンドロのマスクを剥ぐ暴挙を働いたが、選手権では手段を選らばないとみていいかもしれない。