地元・西成でカリスマとの激戦を制した竹下幸之介が世界一のプロレスラーを目指す!


9月10日 DDT「竹下幸之介デビュー10周年記念興行~西成ベイブルース~」大阪・西成区民センター 487人超満員
(試合内容は実況ツイートより)

<第1 ダークマッチ 15分1本勝負>
MJポー 〇KANON(6分52秒 片エビ固め)岡谷英樹 ×正田壮史
※スリーピーホロウ

<第2ダーク 第1551代アイアンマンヘビーメタル級王座決定時間差入場変則バトルロイヤル>
〇大鷲透(13分56秒 体固め)×平田一喜
☆大鷲が1551代王者となる
【退場順】大石真翔、高鹿佑也、石田有輝、赤井沙希、高尾蒼馬、イルシオン、彰人、岡田佑介、今成“ファンタスティック”夢人、飯野“セクシー”雄貴、ユニコーン、男色“ダンディ”ディーノ

<アイアンマンヘビーメタル級選手権試合>
【挑戦者】〇平田一喜(16時58分 横入り式エビ固め)【第1551代王者】×大鷲透
☆平田が1552代王者となる

<アイアンマンヘビーメタル級選手権試合>
【挑戦者】〇竹下恵子(16時59分 体固め)【第1552代王者】×平田一喜
※レインメーカー
☆竹下恵子さんが第1553代王者となる

<第1試合 スペシャルタッグマッチ~咲くやこの花タッグvsCCK! 30分1本勝負>
竹下幸之介 〇上野勇希(16分55秒 片エビ固め)クリス・ブルックス ×キッド・ライコス
※BME

<第2試合 The37KAMIINAvsバラモン三兄弟! 30分1本勝負>
MAO 勝俣瞬馬 〇小嶋斗偉(11分9秒 エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ ×バラモン三四郎

<第3試合 東京女子プロレス提供3WAYタッグマッチ>
〇坂崎ユカ 瑞希(9分17秒 片エビ固め)渡辺未詩 ×遠藤有栖
※マジカルメリーゴーランド あと1チームは中島翔子&ハイパーミサヲ

<第4試合 30分1本勝負>
ヤス・ウラノ アントーニオ本多 〇トランザム☆ヒロシ(11分59秒 片エビ固め)高梨将弘 ×スーパー・ササダンゴ・マシン DJニラ

<第5試合 30分1本勝負>
遠藤哲哉 秋山準 〇火野裕士(13分26秒 体固め)樋口和貞 吉村直巳 ×納谷幸男
※Fucking BOMB

<第6試合 30分1本勝負>
鈴木みのる 〇坂口征夫(15分57秒 片エビ固め)×HARASHIMA 青木真也
※神の右膝

<第7試合 60分1本勝負>
〇竹下幸之介(22分19秒 ジャーマンスープレックスホールド)×佐々木大輔

デビュー10周年を迎えた竹下幸之介の記念大会が竹下の地元である大阪・西成で開催された。第2ダークマッチでは空位となったアイアンマン王座決定時間差バトルロイヤルでは、フェロモンズが登場で全選手が揃うとフェロモンズの地獄門の前に退場選手が続出、そしてユニコーンも餌食に遭うが、その際に飯野の尻にユニコーンの角が刺さり、マスクが取れてしまったため飯野がディーノもろともが退場、最後は大鷲と平田の一騎打ちになり、平田が大鷲に延髄斬りから抱え上げようとしたが、大鷲の体重で押しつぶされて3カウントとなり、大鷲が王座を奪還する。
そして竹下のオカンである恵子さんから、大鷲に551の蓬莱の豚まんを勝利者賞としてプレゼントされるが、その際に平田が大鷲を丸め込んで3カウントとなり王座を奪取、平田が豚まんを奪おうとしたが、怒った恵子さんのラリアットが炸裂して3カウントとなり、恵子さんが王座を奪取、恵子さんは週刊プロレスの表紙奪取を宣言するという壮絶な幕開けで記念大会がスタートする。

竹下はダブルヘッダー出場ということで第1試合から登場、上野と組んでクリス&ライコスのCCKと対戦、試合はCCKが長時間に渡って上野を捕らえてリードも、上野はライコスにブレーンバスター、クリスのバックドロップを着地してから竹下に代わり、竹下はクリスにフライングラリアット、クリスのセントーンをキャッチしてブルーサンダーも、クリスのRKOから各選手が入って乱戦になる。
竹下のジャーマンを狙うが、クリスがサムソンクラッチからトラースキックも、ブラインドタッチしていた上野がミサイルキック、ライコスに竹下のラストライドからサンドイッチランニングニー、しかし37KAMINAのダイヤモンドハリケーンはライコスがウラカンラナで切り返す。
ライコスは上野にその場飛びバルキリースプラッシュを投下してからブレーンバスターを狙うと、竹下が阻止すると、ライコスは許しを請うが、竹下は構わず強烈なエルボーも、クリスが入るとCCKが合体ロボ式コードブレイカー、上野には合体RKOと合体技を連発、ライコスのブレーンバスター狙いは上野が阻止してドロップキック、WRはライコスが丸め込みを連発するが、竹下がジャンピングニーで援護すると、上野がシャイニングウィザードからBMEで3カウントを奪い、竹下はダブルヘッダー第1試合を勝利で乗り切る。

メインは竹下がこれまで何度も渡り合ったカリスマとシングルで対戦、序盤はグラウンドの攻防から読み合いを展開すると、カリスマの方から握手を求めて竹下が応じる。

ロープワークの攻防で竹下がゼロ戦キックを放ってカリスマを場外へ出すとプランチャを狙ったが、カリスマが避けると竹下の左脚に低空ドロップキック、イスで左脚を殴打、鉄柱に竹下の左脚を固定してからイスでフルスイングするなど左脚攻めで試合をリードする。
リングに戻るとカリスマがレッグロックで捕らえるが、セコンドのヒロシが歌で竹下を応援すると、カリスマはうるさいとイスでフルスイング、リングに戻ったカリスマは竹下に関節蹴りやヒップドロップで左膝を攻めてからクランチループで捕らえる。
それでも場外へカリスマを追いやった竹下はプランチャを狙うが、左脚を押さえてしまい、それを逃さなかったカリスマはリングに戻るが、竹下はカウンターのラリアットを放つも、串刺し狙いはカリスマが低空ドロップキック、串刺し狙いは竹下がラリアットで迎撃してフライングラリアットを放つ。
竹下は雪崩式ブレーンバスターで投げると、場外へ逃れたカリスマにノータッチトペコンヒーロを命中させ、リングに戻るとフロッグスプラッシュと攻勢をかけるが、串刺しは避けたカリスマはエディ・ゲレロ式エビ固めはレフェリーのチェックにあってカウントは叩かず、チンクラッシャーからスピアーは竹下がキャッチしてビックブーツ狙うも、カリスマは避けて竹下の右脚がトップロープに引っかかると、カリスマは竹下の軸足へ低空ドロップキックを放つ。
カリスマはヒットマンダイビングエルボーを狙うが自爆すると、竹下はブルーサンダーからラリアットは、カリスマが避けて佐々木式ウラカンラナを狙い、竹下がパワーボムを狙うがカリスマがフェースクラッシャーで叩きつけ、ミスティカは竹下が切り返して掟破りのクロスフェースも、カリスマが指をかんで逃れてクロスフェースで捕らえる。
ところが持ち上げた竹下は人でなしドライバーで突き刺すが自身も左膝を強打、カリスマがエプロンへ逃れると竹下がジャーマンで投げると、続けて場外ジャーマンを狙うが、カリスマが急所蹴りで逃れるとフロアでペティグリー、そしてトペスイシーダも、キャッチした竹下がフロアで垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
リングに戻ると竹下は切り返し合いからエルボーを放ってからパワーボムを狙うが、カリスマがカナディアンデストロイで切り返すと佐々木式ウラカンラナ、レフェリーに急所打ちを浴びせると、カリスマが竹下にイスでフルスイングしてからめったに見せないジャーマンスープレックスホールドを披露するが、レフェリーがダメ―ジでカウントが遅く、竹下はキックアウトする。
カリスマはラリアットを放つが、受けきった竹下がラリアットで返し、読み合いからジャンピングニー狙うも、避けたカリスマが膝裏へ低空ドロップキック、ペティグリーからミスティカ式クロスフェースで捕らえ、オーバークロスフェースへ移行するが、竹下がロープエスケープする。
カリスマは雪崩式ペティグリーを狙うが、竹下がラリアットでトップコーナーから叩き落とし、ザーヒーを炸裂させてからエルボーのラリーになると、竹下が打ち勝ち、再度のエルボーのラリーでも、竹下がまた打ち勝つ。
竹下の突進をカリスマがトラースキックで迎撃するが、カリスマの突進を竹下がジャンピングニーで迎撃するとジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い、ダブルヘッダー2試合目も勝利で飾った。
試合後に竹下は「自分のプロレスを磨きに磨き上げて成長させてくれたのは佐々木大輔のおかげです」と称えると、カリスマは「10周年おめでとう、オレに勝てれば世界に通用する、10年後に会おう」とエールを送って退場、竹下は座礼でカリスマを見送る。
そして竹下は10周年記念興行に駆けつけてくれた観客に挨拶すると、竹下の呼びかけで一部を除いた選手たちが揃い、そしてアイアンマン王者となった恵子さんも息子を抱きしめて10周年を祝福、竹下が締めくくって記念大会は幕を閉じた。

竹下は2012年8月18日、当時エル・ジェネリコと名乗っていたザミ・ゼイン相手にデビューし、1年後には新日本プロレスの棚橋弘至とも対戦するなど、デビューからDDTも大きな期待をかけたが、エリートというわけでなく、DDTも竹下の素質を大きく見込んでいたからこそ、デビューからいきなり大きなチャンスを与えた。
竹下はジャンボ鶴田から秋山準に伝承されたジャンピングニーを、秋山から伝授されたことで、すっかり自分のものにしてしまったが、これまで自分の時代を掴めなかった竹下にとって飛躍のきっかけになり、またコロナ渦の中でAEWにも遠征するなど、自分のプロレスの幅を広げていった。
竹下はDDTで頂点を極めると、小学校からの夢である世界一のプロレスラーになるため、AEWに現在また挑戦している。AEWではDDTでは戦えないレスラーがゴロゴロいるなかで悪戦苦闘しているが、それもまた竹下の経験となっている。竹下はいずれホームであるDDTに戻るのだろうが、世界一のプロレスラーになるための旅はまだまだ終わらない。

竹下幸之介選手、10周年おめでとうございます。

セミファイナルでは鈴木が参戦し坂口と組み、HARASHIMA&青木と対戦する。

鈴木と初遭遇となる青木はグラウンドの攻防を繰り広げ、青木がヒールホールドを仕掛ければ、鈴木もヒールホールドで返し、青木はロープエスケープする。
HARASHIMAと坂口の攻防の後で、HARASHIMAは青木に代わると、青木は鈴木との対戦を迫り、鈴木が再び対峙すると、青木は鈴木をアームロックで捕らえ、切り返し合いから青木はクロスヒールホールドで鈴木はロープエスケープする。そこで鈴木は青木を場外へ引きずり出すとイスでフルスイングし、リングに戻ると串刺しビックブーツからPKを浴びせ、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、青木が脇固めで切り返し、鈴木はロープエスケープする。
青木はミドルキック、突進する鈴木に飛びつき腕十字で捕らえて、鈴木はロープエスケープ、青木はエルボーの連打、鈴木は殴りつけるエルボーで返してラリーになり両者ダウンとなる。
HARASHIMAvs坂口に代わると、ミドルキックのラリーになるが、坂口のミドルキックをキャッチしたHARASHIMAはファルコンアロー、ハイキックから串刺し蒼魔刀を決めるが、蒼魔刀は坂口が飛びつき腕十字で捕らえ、ハイキックの相打ちも制した坂口が神の右膝で3カウントとなり、試合後は鈴木と青木が乱闘を繰り広げた。

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