オレがNOAHを創る…清宮海斗が鈴木秀樹を破りN-1 VICTORY2022を優勝!


9月3日 NOAH「N-1 VICTORY2022 GRAND FINAL」エディオンアリーナ大阪 2988満員

<第10試合 N-1 VICTORY 2022 優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【Bブロック代表】〇清宮海斗(33分23秒 片エビ固め)【Aブロック代表】×鈴木秀樹
※変型シャイニングウィザード

いよいよ優勝決定戦を迎えた「N-1 VICTORY2022」、今日はこの目で見定めるために現場であるエディオンアリーナ大阪まで出向いた。

序盤は両者がグラウンドの攻防も清宮は懸命に食らいつき、鈴木相手に五分に渡り合う。

鈴木がヘッドロックで捕らえてるとショルダータックルを浴びせるが、ロープワークの攻防になると清宮はバックエルボーからジャンピングエルボードロップ、フルネルソンの攻防から清宮がヘッドロックで捕らえ、鈴木が脱出を図っても執拗に絞めあげる。

しかしやっと抜けた鈴木は清宮の左腕を捕らえ、アームホイップからアームロックで反撃、清宮がタックルを狙っても、鈴木は潰しアームロック、エルボースマッシュ、しかし串刺し狙いは清宮がブーメランフォアアームで返し、ミサイルキックを命中させる。

清宮は再びヘッドロックを狙うが、鈴木がワンハンドバックブリーカーを決め、腰へのエルボーからボディーシザースで絞り上げて、清宮の腰を攻めるだけでなくスタミナを奪いにかかり、清宮は必死でロープエスケープする。

しかし鈴木の攻勢は続いてショルダースルーからボディーシザースと攻めたてるが、鈴木のエルボースマッシュに対し、清宮は打点の高いドロップキックで応戦、鈴木のワンハンドバックブリーカーを首投げで切り返してからドロップキックで場外へ出し、スライディングキックを狙う清宮を場外へ引きずり降ろした鈴木は花道でのジャーマンドライバーを狙うも、切り返した清宮はブレーンバスターで投げてから、花道ダッシュでドロップキックを命中させる。

リングに戻った清宮はジャーマンスープレックスホールド、タイガースープレックスを狙うが、逃れた鈴木はエクスプロイダーに対し、清宮はジャーマンで応戦、エルボーからエルボースマッシュのラリーになると、鈴木が強烈なカウンターエルボーを浴びせ、清宮の串刺しジャンピングニーをキャッチして叩きつける。

清宮はエプロンに逃れると、鈴木はエプロンでワンハンドスラムを敢行、雪崩式ダブルアームスープレックス、ダブルアームスープレックスを狙うが、清宮が堪え、鈴木がニーリフトを浴びせたところで、キャッチした清宮がドラゴンスクリューからシャイニングウィザードを炸裂させる。

清宮は2発目のシャイニングウィザードを狙ったが、避けられたところで足を取った鈴木はウイリアム・リーガル譲りのロイヤルストレッチで捕らえ、途中で形が崩れて清宮はロープエスケープ、鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが、鈴木の背後へ不時着した清宮がフランケンシュタイナー、タイガースープレックスホールド、ショートレンジシャイニングウィザードを連発して3カウントを奪い、念願だった「N-1 VICTORY 2022」の優勝を果たした。

試合後に優勝トロフィーを受け取った清宮は「N-1獲ったぞ!」とアピールすると、拳王を呼び込みGHCヘビー級王座に挑戦を表明するが、拳王は呼応したのか無言で退場、最後は清宮がマイクで大会を締めくくった。

内容的には清宮がどこでギアチェンジしてくるかがポイントで、鈴木も清宮のギアチェンジにヤマを張って武藤殺法の封殺に出たが、清宮がもう1段ギアチェンジをして自分の技であるタイガースープレックスホールド、ショートレンジシャイニングウィザードで一気に勝負に出た。直前会見では鈴木が清宮を「武藤敬司にとらわれてる」と言い放ったが、最後は自分の技で勝負に出たことで、武藤に囚われているいないというものを見せつけた。
そして拳王とのGHCヘビー級選手権が8・25愛知で実現することが決定した。清宮はN-1で拳王と引き分けた鈴木に勝ったという大きな自信を引っ下げて拳王に臨む。

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