7月26日 新日本プロレス「G1 CLIMAX32」後楽園ホール 1312人満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
高橋裕二郎 〇SHO(6分27秒 スネークバイト)×中島佑斗 大岩陵平
<第2試合 20分1本勝負>
石井智宏 〇矢野通(8分15秒 横入り式エビ固め)ジョナ ×バット・デュート・ティト
<第3試合 20分1本勝負>
ウィル・オスプレイ ジェフ・コブ 〇アーロン・ヘナーレ(8分5秒 アルティマ)後藤洋央紀 タマ・トンガ ×邪道
<第4試合 20分1本勝負>
オカダ・カズチカ 棚橋弘至 〇YOSHI-HASHI(9分2秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr タイチ ×TAKAみちのく
※しゃちほこラリアット
<第5試合 20分1本勝負>
内藤哲也 鷹木信悟 SANADA 〇BUSHI(10分5秒 エビ固め)ジェイ・ホワイト バットラック・ファレ エル・ファンタズモ ×外道
※MX
<第6試合 「G1 CLIMAX 32」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇チェーズ・オーエンズ(11分58秒 片エビ固め)【1敗=0点】×グレート・O・カーン
※パッケージドライバー
<第7試合 「G1 CLIMAX 32」Cブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】〇EVIL(10分13秒 リングアウト)【2敗=0点】×KENTA
<第8試合 「G1 CLIMAX 32」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=0点】〇ランス・アーチャー(11分50秒 片エビ固め)【1敗=0点】×トム・ローラー
※ブラックアウト
<第9試合「G1 CLIMAX 32」Dブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇デビット・フィンレー(24分1秒 片エビ固め)【1勝1敗=2点】×ジュース・ロビンソン
※トラッシュパンダ
「G1 CLIMAX 32」も後楽園2連戦に突入、メインは白星スタートしたジュースと、黒星スタートのフィンレーがDブロック公式戦で対戦。二人はともにタッグを組みIWGPタッグを奪取しWORLD TAG LEAGUEも、アメリカでもインパクトタッグ王座を奪取してきたが、ジュースがBULLET CLUB入りしたことで二人は敵味方に分かれて対戦となったが、試合前になると先入場したジュースは今日誕生日を迎えた阿部誠リングアナをKOしてマイクで自分自身をコールする。
阿部リングアナに代わり渡辺リングアナが代わりに入って試合開始、グラウンドの攻防からロープワーク攻防になると、ジュースがいきなりパルプフリクションを狙うが、逃れたフィンレーがドロップキックを放つ。ジュースが中指を立てて挑発すると、怒ったフィンレーは突進もエプロンに出したジュースはロープ越しでフィンレーの左腕にショルダアームブリーカー、場外戦でも鉄柱攻撃やエプロンに叩きつけ、鉄柵を使った攻撃で左腕攻めで先手を奪う。
リングに戻るとジュースはフィンレーの左腕をキャンバスに叩きつけてからアームロック、ジャンピングアームブリーカー、アームロック、逆水平からショルダアームブリーカーと左腕攻めを続けるが、突進はフィンレーが迎撃してエルボーアタック、バックブリーカーからネックブリーカーで反撃、串刺しヨーロピアンアッパーカットから、ダイビングヨーロピアンアッパーカットを狙うが、避けたジュースはフィンレーを担いで左腕からコーナーに叩きつけて、脇固めで追い詰めにかかるがフィンレーはロープエスケープする。
場外戦でジュースは鉄柵へハンマースルーを連発すると、場外マットを剥がしてパイルドライバーを狙うが、フィンレーがリバースしてフロアに叩きつけると、フィンレーはジュースを罵ってから鉄柵へハンマースルーを連発で倍返し、エプロンめがけてバックドロップで叩きつける。
リングに戻るとフィンレーはブリディッシュワンハンドバックブリーカー、後頭部へエルボーアタック!ジュースの左手を踏みまくってからキャンバスに叩きつけまくると、ロープを使って左手攻めから、左手に噛みつくが、その際にジュースがコーナーパットを外し、ジュースはサミングで反撃してから鉄柱にフィンレーの左腕を叩きつける。
ジュースは金具でのチョーク攻撃から雪崩式ブレーンバスターを狙い、一回転したフィンレーはサンセットフリップボムを狙うも、ジュースが逃れてナックルからプリンスズスロウン、キャノンボールから雪崩式ブレーンバスターと畳みかけ、リストを離さないジュースはブレーンバスターを狙うも、フィンレーはトラッシュパンダを決める。
ジュースは場外へ逃れ、フィンレーはリングに戻すと再びトラッシュとパンダを狙うが、逃れたジュースがナックルからパルプフリクションを決め、勝負あったかに見えたが、フィンレーはカウント2でキックアウトし、ジュースは海野レフェリーに抗議するが受け入れられない。
ジュースは雪崩式パルプフリクションを狙うが、逃れたフィンレーはPrima NoctaからACID DROPと畳みかけるも、カバーはジュースが足を延ばしたためブレークとなる。
フィンレーはトラッシュパンダを狙うが、ジュースが逃れてもフィンレーはラリアットで場外へ出してからプランチャは、ジュースがナックルで撃墜してからフロアの上でパイルドライバーで突き刺し、リングに戻ってジュースはナックルからロックスライドはフィンレーが逃れてたところで、ジュースが突進も海野レフェリーに直撃してしまう。
海野レフェリーがダウンしている間に、ジュースはIWGP USベルトで一撃を狙うが、避けたフィンレーはフィンレー家伝統のアイテム・シレイリで一撃してジュースをKOすると、更にトラッシュパンダでダメ押しして3カウントを奪い公式戦初勝利を収めた。
試合後のフィンレーはマイクを持ち日本語で挨拶するとUSベルトを持って「このベルトはオレのものになった」とアピールして、現US王者のオスプレイに対して宣戦を布告、そして残り試合は全て勝ってG1も優勝するとアピールしてメインを締めくくった。
後楽園のメインということで互いに意識したのか、激戦となったが、最後は父であるデイブ・フィンレーから受け継がれた伝統のアイテムという切り札を持っていたフィンレーが優った。しかしフィンレーだけでなくジュースも後楽園のファンを沸かせるぐらいに成長を果たしていた。二人もいずれはジェイ、オスプレイ、ザックに並び立つ存在になることは間違いないだろう。あたDブロックはフィンレーがUSベルトを奪ったことで、USベルトの行方もリーグ戦のカギになってくる。
セミファイナルではAブロック公式戦、注目の前STRONG王者であるローラーの初公式戦が行われ、1敗スタートのアーチャーと対戦した。
開始からロックアップになってもアーチャーが突き飛ばし、串刺しを避けたローラーはドラゴンスクリュー狙いもアーチャーは堪え、フロントネックロックもアーチャーは投げて逃れ、エルボーのラリーでもアーチャーがパワーで圧倒する。
ローラーは左右のローキックで切り崩しのかかってからのショルダータックル狙いは、アーチャーがカークラッシュショルダータックルで弾き飛ばし、場外戦を仕掛けてローラーを鉄柵へハンマースルー、エプロンへバックドロップで叩きつける。
リングに戻るとアーチャーがニーリフト、串刺しバックエルボーを連発するが、避けたローラーはジャブの連打、アーチャーの足を踏んでからハンマースルーも、アーチャーが逆にコーナーに叩きつけ、マウントナックルやビンタを浴びせていく。
アーチャーはブレーンバスターホイップからレインメーカーを狙うが、逃れたローラーが低空ドロップキック、スイングDDTの要領でフロントネックロックを仕掛け、首へのエルボーを連打も、逃れたアーチャーはビックブーツを浴びせ、掴もうとしたところでローラーが腕十字を仕掛け、逃れたアーチャーを押さえ込むと、ローラーはエルボーの連打、ローキックからローリングエルボー狙いは、アーチャーがキャッチも、ローラーはフロントネックロックで捕らえ、アーチャーがロープエスケープしても、ローラーはエプロンで首相撲からニーリフトを連打を浴びせていくが、ローリングエルボーをキャッチしたアーチャーがキャッチし、場外のアイザックスめかげてチョークスラムで叩きつける。
リングに戻るとアーチャーがレインメーカー式フラックホールスラムからチョークスラムを狙うが、逃れたローラーは裏投げから腕をクロスしてニーストライク狙うも、逃れたアーチャーがブラックアウトを狙い、ローラーはスリーパーで捕らえるが、アーチャーがバックスラムで逃れる。
ローラーはハイキックからスリーパーを狙うが、アーチャーが逃れると、セカンドコーナーにローラーを乗せナックルからブラックアウトで3カウントを奪い完勝、ローラーの技術もアーチャーの体格の前に思うように決まらなかった。
第7試合ではCブロック公式戦として1敗スタートのKENTAvs初戦のEVILによる、BULLET CLUB同士による対戦が実現し、開始からEVILはBULLET CLUB同士ということで握手を求めるが、KENTAが応じたところで、EVILが奇襲を狙って、KENTAは距離を取り、、今度はEVILがToosweetポーズを求めるがKENTAがサミングで応じると、KENTAが場外へ出てリング下に隠してあった自伝をEVILに差し出してて読めと要求、EVILは読んだが捨てて襲い掛かって場外戦になり、KENTAが怒って鉄柱攻撃から自伝で殴打してから放送席に預け、木槌で殴打もEVILはゴングでガードしてからKENTAを阿部リングアナへの誕生日プレゼントとしても本部席に叩きつけてひっくり返し、マイクでKENTAにギブアップを迫る。
リングに戻るとEVILは剥き出しコーナーにKENTAを叩きつけてから、東郷との連結コブラツイストを狙うが、切り返したKENTAが東郷の手を掴んで連結コブラツイストを完成させ、マウントナックルを連打からミドルキック、ローキック、ソバットを打ち込むが、EVILはサミングからレフェリーを巻き込むと東郷が入ってマジックキラーを決める。
EVILはEVILを狙うが、今度はKENTAがレフェリーを巻き込んで阻止するとDDTで突き刺し、松葉杖を持ち出すと殴打を狙うが、東郷が取り上げたところでKENTAが倒れ、東郷がレフェリーから注意を受けると、KENTAがEVILを東郷と交錯させてから丸め込みを連発する。
怒ったEVILはKENTAにサミングから剝き出しコーナーに叩きつけ、SCORPION DEATH LOCKを狙うが、KENTAがGAMEOVERで切り返したところで照明が消えると、EVILがTシャツで首を絞めるがレフェリーに取り上げられる。
KENTAは場外へ逃れると追いかけたEVILはEVILホームランを狙うが阻止したKENTAがイスチャンバラに持ち込み、KENTAが制してイスで殴打、EVILが先にリングに戻って、KENTAもリングに戻ろうとしたが、リング下に隠れていた東郷がKENTAの足を掴んで動けなくしたため、KENTAはリングアウト負けとなってしまう。
試合後に怒るKENTAにEVILと東郷が謝り、照明を消した張本人であるSHOまで駆けつける。そこで東郷がKENTAの自伝をPRしてご機嫌を取ったため、KENTAも一応許した。
第6試合のBブロック公式戦、黒星スタートのオーエンズは初戦のO・カーンと対戦も、後入場したO・カーンがアピールしているところで、オーエンズはパウダーを投げつけ開始となり、オーエンズがナックル、顔面へのロープこすりで先手を奪い、視界を奪われたO・カーンは反撃も避けられまくり、オーエンズが背中への引っ掻きからノーザンライトスープレックスホールド、対角コーナーに叩きつけてからネックブリーカーと先手を奪う。
オーエンズはナックルを連打、サミング、レッグブリーカー、トーホールド、左膝へニードロップと足攻めから張り手、ニーリフトからブレードバスターブ狙い腫れ、O・カーンはブレーンバスターからパンケーキで反撃してマシンガン式モンゴリアンチョップを乱打して流れを変えようとする。
O・カーンはオーエンズの後頭部へ串刺しラリアットから背中にモンゴリアンチョップ、コーナーに逆さ吊りにしてブレーンクロー、顔面へスライディングキック、便座式押さえ込みから王統流二段蹴りと放って、突進するオーエンズをO・カーンはエプロンへショルダースルーで出すが、オーエンズはロープ越しのハイキックからロープ越しのコードブレイカー、ラリアットで反撃し、O・カーンの突進を避けて場外へ出して逆トペを狙ったが、避けたO・カーンはオーエンズの首根っこを捕まえてエプロンにドリブルのように何度も叩きつけるスラムダンク攻撃で痛めつける。
リングに戻ったO・カーンはエリミネーターを狙うが、逃れたオーエンズはエディ・ゲレロ式エビ固めはレフェリーがカウントを取らず、オーエンズはコーナーめがけてサンセットフリップボムからCトリガーはO・カーンがクローでキャッチして大空スバル式羊殺しで捕らえ、シュミット流バックブリーカーから大空スバル式羊殺しホロバージョンへと移行する。
O・カーンはTTDからエリミネーターを狙うが、オーエンズは逃れて突進すると、O・カーンはエプロンへ追いやるが、オーエンズはトップロープめがけてスタンガンでO・カーンを怯ませると、Cトリガーからパッケージドライバーで3カウントを奪い公式戦初勝利、O・カーンは黒星スタートとなった。