7月9日 東京女子プロレス「SUMMER SUN PRINCESS ’22」大田区総合体育館 1130人
(試合内容は実況ツイートより)
<第7試合 30分1本勝負>
〇山下実優(13分39秒 首固め)×サンダー・ロサ
<第8試合 プリンセスタッグ選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者組】〇赤井沙希 荒井優希(24分38秒 体固め)【第9代王者組】坂崎ユカ ×瑞希
※ダブル新人賞
☆マジカルシュガーラビッツが6度目の防衛に失敗、令和のAA砲が第10代王者となる
<第9試合 プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負>
【第10代王者】〇中島翔子(19分23秒 片エビ固め)【挑戦者】×辰巳リカ
※ダイビングセントーン
☆中島が4度目の防衛に成功
東京女子プロレスが大田区総合体育館でビックマッチを開催、今回は集客人数50%ながらも声援解禁となり、館内から声援が送られた。
メインはプリンセス・オブ・プリンセス選手権、王者の中島に辰巳が挑戦、開始から中嶋の突進を辰巳がいなしてヘッドロックからグラウンドを仕掛け、足を取った中島がレッグロックも、辰巳がヘッドロックから首投げに対して、中島がヘッドシザース。辰巳がヘッドロックで捕らえると、読み合いから中島がアームホイップ、ドロップキック、読み合いから中島がトップコーナーも辰巳がドロップキックで動きを止める。
辰巳はよっしゃいくぞエルボードロップから、エプロンで中島を寝かせると花道から膝めがけてランニングエルボーバットを浴びせ、鉄柱攻撃から中島をリングに戻したが、中島がトペスイシーダで強襲してからトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると中島はロープ越しのアトミコ、サードロープへシーソーホイップ、ヘッドハンター、首四の字と首攻めで流れを変え、辰巳はロープエスケープし、中島は串刺しも辰巳が避けて中島はバク宙するが、着地して足を押さえてもドロップキックを放つと、それを逃してなかった辰巳が低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、ドロップキックから足四の字固めで反撃して、中島はロープエスケープするも、場外戦で辰巳が鉄柱に中嶋の右膝を叩きつけてから右膝にドロップキックを放つ。
辰巳はニークラッシャーを狙うが、逃れた中島は切り込み式フォアアーム、コーナーめがけてブルドキングヘッドロックからミサイルキック、バタフライロックから無人在来線固めで捕らえて、辰巳はロープエスケープ、中島は二段式619を狙うが、キャッチした辰巳がドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえて追い詰めにかかり、中島が必死でロープエスケープする。
辰巳はツイストオブフェイドを狙うが、逃れた中島がパワースラムからバタフライロックで捕らえ、辰巳がリバースして逃れると、ヒップアタックからツイストオブフェイド、ミサイルヒップは中島が丸め込んでウラカンラナは辰巳がキャッチしてパワーボムで叩きつけ、中島が場外へ逃れても、辰巳はトップコーナーからヒップアタックスイシーダを命中させる。
リングに戻って辰巳はトップコーナーへ昇るが、中島が雪崩式フランケンシュタイナーを敢行し、エルボーのラリーから、辰巳が一撃を浴びせてヒップアタックも、中島がノーザンライトスープレックスで応戦して、619、そしてノーザンライトスープレックスを狙うと、辰巳がドラゴンスリーパーで切り返した!Skull Endへ移行して絞めあげ、レフェリーも落ちたと判断して試合終了のゴングを鳴らそうとする。ところが中島が切り返してダブルアームDDTからダイビングセントーンで3カウントを奪い防衛に成功した。
中島は辰巳を「強かった」と称える、「これからもまた勝ちづづけるからまたその先会えると思う」と退場するエールを送り、観客に挨拶して「声援が心の支えになった、自分らの戦いで元気になって欲しい、自分らも成長していく、まだまだ止まらず突っ走る」とアピールして締めくくった。
内容的には辰巳が自分の全力をぶつけに来たが、ドラゴンスリーパーで絞めあげたところで、レフェリーが止めようとしたしぐさを見て、落ちたと判断したのか油断したところで中島に一気に逆転を許してしまった。
今回は集客数50%ながらも声出し応援が解禁ということで、選手の応援コールなど巻き起こったが、声援があると活気が違ってくるし、選手にとっても活力になってくる。これからは声援解禁の団体もどんどん増えてくるだろう、また感染拡大傾向で不安定状況が続くが、早く集客数100%の状況で声出し解禁の日が来ることを願いたい。
セミファイナルではプリンセスタッグ選手権、絶対王者組の坂崎&瑞希のマジカルシュガーラビッツに赤井&荒井の令和のAA砲が挑戦した。
AA砲は瑞希に連係からダブルビックブーツを浴びせ、赤井がレッグシザースからヘッドシザースも、瑞希が赤井の足を噛んで逃れると、怒った赤井はサッカーボールキックを浴びせ、代わった荒井が瑞希にボディースラムで続くが、瑞希が控えの赤井をクロスボディーで場外へ排除すると。坂崎は荒井を場外へ追いやり、マジラビが二人同時プランチャスイシーダを命中させる。
リングに戻っても代わった坂崎が荒井にボディースラムを連発と,、荒井を捕らえて試合をリードし、グロッキーになった荒井を坂崎が赤井へ投げつけると、交代した赤井は坂崎とエルボーのラリーも赤井が連打からミドルキックを浴びせてコブラクラッチで捕らえる。
逃れた坂崎は赤井をタックルからカーフキラー、タランチュラで反撃してスワンダイブミサイルキックを命中させると、阿吽を狙うが避けた赤井が水面蹴りからPK、串刺しビックブーツからトップコーナーへ昇り、坂崎が追いかけるが、赤井が雪崩式サッキーカッターで落とせば、坂崎もteaTimeで応戦する。
代わった瑞希に赤井がビックブーツから荒井に代わり、荒井はドロップキックから串刺しビックブーツ、ビックブーツからサソリ固めで捕らえて、瑞希はロープエスケープ、荒井はフルネルソンバスターを狙うが、瑞希が逃れるとエルボーのラリーは荒井が競り勝つも、ドロップキックは自爆すると瑞希がフットスタンプ、ドロップキック、エプロンでうつ伏せにするとフットスタンプからクロスフェースで捕らえて追い詰めにかかり、荒井が必死でロープエスケープする。
瑞希はトップコーナーへ昇るが、荒井がビックブーツで場外へ落とすと、赤井がエプロンPKを浴びせて瑞希をリングに戻すと荒井がフルネルソンバスター、赤井が入ってダブルビックブーツ、赤井が前落としからダブルニーアタック、ハイキックと攻め、瑞希がきゅるりんどんも、赤井は三角絞めで捕らえ、瑞希は必死でロープエスケープする。
赤井はブレーンバスターを狙うが、坂崎がカットに入って延髄斬り、マジラビが合体回転エビから坂崎がTeaTimeで応戦し、荒井が入ってもマジラビはトイストーリー1、そしてトイストーリー2を狙ったが、赤井が阻止すると、赤井は瑞希めがけて坂崎をブレーンバスターで投げ、ケツアルコアトルは瑞希が投げ返してキューティースペシャル狙いは、赤井が阻止してハイキックからバスソーキックを放つ。
赤井が瑞希に新人賞を狙うと、坂崎がカットに入って乱戦になるが、荒井が瑞希にFinallyを炸裂させ、再度Finallyを狙うが、坂崎が庇い食らってしまう。
赤井が孤立した瑞希にハイキックからケツアルコアトルを決めると、荒井とのダブル新人賞で3カウントを奪い、荒井はデビュー1年で初戴冠を果たす。前半はマジラビペースだったが、試合途中で欲を出したか、荒井より赤井を標的にし出してしまい、また瑞希が一人で試合をする時間を作り過ぎていた。荒井はマジラビにいいようにされてきたが、絶対王者組を破った自信は大きいし今後にもつながってくる。
第7試合では山下がAEW世界女子王者となって2年ぶりに参戦を果たしたロサと対戦し、山下はローキックに対してロサは張り手で返すと、串刺しエルボースマッシュからスライディングラリアットを放ち、山下は首投げからサッカーボールキックを放てば、ロサも首投げからサッカーボールキックでやり返してラリーになる。
ロサはボディースラム、首へのエルボーの連打からスリーパーで絞めあげる。逃れた山下はサッカーボールキックの連打からローキックの連打、コーナーに叩きつけるからストマックブロック、ワンハンドバックブリーカー狙いはロサがヘッドシザースホイップで場外へ出すと逆トぺスイシーダを命中させる。
場外戦でロサがエプロンめがけてバックドロップで叩きつければ、山下はエプロンPKで応戦し、リングに戻るとコブラクラッチで捕らえるが、ロサはロープエスケープする。
山下はソバットからハイキックは避けたロサがスタナー、串刺しジャンピングラリアット、ダブルニーアタックからドロップキックを連発、ノーザンライトスープレックスホールドを決める。
エルボーのラリーからロサがカサドーラ式フットスタンプ、トップコーナーへ昇るが、山下がハイキックから落とすとミドルキックも、ハイキックはキャッチしたロサは張り手の連打、それでも山下はハイキックも、ロサはフロントキックからデスバレードライバーを決め、ブレーンバスター狙いは、逃れた山下がスカルキック、ジャーマンスープレックスホールドと畳みかけ、アティテュード・アジャストメントはロサが丸め込むも山下が丸め込んで3カウント奪い、AEW女子王者のロサを破り、試合後のロサはAEW女子王座をかけて再戦を要求した。