「流血無双トーナメント」は波乱の開幕でGOGOGOだぜ!アストロノーツがストロングBJと壮絶ドロー!


6月27日 大日本プロレス「流血無双トーナメント開幕戦」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇関札皓太 吉野達彦 梶トマト(7分29秒 片エビ固め)橋本和樹 永尾颯樹 ×星野良
※フロッグスプラッシュ

<第2試合 20分1本勝負>
〇中之上靖文 浜亮太 加藤拓歩(7分24秒 逆エビ固め)橋本大地 菊田一美 ×吉田和正

<第3試合 凶器持ち込みタッグデスマッチ 20分1本勝負>
”黒天使”沼澤邪鬼 〇谷口裕一(7分57秒 WARスペシャル)×伊東竜二 高橋匡哉

<第4試合 有刺鉄線ボードタッグデスマッチ 30分1本勝負>
塚本拓海 〇アブドーラ・小林(8分45秒 源之助クラッチ)×石川勇希 若松大樹

<第5試合 BJWタッグ選手権試合 30分1本勝負>
【第58代王者組】野村卓矢 △阿部史典(30分時間切れ引き分け)【挑戦者組】△岡林裕二 関本大介
☆アストロノーツが初防衛に成功

<第6試合 流血無双トーナメント1回戦 画鋲デスマッチ 30分1本勝負>
〇影山道雄(10分29秒 雁之助クラッチ)×宮本裕向

<第7試合 流血無双トーナメント1回戦 雨過天晴デスマッチ 30分1本勝負>
〇神谷英慶(16分21秒 片エビ固め)×木髙イサミ
※バックドロップ

ドリュー・パーカーがフリーになり大日本プロレスを離れたことを受けてデスマッチヘビー級王座は返上し空位になったことを受けて、王座決定トーナメント「流血無双トーナメント」が開幕、14選手がエントリーしたが、参加予定だった兵頭彰が血液検査で異常数値が出てため2週間の欠場となり、それを受けて7・10新太平洋大会で対戦するはずだった星野勘九郎戦は不戦敗となり、星野は労せず2回戦に進出した。

そして1回戦はセミファイナルの宮本vs昨年からデスマッチ戦線に参戦した”チームでら”の影山から始まり、試合形式も画鋲デスマッチということで、コーナーには画鋲ボード、反対側には画鋲ゾーンが設置された。
宮本が影山を画鋲ゾーンへレッグシザースで倒し、影山は画鋲への直撃は堪えたところで、宮本がフットスタンプで画鋲ゾーンに直撃させ、更に影山を逆立ち状態にて画鋲ゾーンに押し込み、更に画鋲ボードに影山をこすりまくってボディースラムと、影山に画鋲の洗礼を浴びせる。
影山は流血するが、エルボーのラリーに臨み、宮本が影山の額にエルボースタンプからフィストドロップも、影山はレッグラリアットで反撃してソバットコンポからDDT、画鋲ゾーンをリング中央にセットしてカミガゼで宮本を直撃させてからバスソーキックを浴びせる。
宮本は影山を豹魔殺しからスリーパーで捕らえたまま、影山の口の中へ画鋲入れてソバットコンポ、チンクラッシャーからミドルキックと浴びせるが、ラリアットは影山が切り返して雁之助クラッチも、キックアウトした宮本が画鋲ゾーンのばら撒くとローリングクレイドルで画鋲の上を大回転する。
宮本が画鋲ボードを置くとブレーンバスターを狙うが、切り返した影山が画鋲ボードへファルコンアローからバスソーキックも切り返した宮本が雁之助クラッチで丸め込み、アイルビーバックから低空ドロップキック、セカンドロープに画鋲ボードをセットしてパワーボム、バルキリースプラッシュと畳みかける。
宮本の画鋲ボードへファイヤーサンダー狙うが、逃れた影山が雁之助クラッチで3カウントを奪い、影山は元デスマッチ王者である宮本を破る金星を挙げる。
試合後の影山は勝利をアピールして宮本に座礼して敬意を表し、宮本も逆転負けを悔しがるが、潔く敗戦を認め、上へ上がっていけとエールを送った。影山もデスマッチ戦線に参戦してからは伊東などにかわいがられてきたが、一つの結果を出し、また元デスマッチ王者である宮本を破ったことで、デスマッチ王者挑戦への道も開けてきたと思う。

メインはイサミと神谷が対戦し、雨過天晴デスマッチということで、ロープ二面には蛍光灯が吊るされるも、コーナーにはタイルが貼られたタイルボードがセットされた。
開始から互いに蛍光灯を持つも、奪ったイサミが2本で神谷をフルスイングし、蛍光灯の切っ先で額を抉る。ロープの蛍光灯をクラッシュさせながらのぶつかり合いは、神谷が制して蛍光灯でイサミをフルスイングすると、タイルボードに叩きつけた。
互いにロープの蛍光灯へハンマースルーでクラッシュし合うと、神谷が制して蛍光灯束を2本置いてからボディースラムでクラッシュ、イサミは逆水平も神谷は張り手で返して、破片を神谷に投げたイサミはランニングエルボーを放ち、突進する神谷にボディーブロー、串刺しジャンピングビックブーツから蛍光灯束へ雪崩式フランケンシュタイナーで直撃させる。
気合いが入った神谷はTシャツを脱いでぶちかましから、蛍光灯束を持ってぶちかましでクラッシュ、ボディースラムからダイビングエルボードロップを投下したが、イサミが腕十字で捕らえると、神谷がバスターから突進はイサミが場外へ追いやるとトペコンヒーロを命中させる。
イサミはタイルボードとギガラダーを投入してリングに戻り、ギガラダーを回転しながら神谷に直撃させると、蛍光灯束をセットしてのダイビングダブルニードロップでクラッシュさせてからギガラダーブレイクを狙うが、神谷が追いかけるとエルボーのラリー、頭突きで神谷が制するとギガラダーから雪崩式ブレーンバスターで落とす。
神谷がタイルボードをコーナーにセットすると無双でイサミを直撃させると、ブレーンバスターはイサミが逃れてエルボーのラリーも神谷が制し、イサミはビックブーツから垂直落下式ブレーンバスター!ギガラダーブレイク狙いはまた神谷が起きて追いかけるも、イサミが頭突きで落としてからギガラダーブレイクを命中させたが、神谷はカウント2でキックアウトする。
イサミは神谷の後頭部へ踵落としから勇脚・斬を浴びせるが、絶槍をキャッチした神谷はリアルブレーンバスターからラリアットも、ガードしたイサミは絶槍からギガラダーブレイクを命中させる。
イサミは神谷の後頭部へ踵落としから勇脚を狙うが神谷がラリアットで迎撃し、最後はラリアットからバックドロップで3カウントを奪い2回戦に進出した。
試合後の神谷は「今回のトーナメントで一番闘いたかったのはイサミさんで、イサミさんからたくさんのことを教わりましたが、今日はその成果が少しでも出せたと思います」とアピールすれば、イサミは「下手なことを教えるものではなかった」と後悔しつつ「デスマッチ制覇を目指せ!」とエールを送り、最後は神谷が「大日本プロレスはGOGOGO!だぜ!」で締めくくった。
1回戦で早くもデスマッチ王者だったイサミと宮本が脱落するという波乱のスタート、果たして誰が決勝に進出して王者となるのか?

第5試合ではBJWタッグ選手権試合が行われ、王者のアストロノーツに岡林&関本のストロングBJが挑戦、野村vs関本で始まり、関本がフィンガーロックの攻防で押し込むと野村がブリッジで返し、ヘッドロックで捕らえる関本にヘッドシザースで返す。
阿部に代わると関本にスリーパーで捕らえると、関本はハンマーロックから阿部の腕をクロスして絞めあげるれば、阿部が切り返すも、関本はパワーで切り返した、阿部が抜けて切り返すが関本が投げる。
岡林に代わると、阿部にヘッドロックからショルダータックル、突進を避けた阿部はエプロンの岡林にビックブーツで場外へ落とすとエプロンからPK、野村が加勢して場外ダブルブレーンバスターを狙うが岡林が一人投げ返す。
リングに戻ると岡林が阿部にサッカーボールキック、阿部はエルボーの連打も受け流した岡林が逆水平、代わった関本がエルボードロップ、阿部のボディースラム狙いを逆に投げ、岡林がボディースラムで続くなど、ストロングBJが阿部を捕らえてリードする。
岡林が突進すると。阿部がドロップキックで迎撃して野村に代わり、野村がエルボーの連打から串刺しエルボー、ハーフラッチスープレックスからPKは岡林がキャッチして逆水車落としで叩きつけ、代わった関本も串刺しスピアーからバックフリップで投げると、ラリアットを狙うがキックで迎撃した野村はボディースラム、代わった阿部も低空ドロップキックから回転浄土宗で続き、ドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえ。関本はリバースも阿部が元に戻したところで岡林がボディープレスでカットする。
代わった岡林は阿部に串刺しラリアット、阿部が張り手も岡林は逆水平で返し、阿部はブレーンバスターも岡林がブレーンバスターで応戦してから逆エビ固めで捕らえて追い詰めにかかり、関本を振り切った野村がカットも岡林が排除する。
岡林は突進するが、阿部がフランケンシュタイナーから伊良部パンチも、岡林がラリアットで応戦、関本vs野村に代わり、野村はエルボーを乱打に対し、関本はマシンガンチョップで応戦するが、野村はビンタからマシンガンミドルを浴びせる。
ここで阿部が入りアストロノーツが関本にビンタのサンドバックタイムからサンドウィッチPKを浴びせ、野村が腕十字で捕らえるが、関本はロープエスケープするも、野村はショルダアームブリーカーで左腕攻めから串刺し狙いは、関本がドロップキックで迎撃してブレーンバスター狙いは野村が投げ返し、ここで岡林と阿部が入って、岡林が往復ビンタも阿部はジャンピングハイキックで応戦するが、岡林がショルダースルーで排除すると、関本は野村にスピアーからサソリ固めで捕らえる。そこで阿部がお卍固めでカットも、岡林がブレーンバスターで排除すると、野村がドロップキックで岡林を排除する。
野村と関本がエルボーのラリーになると、野村が往復ビンタも関本が頭突きで返してからラリアットは、避けた野村はジャーマンも関本もジャーマンで応戦、阿部vs岡林に代わると岡林がショルダータックルからアルゼンチンバックブリーカーで担げば、関本も野村にアルゼンチンバックブリーカーで続くも、逃れたアストロノーツはお卍固めの競演で応戦する。
しかし岡林が阿部を持ち上げると野村に叩きつけると、ストロングBJは阿部にトレイン攻撃から合体アバランシュホールドで蹂躙するが、野村が必死でカットして岡林にジャーマンで投げてから、関本にラリアット、しかし関本がフルネルソンで絞り上げたままで岡林が眉山式ドラゴンスープレックスで野村を排除する。
岡林が阿部に後頭部ラリアットからパワースラム、ラリアットからパワーボムを狙うが、切り返した阿部がお卍固めで捕らえるも、関本がカット!阿部は伊良部パンチも岡林がラリアットで応戦してゴーレムスプラッシュを狙いにコーナーへ向かうが、阿部は足を掴んで阻止する。
それでも岡林がラリアットからゴーレムスプラッシュを投下したが、阿部が剣山で迎撃で迎撃し、岡林がラリアットからパワーボム狙いも、阿部がフランケンシュタイナーで切り返して連続カバーしたところで時間切れ引き分けとなって、アストロノーツが防衛も、引き分け防衛では納得しないアストロノーツが再戦を要求すれば、ストロングBJも呼応した。
パワーやスタミナでもストロングBJが圧倒的だったが、アストロノーツが押し返して引き分けに持ち込んだ。それだけアストロノーツが成長している証でもあり、大日本プロレスを代表するチームになった証かもしれない。

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