6月19日 DDT「KING OF DDT 2022 2nd ROUND」後楽園ホール 430人
(試合内容は実況ツイートより)
<ダークマッチ 15分1本勝負>
〇男色”ダンディ”ディーノ 今成”ファンタスティック”夢人(7分27秒 漢固め)大鷲透 ×平田一喜
<第1試合 30分1本勝負>
▲MJポー KANON(11分1秒 両軍リングアウト)坂口征夫 ▲岡谷英樹
<第2試合 THE KICKBOXING MATCH 3分5R>
町田光 〇伊橋剛太(3R1分42秒 片エビ固め)青木真也 ×小嶋斗偉
※ムーンサルトプレス
<第3試合 30分1本勝負>
MAO 〇勝俣瞬馬 岡田佑介 高鹿佑也(13分33秒 エビ固め)火野裕士 納谷幸男 クリス・ブルックス ×石田有輝
※ムーンサルトプレス
<第4試合 KING OF DDT トーナメント 2回戦 時間無制限1本勝負>
〇樋口和貞(4分41秒 体固め)×高梨将弘
※ブレーンクロースラム
<第5試合 KING OF DDT トーナメント 2回戦 時間無制限1本勝負>
〇秋山準(11分34秒 セクシーパラダイスロック)×飯野”セクシー”雄貴
<第6試合 KING OF DDT トーナメント 2回戦 時間無制限1本勝負>
〇上野勇希(19分49秒 片エビ固め)×佐々木大輔
※WR
<第7試合 KING OF DDT トーナメント 2回戦 時間無制限1本勝負>
〇吉村直巳(19分24秒 片エビ固め)×HARASHIMA
※Osaka Pride
6・16新宿から開幕した「KING OF DDT 2022」は後楽園大会で2回戦に突入、第4試合ではまず1回戦で納谷を降した樋口と、欠場の遠藤哲哉から不戦勝となった高梨が対戦、後入場の高梨が登場するも、正体は高梨のコスチュームを着用したバリアン・アッキで、背後から高梨が樋口を襲撃して開始となり、タカタニックを狙うが、樋口が逃れてダブルチョップ、逆水平を連打を浴びせてロープへ振るが、替え玉のアッキが場外へ出して高梨と一緒に引き挙げてしまう。
試合放棄かと思われたが、高梨とアッキはグルグル回ってブラックハーツ戦法を狙うも、高梨ではなくアントーニオ本多だった。
二人を排除した樋口に、また背後から高梨が樋口を襲撃して丸め込むも、怒った樋口がスティーブ・ウイリアムス式オクラホマスタンピート、串刺しラリアットからブレーンクロースラムは高梨がカサドーラで丸め込み、タカタニック狙いは、樋口がカナディアンバックブリーカーで高梨がギブアップして、試合終了のゴングが鳴らされて樋口のテーマが鳴るも、ゴングを鳴らしたのはDJニラで本部席をジャックしていた。
ニラに気を取られた樋口に高梨はロケットパンチも、タカタニック狙いは樋口がブレーンクロースラムで叩きつけて3カウントを奪い、準決勝に進出する。
第5試合の秋山vs飯野は、飯野との対戦を嫌がっていた秋山は表情が冴えないまま登場、秋山が散々ロックアップを仕掛けても、飯野がセクシーポーズを取るなど焦らしまくり、腰フリで牽制する。
ロックアップから秋山がヘッドロックで捕らえて、ぶつかり合いは飯野が制して添い寝カバーは、秋山が嫌がって慌ててキックアウトする。
秋山は場外戦を仕掛けて飯野を鉄柱に叩きつけ、鉄柵を使った電気アンマで悶絶させると、リングに戻って首投げから飯野を大股開きにして股間にニーを落とし、パイルドライバーも、秋山は張り手も感じ出した飯野はコスチュームを脱ぎだしてOバック姿になる。
飯野は指差しで挑発し、指を掴んだ秋山はブレーンバスター狙いは、飯野が投げ返してから串刺しボディーアタック、秋山をコーナーに逆さ吊りにすると、大股開きになった飯野は秋山の顔面めがけて尻を押し付け、秋山がダウンする。
飯野は新兵器であるアースホースを投入し、自らの尻に刺して、秋山の口に突っ込もうとするが、秋山が必死で抵抗してセコンドの大石真翔の口に突っ込む。
秋山はランニングニーからフロントネックロックで捕らえて、ニーアッパーから突進するが、飯野がバックフリップからセクシーインベーダーを投下、そして新兵器のアースバキュームを投入するが迎撃した秋山がバキュームを奪って飯野を吸い込み、ニーからエクスプロイダーで投げる。
秋山は飯野をパラダイスロックで捕らえると、飯野の口と尻ホースを突っ込んだため、飯野がギブアップとなり準決勝に進出、秋山がダメ押しで客席に向けて飯野の尻を開いて見せ、精神的大ダメージを与える。
セミファイナルのカリスマvs上野は、試合前にカリスマはセコンドはいらないとしてKANONとポーをバックステージに下げて開始となる。グラウンドの攻防からカリスマが握手を求めて、上野が応じたところでカリスマにキックを狙ったが、上野がキャッチし、カリスマはヘッドロックも上野は丸め込み、カリスマのペティグリーを阻止してエルボードロップ、急所蹴りも阻止してブリザードスープレックスホールドと先手を奪う。
上野はBMEを狙うが、カリスマが場外へ逃れるも、上野が追いかけてカリスマを鉄柵に叩きつけ、リングに戻ると上野はニードロップからチンロックで捕らえる。ロープエスケープしたカリスマはサミングに対し、上野はレッグシザースも、カリスマが入場ゲートまで逃れ、上野が追いかけると、ポーが乱入して上野を鉄柱攻撃、KANONも加勢して上野を痛めつけると、カリスマが鉄柵へ叩きつけたうえでイスを投げ、鉄柵へギロチンホイップで叩きつける。
リングに戻るとカリスマが首筋へニードロップ、ネックブリーカー、首筋へニーを連打と首攻めで試合の流れを変え、上野はエルボーや張り手も、カリスマが受け流して倒しスリーパーで捕らえ、上野がロープエスケープ、カリスマはブレーンバスター狙いは、上野が投げ返すと、おっぴろげアタックからリバーススプラッシュ式ダブルニー、コタロークラッシャー、しかしハーフネルソンスープレックス狙いは、カリスマが切り返してクロスフェースも、逃れた上野はスリーパーで捕らえ、カリスマはチンクラッシャーで逃れ、上野はジャーマンも、カリスマはジャーマンからトラースキックで応戦する。
カリスマは突進すると、上野がドロップキックで迎撃してWRは、カリスマがレフェリーを使って逃れ、カリスマを場外へ出した上野はプランチャもカリスマがイスで迎撃してからイスでフルスイングし、上野は流血する。
これを逃さなかったカリスマは上野の顔面を蹴り、リングに戻るとカリスマがナックルやサミングで傷口をえぐりにかかったため、上野はたまらず場外へ逃れ、リングに戻るとカリスマがDDT、切り返しからジャベで捕らえるとクロスフェースへ移行して、上野はロープエスケープする。
カリスマは足蹴で上野を挑発してからペティグリーを狙うが、上野がリバースしてエルボーの連打から張り手を浴びせ、カリスマはサミングも上野はスロイダーで返すと、串刺しドロップキック、コーナーパットへDDTからフロッグスプラッシュを命中させたが、レフェリーのカウントは場外のKANONが引きずり出して阻止する。
上野は突進するが、カリスマがスピアーで迎撃し、ヒットマンダイビングエルボーを狙うが、上野が追いかけコーナー上でのドロップキックで場外へ落とすと、コーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻った上野はスタンディングシャイニングウィザードからBMEは、カリスマが剣山からペティグリーを決め、クロスフェースからオーバークロスフェースへと移行しようとしたが、上野が丸め込み、カリスマがミスティカ狙いを上野がフェースバスターで叩きつけ、カリスマが佐々木式ウラカンラナも上野が丸め込むと、すぐさまWRで3カウントを奪い準決勝に進出する。
メインはHARASHIMAvs吉村のパートナー対決となり、握手から開始となってグラウンドの攻防も、HARASHIMAはフロントキックからボディースラム狙いは。吉村が堪えてボディースラムを連発し、キャメルクラッチと腰攻め。HARASHIMAはレッグロックで脱出も吉村はボディーシザースと腰攻めで先手を奪い、HARASHIMAはロープエスケープする。
吉村はバックドロップで投げるが、HARASHIMAはストマックブロックで反撃し、腹部へストンピングからニー、パントキック、セカンドコーナーに吉村を宙吊りにしてフットスタンプ、腹部へのーニードロップを連発と、吉村のスタミナを奪いにかかる。
HARASHIMAはコブラツイストで捕らえ、吉村は腰投げで逃れるが、HARASHIMAはボディーブローを連打、ヒップトスからスワンダイブを狙うと、は阻止した吉村がロープ越しで椰子の実割りからショルダータックルで場外フェンスまでHARASHIMAを吹き飛ばす。
リングに戻ると吉村はHARASHIMAの腰を踏みつけ、逆水平を連打、串刺しラリアットから雪崩式滞空ブレーンバスターで落とすと、ストンピングからパワーボム狙いは、HARASHIMAがリバースする。
HARASHIMAはエルボーに対して、吉村もエルボーで返してラリーになり、HARASHIMAはジョンウーで強襲すると、串刺しビックブーツからファルコンアロー、スワンダイブ式フットスタンプと意表を突く技で攻勢をかけるが、山折り狙いは吉村が逃れると後頭部ラリアットからチョークスラムで叩きつける。
吉村はパワーボムを狙うが、HARASHIMAがフランケンシュタイナーから後頭部へ蒼魔刀も、蒼魔刀は吉村がラリアットで迎撃して両者ダウンとなる。
吉村が逆水平を放つと、HARASHIMAがミドルキックで返してラリーになるが、吉村が崩れ、HARASHIMAがミドルキックを連打で吉村がダウンする。
HARASHIMAはバスソーキックから蒼魔刀を炸裂させカバーしたが、吉村はロープエスケープし、HARASHIMAはスワンダイブ蒼魔刀を狙うと、吉村が払い腰で叩きつける。
吉村は投げ捨てパワーボムからラリアットも、意地で立ったHARASHIMAがジャンピングハイキックからハイキックを浴びせ、蒼魔刀を狙ったが、吉村がキャッチして新技Osaka Prideで3カウントを奪い準決勝に進出、試合後は二人は座礼となり、去り行くHARASHIMAに吉村が「HARASHIMAさんに勝ったからには絶対優勝するんで!」と叫ぶと、HARASHIMAは満面の笑みで親指を立て「OK!」でエールを送った。
そして試合後に準決勝に進出した4人が揃い、カードの抽選が行われた。
準決勝は秋山vs樋口、上野vs吉村のノーチラス対決となった。昨年度覇者である竹下幸之介、遠藤哲哉の王座返上によってKO-D王者不在となったKING OF DDT、二人が不在でも上野や吉村が進出するなど新しい力が台頭しつつある。特に吉村は上野らと比べて遅れを取っていただけに、HARASHIMAを越えたことでやっと上野と並んだ。本当なら上野vs吉村で決勝を争ってほしかったが…王者不在のDDTの頂点に立つのは誰か?
第2試合では傍の東京ドームで「THE MATCH」が開催されることを記念してKICKBOXINGによるタッグマッチが行われ、青木が小嶋と組んで町田&伊橋と対戦し、リングアナもKNOCKOUTプロデューサーである宮田充氏がコールした。
第1Rは本職のキックボクサーである町田がパンチやニーリフトで小嶋を圧倒するも、伊橋に代わると一転して小嶋もパンチの連打からハイキックでダウンを奪う。
インターバルになるとラウンドガールとして竹林早苗さんが登場して各選手が大喜びとなり、第2Rになるとキックボクシングに関わらず場外戦となり、本部席にまで雪崩れ込むと、町田はなぜか宮田氏にパンチを浴びせてから、青木はイスで一撃を加える。
完全にルール無視状態になった第3Rは町田と伊橋が連係で小嶋を捕らえ、町田の居合パンチから、伊橋が命中率の低いムーンサルトプレスが命中して3カウントを奪い勝利、試合後には副賞として伊橋にKNOCKOUTへの出場権が与えられ、「THE MATCH」と比べ世間からの注目度が最も低いKICKBOXINGマッチは幕となる。
第3試合が終了すると高木三四郎大社長が登場し、これまでアイアンマン王者として参戦してきた川松議員がレスラーデビューをすることが発表され、8・20大田区でデビューすることになった。
また8・20大田区にはCGWからジョーイ・ジャネラが参戦することが発表され、勝俣が迎え撃つことになった。ジャネラはアメリカではヨシヒコとも対戦している。