6月20日 新日本プロレス「NEW JAPAN ROAD」後楽園ホール 542人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇アーロン・ヘナーレ(5分6秒 アルティマ)×藤田晃生
<第2試合 30分1本勝負>
〇EVIL 高橋裕二郎 SHO ディック東郷(9分42秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI 矢野通 ×YOH
※EVIL
<第3試合 30分1本勝負>
内藤哲也 〇鷹木信悟 SANADA(8分38秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 中島佑斗 ×大岩陵平
※パンピングボンバー
<第4試合 30分1本勝負>
〇高橋ヒロム BUSHI(9分23秒 D)石森太二 ×外道
<第5試合 AEWオールアトランティックチャンピオンシップ進出トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇クラーク・コナーズ(11分29秒 片エビ固め)×本間朋晃
※トロフィーキル
<第6試合 AEWオールアトランティックチャンピオンシップ進出トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇石井智宏(19分37秒 片エビ固め)×金丸義信
※垂直落下式ブレーンバスター
<第7試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】TJP 〇フランシスコ・アキラ(24分15秒 片エビ固め)【第69代王者組】田口隆祐 ×マスター・ワト
※The Leaning Tower
☆田口&ワトが3度目の防衛に失敗、TJP&アキラが第70代王者組となる。
後楽園2連戦初日のメインはIWGPジュニアタッグ選手権が行われ、王者の田口&ワトのチーム6or9に、UNITED EMPIREからTJP&アキラが挑戦した。
田口vsTJPで開始となり、TJPはコークスクリュー式ヘッドシザースホイップに対し、田口はヘッドシザースも、TJPは抜けて読み合いになる。
ワトvsアキラに代わって、ロックアップからワトが押し込んでエルボーを狙うが、いなしたアキラがワトを突き、エルボーのラリー、アキラが逆水平からヘッドロック、ワトがロープへ振ってカンフーコンポはアキラが見切るも、ワトはソバットからボディースラム、エルボードロップ、サッカーボールキックを連打も。TJPがブラインドタッチで代わると合体ヘッドシザースホイップを決める。
ここで田口が入るも、UNITED EMPIREが6or9を場外へ追いやって同時スライディングを狙うが、避けた6or9がリングに戻ってプランチャを命中させ、田口に代わってダブルヒップトスからダブルドロップキックと合体技で先手を奪う。
リングに戻るとTJPはシャープシューターからインディアンデスロック、鎌固め、田口はロープエスケープ、代わったアキラもTJPと合体ロボセントーン!上からナックルとUNITED EMPIREは田口を捕らえる。
ワトの援護で田口が二人まとめて連続ヒップアタックも、UNITED EMPIREがロープを下げて落とすと、ワトにはロープ越しでサンドイッチドロップキックで場外へ落とすと、アキラが6or9にノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻るとTJPはシャープシューターからインディアンデスロック、鎌固めと田口を攻めると、代わったアキラもTJPと合体ロボセントーン、上からナックルとUNITED EMPIREは田口を捕らえる。
長時間捕まった田口はUNITED EMPIREにリバースDDT&DDTで反撃すると、代わったワトがTJPにドロップキック、アキラにはティヘラで場外へ落とすと、ノータッチトペコンを命中させ、リングに戻るとワトがアキラにスワンダイブ式アッパーカットを命中させる。
ワトはアキラに通天閣ジャーマンスープレックスホールドを決めると、TTDを狙うが、アキラが逃れたところで、田口はヒップアタックを狙ったがワトに誤爆する。UNITED EMPIREはワトに連係からドロップキック、TJPがトラースキックからアキラがジャーマン、しかしTJPがカミカゼから連係狙いは、田口がヒップアタックで阻止、ワトはTJPに雪崩式を狙うがアキラがイタリアンフライを敢行すると、続けてTJPがマンバスプラッシュを命中させる。
田口がカットに入るが、UNITED EMPIREが田口にカサドーラ&コードブレーカーからTJPがブーメランフォアアームで排除、TJPはデトレーションキックを狙うが、阻止したワトがレシエントメンテ、代わった田口はスワンダイブヒップアタックで続くと、オヤイからケツイエを炸裂させる。
田口はTJPにとどんを狙い、逃れたTJPを両脚で捕らえた田口はコーナーを使って屈伸式尻攻撃、しかしアキラが入ってチーキーナンドスキックを浴びせ、UNITED EMPIREは合体技を狙うも、田口はTJPにどどんからオーマイ&ガーアンクルで捕らえるが、切り返したTJPがピノイストレッチで逆転し、ワトがアキラを叩きつけてカットする。
UNITED EMPIREは田口にトレイン攻撃を狙うが、避けた田口がドロップキック、アキラはハイキックから突進するも、田口が延髄斬りで応戦、代わったワトがミサイルキックから旋風脚、RPPはアキラが避けてカサドーラ式フットスタンプから。ファイヤーボールは避けたワトがペンタバールで捕らえるも、TJPがマンバスプラッシュでカットする。
UNITED EMPIREはThe Leaning Towerを狙うが田口が阻止も、アキラが田口を蹴落としてムーンサルトアタックで排除すると、最後はTJPがデトレーションキックからUNITED EMPIREがThe Leaning Towerで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後にはUNITED EMPIREのヘナーレも二人の戴冠を祝福し、TJPは日本語で王座を奪取すれば、アキラはイタリア語で王座奪取を喜んだ。
内容的にはUNITED EMPIREが連係で上回り、アキラがミスしてもTJPが要所でカバーするなどチームワークでも田口&ワトを上回っていた。アキラは全日本プロレスでは世界ジュニアヘビー級王座を奪取するなど実績を残したが、BEST OF THE SUPER Jr.では負け越しと大いに期待を裏切るも、IWGPジュニアタッグを奪取したことで一つの結果を残した。またUNITED EMPIRE的にもコブ&O・カーンがIWGPタッグ、そしてTJP&アキラがIWGPジュニアタッグを奪取したことでIWGPタッグ戦線も制圧してしまった。
第5、セミではAEWオールアトランティックチャンピオンシップ進出トーナメントの1回戦が行われ、まず第5試合では本間がコナーズと対戦、ヘッドロックの攻防からぶつかり合いはコナーズがジープフリップで先手を奪い、コーナーナックル、逆水平の連打を浴びせるが、串刺しは本間が迎撃してショルダータックルも、小こけしは自爆してしまう。
コーナーに押し込んだコナーズは逆水平の連打から串刺しショルダータックルを連発、本間は逆水平もコナーズはエルボーから連続カバーからチンロック、逃れた本間にジープフリップも、スピアーは本間が受け止めてから、こけしロケットを命中させる。
本間は大谷魂がこもった顔面ウォッシュも。小こけしは自爆、エルボーのラリーから本間が連打、ラリアットを放てば、コナーズもラリアットで応戦、相打ちは本間が崩れるも、コナーズはラリアットを避けた本間が死角からラリアットから小こけしを命中させる。
本間はこけしを狙うと、コナーズが雪崩式を狙い、本間がサンセットフリップボムを狙うが、逃れたコナーズはエルボーに対し、本間は頭突きからラリアット、頭突きからコナーズの後頭部へこけしロケット、しかしラリアットは避けたコナーズがスピアーからパワースラム、トロフィーキルで3カウントを奪い決勝に進出する。
セミファイナルの石井vs金丸は、後入場でリングインする石井を金丸が奇襲をかけて開始となり、いきなりジャックナイフ式エビ固めを連発し、石井がキックアウトしても金丸はサミングからジャックナイフ式エビ固め、場外戦を仕掛けると南側の柵や鉄柱に叩きつけてから、場外でニークラッシャー、リングに戻ろうとする石井に若手を叩きつけてから先に戻ってリングアウト勝ちを狙うも、石井は慌ててリングに戻る。
金丸は横入り式エビ固め、ブリティッシュホールからディープインパクトを狙うが、キャッチした石井がリバースする。
石井は逆水平を連打、金丸は串刺しビックブーツも受け流した石井はバックドロップから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、切り返した金丸はブレーンバスターで投げるも、石井はショルダータックルで応戦する。
金丸は場外へ逃げるが、石井はリングに戻して足蹴で挑発、金丸はエルボースマッシュも、石井は前進し、足を踏んでも受け流した石井は殴りつけるエルボー、金丸はエルボースマッシュも石井は逆水平を連打から串刺しを狙うが、金丸が低空ドロップキックで迎撃する。
金丸は膝裏へ低空ドロップキック、関節蹴りの連打から低空ドロップキックと石井を切り崩しにかかってから足四の字固めは石井がリバースしてロープエスケープ、金丸はニークラッシャーから関節蹴りも、受けきった石井は金丸のビックブーツをキャッチしてレッグクラッシャー、リバースニークラッシャーと逆に金丸の足を攻める。
石井はリキラリアットを狙うが、ビックブーツで迎撃した金丸はラリアットを連発、ムーンサルトプレスから足四の字固めで捕らえるが、石井はロープエスケープ、金丸はニークラッシャーから顔面蹴りを連打も、突進は石井がエルボーで迎撃すれば、金丸はビックブーツも石井はショルダータックルで応戦する。
石井は串刺しラリアットから雪崩式滞空ブレーンバスター、そして龍魂パワーボムは金丸が逃れてエルボー、石井が突進も金丸がレフェリーと交錯させてからDDT、しかしウイスキーミストは石井がショルダータックルで阻止して延髄斬りを浴びせ、読み合いから金丸が延髄斬りも、石井はリキラリアットで応戦する。
石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、狙いは金丸が阻止して急所蹴りからサムソンクラッチ、ディープインパクト、しかしタッチアウトは石井が逃れて頭突きを浴びせ、スライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、逃れた金丸が低空ドロップキックを放ち、関節蹴りからタッチアウト狙いは石井が垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、決勝に進出してコナーズと対戦が決まった。階級差は違うも金丸は全日本プロレスからNOAH時代とvsヘビー級の経験は豊富なことから石井とは予想以上の好試合となった。
そしてG1 CLIMAX32のブロック分けが発表された。
21日には組み合わせが発表される。