5月21日 NOAH「Dream on 2022 FINAL」東京・大田区総合体育館 924人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇藤田和之(7分11秒 逆片エビ固め)×岡田欣也
<第2試合 20分1本勝負>
〇稲村愛輝 藤村加偉(10分55秒 体固め)稲葉大樹 ×宮脇純太
※ショルダータックル
<第3試合 30分1本勝負>
〇谷口周平(10分42秒 ワイバーンキャッチ)×モハメド ヨネ
<第4試合 30分1本勝負>
タダスケ 大原はじめ Hi69 〇近藤修司(15分15秒 片エビ固め)原田大輔 小峠篤司 YO-HEY ×覇王
※キングコングラリアット
<第5試合 30分1本勝負>
杉浦貴 鈴木秀樹 〇望月成晃(15分54秒 片エビ固め)船木誠勝 中嶋勝彦 ×征矢学
※真・最強顔面ローキック
<第6試合 30分1本勝負>
〇拳王(10分47秒 レフェリーストップ)×サイモン・ゴッチ
※胴絞めスリーパー
<第7試合 GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第50代王者組】小川良成 クリス・リッジウェイ(21分4秒 無効試合)【挑戦者組】吉岡世起 進祐哉
☆試合不成立のため防衛回数にはカウントされず。
<第8試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第49代王者】〇HAYATA(14分53秒 体固め)【挑戦者】×エクストリーム・タイガー
※ヘデック
☆HAYATAが初防衛戦
武藤復帰戦、GHCタッグ選手権はこちら↓
NOAH大田区大会の第7試合ではGHCジュニアタッグ選手権が行われ、王者の小川&リッジウェイにSTINGERの同門である吉岡&進が挑戦、前哨戦でHAYATAまで巻き込んで分裂騒動に発展したSTINGERは、今回の選手権にあたって敗者ユニット追放が課せられることになった。
吉岡組が奇襲で開始となると、乱戦から場外戦を仕掛け、吉岡が小川組にラ・ケブラータを命中させる。
リングに戻ると進がミドルキックの連打と吉岡組が小川を捕らえて先手を奪うが、吉岡のハイキックをスカした小川はリッジウェイに代わり、リッジウェイはヘッドロックで絞めあげてからショルダータックルを連発、ビックブーツの応酬からミドルキックのラリーになると、吉岡はソバットからロケットキックを発射する。
吉岡はリッジウェイにサッカーボールキックも、ヒップトス狙いは、リッジウェイがエプロンへ出して水面蹴りは、吉岡が避けてロープ越しのカーブストンプを狙うが、リッジウェイが吉岡の左膝にキックを浴びせ、吉岡の動きを止める。
ここから小川組が吉岡の左膝を狙い撃ちにして試合の流れを変え、長時間捕まった吉岡は足を取った小川に延髄斬りから進に代わり、進は小川にドロップキック、リッジウェイにはショルダースルー、小川にはニーリフトからDDT、ブレーンバスター、左腕へコードブレイカー、串刺しも避けて鉄柱に直撃させるとレッグシザースからクロスフェースで捕らえるが、リッジウェイにカットされる。
進は小川にロケットキック、左腕へミドルキックも、小川はニーリフトで反撃してから進を鉄柱に直撃させ、代わったリッジウェイがアンクルホールド、串刺しビックブーツ、カウンターニーから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ミドルキックを連打も、進は軸足への関節蹴りからDDTで反撃する。
代わった吉岡はリッジウェイにミドルキック、片足コードブレイカー、みちのくドライバーⅡと畳みかけるが、リッジウェイはソバットからミドルキック!顔面ニーと浴びせ、PKは吉岡が避けて丸め込むが、読み合いからリッジウェイが吉岡にアンクルホールドで捕らえ、PKを連発する。
吉岡はバスソーキックを狙うが、避けたリッジウェイがジャーマンスープレックスホールド、代わった小川がDDTからバックドロップで投げ、進がカットもリッジウェイが排除する。
吉岡は小川に延髄斬りを狙うが、小川が吉岡の左足を取ると、リッジウェイが吉岡の左足にドロップキックから、小川が逆片エビ固めで追い詰めにかかり、吉岡は必死でロープエスケープするも小川がニークラッシャーから裏逆片エビ固めは進がカット、しかし小川がバックドロップから足四の字固めで吉岡を追い詰める。
ところがNOAHと契約満了でDRAGON GATEに主戦場を移したはずのNOSAWA論外、Eita、鈴木鼓太郎のPERROS DEL MAL DE JAPONがメタルウォリアーの仮面をかぶって乱入、両軍を襲撃したため、選手権は無効試合となってしまい、怒ったリッジウェイが襲い掛かるが、EitaがImperial UnoでKOする。
マイクを持ったPERROS DEL MAL DE JAPONはNOAHに帰ってきたことをアピールすると、Eitaが「進、お前は練習生よりしょっぱいぞ!」なじり、「お土産がある」としてDRAGON GATE5・5愛知大会で奪取してきたオープン・ザ・トライアングルゲート王座を見せ、STINGERを挑戦者に指名して引き上げていった。
これを受けて小川組と吉岡組はPERROS DEL MAL DE JAPON迎撃のために再び結束することになり、皮肉にも試合が壊されたことで雨降って地固まる結果となった。またバックステージではPERROS DEL MAL DE JAPONはNOAHと再契約したことを明かした。PERROS DEL MAL DE JAPONは5・5DRAGON GATE愛知大会でNOSAWAがNOAHと契約を満了したことを明かし、5・11DRAGON GATE後楽園大会に斎藤了GMに売り込む形でDRAGON GATEに主戦場を移したと思われていた。しかしPERROS DEL MAL DE JAPONはNOAHを簡単にあきらめたわけでなく、NOAHとも再契約したことでNOAHとDRAGON GATEを股にかけて上がることを選んだようだが、今日DRAGON GATEも札幌で大会が行われていることから、PERROS DEL MAL DE JAPONの行動に斎藤了GMも激怒は必至かもしれない。
第8試合ではGHCジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のHAYATAにエクストリーム・タイガーが挑戦、足を取ったHAYATAはレッグロックに対し、タイガーはメキシカンストレッチで返し、HAYATAは丸め込むも、タイガーは膝固めで捕らえる。
タイガーは首投げに対し、HAYATAは読み合いからマンハッタンドロップ、側頭部へのドロップキックで返すが、読み合いからタイガーはアームホイップ、ドロップキックで場外へ出すとひねりを加えたトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると串刺しは避けたHAYATAは三角飛びミサイルキックでタイガーを場外手出すとノータッチトペコンを命中させ、リングに戻るとボディースラム、スリーパーで捕らえるが、タイガーがコーナーへ押し込むと、カナディアンデストロイからゆりかもめで捕らえる。
タイガーはブラジリアンキックからトップコーナーへ昇るが、HAYATAが動きを止めると、タイガーをコーナーに逆さ吊りにしてから串刺しドロップキック、2ステップムーンサルトを命中させるも、読み合いになると、タイガーがミスティカからグラウンド卍で捕らえ、タイガーは突進すると、場外へ出したHAYATAはスライディングキックを狙うが、キャッチしたタイガーは鉄柵に叩きつけて宙吊りにしてから、コーナー最上段からのダイビングレッグドロップを命中させる。
リングに戻るとタイガーはリバースゴリースペシャル狙うが、逃れたHAYATAがトルネードDDT、ラリアットは相打ちになり、HAYATAはエルボー、タイガーは張り手でラリーとなると、タイガーは切り返し合いでアッパー、アサイDDT式ダイヤモンドカッターからスプリットレッグ・コークスクリュー・ボディープレスを狙うが、HAYATAが避けて自爆させ、最後はヘデックで3カウントを奪い王座を防衛、試合後もHAYATAがマイクで「このベルト欲しい奴、誰でも来い!誰が来ても勝のは俺や!」とアピールして他団体を含めた挑戦者を募る。
第1試合ではコロナ感染で欠場していた藤田が岡田相手に復帰戦を行い、打撃を繰り出す岡田に対してグラウンドで動きを止めて試合をリード、スタンディングになると岡田が張り手も、藤田が張り手からニーを浴びせ、エルボーの連打も受け流した藤田がボディースラムからの逆片エビ固めでギブアップを奪い、完勝を収める。
第2試合では稲村が宮脇を往復式ショルダータックルで吹き飛ばして3カウントを奪い勝利、試合後は宮脇がメキシコヘ武者修行を訴える。
第3試合ではファンキー軍を離脱した谷口がヨネと対戦し、谷口は原点回帰で黒タイツで登場、試合はヨネのエルボーの連打を受け切った谷口はダブルハンマーからラリアットで反撃し、最後はハーフネルソンスープレックスから久々のワイバーンキャッチでヨネがギブアップとなり、再出発を勝利で飾った。