4月17日 大日本プロレス「NEW STANDARD BIG”B”~ALL TIME SUPER BEST~」北海道・シャトレーゼ・ガトーキングダムサッポロ 284人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇バラモンケイwithバラモンシュウ(9分10秒 十字固め)×谷口裕一
<第2試合 20分1本勝負>
〇佐藤光留 菊田一美(10分28秒 エビ固め)橋本和樹 ×加藤拓歩
<第3試合 20分1本勝負>
〇野村卓矢 阿部史典(9分20秒 逆片エビ固め)橋本大地 ×吉田和正
<第4試合 蛍光灯6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>
星野勘九郎 兵頭彰 〇ドリュー・パーカー(12分33秒 片エビ固め)アブドーラ・小林 伊東竜二 ×”黒天使”沼澤邪鬼
※カミゴエwith蛍光灯
<第5試合 30分1本勝負>
関本大介 入江茂弘 〇佐藤孝亮(15分5秒 フロントネックロック)岡林裕二 中之上靖文 ×関札皓太
<第6試合 BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 Road to 5.5 GO GO GO デスマッチ 30分1本勝負>
【第44代王者】〇宮本裕向(19分33秒 片エビ固め)【挑戦者】×神谷英慶
※ムーンサルトプレス
☆宮本が5度目の防衛に成功
大日本プロレス札幌2連戦2日目はデスマッチ選手権が行われ、王者の宮本に神谷が挑戦、試合形式もGO GO GO デスマッチということで4コーナーには有刺鉄線、蛍光灯、画鋲、ガジェットの4ボードが設置された。
開始からグラウンドで始まり、フィンガーロックの攻防も、宮本はヘッドロックも神谷は逃れる。ロックアップから宮本がヘッドロックからぶつかり合いは神谷が制すると、ハンマーを連打から宮本の腰にエルボードロップ、ガジェットボードをセットしてボディースラムと先手を奪う。
神谷は宮本を有刺鉄線ボードへハンマースルーするが、切り返した宮本が蛍光灯ボードへ神谷をクラッシュさせ、蛍光灯を噛み砕いた宮本は神谷の顔面を画鋲ボードへ押し付けると、有刺鉄線を神谷の額に巻き付けて捻りまくったうえで投げるたことで、神谷は大流血する。
宮本はセカンドロープへ有刺鉄線ボードをセットしてブレーンバスター狙うが、堪えた神谷は突進する宮本を有刺鉄線ボードへボディースラムで叩きつけ、先ほどの仕返しとばかりに、宮本の額に有刺鉄線を巻きつけて捻り上げ、頭突きを連打から、宮本の背後へショルダータックル、イスを宮本にセットしてエルボードロップを投下する。
神谷はラリアットを狙うが、避けた宮本がぶつかり合いからドロップキックを命中させ、神谷の串刺しを迎撃してから打撃のコンポからニールキック、神谷の体中に有刺鉄線を巻きつけて踏みつけるも、神谷は有刺鉄線が巻き付かれた状態のままでぶちかましを浴びせ、Tシャツを脱いだ神谷は宮本にボディースラムから有刺鉄線ボードとイスを被せ、ダイビングエルボードロップを命中させる。
神谷は蛍光束を持ってぶちかましを浴びせてから頭突きの連打も、宮本はハンドスプリングオーバーヘッドキックで応戦し、イスを2列に並べてセットすると、その間に神谷を寝かせ、画鋲ボードをセットしてムーンサルトプレスを狙うが、起き上がった神谷が画鋲ボードへ向けて雪崩式ブレーンバスターを狙うも、宮本はサンセットフリップボムで神谷を画鋲ボードへ叩きつける。
宮本は神谷を画鋲ボードへブレーンバスターから、神谷を画鋲ボードを被せてからムーンサルトプレスを命中させるが、宮本が起したところで神谷がラリアットを炸裂させ、バックドロップを狙うが、宮本が体を入れ替えて押しつぶしラ・マヒストラルもキックアウトした神谷がハイアングルチョークスラムで叩きつける。
神谷は延髄斬りからぶちかましを狙うが、宮本が避けて神谷はガジェットボードへ直撃、勝負と見た宮本がジャーマンから蒼魔刀、蛍光灯束へファイヤーサンダーと畳みかけて3カウントを奪い防衛を果たした。
試合後には宮本が神谷にデスマッチの感想を聞くと、神谷は「ストロングもいいけどデスマッチも楽しい、もっと経験を積んで宮本を倒す」アピールして、宮本も再戦を約束する。
そして神谷が去ると、宮本は既に5・5横浜武道館での挑戦が決まっているドリューを呼び込み、ベルトをかけて対戦することをアピール、最後は宮本が「横浜武道館までGOGOGOだぜ!」で締めくくった。
3・6後楽園でBJWタッグ王座を奪取した際に、神谷も6人タッグ、ストロングヘビー、デスマッチ奪取して4冠王を宣言したが、パワーでは宮本より優っているはずなのに、デスマッチのキャリアの差で宮本に振り切られる。ストロングとの両立も大変だが、今後はデスマッチのキャリアをどう重ねるかが課題になる。
セミファイナルで行われたBJWストロング、BJWジュニアヘビー級選手権前哨戦は関札がセカンドロープを使ったバッククラッカーを決めるとニーリフトからボアコンストリクターで佐藤を追い詰めるが、入江がキャノンボールでカットすると、各選手が入り乱れて乱戦となり、関本と岡林がラリアット合戦から相打ちとなる。
そして関札が佐藤にフロッグスプラッシュを投下したが、佐藤が剣山で迎撃するとオライオンフレイム、フェースバスターと畳みかけた後でフロントネックロックで捕らえて関札がギブアップとなり、関本組が勝利。
試合後は佐藤が関札からの直接勝利をアピールして王座奪取を宣言。関札も佐藤の成長を称えて「俺たちしか出来ない戦いをしよう」と握手を求めたが、佐藤は払って退場していった。
また休憩明けには右肩脱臼で長期欠場していた石川勇希が18日の旭川から復帰することが発表された。