3月5日 NOAH「N Innovation」神奈川・横浜ラジアントホール 134人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇スペル・クレイジー(9分3秒 メキシカンロール)×矢野安崇
<第2試合 20分1本勝負>
タダスケ 〇仁王(11分22秒 体固め)アレハンドロ ×藤村加偉
※ストゥーカスプラッシュ
<第3試合 30分1本勝負>
清宮海斗 〇稲葉大樹(15分0秒 エビ固め)鈴木鼓太郎 ×日高郁人
※DDD
<第4試合 30分1本勝負>
〇NOSAWA論外(9分47秒 変形レッグロック)×YO-HEY
<第5試合 30分1本勝負>
HAYATA 〇小川良成 進祐哉(22分15秒 変形逆片エビ固め)原田大輔 覇王 ×宮脇純太
<第6試合 60分1本勝負>
〇小峠篤司(24分15秒 エビ固め)×大原はじめ
※キルスイッチ
「N Innovation」横浜ラジアント大会のセミファイナルでは原田&覇王&宮脇のNOAH正規軍JrがHAYATA&小川&進のSTINGERと対戦。試合はHAYATA&進の連係を阻止した宮脇はフライングフォアアームから、場外のHAYATAにプランチャを放つが、場外戦になると小川が宮脇を鉄柱に叩きつけて流血に追い込み、デビューして初めての流血となった宮脇をSTINGERが徹底的に狙い撃ちにして痛めつけ、小川がスリーパーで宮脇を捕らえて、たまりかねた原田と覇王がカットに入るが、HAYATAと進に排除されてしまう。
長時間捕まった宮脇はHAYATAにブレーンバスターから原田に代わるも、そのまま戦線離脱、原田はHAYATAに串刺しエルボーを連発してエルボーアタック、覇王が入って場外のSTINGERに同時トペスイシーダ、リングに戻ると原田がHAYATAにブレーンバスター、HAYATAのハンドスプリングをキャッチしてバックドロップ、デスバレーボムと2vs3の状況にもかかわらず、懸命に試合を盛り返す。
STINGERは覇王を捕らえるが、覇王は小川にドロップキックから戦線に復帰した宮脇に代わり、顔面を血で真っ赤になった宮脇は小川にドロップキックからコーナードロップキックを命中させるも、ドロップキックは自爆すると小川が鉄柱に叩きつけてからDDT、マウントナックルとまた宮脇を容赦なく痛めつけ、小川がバックエルボーから逆片エビ固めで追い詰めにかかるが、宮脇は必死で耐えると、HAYATAと進を振り切ってカットには入り、それでも小川は宮脇を再び逆片エビ固めで追い詰めるも、今度は宮脇が必死でロープエスケープする。
小川は宮脇をバックドロップで投げると反対向きになって、前方に体重をかける変形逆片エビ固めで捕らえ、宮脇は必死で耐えたが無念のギブアップとなり、STINGERが勝利となった。
終盤の小川も初めての流血にかかわらず、ここまで宮脇が粘るとは思っても見なかったと思う。だから最後は奥の手まで出して宮脇を容赦なく潰した。この日の小川はまさに鬼だったが、それを引き出したのも宮脇の成長だった。
メインイベントでは小峠と大原が対戦、序盤はグラウンドの攻防で互いに出方を伺うも、読み合いから小峠がアームホイップ、ドロップキックで大原を場外へ出すとスライディングで場外へ降りてビックブーツを浴びせ、リングに戻ると小峠がネックロック、ニードロップと大原の首を攻めて先手を奪う。
小峠はネックブリーカーを狙うが、強引に逃れたく大原がニーリフトから首筋へハンマー、ストンピング、ボディースラム、ロープ越しでキャメルクラッチで反撃し、腰へのエルボーを連打から腰へドロップキックと腰攻めで試合の流れを変える。
小峠はゼロ戦キックで反撃すると、マグザムから連続串刺しラリアット、ブルドッキングヘッドロックと攻め込むが、突進すると大原が風車式バックブリーカー、リストクラッチ式バックブリーカーを決め、突進は小峠がエプロンへ出してビックブーツで場外へ落とすとトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると小峠がミサイルキックから串刺し狙いは、大原が迎撃してセカンドコーナーからアームホイップから逆片エビ固め、ストンピングから腰へエルボードロップ、そして再び逆片エビ固めで捕らえて、ムイビエンへ移行しようとしたが、小峠はロープエスケープする。
大原はセカンドコーナーへ昇るが、小峠がジャンピングハイキックで動きを止めると、雪崩式フランケンシュタイナーからダイビングボディープレスを投下、コウモリ吊り落としは大原が逃れてムイビエンクラッチで丸め込むが、小峠はカウント2でキックアウトする。
小峠はデスペナルティを狙うが、大原はサムソンクラッチで丸め込み、大原はラリアットも避けた小峠はサイドエフェクトからレッグショット、キルスイッチ狙いは大原が切り返して変形リバースゴリースペシャルボム、ビンタからジョンウーと攻めるが、串刺しは小峠がロケットキックで迎撃すると、キルスイッチで3カウントを奪い勝利、試合後も小峠が4・29両国で行われる「N Innovation」のPRをしっかりして締めくくった。
大原が突如正規軍を裏切って金剛入りしたことで因縁の試合となるはずだったが、大原なりに仁義を通しての金剛入りだったことから、因縁の試合とはかけ離れた二人だけの熱戦、二人が出した選択が正しかったのか確かめ合った試合となった。
第4試合ではYO-HEYがNOSAWAと対戦し、YO-HEYはドロップキックで奇襲をかけるが、いきなり顔面Gを狙うと、NOSAWAが避けたためYO-HEYは膝を強打してしまい、これを逃さなかったYO-HEYはニークラッシャーから場外戦となり、NOSAWAは場外でドラゴンスクリューから場外マットを剥がして、硬い床へのニークラッシャーとYO-HEYの左足を徹底的に狙い撃ちにする。
徹底的に左膝を狙い撃ちにされたYO-HEYはドロップキックからミサイルキックと流れを変えて、背中へダブルニーアタックからツイストオブフェイドを決めると顔面Gを炸裂させたが、左膝攻めが効いたせいかカウント2でキックアウトされる。
YO-HEYは再び顔面Gを狙うが、避けたNOSAWAが低空ドロップキックから逆片エビ固めで捕らえ、サソリ固めからの変形レッグロックでYO-HEYは無念のギブアップとなり、NOSAWAが完勝を収める。
第2試合のタダスケ&仁王vsアレハンドロ&藤村は、タダスケ&仁王が藤村を捕らえて試合をリードも、代わった亜烈破がブーメラン式ドロップキック、前転式DDTと試合を盛り返し、藤村との連係で仁王を捕らえる。
藤村は突進するが、仁王がみちのくドライバーⅡを決めるとストゥーカスプラッシュで3カウントを奪い勝利、試合後もタダスケは亜烈破のマスクを客席へ投げ捨てた。