3月2日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2022」日本武道館 2007人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇CIMA(9分48秒 エビ固め)×TAKAみちのく
※メテオラ
<第2試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇YOSHI-HASHI(9分45秒 片エビ固め)×本間朋晃
※カルマ
<第3試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇後藤洋央紀(12分37秒 後藤式)×永田裕志
<第4試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇ジェフ・コブ(8分10秒 片エビ固め)×真壁刀義
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第5試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇タイチ(6分25秒 片エビ固め)×矢野通
※横綱式カチ上げエルボー
<第6試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇棚橋弘至(16分50秒 ドラゴンスープレックスホールド)×YOH
<第7試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇内藤哲也(18分11秒 ジャックナイフ式エビ固め)×高橋裕二郎
<第8試合 『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇オカダ・カズチカ(26分21秒 片エビ固め)×エル・デスペラード
※レインメーカー
日本武道館2連戦の2日目から『NEW JAPAN CUP 2022』が開幕、メインではIWGP世界ヘビー級王者のオカダとIWGPジュニアヘビー級王者のデスペラードが対戦、例年なら旗揚げ記念日のメインとして組まれるが、今年は『NEW JAPAN CUP 2022』の1回戦として組まれた。
睨み合いからデスペラードが足を踏んでヘッドロックで捕らえて、ぶつかり合いはオカダが真正面から受けて、ショルダータックルを浴びせるも、ツームストーンパイルドライバーは逃れたデスペラードがアームホイップ、レインメーカーを避けてマフラーホールドを狙うも、オカダはロープエスケープするなど、デスペラードが切り返しでオカダを翻弄する。
場外へ逃れたオカダがリングに戻ろうとしたが、デスペラードがスライディングしながらオカダの足を掴んで場外へ引きずり出すと、鉄柵へハンマースルーから鉄柱攻撃、リングに戻るとデスペラードはキャメルクラッチからサーフボードストレッチ、フェイントから左足へストンピング、ボディープレスとオカダの左脚を攻める。
デスペラードは首筋へエルボースタンプからブレーンバスター狙いは、オカダがロープに押し込んでデスペラードは突進も、オカダはフラップジャックで叩きつけ、場外へ出して鉄柵へハンマースルーを連発、リングに戻るとオカダがデスペラードを踏みつけ、デスペラードはパンチも、オカダはキックからネックブリーカー、フェースロックと首攻めで一気に流れを変える。
オカダはロープ越しでアトミコ、デスペラードはエルボーの連打も受け流したオカダはエルボースマッシュ、デスペラードは張り手もオカダはキチンシンクで黙らせるが、ロープワークの攻防でデスペラードがオカダの左足に低空ドロップキックを放つと、左膝へ関節蹴りの連打、低空ドロップキックバックドロップからニークラッシャー、左膝へボディープレスからインディアンデスロック、ニードロップ、ニークラッシャーとオカダの左膝を徹底的に狙い撃ちにする。
デスペラードは串刺しを狙うが、避けたオカダがデスペラードをトップロープにセットしてドロップキックで場外へ落とすと、デスペラードは鉄柵に後頭部を直撃させてしまう。
追いかけたオカダは場外でDDT、リングに戻ってDDTと再び首攻めに出ると、リバースネックブリーカーを狙うが、デスペラードが必死で逃れて、オカダの串刺しを迎撃して突進するところでスパインバスターで叩きつける。
デスペラードはオカダの左膝裏へストンピング、顔面を踏みつけてレインメーカーポーズも、起き上がったオカダの表情が変わると、デスペラードは逆水平、エルボーと浴びせるが、受けきったオカダはジョンウーを命中させ、ダイビングエルボードロップを狙いにトップコーナーも、デスペラードが迫ってきたことでオカダが飛び越えたが、着地で左膝を押さえると、これを逃さなかったデスペラードはマフラーホールドで捕らえ、オカダがロープエスケープしても、デスペラードはギターラ・デ・アンヘル、マッドスプラッシュと畳みかける。
デスペラードはピンチェロコを狙うが、切り返したオカダがリバースネックブリーカーを決め、マネークリップで捕らえるが、デスペラードはアームホイップで逃れるも。オカダはドロップキックからマネークリップで捕らえ、デスペラードはロープエスケープするも、オカダはダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取って勝負に出る。
オカダはレインメーカーを狙うが、逃れたデスペラードはコーナーへ押し込み、オカダの左膝へ串刺し低空ドロップキックから逆回転ドラゴンスクリューと、あくまでオカダの左膝を狙い、オカダはドロップキックもキャッチしたデスペラードはヌメロドスで捕らえるが、オカダの手が離れてしまうと、切り返したオカダはマネークリップで絞めあげてからローリングラリアット、再びマネークリップで絞めあげてデスペラードはグロッキーとなる。
オカダは突然マネークリップを外すとショートレンジラリアットを浴びせ、ダウンするデスペラードに”立て”と迫り、起きたデスペラードにラリアットからレインメーカーは、デスペラードはエルボーで迎撃してリバースタイガードライバー、オカダはツームストーンパイルドライバーを狙うもデスペラードが逃れてロコモコを炸裂させる。
デスペラードはピンチェロコを狙うが、オカダがリバースすると、突進するデスペラードにドロップキックを命中させ、最後はレインメーカードライバーからレインメーカーで3カウントを奪い1回戦を突破した。
試合後のオカダは「オイ、デスペラード! さすがIWGPジュニアヘビー級チャンピオン。強いし、カッコいいし、最高だよ。でも、新日ジュニアってそんなモンじゃないでしょ!? ジュニアでも、佐山さんのように、ライガーさんのように、歴史を作ることは可能でしょ。俺らヘビー級が妬くぐらい新日本ジュニア、盛り上げていってちょうだいよ。それできるだろ、お前なら!」と去り行くデスペラードにエールを送り、最後はNEW JAPAN CUPを優勝宣言をして「NEW JAPAN CUP」で締めくくった。
内容的にはデスペラードが「新春黄金シリーズ」で内藤に攻められた左膝はまだ十分に完治してないと見たのか、オカダの左膝を徹底的に狙い撃ちにして、オカダを苦しめていったが、一発の重さや組みつかれてしまうと体格のあるオカダの方が有利、デスペラードにヘビー級並みの体格があったなら、オカダも危なかったのかもしれない。
セミファイナルでは内藤vs裕二郎の元NO LIMIT対決が実現、本来は昨年の『G1 CLIMAX』公式戦で行われる予定だったが、内藤の負傷欠場で流れ、『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦でようやく実現となり、今回の裕二郎はHouse of toutureを引き連れず、PETERさんを帯同して登場した。
内藤がロックアップをいなそうとするが、裕二郎が無理やり組んで押し込み、ロックアップから腕の取り合いはm内藤がハンマーロックで制して裕二郎がロープエスケープし体を入れ替えてブレークするなどプレッシャーをかける。
内藤がキックからハンマー、エルボースタンプ、アームホイップ、スリーパーと攻めるが、裕二郎がロープエスケープ、内藤はネックロックからアームホイップは、すかした裕二郎が突進する内藤をトップロープにフラップジャックで叩きつけ、内藤は場外へ逃れるも裕二郎がリングに戻しストンピング、首投げからスライディングキック、フェースロックと正攻法でリードを奪い、内藤はエルボーも裕二郎が前へ叩きつける河津掛けを決める。
裕二郎はフィッシャーマンズバスターを狙うが、逃れた内藤はネックブリーカー、アームホイップから後頭部へドロップキック、コーナーミサイルと自身の流れに変え、裕二郎の顔面を踏みにじると、裕二郎は張り手も、内藤が受け流してエルボーの連打も、キックは足を払った裕二郎が側頭部へスライディングキックを放つ。
裕二郎がキチンシンクからビックブーツ、フィッシャーマンズバスターと畳みかけ、内藤の延髄斬りを避けて裕二郎がインカレスラム、マイアミシャインは逃れた内藤は首筋へ引き込みエルボーを連打を浴びせると、足蹴で挑発する。
内藤は引き込みエルボー、マンハッタンドロップから延髄斬り、エスペランサと畳みかけるが、コリエント式デスティーノ狙いは裕二郎が迎撃してマイアミシャイン、エルボーのラリーでは裕二郎が連打で内藤が崩れるとピンプジュースと見せかけてトラースキック、BIGJUICEは逃れた内藤はジャーマン、浴びせ蹴りからジャンピングエルボーアタックと攻め込む。
内藤はバレンティアを狙うが裕二郎がレフェリーと交錯させるとEVIL、SHOが乱入して内藤を袋叩きにすると、トレイン攻撃、そして内藤を捕らえて裕二郎に攻めろと命じるが、EVILに一騎打ちをさせてくれと頭を下げると、EVILとSHOは仕方なく下がり、裕二郎は内藤に「立て!」と檄を飛ばして急所打ちを浴びせる。
裕二郎はラリアットからステッキを持ち出すと一撃を狙うも、避けた内藤が急所蹴りからジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪い勝利、試合後も策が破られたことで激怒したEVILが内藤に襲い掛かるが、内藤がポップアップ式急所蹴りで返り討ちにする。そして実況席で解説していた獣神サンダー・ライガーに勝ち名乗りを要求すると、ライガーも仕方なしにリングインするが、内藤は手を振り払って帰ってしまうと、からかわれたライガーは激怒してイスを持ち出すも、若手が必死で制止した。
これまでの内藤vs裕二郎は、裕二郎の嫉妬からの憎しみがこもった攻めで内藤を苦しめ、そのせいか内藤も苦手意識をもっていたが、今回はあくまで正攻法で来たことから内藤も想定外で調子が狂っていたと思う。だが終盤での乱戦は内藤にとって想定したペースとなったことで大助かりとなって勝利となった。
第1試合ではGLEATから初出場のCIMAがみちのくプロレス時代からの何度も戦ってきた相手であるTAKAと対戦、TAKAは脛へキックから串刺しを狙うが、避けたCIMAはアームホイップからドロップキックで場外へ出すとトペスイシーダを命中させ、リングに戻るとジャベで捕らえて先手を奪う。
CIMAは張り手もTAKAはサミングからヘッドロック、クルックヘッドシザースで捕らえると、CIMAはロープエスケープ、TAKAは首相撲からニーリフト、串刺しニーから再びクルックヘッドシザースと首攻めで試合の流れを変える。
CIMAは張り手も切り返したTAKAはジャストフェースロックはCIMAは慌ててロープエスケープし、串刺しを迎撃したTAKAは突進するも、いなしたCIMAはスーパードロル、串刺しダブルニーからリバーススプラッシュ式ダブルニーで一気に流れを変えた。
CIMAは張り手の連打も、TAKAはフェイントから脛蹴り、丸め込んでからトランスレイブ、バイシクルキック、ジャンピングトラースキック、スーパーKと畳みかけ、ジャストフェースロックから新日本プロレスでは初公開のJTOに移行してCIMAを追い詰める。
TAKAはロープエスケープしたCIMAにみちのくドライバーⅡを狙うが、逃れたCIMAはドロップキック!バックドロップ、スライディングラリアット、パーフェクトドライバー、メテオラと一気に畳みかけて3カウントを奪い1回戦を突破、ここでは新技のスパルタンカットを温存する。
第2試合のYOSHI-HASHIvs本間は、本間はショートレンジでこけしロケット、小こけしと命中させたが、ダイビングこけしロケットは自爆すると、YOSHI-HASHIは逆水平を連打、トラースキックからダイビングヘッドハンターと畳みかける。
YOSHI-HASHIは前後からショートレンジしゃちほこラリアットからカルマを狙うが、本間が逃れてYOSHI-HASHIは逆水平もしゃちほこラリアットは避けた、本間がこけしロケットを連発する。
本間は中こけしからこけし落としはYOSHI-HASHIが堪え、ラリアットは相打ちも、本間がラリアットが競り勝ち、エルボーのラリーから本間が連打も、YOSHI-HASHIがビンタ、リストを掴んでエルボーから逆水平は本間が頭突きで迎撃し、YOSHI-HASHIのトラースキックは本間が受けきるもYOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットを連発すると、カルマを決めて3カウントを奪い1回戦を突破する。
第3試合の後藤vs永田は、場外戦で後藤のラリアットを鉄柱に誤爆させた永田は、右腕攻めで試合をリード、永田のミドルキックをキャッチした後藤は頭突きを浴びせると、ミドルキックの連打から村正、ブルドッキングヘッドロック、永田の突進も後藤はショルダータックルからサッカーボールキックを浴びせ、場外戦になると永田は鉄柵へハンマースルーも後藤はカウンターでラリアットを放つ。
リングに戻って後藤はトップコーナーも、永田は雪崩式エクスプロイダーで落としてから串刺しビックブーツを放つも、突進は後藤が追走式ラリアットで迎撃して牛殺しを決め、後藤はGTRを狙うが、切り返した永田が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
エルボーのラリーになると、後藤が連打からミドルキックも、ラリアットは切り返した永田がナガタロックⅡから久々の白眼式腕固めで捕らえて、後藤はロープエスケープする。
永田は左右のミドルキック、ショルダーアームブリーカー、タイナーと畳みかけるが、バックドロップは後藤が潰し、永田は延髄斬りも避けた後藤が変化球技である後藤式で3カウントを奪い1回戦を突破する。
第4試合の真壁vsコブは、場外戦でコブが真壁を抱え上げると腰を鉄柱に叩きつけ、腰攻めで先手を奪い、ラリアットで反撃した真壁は串刺しラリアットを連発からコーナーナックルを浴びせる。
しかしコブがコーナーに叩きつけるとランニングバックドロップ、エルボーのラリーからコブはナックル、エルボーの連打と攻め、ラリアットを避けた真壁は後頭部ラリアット、コブもラリアットで返すが真壁はラリアットで応戦してキングコングニーを投下したが自爆してしまう。
エルボーのラリーから真壁はラリアットを連発を狙うが、コブがラリアットがツアー・オブ・ジ・アイランドで3カウントを奪い完勝で1回戦を突破する。
第5試合のタイチvs矢野は、タイチから矢野に崇コーナーを作るように指示すると、矢野も警戒してかタイチに崇コーナーを作れと指示する。そこでタイチが崇コーナーを作ろうとすると矢野が丸め込んでから崇コーナーを作り、怒ったタイチはビックブーツも避けた矢野は頭を叩いて場外戦に持ち込む。
矢野はビニールシートで作られた袋を持ち出してタイチを頭から被せようとしたが、タイチはあべみほを盾にすると、矢野は構わずあべみほを袋で頭から被せようとする。
怒ったタイチは矢野を鉄柵に叩きつけて阻止すると、袋を奪って矢野を頭から被せてしまってリングに戻り、手も封じられた矢野はなかなかリングに戻ることが出来くなるも、やっとリングに戻る。
タイチは袋のままの矢野をパワーボムを狙うが、矢野はリバースしてところで、レフェリーが袋を取ると、また怒ったタイチがレフェリーを頭から被せるが、そこで矢野がタイチを丸め込むも、レフェリーは袋に入ったままでカウントが入らない。
タイチを崇コーナーを踏みとどまる矢野にジャンピングハイキックを炸裂させると、バズソーキックを狙うが、パンタロンを脱がした矢野が日大バックタックルから串刺しは、タイチが避けて崇コーナーに直撃させてからタイチ式外道クラッチ、最後はカチ上げエルボーで3カウントを奪い、タイチは2回戦で対戦する予定だった天山広吉が負傷欠場のため不戦勝となり、一気に3回戦まで進出する。
第6試合の棚橋vsYOHは、YOHが棚橋の左足を攻めてリードを奪うが、トラースキックはキャッチした棚橋がドラゴンスクリューで反撃、棚橋は太陽ブローと左脚の関節蹴りのコンポからセカンドコーナーからのサマーソルトドロップで試合の流れを変える。
棚橋はフェイントからYOHに左膝へ低空ドロップキックを放つと、テキサスクローバーホールドで追い詰めにかかるが、YOHは必死でロープエスケープし、棚橋はロープへ走るとエルボーで迎撃したYOHは右脚へドラゴンスクリュー、ロープを掴む棚橋にリバースドラゴンスクリュー、グラウンドドラゴンスクリューと棚橋の右脚を攻め、スターゲイザーで捕らえるも、棚橋はロープエスケープする。
YOHは立てない棚橋に低空ドロップキック、ファルコンアローを狙うが、切り返した棚橋がツイストアンドシャウトを連発からドラゴンスクリューも、スリングブレイドは切り返したYOHがジャーマンスープレックスホールドを決め、YOHはハイキックから雪崩式ブレーンバスターで落とす。
YOHはファルコンアローを狙うが、棚橋が逃れてYOHが突進も棚橋がスリングブレイドも、もう一度!スリングブレイドを狙うと、はYOHが避けて掟破りのスリングブレイドからファルコンアロー式牛殺しを決める。
YOHはドラゴンスープレックスを狙うが、逃れた棚橋の突進はYOHがトラースキックで迎撃してDIRECTDRIVEも、棚橋が切り返し、YOHがDIRECTDRIVEを再び狙っても、逃れた棚橋がビンタ、YOHのトラースキックをキャッチしてスリングブレイドからドラゴンスープレックスホールドで3カウントを奪い鬼門だった1回戦を突破した。