エル・リンダマンが団体の主役になった日…ハヤトを降して初代G-REX王者に!


2月22日 GLEAT「G PROWRESTLING Ver.18」後楽園ホール 462人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 G-REX初代チャンピオン決定トーナメントAブロック決勝戦 20分1本勝負>
〇エル・リンダマン(14分41秒 タイガースープレックスホールド)×T-Hawk

<第2試合 G-REX初代チャンピオン決定トーナメントBブロック決勝戦 20分1本勝負>
〇田村ハヤト(14分21秒 エビ固め)×伊藤貴則
※ハヤトオーケストラ

<第3試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
〇渡辺壮馬 頓所隼 井坂レオ(7分45秒 エビ固め)飯塚優 ×TiiiDA 佐藤恵一
※ファイヤーバードスプラッシュ

<第4試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
DASH・チサコ 〇岡優里佳(11分47秒 片エビ固め)宮城倫子 ×細川ゆかり
※旋回式フロッグスプラッシュ

<第5試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
〇鬼塚一聖 入江茂弘(11分24秒 ウラカンラナ)×ライジングHAYATO 青柳亮生

<第6試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
河上隆一 KAZMA SAKAMOTO クワイエット・ストーム 〇島谷常寛(13分20秒 逆打ち)×カズ・ハヤシ 田中稔 CIMA 菊タロー

<第7試合 G-REX初代チャンピオン決定戦 時間無制限1本勝負>
〇エル・リンダマン(16分54秒 タイガースープレックスホールド)×田村ハヤト
☆リンダマンが初代王者となる

GLEAT初の後楽園ホール大会ではG-REX初代王者決定トーナメントのA、Bブロックの決勝戦と初代王座決定戦が行われ、第1試合のAブロック決勝戦ではT-Hawk vsリンダのSTRONGHEARTS同門対決が実現した。
ぶつかり合いはT-Hawkが制したが、読み合いからリンダがアームホイップから首投げも、T-Hawkはヘッドシザースで切り返して間合いを図る。
T-Hawkがロックアップから逆水平を連発、串刺しはリンダが迎撃してミサイルキックもT-Hawkが低空ドロップキックから逆水平を連発、突進はリンダがキャッチして水車落としを狙うが、逃れたT-HawkがDDTで突き刺し、リンダのリーブロック狙いもT-Hawkがネックハンキングボムで叩きつける。
T-Hawkはネックロックで捕らえる。リンダがロープエスケープを狙っても逃さず、T-Hawkは逆水平からDDT、ロホ捕らえて首攻めを展開し、リンダはロープエスケープする。
T-Hawkがエルボーから挑発すると、リンダは張り手も、受け流したT-Hawkがナックルを浴びせてリンダはダウン、T-Hawkはナイトライドを狙うが、逃れたリンダがドロップキックもT-Hawkがショルダータックル応戦して、ナイトライドを狙うも、逃れたリンダはエクスプロイダーで投げる。
リンダはセカンドロープを利用したハングマン式ネックブリーカーからジャーマン狙いは、T-Hawkが逃れ、リンダの串刺しを避けたT-Hawkは読み合いからカウンターでアギラを炸裂させ、リンダのフランケンシュタイナー狙いをパワーボムで叩きつけてからウラジゴクも、リンダはすぐジャーマンで投げる。
リンダはフロッグスプラッシュを投下するが、T-Hawkが両足で迎撃してからケルベロスを炸裂させ、雪崩式BTボムを狙うと、リンダが雪崩式フランケンシュタイナーで切り返す。

リンダが串刺しも迎撃したT-Hawkがショルダータックルを浴びせ、リンダに「打って来い」と挑発すると、リンダはエルボーを放って、T-Hawkが逆水平で打ち返してラリーになる。
T-Hawkが連打もリンダが受けきり、読み合いからジャーマンも、リンダの突進はT-HawkがケルベロスからBTボムを決めるが、突進したところでリンダが飛びつき腕十字から三角絞めへ移行、T-Hawkは持ち上げるとナイトライドを狙うが、切り返したリンダがタイガースープレックスを狙い、逃れたT-Hawkはエルボーも、リンダは脇固めで捕らえる。
持ち上げたT-Hawkはナイトライドを狙うが、バックを奪ったリンダがタイガースープレックスホールドで3カウントを奪いAブロックを勝ち抜けて王座決定戦に進出する。

第2試合で行われたBブロック決勝戦は、開始からぶつかり合いになると、伊藤はビックブーツに対して、ハヤトは串刺しラリアットで応戦、読み合いからぶつかり合いもハヤトがニーリフトからボディープレスを投下して、フライングショルダーで場外へ伊藤をはじき出すと鉄柱に叩きつけて、エプロンに立ってポーズも、伊藤がキックで足を払って倒すと、通路にハヤトを連行してPKを浴びせる。
リングに戻ると挑発するハヤトに伊藤はミドルキックを連発、ハヤトは逆水平で返すが、伊藤はミドルキックでなぎ倒してニーリフトを連打を浴びせ、アキレス腱固めで捕らえて、ハヤトは必死でロープエスケープする。
伊藤はエルボースマッシュに対して、ハヤトはエルボーで返し、伊藤はニーリフトも、ハヤトはラリアットを連発して伊藤は場外へ転落、リングに戻るとハヤトがDDTからスライディングラリアット、ジャックハマーと見せかけてネックブリーカー、ハヤトは串刺しラリアットも伊藤や串刺しビックブーツで応戦し、伊藤は串刺しニールキックからフロントスープレックスで投げる。

伊藤はジャーマンを狙うが、ハヤトが逃れて旋回式スパインボム、そしてトップコーナーへ昇るが、伊藤がニールキックから雪崩式ファールアウェイスラムを敢行すれば、ハヤトはラリアットで応戦し、伊藤はバックドロップも、ハヤトはジャックハマーで応戦して両者ダウンとなる。
頭突きからエルボーのラリーになると、カマイタチの応酬、ハヤトは左右エルボーに対し、伊藤はキックのコンポから水面蹴り、踵落としから浴びせ蹴り、スリーパーから二段式ジャーマンスープレックスホールドを決めるが、ハヤトはカウント2でキックアウトする。
伊藤はハイキックを狙うが、ナックルで迎撃したハヤトはデスバレーボムからラリアットを放ち、最後は往復ラリアットからキン肉バスターことハヤトオーケストラで3カウントを奪い、Bブロックを突破して王座決定戦に進出する。

メインで行われたG-REX初代王座決定戦のリンダvsハヤトは、開始からリンダがドロップキックでハヤトを場外へ出すとトペコンで奇襲をかけ、リングに戻るとリンダがミサイルキックからフロッグスプラッシュと先手必勝に出る。
ハヤトのラリアットもリンダが脇固めで切り返すが、突進するリンダをハヤトがショルダースルーで場外へ落とすと、ダイレクトでリンダが転落し、ダメージを負ったリンダをハヤトがリングに戻すとストンピング、リンダはタックルも受け止めてハンマーを連打、リンダはエルボー狙いを切り返したハヤトはスリーパーで絞めあげて、そのまま旋回し、串刺しラリアットはキャッチしたリンダが水車落としで投げる。

リンダが串刺しエルボーを連発、ハヤトのラリアットを避けて無理やり膝まづかせて、後頭部へドロップキックを放つが、トップコーナーへ昇ると、ハヤトが抵抗するリンダに頭突きから雪崩式ブレーンバスターで落とし、ジャックハマーを狙うが、逃れたリンダは突進もハヤトはビックブーツで迎撃しての突進はリンダがエクスプロイダーも、払い腰狙いはハヤトがバックドロップで投げる。
ハヤトはエルボーの連打に対して、リンダも打ち返してラリーになり、リンダが連打を浴びせつつニーリフトも浴びせるが、突進はハヤトがネックハンキングボムで叩きつけ、スライディングラリアットからラリアットを放ったところでハヤトは右腕を気にし出し、それでもジャックハマーからカバーすると、リンダが腕十字で切り返して。捕獲式腕十字へ移行も、ハヤトは慌ててロープエスケープする。
リンダは再度腕十字から三角絞めで捕えると、ハヤトは持ち上げてバスターで叩きつけ、エルボーコンポからローリングエルボーを狙うが、リンダがハヤトの右腕へエルボースマッシュから突進はハヤトがラリアットを連発してジャックハマーで叩きつける。
ハヤトはハヤトオーケストラを狙うが、バックを奪ったリンダがジャーマンスープレックスホールドを決め、キックアウトしたハヤトもジャーマンで応戦してからスリーパーで絞めあげるが、リンダがハヤトを乗せたままセカンドコーナーへ昇って浴びせ倒して逃れる。
勝負に出たリンダは二段式ジャーマンスープレックスホールド、連続ジャーマンスープレックスホールドと畳みかけると、続けてタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い、記念すべきG-REX初代王者となった。
試合後にプレゼンターの小橋建太からベルトを受け取ったリンダは「いつも勝ってる時はボロボロな気がするんですけど…。準決勝でも決勝でも散々いかれたけど、G-REX最強の称号、初代王者はエル・リンダマンで文句はないよな!?、このG-REXトーナメントが始まって、今まで(GLEATは)ユニット対抗戦が中心でしたけど、“ひとり一人最強を決める”っていうトーナメントがこの2022年から改めて始まって、ホントに勉強になったし、この俺自身、実は『リンダマンに合ったポジションでリンダマンなりの活躍をしてればいいかな』なんて思ってたんですけど、このGLEATに入って俺は変わりましたよ。それはプロレス界で一番熱い男、鈴木社長に会ったからですよ。今までたくさんの人たちが、このプロレス界に入ってきて、潰れたり、いろいろイヤな目にあったりしたかもしれないですけど、#STRONGHEARTS、GLEATは責任を持って夢のある世界へお連れします! 鈴木社長、一緒に頑張りましょう!」とGLEATを背負って立つことを誓い、最後は「このG-REX、ほかの団体と比べてもGLEATが一番、エル・リンダマンが一番になる!ってそういう気持ちを本気で持って、これからGLEATのリング上……そして! プロレス界…他にも見てるんだろ? 今、なぜかこの大会、注目度が高い。俺たちの闘い見たよな? 俺たちのどこが他に劣ってるっていうんだ!? 過激な発言かもしれないけど、これくらい言わなきゃプロレス界は変わんないんだよ!GLEATが責任をもってプロレス界を変えていって、ここにいるみんな、応援してくれるみんなに素晴らしい夢を見せてやるから」と公約し、最後は「GLEAT…」しようぜ!」で締めくくった。

王座決定戦の内容も、A、Bブロックの決勝戦が激戦だったこともあって、リンダもハヤトもダメージが残っていたのか、体が重々しく感じたが、ハヤトが痛めた右腕を気にし出したところを、リンダがしっかり逃さず、またハヤト自身も勝負を焦っていた。
リンダはG-REXの初代王者となったが、リンダから王座の歴史が始まることから、リンダにしてみても一番感慨深く、重要な王座になっていくと思う。そして団体の主役という中心に立ったことから、これからは大きなプレッシャーとの戦いになる。リンダは新日本プロレス3・1武道館への参戦も決まっているが、王者として参戦する。団体の主役という最初の仕事として、武道館という大会場の中でどんな王者ぶりを見せるのか、これからのリンダに注目したい。

第3試合では壮馬がTiiiDAをファイヤーバードスプラッシュで3カウント奪い勝利を収めるが、試合後にはG PROWRESTLINGにまだ参戦していない井土徹也を壮馬が呼び出し、現れた井土に対して元HEAT UPのよしみとして飯塚が共闘を呼び掛ける。

井土は飯塚にDDTを決めて返答すると、怒った壮馬が井土に詰め寄ったところで、頓所が壮馬にドラゴンスープレックスで投げてから、佐藤がバスソーキックでKOする。
井土は頓所と佐藤と新ユニット結成を宣言し、GLEAT本隊だけでなく、BALK ORCHESTRA、#STRONGHEARTSに宣戦布告する。

第4試合のGLEATvsセンダイガールズの対抗戦は、宮城から代った細川がチサコにフットスタンプを連発、後方回転エビ固めから腕十字で攻め込むが、チサコがドロップキックで反撃し、代わった岡がクロスボディーを連発してからボディープレスで続く。
読み合いになると、細川が丸め込みを連発してボディースラム、宮城の援護でトップコーナーから回転エビ固め、ダイビングフットスタンプと岡を追い詰めるが、エルボーのラリーは岡が連打からフィッシャーマンズバスターを決める。
細川が岡に丸め込みを連発し、丸め込み合戦から細川が突進するが、岡がフィッシャーマンズスープレックスホールドを決めると、旋回式ダイビングボディープレスで3カウントを奪い、センダイガールズが勝利を収める。

セミファイナルは菊タローが奮戦して島谷、河上にドラゴンスクリュー、KAZMAには菊ザードを放ち、ストーム相手にラリアット合戦となって競り勝つ。
CIMAと稔の援護を得たカズは島谷にファイナルカットを決め、パワープラントを狙うが、島谷が逆打ちで切り返して3カウントを奪い勝利、試合後に納得しないカズが島谷に一騎打ちを要求すると、島谷が2カウントルールを提案し、カズが受諾し、最後はBALK ORCHESTRAが勝どきで締めくくった。

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