1月3日 DDT「DDT25周年開幕スペシャル!全席3000円興行!!」後楽園ホール 725人 超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 DDT10人タッグ選手権試合 15分1本勝負>
【第6代王者組】大鷲透 アントーニオ本多 〇平田一喜 ヨシヒコ(10分23秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)【挑戦者組】高木三四郎 彰人 高尾蒼馬 ×伊橋剛太 石田有輝
☆大鷲&アントン&平田&ヨシヒコが初防衛に成功
<第2試合 15分1本勝負>
〇男色”ダンディ”ディーノ 飯野”セクシー”雄貴 今成”ファンタスティック”夢人(11分33秒 漢固め)火野裕士 ×小嶋斗偉 高鹿佑也
※男色ドライバー
<第3試合 15分1本勝負>
〇高梨将弘 雪妃真矢(11分0秒 オクラホマロール)×勝俣瞬馬 赤井沙希
<第4試合 15分1本勝負>
〇クリス・ブルックス(13分57秒 レフェリーストップ)×ポコたん
※顔面へのダイビングフットスタンプ
<第5試合 15分1本勝負>
△佐々木大輔 MJポー(15分時間切れ引き分け)坂口征夫 △上野勇希
<第6試合 15分1本勝負>
〇樋口和貞(12分2秒 TKO)×岡谷英樹
※タオル投入
<第7試合 15分1本勝負>
〇遠藤哲哉 吉村直巳(13分52秒 片エビ固め)HARASHIMA ×MAO
※シューティングスタープレス
<第8試合 15分1本勝負>
△竹下幸之介(15分時間切れ引き分け)△青木真也
◎延長戦 5分1本勝負
〇竹下幸之介(2分26秒 ダブルリストロック)×青木真也
DDTの2022年度が開幕し、大会前の新年の挨拶ではカリスマとポー、急遽欠場になった納谷幸男、岡田佑介を除く出場全選手が揃い、大社長の高木、赤井、遠藤、竹下の順で挨拶、HARASHIMAも「24歳になります」と年齢を詐称するが、実は48歳とカミングアウトするというDDTらしさで大会がスタートする。
今大会では全試合15分1本勝負で行われることになり、メインではKO-D無差別王者の竹下とDDT EXTREME王者の青木がノンタイトルで対戦、この試合では互いにギブアップを奪い事を予告しており、青木のセコンドには宇野薫が着いた。
開始となると、ロックアップから竹下が押し込んでブレークとなり、、バックの奪い合いでは竹下がアームロックを狙うが、青木が押し込んでブレーク、フィンガーロックから竹下が押し込むと。竹下がレッグロックを狙い、青木が切り返そうとするが、竹下はヘッドロックで捕らえるも、抜けた青木は丸め込みグラウンドで押さえ込む。
竹下はアームロックを狙うが、切り返した青木は腕十字を狙いつつ押さえ込み、竹下のタックルに対して青木は三角絞めを狙うが、竹下はウォール・オブ・タケシタで捕らえ、宇野のアドバイスで青木はロープエスケープする。
青木はタックルを狙うが、潰した竹下は押さえ込み、切り返した青木は上へ覆いかぶさるも、竹下はバックを奪ってジャーマンを狙うが、切り返した青木は膝十字も竹下はロープエスケープする。
バックの奪い合いで青木が外道クラッチで丸め込み、バックを奪ってヨーロピアンクラッチで丸め込めば、竹下はジャパニーズレッグロールクラッチで返すと、青木はダイヤル固めで回転、竹下はスリーパーも青木はロープエスケープする。
青木は引き込んで腕十字を狙うが、竹下が持ち上げてラリアットで叩きつけ、パワーボム狙いは、青木が切り返して卍固めを狙うも竹下がロープエスケープする。
バックを奪った青木はスリーパーで捕らえ、抜けた竹下はバックを奪ってジャーマンは青木がサムソンクラッチで丸め込み、手四っつから押さえ込んだ竹下はマウントから腕十字、三角絞めで捕らえると、青木が動けなくなって追い詰められたところで15分の時間切れ引き分けとなった。
しかし青木も完全決着を望むと、竹下も「白黒つけたい」と望んだことで、協議の結果5分による延長戦に突入する。
ゴングが鳴ると青木や腕十字も竹下が押さえ込み、竹下のパワーボム狙いは青木が脇固めで切り返し、竹下はロープエスケープして場外へ逃れると青木はトペスイシーダで強襲、ところがキャッチした竹下が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して、青木は大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ると竹下は青木にジャーマンからPlusUltraを狙うが、青木が必死で逃れようとすると、竹下がダブルリストロックへ移行、青木も身動きが取れなくなったため無念のタップとなり、竹下が勝利を収めた。
試合後は青木も「高くて、広くて、深くて、熱かったよ! 本当に強かった! オマエがいるからここがメジャーだ」とマイクで潔く再戦を認め、竹下は「またやりましょう!」と再戦を約束してノーサイドとなる。
竹下はマイクで語りつつ、3月の両国の選手権に向けて次期挑戦者を呼びかけようとしたところで、セミファイナルでMAOをシューティングスタープレスで降した遠藤が現われ、「3年ぶりの両国国技館大会、メインイベント、俺しかいないだろ? 竹下、オマエの答えを聞かせてくれ」と挑戦を表明すると、竹下も無言で手を差し出し、遠藤も応じて握手で選手権が決定となった。
内容的には互いにギブアップを狙ったこともあって、一進一退となるも、終盤では竹下のパワーに青木が押されそうになっていた。延長戦では青木が狙ったトペスイシーダが仇になったのか、キャッチされて垂直落下式ブレーンバスターを食らってしまい、それが決定打になってしまった。竹下にしても昨年12・26代々木では岡林裕二相手にパワーで互角以上に渡り合い、今回は関節に長ける青木からタップを奪ってしまった。竹下幸之介というレスラーはますます大きくなっていくことは間違いないだろう。
その竹下にライバルだった遠藤が立ちはだかった。遠藤は小橋建太の承諾を得て、秋山準を参謀にしてバーニングを結成して立ち位置を変えてきた。
遠藤はこれまでシングルでは竹下には何度か勝っているが、ベルトのかかった試合で竹下が王者、遠藤が挑戦者という形とになると、遠藤は竹下には1度も勝てず王座を奪取することは出来なかった、それが遠藤にとって一つのジレンマになっており、竹下からベルトを取った時が遠藤を越えた時と考えている。今回はそのタイミングだと見て挑戦を表明をしてきた。25周年記念の両国という舞台はまさに格好の場でもあり、頂上対決と言っても過言ではないだろう。
第6試合では岡谷が樋口に挑戦、岡谷はERUPTION入りを望んでおり、とりあえず坂口や赤井の承諾を得なければならないということで、岡谷は樋口預かりとなるも、今回の試合はERUPTION入りをかけての査定試合となった。
試合となると懸命に食い下がる岡谷を樋口は徹底的に痛めつけてかわいがり、岡谷の起死回生のミサイルキックさえ逆水平で攻める。
それでも岡谷はジャンピングネックブリーカーでやっと一矢報いると串刺しエルボーからブルドッキングヘッドロックと畳みかける。
岡谷はノーザンライトスープレックスを狙うが、樋口が逃れて逆水平を浴びせ、食い下がる岡谷は樋口のラリアットは避けへ出し、ロープ越しの樋口にブレーンバスターを狙うが、樋口はエプロンへ岡谷を連行するとエプロンでノド輪落としを敢行して大ダメージを与える。
それでも必死で立ってリングに戻ってきた岡谷はエルボーも樋口は逆水平で返し、それでも立つ岡谷に頭突きを浴びせ、樋口はフロントネックロックも、!岡谷はコーナーに押し込んでノーザンライトスープレックスホールドを決める。
しかしキックアウトした樋口はラリアット、アバランシュホールドからカナディアンバックブリーカーで追い詰めにかかり、岡谷は決してギブアップをしまいと懸命に耐えたが、坂口がパーカーをタオル代わりにして投げると試合をストップとなり、TKOで樋口が勝利が勝利を収めた。
試合後には坂口が岡谷にパーカーを着せてERUPTION入りを認めると、岡谷は坂口にビンタを浴びせれば、坂口もビンタで返してERUPTION入りを歓迎した。
第4試合ではクリスがポコたんと対戦し、読み合いからポコたんはクロスチョップ、バックハンドエルボーで攻め込むと、場外へ逃れたクリスにトペを狙ったが、頭がロープに挟まって失敗してしまう。
クリスはビンタから場外戦を仕掛けて痛めつけると、リングに戻ってポコたんに尻尾に尻尾十字固めで捕らえ、延髄斬りも放っていくが、ポコたんの頭が取れてしまう。
それでもポコたんがドロップキックで反撃すると、レインメーカーポーズからレインメーカー式頭突き、カミゴエ式頭突き,、エアギターからスリングブレイドとどっかで見たような気がするムーブで反撃する。
ポコたんはハイフライフローを狙うがクリスが雪崩式ダブルアームスープレックスで落とすと、後頭部へミサイルキックを命中させ、キャッチしたポコたんは中指から低空ドロップキック、ドラゴンスクリューからシャイニングウィザードとどっかで見たパターンを狙うが、クリスがジャンピングニーで迎撃し、最後はブレインマンティスボムから顔面にダイビングフットスタンプでポコたんの顔面が壊れてレフェリーストップとなってクリスが勝利を収める。
ところが怒りの収まらないクリスがポコたんを痛めつけると、館内が暗転してバルコニーからヨシヒコが出現し、クリスにバルコニーダイブを命中させ、リングに上がってマウントナックルを浴びせる。
これを受けてクリスはヨシヒコとの一騎打ちを要求して1・7新宿でシングルが決定する。
第3試合ではアイスリボンからフリーに転身した雪妃が高梨と組んで勝俣&赤井と対戦、勝俣から容赦ない攻めを受けた雪妃だが赤井と対峙するとエルボーのラリーからも、雪妃はニーに対し、赤井はビックブーツからサッキーカッターで返すと、雪妃はトラースキックからランニングニー、ミサイルキックは自爆するもハイキックは相打ちで両者ダウンとなる。
試合は高梨が勝俣と赤井を巧みに同士討ちを誘発させると、高梨が勝俣を丸め込んで3カウントを奪い勝利、試合後も雪妃はDDTに継続参戦をアピールして赤井と握手を交わす。
第2試合ではフェロモンズが火野&小嶋&高鹿組と対戦するも、小嶋がフェロモンズの餌食に遭って蹂躙される。火野もディーノのケツ堀りに捕まり、カットに入る高鹿も飯野の地獄門の餌食にされ、最後は火野は試合を放棄して逃げると、ディーノが小嶋を男色ドライバーで仕留めて3カウントを奪いフェロモンズが勝利、試合後もフェロモンズが今年のマニュフェストして出禁になっているSAMURAI TVへフェロモンズとして出演することを掲げる。
第1試合で行われたKO-D10人タッグ選手権は平田が試合前に対戦相手に高木にTOKYOGOを踊りたいとLINEを送っていたことが発覚する。
LINEが通じていると思い込んでいた平田は先発を志願して、「全員まとめてかかってこい」と挑発するが、やっぱり高木組の袋叩きに遭うも、平田が手刀で一蹴すると、カズキルーペでTOKYOGOだが高木が飛びつき十字で阻止する。
平田が先発を志願するが、直前になってノータッチルールっていつも通りだ。平田は全員まとめてかかってこいと挑発するが、やっぱり高木組が総出で襲い掛かるも平田は手刀も石田は電車道で手刀を弾き飛ばすも平田が手刀で一蹴すると、カズキルーペでTOKYOGOだが高木が飛びつき十字で阻止する。
終盤になるとアントンがゴンギツネタイムから敵味方関係なくゴンギツネを放つも、伊橋がへそ踊りを踊り出すと、平田の手刀とまとめて吸い込まれて投げられてしまう。
勝負を狙った伊橋はムーンサルトプレスを狙うが、ヨシヒコが雪崩式逆打ちで阻止すると、平田が飛びつき腕十字固めでギブアップを奪い防衛となった。
そして1・30後楽園から開幕する「Ultimate Tag League 2022」の出場チームが発表された。
今年も10チームが参加も、昨年優勝した竹下&勝俣は互いにパートナーを変え、竹下は上野、勝俣はMAOと組み、遠藤は秋山、クリスは本来のパートナーである高梨、カリスマはポー、樋口は岡谷、火野は納谷を抜擢、初エントリーとなった平田は近藤修司、フェロモンズからもディーノと飯野がエントリーを果たした。そしてKO-Dタッグ王者組のHARASHIMA&吉村は、自身らの意向でタッグ王座を返上を申し出たことで、今回は優勝チームにはKO-Dタッグ王座もかけられることになった。