ウィル・オスプレイがアメリカに出現で真のIWGP王者をアピール!棚橋はアーチャーを降してUS王座を初戴冠!


8月14日 新日本プロレス「RESURGENCE」アメリカ・The Torch at LA Coliseum 2222人札止め
(試合内容は実況ツイートより)

<ダークマッチ>
〇ベイトマン ミステリオッソ バレット・クラウン(9分32秒 This is the Kill)×ジョーダン・クリアウォーター ケビン・ナイト ザ・DKC

<第1試合 アレックス・コグリンチャレンジマッチ 15分1本勝負>
〇カール・フレドリックス(10分48秒 片エビ固め)×アレックス・コグリン
※マニュフェストデスティニー

<第2試合 20分1本勝負>
〇クラーク・コナーズ 成田蓮 TJP(11分19秒 片エビ固め)ブレッド・ローサー ×ロッキー・ロメロ ウィーラー・ユウタ
※TJPのマンバスプラッシュ

<第3試合 30分1本勝負>
リオ・ラッシュ エイドリアン・クエスト クリス・ディッキンソン フレッド・イェハイ 〇上村優也(12分45秒 閂スープレックスホールド)トム・ローラー JR・クレイトス ロイス・アイザックス ジョレル・ネルソン ×ダニー・ライムライト

<第4試合 30分1本勝負>
〇ジュース・ロビンソン(9分0秒 エビ固め)×ヒクレオ

<第5試合 30分1本勝負>
〇石井智宏(16分7秒 片エビ固め)×ムース
※垂直落下式ブレーンバスター

<第6試合 30分1本勝負>
〇カール・アンダーソン ドク・ギャローズ(10分33秒 片エビ固め)ジョン・モクスリー X=×永田裕志
※マジックキラー

<第7試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第33代王者】〇ジェイ・ホワイト(22分59秒 片エビ固め)【挑戦者】×デビット・フィンレー
※ブレードランナー
☆ジェイが初防衛に成功

<第8試合 IWGP USヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇棚橋弘至(19分26秒 片エビ固め)【第9代王者】×ランス・アーチャー
※ハイフライフロー
☆アーチャーが2度目の防衛に失敗、棚橋が第10代王者となる

新日本プロレスアメリカ大会がロスサンゼルスで有観客にて開催され、日本からは棚橋、石井、アメリカ武者修行が決まった上村が参戦、まず第5試合では石井がインパクトレスリングで新日本だけでなくNOAHにも参戦したことのあるムースと対戦、序盤から石井が肉弾戦で体格のあるムースに圧倒され、ムースは串刺しアッパーカットから串刺しドロップキック、コーナードロップキックと石井を追い詰めていく。

ムースの攻勢を受け切った石井はボディーへ頭突きからエルボーで反撃するとブレーンバスターで投げ、天龍コンポから突進するが、ムースがショルダータックルで弾き倒す。しかしムースのパイルドライバー狙いは、石井が逃れてエルボーを浴びせれば、ムースはビックブーツからショルダータックルで応戦も、ローリングエルボーを避けた石井はバックドロップで投げ、ムースはビックブーツで応戦して、ラリアットは相打ちとなって両者ダウンとなる。

先に立ったムースに石井が逆水平もムースも打ち返し、石井は対角線へ振るもムースは旋回式クロスボディからハイアングルでパワーボムで叩きつけ、石井をコーナーにセットしてドロップキックからネックハンキングボムと石井を圧倒する。

ムースはラリアットからバイシクルキックを狙うが、逃れた石井はリキラリアットも受け切ったムースはバイシクルキックで浴びせれば、受けきった石井はリキラリアットで応戦、エルボーの連打から突進はムースがドロップキックも、ライツライトは石井が避けてジャーマンで投げる。
石井はリキラリアットを炸裂させたが、受け切ったムースは頭突きで返せば、石井は頭突きからリキラリアットで応戦、しかし垂直落下式ブレーンバスター狙いはムースが堪えてロックボトムで叩きつけると、ゲームブリーカーは石井が迎撃して延髄斬りからスライディングラリアットと浴びせ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利を収める。

ところが試合後に頸椎のヘルニアで5月4日の福岡大会以降欠場しイギリスへ治療に戻っていたウィル・オスプレイが突如現れる。
マイクを持ったオスプレイは「復帰許可が出たよでもG1には出場しない。日本では試合しないぞ。俺は4ヶ月欠場でIWGP世界ヘビーを返上した、でもモクスリーは1年以上防衛戦をしていなかったのに剥奪しなかった。俺はまだIWGP世界ヘビー級王者だ、鷹木信悟は暫定チャンピオンだと言ってIWGP世界ヘビー級王座のベルトを袋から取り出す。俺はここをホームにする、LA道場の負け犬なんかトイレに捨てておけ」と今後はロスサンゼルスを主戦場にするとアピールして、袋から鷹木信悟が保持しているはずのIWGP世界ヘビー級ベルトを取り出し、自分こそが真の王者だとアピールする。

LADOJOのことも詰られたこともあってフレドリックスとコナーズが駆けつけ、柴田勝頼の制止を振り切ってオスプレイに襲い掛かろうとしたが、オスプレイはリングから退散し会場から去っていった。

IWGP世界ヘビー級ベルトは鷹木が持っていることから、オスプレイが持っているのは自分で作ったベルトだと見ていいだろう。新日本はIWGPヘビー級王座時代にはアントニオ猪木ベルトである初代と橋本真也ベルトである2代目ベルトとどっちが権威のあるかを問われ、またレスナーベルトである3代目ベルトもIGFが真のIWGPベルトだと主張して勝手にIGFで防衛戦を行ったあったが、今回はオスプレイが返上には納得せず、自作のベルトを使って鷹木信悟や日本側に揺さぶりをかけてきた形となった。
今後はオスプレイと鷹木が真の王者なのかも、開催するとされる1・4東京ドームの最大のテーマになってくるのか、オスプレイの行為を鷹木、またEVILはどう思うのか…

メインイベントでは7月21日にAEWのリングでモクスリーを破って新王者となったアーチャーが棚橋の挑戦を受け、開始からアーチャーはいきなり棚橋を場外へ放り投げてパワーの差を誇示、棚橋はエプロンへ上がり突進するアーチャーにスタンガン、リングに戻って棚橋がバックタックル、低空ドロップキック、サイキック、レッグロックと足攻めを狙うが、アーチャーはアイアンクローで捕らえる。
リングサイドでは棚橋との対戦を要望しているとされるモクスリーが缶ビール片手にリングサイドで観戦、アーチャーは棚橋をラリアットで場外へ追いやりエプロンからトペコンを命中させてから鉄柵に叩きつけ、棚橋はエルボーの連打もアーチャーは一撃で棚橋はダウンし、無理やり起こして強烈な張り手と棚橋を圧倒、リングに戻ると棚橋は太陽ブローから突進はアーチャーがショルダータックルで迎撃し、ボディーブローを連打、往復式串刺しエルボーを浴びせて棚橋はグロッキーとなり、アーチャーは俺の勝ちだから試合を止めろと要求するが本部席は応じない。

棚橋は張り手も受け流したアーチャーはエルボーを一閃してからコーナーに叩きつけて棚橋を罵り、背後から急所蹴りを浴びせ、棚橋は張り手も受け流したアーチャーのチョークスラムを狙うが、逃れた棚橋はドラゴンスクリュー、青天井エルボーからサマーソルトドロップ、セカンドコーナーからのサマーソルトドロップと試合の流れを変える。

棚橋はスリングブレイドを狙うが、アーチャーがビックブーツで迎撃し、棚橋は場外へ出されるとアーチャーはエプロンへチョークスラム、リングに戻るとアーチャーはオールドスクールからムーンサルトアタックを命中させる。

アーチャーはブラックアウトを決めカバーするが、足がロープにかかってブレークとなり、アーチャーは再度ブラックアウトを狙うが棚橋がスリングブレイドで切り返すとエルボーのラリーに持ち込み、棚橋が連打もアーチャーは一撃してロープへ振ったが、棚橋はカウンターのスリングブレイド、ツイストアンドシャウトからスリングブレイドを決める。

棚橋はアピールするが、アーチャーが背後からショルダータックルを浴びせ、ナックルの連打からコーナーパットを外して殴打し、イスまで持ち出してコーナーにイスをセットして棚橋を叩きつけようとしたが棚橋が逆に叩きつけて丸め込むも、アーチャーがラリアットからブラックホールスラムで叩きつけ、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、棚橋がビンタで落とすとハイフライアタック、背中へハイフライフローから正面へのハイフライフローで3カウントを奪い。逆転勝利で王座奪取に成功した。
試合後にはアーチャーがマイクを持つと「アンタは新日本の歴史だよ、エースそのものだ。G1で2019年に戦ったあの試合もそうだが、アンタをリスペクトし続けてる。ロスに来れて良かった。AEWに上がるなら、真っ先に俺でやろう。あっちで待ってるぜ。アリガトウゴザイマス、タナハシサン。」これまでの態度を一転させて潔く敗戦を認め、棚橋もアーチャーとグータッチを交わしてエールを交換する。
アーチャーが去った後で棚橋はマイクで英語にてスピーチするとアメリカでもエアギターパフォーマンスを展開し、最後は会心の「愛してま~す!」で締めくくったが、モクスリーは何もせず去っていった。
試合内容もアーチャーが圧倒も、棚橋がワンチャンスを逃さず一気に畳みかけた。今回は有観客で声援ありと、棚橋も気持ちよい光景だったと思う。日本でも早くこの光景がよみがえることを祈りたい。

セミファイナルではジェイの保持するNEVER無差別級王者にNJCでジェイに勝利したフィンレーが挑戦、ジェイの串刺しを迎撃したフィンレーはセカンドコーナーへ昇るが、ジェイは場外へ突き落とし、エプロンへ前落としを敢行、リングに戻るとジェイはワンハンドバックブリーカー、ベアハッグ、串刺しショルダーを連発、対角線に叩きつけて場外へ放り投げるなどして腰攻めでリードを奪い、フィンレーが戻ってもジェイはストンピングの連打を浴びせる。
フィンレーはジェイにエプロンに叩きつけて反撃すると、リングに戻ってショルダースルー、エルボーアタックの連打から切込み式アッパーカット、場外へ逃れたジェイにプランチャを命中させ、リングに戻ると串刺しアッパーカット、セカンドコーナーからアッパーカットと浴びせる。
フィンレーはロックボトムを狙うが、ジェイはロープへ逃れ、ボディーへのエルボーからDDT、串刺しバックエルボーからトップロープへ前落とし、ブレードバスターと畳みかけるが、裏投げ狙いはフィンレーがコーナーへ押し込んで逃れ、抵抗するジェイにアッパーカットを連発する。
フィンレーはストンピングの連打を浴びせ、ロープエスケープのためレフェリーが制止に入ると、その間に蘇生したジェイはトップロープへフラップジャップで叩きつけ、エプロンで断崖式バックドロップ狙いはフィンレーは場外へ落とすも、ジェイが引きずりおろしたがフィンレーはエプロンめがけてバックドロップで投げてりんぐに戻ったが、間が空いた隙を逃さなかったジェイはフィンレーを場外へバックドロップで落とし、リングに戻るとジェイは裏投げから雪崩式バックドロップ狙いはフィンレーが抵抗してエプロンへ落とし、トップコーナーから雪崩式ブレーンバスターで落とす。

エルボーのラリーでジェイが場外へ転落したが、リングに戻ったジェイは一撃を浴びせ、フィンレーをいなしてラリアットを放てば、フィンレーもラリアットで応戦、しかし突進はジェイがコンプリートショットからジャーマンで投げれば、読み合いからフィンレーはバックドロップ、ブルーサンダーからSTFで捕らえ、クロスフェースからナガタロックⅢへと移行するが、ジェイはロープエスケープする。

フィンレーはスティンブレイカーを狙うがレフェリーと交錯させたジェイは急所打ちを浴びせると、レフェリーの注意を受けたジェイがレフェリーを突き飛ばた隙に、フィンレーが急所打ちからスティンブレイカーを決め、Prima Noctaを狙うが切り返したジェイはSSSで投げる。
ジェイはブレードランナーを狙うが、切り返したフィンレーはPrima Noctaを決め、ACID DROPを狙うが、ジェイが逃れるとフィンレーが掟破りのSSSを連発、そしてACID DROPはジェイがブレードランナーで切り返し3カウントを奪い王座を防衛、試合後には石井が現れ挑戦を表明するが、ジェイは拒否する

第6試合ではアンダーソン&ギャローズのグットブラザーズがモクスリーと対戦し、モクスリーが用意したXとして永田が登場する。

永田は久しぶりに対戦するギャローズにフルネルソン、フェイントからローキックの連打を浴びせるが、ギャローズはビックブーツで反撃するとl場外でアンダーソンが永田を痛めつけてから、グットブラザーズは永田を捕らえる。
代わったモクスリーは、場外のグットブラザーズにトペからアンダーソンにイスを投げつける。リングに戻ってアンダーソンにジャーマンからラリアット!、ギャローズにもジャーマン、アンダーソンに放り投げブレーンバスターと大暴れする。

永田に代わるとアンダーソンにミドルキックの連打、ビックブーツから延髄斬りを浴びせ、ギャローズにはエクスプロイダー、アンダーソンにナガタロックⅡを決めれば、モクスリーもギャローズをナガタロックⅡで競演で披露するが、場外戦になるとモクスリーがグットブラザースのイスの上でのマジックキラーを食らってKOされると、孤立した永田は奮闘するが、ギャローズのハイキック、アンダーソンのガンスタンを食らった後でマジックキラーで3カウントを奪い勝利を収める。

試合後にグットブラザーズがマイクを持ってアピールしTooAweetポーズを取ると、これに不快に思ったのか試合が組まれていなかったタマ・トンガ&タンガ・ロアのG.o.Dが現れ、グットブラザーズを挑発して睨み合いになるが、グットブラザーズは乗らずに退散し、G.o.Dは自分らこそ真のBULLET CLUBだと示すためにTooAweetを取る。

アメリカ武者修行に出された上村は第3試合に登場しリオの援護を得た上村が閂スープレックスホールドでライムライトを降すと、試合後に上村はLADOJO入りを志願し、柴田が現れて「Come With Me」で返答してLADOJO入りを歓迎した。

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