元金髪夫婦の愛憎劇はHAYATAが貫録の差を見せつける!丸藤は桜庭から防衛もN-1参戦は拒否!


8月1日 NOAH「CROSS OVER 2021 in HIROSHIMA」広島サンプラザ 1085人
(試合内容は実況ツイートより)

<第7試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第46代選手権者】〇HAYATA(15分27秒 体固め)【挑戦者】×YO-HEY
☆HAYATAが2度目の防衛に成功

<第8試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第35代王者】〇丸藤正道(21分29秒 片エビ固め)【挑戦者】×桜庭和志
※虎王・零
☆丸藤が2度目の防衛に成功

2020年5月9日 NOAH特設アリーナで小川良成&鈴木鼓太郎の保持するGHCジュニアタッグに金髪夫婦を結成していたHAYATA&YO-HEYが挑戦、試合はYO-HEYが鼓太郎にスーパー顔面Gを炸裂させて勝利目前だったが、相棒だったHAYATAが突如YO-HEYにトラースキックを放ってカットし、前触れもない突然の裏切り劇に周囲は騒然となったが、HAYATAは小川と結託してSTINGER入りを果たし、原田とタダスケらと結成していたRATEL’Sの解散の要因を作った。裏切り劇から1年3ヵ月目で二人がHAYATAの地元である広島でGHCジュニアヘビー級王座をかけて実現し、YO-HEYは15周年を迎えるHAYATAに赤っ恥をかかせるために挑戦した。

序盤ではロックアップからYO-HEYがリストロック、足を取ったHAYATAはレッグロック、トーホールドと足攻め、切り返したYO-HEYはハンマーロックの応酬、HAYATAがレッグシザースからヘッドロック、YO-HEYはレッグシザースからフロントネックロックと互いに出方を伺うも、YO-HEYはHAYATAを場外へ出すとノータッチトペコンを命中させる。

リングに戻るとYO-HEYはネックロックで執拗に絞めあげる、首投げからHAYATAの顔面へ低空ドロップキックを放つが、逆水平からドロップキックは自爆すると、HAYATAはエルボーを放つYO-HEYにサミング、ショートレンジで顔面めがけて低空ドロップキックから、スリーパーで絞めあげる、YO-HEYはロープエスケープする。
HAYATAはナックルから2ステップムーンサルトを投下も。YO-HEYが剣山で迎撃し、HAYATAのハンドスプリングもドロップキックで迎撃すると、串刺しダブルニー、トラースキックからジャンピングトラースキック、ミサイルキックと再び自身の流れに戻す。

YO-HEYはティヘラからエプロンへ出るが、HAYATAがセカンドコーナーからジャンピングハイキックで場外へ出すと、ノータッチトペコンを命中させる。

リングに戻るとHAYATAはみちのくドライバーを狙うが、YO-HEYは逃れて、HAYATAをセカンドロープへレッグシザースから背中へダブルニー、読み合いから突進するHAYATAにドロップキック、ツイストオブフェイドから顔面GはキャッチしたHAYATAがシットダウンパワーボムで叩きつけ、切り返しからダブルリストDDT、ムーンサルトプレスと畳みかける。

HAYATAは403インパクトからクロス式403インパクトを狙うが、YO-HEYがYO-ROLLで丸め込み、HAYATAの突進したところでYO-HEYが顔面Gを炸裂させる。

勝負を狙ったYO-HEYはトラースキックを連発してからドロップキック、そしてスーパー顔面Gを狙ったが、避けたHAYATAがすぐさまヘデックで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にGHCジュニアタッグ王座を奪取した吉岡&進が揃い、元レッスルゲート勢でGHCジュニア戦線の独占をアピールした。

YO-HEYは確かにHAYATAを追い詰めていたが、HAYATAにはまだまだ余力を残しており、スーパー顔面GもHAYATAが敢えて誘ったうえで仕留めたことから、貫禄の差を見せつけられる結果となってしまった。

メインはGHCヘビー級選手権が行われ、王者の丸藤に桜庭が挑戦した。

握手から開始となり、差し合いからバックの奪い合い、桜庭は首を取ってグラウンドも丸藤も切り返して一旦距離を取る。桜庭がタックルも丸藤はロープエスケープ、丸藤が足を取りガードポジションを取るが、桜庭がアキレス腱固めを仕掛けて丸藤は慌ててロープエスケープする。
桜庭が前転して迫ると丸藤がヘッドロック、ショルダータックルも、桜庭が足を絡めてグラウンド狙いは丸藤が慌ててロープエスケープし、丸藤はヘッドロック、ビックブーツに対して、桜庭はチキンウイングフェースロック狙いは丸藤はロープエスケープして場外へ逃れ、リングに戻ると桜庭が挑発して丸藤はヘッドロック、桜庭が切り返して辺ぞ・グレイシーを仕留めたスタンディングアームバーで捕らえたが、丸藤はロープエスケープする。

桜庭はストンピングを連打からアームバーを狙うが丸藤はロープエスケープを狙うも、桜庭が引っ張り阻止し、桜庭はダブルリストロックから腕十字も丸藤はロープエスケープするが、桜庭は左腕ヘニードロップを連発と左腕攻めで試合をリードする。

桜庭は丸藤の左腕ヘローキックを連打から39ロック狙いは丸藤はロープエスケープも、桜庭は左腕ヘミドルキックを連打、首相撲からニーリフトを連打し、丸藤の側転からのドロップキックもキャッチしてアキレス腱固めで捕らえて、丸藤はロープエスケープする。

桜庭は今度は丸藤の左足へローキックを連打に対して、丸藤が逆水平で返し、桜庭はモンゴリアンチョップも両耳を掴んでコーナーに押し込んだ丸藤は逆水平、串刺しジャンピング背面エルボーも、桜庭は脇固めで捕らえ、丸藤の前落としからのトラースキックを桜庭の避け、丸藤のトラースキックイリュージョンも見切った桜庭はハイキックを炸裂させる。

桜庭はフロントネックロックで捕らえたが、丸藤は前落としからカウンター虎王を炸裂させ、逆水平に対して桜庭はモンゴリアンチョップとラリーになると、桜庭もシャツを脱いで再びラリーになり、桜庭は敢えて背中で丸藤の逆水平を受けて再びラリーになり、桜庭の背中が紅葉状態になる。

そこで丸藤がいきなりフックキックを炸裂させたが、串刺しは避けた桜庭はスリーパーで捕らえ、逃れた丸藤は時間差ロープワークも桜庭がスリーパーて胴絞めへ移行し、逃れた丸藤はキーロックからパーフェクトキーロックで捕らえるも、桜庭は切り返して三角絞めで捕らえて丸藤を追い詰めるが、丸藤は必死でロープエスケープする。

桜庭はミドルキックの連打、ローキックからミドルキック、左膝への関節蹴りを浴びせるが、丸藤はボディーへ虎王からローリング式虎王、トラースキックから真虎王を狙うが、避けた桜庭はスリーパーで捕らえ、丸藤はロープエスケープも桜庭は構わずセカンドコーナーからスリーパー絞めあげると、丸藤がエメラルドフロウジョンで叩きつける。

ここで三沢光晴が宿った丸藤はフックキック、虎王、左右エルボー、ローリングエルボーと炸裂させると、最後は虎王から虎王・零で3カウントを奪い防衛を果たした。

試合後は両者握手でノーサイドとなり、丸藤がマイクで大会を締めくくった。

よく考えれば広島は三沢光晴最後の地、追い詰められた丸藤がエメラルドフロウジョンやローリングエルボーを繰り出したのは三沢光晴を意識したのかわからない、わかるのはこれまで丸め込みでしか敗れなかった桜庭を丸藤が正面から破ったこと、丸藤にとって大きな勝利だった。

そして丸藤はN-1への出場を拒否し、王者として10・10大阪で優勝者を挑戦者に迎えることになったが、2年前は清宮も同じことをして、昨年の潮崎豪はそれをしなかったが、これからは慣例化していくのかもしれない。

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