6月2日 新日本プロレス「Road to DOMINION」後楽園ホール 447人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
EVIL チェーズ・オーエンズ 高橋裕二郎 〇石森太二 エル・ファンタズモ(11分47秒 片エビ固め)棚橋弘至 本間朋晃 辻陽太 ×上村優也
※ブラディークロス
<第2試合 20分1本勝負>
〇YOH SHO 田口隆祐(10分48秒 Out Of Print)エル・デスペラード 金丸義信 ×DOUKI
<第3試合 20分1本勝負>
鈴木みのる タイチ 〇ザック・セイバーJr.(2分2秒 クラーキーキャット)タマ・トンガ タンガ・ロア ×外道
<第4試合 30分1本勝負>
ジェフ・コブ 〇グレート・O・カーン(9分7秒 体固め)飯伏幸太 ×マスター・ワト
※エリミネーター
<第5試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第21代王者組】石井智宏 後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI(31分15秒 バタフライロック)【挑戦者組】内藤哲也 SANADA ×BUSHI
☆後藤&石井&YOSHI-HASHIが5度目の防衛に成功
後楽園2連戦の2日目のメインではNEVER6人タッグ選手権が行われ、王者の石井&後藤&YOSHI-HASHIにロスインゴの内藤&SANADA&BUSHIが挑戦、ロスインゴ内で鷹木が独走していることに危機感を抱いた内藤はSANADA、BUSHIと組んで王座に挑戦した。
先発は石井vsSANADAかと思われたが、石井は内藤でないため納得せず、後藤が石井を下げ先発を買って出て開始となった。
後藤とSANADAはグラウンドから読み合いも、石井vs内藤に代わると、内藤は焦らすようにBUSHIに代わり、BUSHIもすぐ内藤に代わって焦らしにかかる。最終的にBUSHIに交代も、石井はBUSHIを蹴散らして内藤に強襲して逆水平の連打を浴びせ、SANADAとBUSHIが入ってロスインゴが連係狙いも、後藤とYOSHI-HASHIが入って連係を阻止しし、BUSHIを捕らえて3人同時サッカーボールキックから太鼓の乱れ打ちと逆にBUSHIを連係で蹂躙する。
YOSHI-HASHIはBUSHIを攻め込むが、控えの内藤がYOSHI-HASHIにスタンガンからBUSHIがドロップキックを放って場外戦を仕掛け、内藤は石井を鉄柵を使ってネックロックで絞めあげる。
リングに戻るとロスインゴがYOSHI-HASHIの右腕を集中攻撃して試合の流れを変え、石井がカットに入ってもロスインゴがで返り討ちにする。劣勢のYOSHI-HASHIは突進する内藤にヘッドハンターで反撃してから、代わった石井は内藤にエルボーの連打を浴びせ、BUSHIやSANADAがカットに入るが、内藤とSANADAを同士討ちさせて返り討ちにすると、内藤をバックドロップで投げる。
石井はマウントビンタで内藤を挑発してブレーンバスター狙うが、内藤が切り返しエルボーの連打も石井は動じず一撃を浴びせてからエルボーのラリーとなって、内藤が連打も石井が前進して一撃で返すが、串刺しは内藤が迎撃しバックエルボーから後頭部へ低空ドロップキックを命中させる。
ここでSANADAに代わり、て石井の串刺しを迎撃してから読み合いも、石井がジャーマンで投げれば、後藤に代わって時間差ラリアット、カットに入ったBUSHIをSANADAの上へアームホイップで叩きつけ、SANADAに村正からブルドッキングヘッドロックも、牛殺しはSANADAが逃れ、後藤の串刺しを避けてアトミックドロップからパラダイスロックで捕らえ、尻に低空ドロップキックを放つ。
SANADAは後藤にTKOを狙うが、逃れた後藤はSANADAの突進をスリーパーで捕らえてから、後藤弐式で丸め込んだが、SANADAがカウント2でっくアウトし、YOSHI-HASHIが入って隠し狭間から後藤ごとハント、新技である後藤参式で丸め込んだが内藤がカットする。
後藤はSANADAに牛殺しを狙ったが、逃れたSANADAが後藤の背中を引っ掻いてからオコーナーブリッジを狙うも、後藤が背中を引っ掻いて阻止、だが突進はSANADAがTKOからYOSHI-HASHIvsBUSHIに代わり、エルボーのラリーからYOSHI-HASHIの串刺し狙いをBUSHIがロープ越しでオーバーヘッドキック、ミサイルキックを命中させ、カットに入る石井にもドロップキックを放つと、場外のYOSHI-HASHIにトペスイシーダを命中させる。
リングに戻るとBUSHIはYOSHI-HASHIに切り返しからDDTも、串刺しはYOSHI-HASHIが避けてスピンキックから後藤、石井が入って連係も、後藤ごとハントは内藤が阻止すると、連係で後藤、石井を排除したロスインゴがYOSHI-HASHIにトレイン攻撃からBUSHIがライトニングスパイラルを決める。
BUSHIはYOSHI-HASHIにMXを狙うが、YOSHI-HASHIが避けたところで後藤がBUSHIを強襲し激烈一閃を決め、YOSHI-HASHIがダブルニーアタックからバタフライロックで絞めあげると、シットダウンパワーボムを決め、KUMAGOROSHIを狙うと、BUSHIが逃れて丸め込んでから延髄斬りを浴びせ、内藤がYOSHI-HASHIに低空ドロップキックを放って、石井が入っても内藤がDDT、ジャンピングエルボーアタックで排除、内藤はYOSHI-HASHIに延髄斬りからBUSHIがコードブレイカーと連係で捕らえ,BUSHIはMXを決めたが、後藤が間一髪カットに入る。
SANADAはプランチャで後藤を排除すると、BUSHIはYOSHI-HASHIにトップコーナーからMXを狙ったが、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで撃墜する。
YOSHI-HASHIとBUSHIはダウンし、BUSHIはSANADAへの交代を狙ったが、石井がSANADAを場外へ引きず出して阻み、交代に失敗したBUSHIに後藤と石井が入って連係を狙うと、内藤とSANADAが入って後藤と石井を排除し、内藤とSANADAの援護からBUSHIがYOSHI-HASHIにBUSHIロールも、YOSHI-HASHIはカウント2.9でキックアウトする。
BUSHIはYOSHI-HASHIにスピンキックから突進するが、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットで迎撃するとカルマを狙い、BUSHIは切り返してコードブレイカーを狙うも失敗したところで、YOSHI-HASHIがバタフライロックで捕らえ、内藤がカットを狙っても石井が膝十字でセーブ、BUSHIは無念のギブアップとなり、CHAOSが防衛で5度目と最多防衛記録を樹立した。
試合後はYOSHI-HASHIがマイクで防衛をアピールすると、「6人タッグベルトを防衛するのは、永遠だ!」で締めくくった。
内容的には内藤も石井を焦らして冷静さを失わせることでCHAOSのチームワークを狂わせようとしたが、石井が怒りつつも冷静さを保って自分の役目を果たし、終盤でBUSHIがSANADAへの交代を狙っても後藤に阻まれ、BUSHIが勝負を狙ったBUSHIロールが決め手にならずと、ロスインゴにしてみれば誤算だらけ、そういった意味では激戦なれどロスインゴの完敗だったのかもしれない。
また石井&後藤&YOSHI-HASHIも5度目の防衛と最多防衛記録を樹立し長期政権を築きつつあり、後藤とYOSHI-HASHIにとっても代名詞的王座になりつつある。鈴木軍、BULLET CLUB、今回のロスインゴと防衛してきたCHAOSに挑戦するのは本隊か、それともUNITED EMPIREなのか?
セミでは6・7大阪城で対戦が決まっている飯伏とコブがタッグで対戦し、EMPIREが奇襲で開始になると、O・カーンが飯伏にモンゴリアンチョップを連打も飯伏はダッシュミドルで反撃してコブを挑発するが、EMPIREはワトを捕らえ、コブがコブハンマーと飯伏の眼前でワトを痛めつける。
ワトはO・カーンの膝裏への低空ドロップキックからその場飛びネックブリーカーで反撃すると、飯伏vsワトに代わり、スピードで翻弄した飯伏はミドルキック、ソバット、その場飛びムーンサルトと畳みかけ、コブがコブゴエを狙っても飯伏はフランケンシュタイナーで切り返す。
飯伏は串刺しエルボーを狙ったが、キャッチしたコブはランニングバックドロップで投げ、担ぎ上げて飯伏がスリーパーで捕らえてもコブはKUBINAGEで叩きつける。
代わったO・カーンが飯伏に串刺し後頭部ラリアットから、コーナーに逆さ吊りにして顔面めがけてスライディングキックを狙うも、避けた飯伏はリバース式ダイビングフットスタンプを投下、代わったワトがスワンダイブアッパーカットから旋風脚で続いて膝十字で捕えたが、コブがカットするとカタプルパで叩きつけ、最後はO・カーンがエリミネーターで3カウントを奪い勝利となった。
試合後は飯伏とコブが睨み合いとなって、コブの挑発に飯伏がビンタを浴びせると二人は乱闘となって、辻や上村、O・カーンやレフェリーも入って二人を制止する。そしてコブがO・カーンと一緒に引き上げようとしたが、飯伏がバックステージまで追いかけようとするも、また辻と上村が必死で制止してバックステージまで下げた。