2月19日 大日本プロレス 後楽園ホール 309人
(試合内容は後日実況ツイート版にて更新)
<第1試合 15分1本勝負>
〇野村卓矢(8分2秒 腕ひしぎ逆十字固め)×加藤拓歩
<第2試合 20分1本勝負>
吉野達彦 〇関札皓太(6分17秒 片エビ固め)×橋本和樹 阿部史典
※フロッグスプラッシュ
<第3試合 30分1本勝負>
〇菊田一美 関本大介 浜亮太(9分48秒 アナコンダバイス)岡林裕二 橋本大地 ×青木優也
<第4試合 一騎当千直前~蛍光灯6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>
藤田ミノル 〇高橋匡哉 石川勇希(9分35秒 片エビ固め)アブドーラ・小林 ”黒天使”沼澤邪鬼 ×兵頭彰
※ジャックハマー
<第5試合 一騎当千直前~蛍光灯6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>
伊東竜二 宮本裕向 〇神谷英慶(10分23秒 片エビ固め)木髙イサミ 竹田誠志 ×ドリュー・パーカー
※バックドロップ
<第6試合 BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【第18代王者】〇中之上靖文(18分38秒 片エビ固め)【挑戦者】×河上隆一
※ムーンサルトプレス
☆中之上が初防衛に成功
<第7試合 BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 ノーキャンバスハードウェポンデスマッチ 30分1本勝負>
【第42代王者】〇塚本拓海(17分16秒 逆エビ固め)【挑戦者】×星野勘九郎
☆塚本が初防衛に成功。
3月3日の新木場から開幕する「一騎当千」を控えた大日本後楽園大会、メインでは塚本の保持するデスマッチ王座に星野が挑戦、塚本は蛍光灯を使わないデスマッチを提唱したということで、今回はキャンバスが剥がされてリングは板だらけ、ブロックに一斗缶、イス、有刺鉄線ボードやラダーが設置され、星野は兵頭と共にブロックを持参で登場したが、塚本は何も持参せず登場した。
開始、互いに投げを狙うが堪える。塚本がヘッドロックからショルダータックルを浴びせると、倒れた星野は板だらけのリングに受身を取るも、頑丈さに自信のある星野は起き上がり、気合いを入れるためにブロックへセントーンを投下したが、塚本はストンピングを浴びせる。
塚本はコーナーにラダーをセットして星野を叩きつけようとするが、星野が逆に塚本をラダーに叩きつけ、星野はラダーを持って突進すると塚本を有刺鉄線ボードに被弾させてから串刺しにしてから、塚本の額を有刺鉄線にこすりつける。
星野は有刺鉄線イスを持ち出して殴打すると、有刺鉄線イスへフェースクラッシャー、ブロックを塚本の背中にセットすると、もう一個のブロックを振り下ろし、有刺鉄線イスへのボディースラムから有刺鉄線ボードへの勘九郎カッターは塚本が逆に押し倒して阻止すると。塚本は星野を有刺鉄線ボードに叩きつけえtから一斗缶のフタで殴打し、更にその角で殴打する。
塚本は星野の口に有刺鉄線巻きつけたまま絞めあげると、有刺鉄線ボードへボディースラム、ブロックの上へボディースラムからスマイルスプラッシュを狙ったがは自爆でブロックに直撃してしまい、星野はランニングネックブリーカーで反撃し、ボディースラムから塚本の上にブロックをセットしてからエルボードロップ、セントーンを投下してからミサイルキックを命中させるが、ブロックと板のリングで自身もダメージを負ってしまう。
星野は鉄階段を持ち込むと、鉄階段へイスをセットし、その上へパワーボムを狙ったが、塚本がリバースで星野がイス&鉄階段へ直撃し、塚本は串刺しトラースキックからトップコーナーに星野をセット、そしてえ星野の首にラダーを翳したままで落とす荒技を敢行する。
塚本はコーナーにセットしたラダーへ星野をブレーンバスターで投げると、一斗缶を星野の頭に被せて、並べてあった一斗缶へのずどんを狙ったが、被せられた一斗缶を取った星野は塚本に殴打してから、一斗缶へ勘九郎カッターを敢行する。
星野は更にブロックをセットしてから勘九郎カッターを敢行すると、塚本にブロックをセットしてからダイビングセントーンを投下するが、カバーに若干遅れてしまいカウント2でキックアウトされてしまい、塚本は延髄斬りも星野はレッグシザースから極道クラッチで丸め込むが、塚本はまたキックアウトすると、星野はラリアットから塚本に鉄階段をセットしてダイビングセントーンを狙う。
しかし起き上がった塚本は鉄階段を使ってコーナーへ追いかけると星野を雪崩式ブレーンバスターで落とし、星野の頭に一斗缶を被せてから別の一斗缶を投げてからのずどんは星野はカウント2でキックアウトも、塚本は星野の背中に鉄階段をセットしてから逆エビ固めで捕らえると、さすがに身動きできない星野は無念のギブアップで王座防衛を果たした。
星野は頑丈なうえに捨て身の技が多いが、さすがに多用してしまうと星野の頑丈さにも限度が出てくる。塚本はアイテムは使っても捨て身の技は最小限にとどめていたことから、その差が出てしまった。
今年の一騎当千は王者もエントリーすることから、塚本も王者としてリーグ戦に臨む、果たして塚本が王者のままで優勝を果たすのか…
セミでは中之上がストロング王座をかけて河上と対戦も、外様の中之上が戴冠したことで面白くない”生え抜き”の河上は、リングアナが中之上のコールを終えたところで、持参したバラの花束を投げつけて中之上を挑発する。
試合開始となると、ロックアップの攻防やフィンガーロック、グラウンドでもクリーンファイトに徹してくるため、ラフで来ると思っていた中之上は戸惑ってしまう。
河上は握手を求めて、中之上が応じたところで急所蹴りを狙ったが、キャッチした中之上がラリアットを炸裂させると、場外へ逃れた河上にトペを狙ったが、河上はイスを投げて迎撃し、エプロンでデスバレーボムを敢行して中之上に大ダメージを与える。
リングに戻ると河上はボディーエルボーからボディーブローとボディー攻めからビンタを浴びせ、中之上は張り手の連打で返すが、河上はノド笛チョップを連発してから天龍コンポ、串刺しエルボーからスリーパーと、中之上のスタミナを奪いにかかり、中之上はエルボーの連打を浴びせても、受けきった河上が前進して一撃で返す。
河上はランニングエルボーから中之上の頭を叩いて挑発すると、串刺し狙いは中之上は迎撃したが、ミサイルキックは自爆、河上はエルボーに対して中之上はラリアットで反撃するが、ダメージで起き上がることが出来ない。
それでも中之上は串刺しラリアットからリバーススプラッシュ、バックドロップと猛反撃するが、ラリアットは河上がガードしてニーリフトを浴びせ、エクスプロイダー狙いは中之上が阻止するとエルボーのラリーに持ち込んで、河上が連打を浴びせ、中之上の突進を河上がエクスプロイダーで投げるが、中之上はエルボーで応戦する。
両者ダウンから先に起きた河上は雪崩式ブレーンバスターからブレーンバスターと連続技をきめると、クロスフェースで捕らえ、中之上が逃れてスワンダイブを狙ったが、足を滑らせて失敗してしまい、それでもエルボーはなんとか河上の顔面に直撃させると、左右エルボーからローリングエルボー、DDTと畳みかける。
中之上はダイビングエルボードロップを投下したが、河上が剣山で迎撃するとレフェリーを突き飛ばしてから中之上に急所打ちを浴びせ、ドラゴンスープレックス、ランニングエルボーと畳みかけるが、ハリケーンドライバー狙いは中之上がリバースDDTで切り返す。
両者ダウンから先に立った河上はエルボーのラリーに臨んで、河上が連打で中之上が崩れ、河上が中之上を挑発するかのようにシャイニングウィザードを炸裂させると、ステップキックを浴びせるが、がランニングエルボーから突進は中之上がラリアットで迎撃し、ダイビングエルボードロップ、ラリアット、ムーンサルトプレスと猛ラッシュをかけて3カウントを奪い防衛、試合後には次期挑戦者に菊田が名乗りを挙げた。
中之上はバックステージで試合を振り返って「0点」と自己採点していたが、中之上も河上がどう攻めてくるか読めずに戸惑ってしまうだけでなく、河上にいいように攻められ、技も失敗するなど、勝つには勝ったが満足する試合は出来なかったのは事実で、中之上自身が王者というプレッシャーにどう打ち勝っていくか、今後の課題になってくると思う。