2月18日 全日本プロレス「2021 EXCITE SERIES」新木場1stRING 150人
(試合内容は実況ツイートより 画像は全日本プロレスTVより)




<第1試合 本田竜輝 試練の七番勝負 第2戦 30分1本勝負>
〇ヨシタツ(6分37秒 逆エビ固め)×本田竜輝
<第2試合 30分1本勝負>
〇青柳優馬 青柳亮生 ライジングHAYATO(8分21秒 エビ固め)大森隆男 ×ブラックめんそーれ フランシスコ・アキラ
<第3試合 30分1本勝負>
〇イザナギ(6分11秒 M5)田村男児
<第4試合 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー 岩本煌史 TAJIRI(9分58秒 片エビ固め)芦野祥太郎 羆嵐 ×大森北斗
※バックドロップ
<第5試合 世界タッグ選手権前哨戦 30分1本勝負>
宮原健斗(11分23秒 無効試合)アブドーラ・小林
<第6試合 60分1本勝負>
石川修司 〇佐藤耕平(20分57秒 片エビ固め)諏訪魔 ×佐藤光留
※ドリル・ア・ホールパイルドライバー
全日本新木場大会のセミでは世界タッグ選手権前哨戦として宮原vsアブ小が実現、2020年世界最強タッグ公式戦では宮原はレスラー人生最大の汚点してアブ小にまさかのフォール負けを喫してから、1・3後楽園大会で世界タッグ王座を奪取した際に宮原劇場を行おうとしたら、アブ小が現れて邪魔され、アブ小が全日本の道場に現れては、宮原不在の中で勝手にご飯を食べて帰り、またアブ小のTwitterで宮原をタグ付けして、宮原からクレームが入るなど、完全にアブ小の前にペースを狂わされっぱなしの宮原は今回のシングルではどうしてもアブ小からフォールを奪っておく必要があった。
宮原がいつも通り先入場も、後で入場するアブ小がなかなか出てこないため、焦れた宮原はレフェリーに「連れてこい!」と指示して、レフェリーもアブ小の様子を見に行くが、アブ小がいなかったため宮原も困惑する。そこで別の入り口からアブ小がリングに現れて背後から宮原に襲い掛かって開始となり、アブ小はTシャツで宮原の首を絞めるが、突進したところで宮原がバイシクルキックからパンチを浴びせ、着用したままだったコスチュームを脱いで、肩に巻いていた世界タッグベルトをやっと外し、宮原はアブ小に低空ドロップキックからサイドへの低空ドロップキックを放つ。
場外戦になると宮原は頭突きもアブ小は受けきるが、宮原はならばとアブ小の顔面への頭突きを浴びせ、ビックブーツから鉄柱を首攻め、宮原はエプロンを使ってニークラッシャーを決めつつレフェリーを弄るなど、宮原ペースに引き込む。
リングに戻ると宮原はエルボーでアブ小をコーナーへ押し込むと串刺しビックブーツを浴びせるが、突進したところでアブ小はウエスタンラリアットで反撃し、カモイエを炸裂させたが、バカチンガーエルボーは自爆すると、宮原はアブ小の尻へキックでエプロンへ出し、エプロンでのパイルドライバーを狙いはアブ小が逃れて地獄突きの連打も、宮原はビックブーツからブラックアウトを炸裂させる。
リングに戻ると宮原はアブ小の後頭部へブラックアウトからシャットダウンスープレックスを狙ったが、また腕がアブ小の腹に周らず、宮原はエルボーを浴びせてアブ小がダウンするも、レフェリーが巻き込まれてしまい、レフェリーがダウンしている間に、アブ小はスパナで宮原に一撃し、宮原の首にスパナを突っ込ませる。
アブ小は地獄突き、上からの地獄突きと浴びせてダイビングバカチンガーエルボーを狙ったが自爆してしまい、宮原はブラックアウトを炸裂させると再度シャットダウンスープレックスを狙ったが、アブ小が逃れたところで宮原はビックブーツを狙うもレフェリーに誤爆してしまう。
レフェリーがダウンしている間にアブ小は宮原にジュラルミンケースを投げると場外でテーピングを使って首を絞めるが、起き上がったレフェリーが試合収拾不可能と判断して試合終了のゴングを要請し無効試合となった。
試合後にマイクを持ったアブ小は「宮原、俺に負けたのが最大の汚点だって言ったな?違うぞお前の最大の汚点は2月23日にアブドーラ小林に2連敗することだ!俺は完全にお前に的を絞った。悪いな青柳、関本先生の相手出来るか?お前達のリングでお前達のルールで勝ってやるよ!」と宮原を挑発して、手話で「愛してま~す」で締めくくろうしたが、激怒した宮原がアブ小にビックブーツを浴びせて襲い掛かり大乱闘となってしまった。
これまで散々アブ小の前にかき乱され続けた宮原も、今回のシングルでは無効試合になったものの、またしてもかき乱されてしまい、さすがの宮原もキレてしまった。23日の世界タッグ選手権は大荒れは必至かもしれない。
三冠ヘビー級選手権前哨戦は諏訪魔が光留と組んで耕平&石川のツインタワーズと対戦、序盤はグラウンドの攻防でマウントを奪った諏訪魔がリードを奪ったかに見えたが、耕平がアキレス腱固めで捕らえて反撃する。
試合は石川のエルボーを食らった光留がツインタワーズのタッチワークに捕まり、光留は石川の串刺しラリアットからのジャイアントフットスタンプを食らうもファイヤーサンダーは逃れると、突進する石川にジャンピングハイキックから諏訪魔に代わり、諏訪魔が石川にラリアットを連発してからスリーパーで捕らえ、石川から代わった耕平はミドルキックの連打からPKと攻め込むが、ラリアットは避けた諏訪魔がフライングショルダーを浴びせ、ラストライド狙いは耕平が堪えてリバースすると、耕平はパイルドライバーを狙ったが、今度は諏訪魔がリバースる。
エルボーのラリーから耕平が連打も、ラリアットは諏訪魔が避けてジャーマンで投げれば、耕平もジャーマンで返すと諏訪魔がラリアットで応戦、諏訪魔は光留に代わり、光留は耕平にミドルキックの連打、串刺しジャンピングハイキック、水車落としから腕十字で捕らえ、勝負と見た諏訪魔が石川を排除すると、光留は耕平にミドルキックから左腕へオーバーヘッドキック、諏訪魔のスリーパーの援護からジャンピングハイキックを炸裂させる。
光留は脇固めを狙うが、石川がカットに入るとツインタワーズは光留にニーリフトの波状攻撃、ダブルニーリフトからサンドウィッチエルボーと蹂躙し、諏訪魔がカットに入るが石川が排除する。
耕平は光留にパイルドライバーを狙うが、石川を振り切った諏訪魔がカットに入ると、耕平が重いエルボーを炸裂させて諏訪魔がダウンしKOされてしまう。
和田京平レフェリーが起き上がれない諏訪魔を見て慌てている間に、耕平は残った光留にパイルドライバーを決め3カウントを奪い勝利、試合後も諏訪魔は意識は取り戻したものの、なかなか立ち上がることは出来ず、若手に肩を借りて退場した。
耕平の重いエルボーを浴びた際には諏訪魔も首に衝撃が走って痺れた状態になったと思う。和田京平レフェリーもさすがに諏訪魔の容態を心配して慌てていたが、意識はあったことから大丈夫と見ていいだろう。だが、耕平のエルボーは必殺技に匹敵する威力があることから、首に爆弾のある諏訪魔にしては厄介かもしれない。
第4試合ではジェイク&岩本の陣にTAJIRIが加わり、芦野&羆嵐&北斗のEnfants Terriblesと対戦するが、ジェイク組が北斗を捕らえてリードも、ジェイクがバックを奪うと北斗が急所蹴りで逃れて、芦野の背中を叩く形で代わり、芦野は岩本、ジェイクとジャーマンで投げてから、羆嵐にコーナーへ昇れと指示ずるも、ジェイクが逃れてタイミングが合わず、ジェイクが羆嵐をデットリードライブで落とす。
そこで北斗に代わるが、ジェイクがキチンシンクからバックドロップで3カウントを奪い勝利も、あっさり敗れた北斗に対して芦野が怒れば、北斗は反抗的な目つきで芦野を睨み、羆嵐は北斗を宥めたが、芦野は一人退場していった。
芦野が諏訪魔の三冠王座に正々堂々と挑んでから、今後の方向性に疑問を持つ芦野と”正々堂々なんてクソ食らえ”と考えるEnfants Terriblesとの間で亀裂が生じてしまっている。今大会では土肥こうじや児玉裕輔も来ていなかったが、Enfants Terriblesの動向も気になるところである。
第1試合は7番勝負初戦で石川に敗れた本田が2番目の相手としてヨシタツに挑み、本田がハンマーの連打からボディースラム狙いはヨシタツが投げ返し、本田はエルボーの連打もヨシタツが一撃で倒す。
ヨシタツはコーナーに押し込んで顔面ウォッシュから逆片エビ固めで捕らえると本田はロープに逃れ、ヨシタツのボディースラム狙いを本田が投げ返し、エルボーからノーザンライトスープレックスホールドを決めたが、ヨシタツはカウント2でキックアウトする。
本田のジャーマン狙いはヨシタツは逃れるも、本田はスパインバスターから突進は、迎撃したヨシタツがブレーンバスターから逆エビ固めで捕らえ、スピアーを連発するが、キチンシンクで迎撃したヨシタツは逆エビ固めでギブアップを奪い勝利となった。
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