諏訪魔が石川との”究極の五冠戦”を制し、全日本を全盛期までに持っていくぞ、オイ!


7月25日 全日本プロレス「2020 SUMMER ACTION SERIES」後楽園ホール 494人
(試合内容は実況ツイートより 画像は全日本プロレスTVより)

<第1試合 20分1本勝負>
佐藤光留 〇田村男児(8分39秒 ダンロック)×ブラックめんそーれ 岡田佑介

<第2試合 30分1本勝負>
ジェイク・リー 大森隆男 〇渕正信(8分46秒 首固め)青柳優馬 ×青柳亮生 西村修

<第3試合 アジアタッグ選手権試合次期挑戦者チーム決定戦 30分>
ゼウス 〇イザナギ(6分47秒 仙人の首固め)ヨシタツ ×立花誠吾
※あと1チームはTAJIRI KAI

<第4試合 30分1本勝負>
〇宮原健斗 黒潮”イケメン”二郎 フランシスコ・アキラ ライジングHAYATO(14分58秒 シャットダウンスープレックスホールド)芦野祥太郎 羆嵐 児玉裕輔 ×大森北斗

<第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇岩本煌史(15分56秒 片エビ固め)【第52代王者】×横須賀ススム
☆ススムが6度目の防衛に失敗、岩本が第53代目王者となる

<第6試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第63代王者】〇諏訪魔(27分33秒 バックドロップホールド)【挑戦者】×石川修司
☆諏訪魔が2度目の防衛に成功

「2020 SUMMER ACTION SERIES」の最終戦は有観客での興行が再開された後楽園ホールで開催され、メインは三冠王者の諏訪魔に、暴走大巨人のパートナーである石川が挑戦。二人は世界タッグ王座も保持していることから、二人が念願としていた究極の五冠戦が実現となった。
開始からロックアップとなって石川が押し込んでブレークとなり、再度のロックアップでは石川がまた押し込むと、諏訪魔が体を入れ替えてブレーク、諏訪魔がフェイントからバックを奪うが石川がハンマーロックを仕掛ければ、諏訪魔もハンマーロックで切り返し、石川はヘッドロックも、諏訪魔はレッグシザースからヘッドロックで返す。
グラウンドの攻防では互角となり、ロックアップから諏訪魔がヘッドロック、ぶつかり合いは石川が制し、諏訪魔の串刺し狙いは石川が迎撃も、突進したところで諏訪魔がコンプリートショットで叩きつけ、石川がエプロンに出ると逆水平のラリーでは諏訪魔が競り勝って、ロープ越しのスリーパーで絞めあげて、石川は場外でダウンとなる。
リングに戻るとう諏訪魔は首筋へエルボーを連発から串刺しラリアット、DDT、チンロックで絞めあげて首攻めで諏訪魔が先手を奪い、石川はロープに逃れて場外へ転落すると、追いかけた諏訪魔は鉄柵攻撃を仕掛けるが、石川が逆にぶつけると場外でファイヤーサンダーを敢行する。
リングに戻ると首に大ダメージを負った諏訪魔に石川がチンロックで捕らえると、諏訪魔は慌ててロープへ逃れ、石川はエルボーの連打で諏訪魔が崩れると。石川が膝を押し込み、エルボーのラリーでも石川が連打を浴びせる。
石川はニーリフトからラリアットを狙うが、諏訪魔が避けてフライングショルダーを浴びせ、石川の串刺しを諏訪魔が避けてスロイダー、石川のラリアットを避けてスリーパーで捕らえ、石川はコーナーに押し込んで逃れると、諏訪魔はラリアットを狙うが、石川がキャッチしてバックブリーカーから、串刺しラリアット、ジャイアントフットスタンプを投下する。
石川はファイヤーサンダーを狙うが、諏訪魔が逃れてダブルチョップを浴びせ、石川はキチンシンクも諏訪魔はブレーンバスターで応戦するが、石川はジャイアントニーで応戦して両者ダウンとなる。
立ち上がった両者はエルボーのラリーから、石川が連打も、諏訪魔は延髄斬りを浴びせ、ラストライドを狙うが、石川がリバースして突進すると、諏訪魔がラリアットで迎撃、しかし雪崩式ブレーンバスター狙いは、石川が頭突きで落とすと、32文ミサイルキックを発射して、諏訪魔は吹っ飛び、石川は一人境川も諏訪魔も一人境川でやり返し、ラリアットは相打ちで両者ダウンとなる。
先に立った石川はジャイアントニーからファイヤーサンダーで突き刺すが、諏訪魔はカウント2でキックアウトすると、石川は宮原殺しを狙ったが諏訪魔が逃れて至近距離でラリアットを浴びせ、串刺しラリアット、ジャーマン、ローリングラリアット、バックドロップと畳みかけた後で、万力スリーパーで捕獲して絞めあげる。
諏訪魔はバックドロップを狙うが、石川が堪えて逆にバックドロップで投げて両者ダウンとなるも、起き上がった両者はエルボーのラリーで諏訪魔は崩れかかるが、諏訪魔はダブルチョップで返し、ローリングラリアットを狙うと切り返した石川がドラゴンスープレックスからジャイアントニーを浴びせる。
石川はスプラッシュマウンテンを決めるが、諏訪魔はカウント2でキックアウトし、石川は宮原殺し、カミゴエと畳みかけた後で、突進するが、諏訪魔がメガトンドロップキックで迎撃してから、ジャーマン、そしてバックドロップを連発する。諏訪魔は再度バックドロップを狙うと、石川が堪えるが、諏訪魔はラリアットを連発、それでも突進する石川にラリアットを炸裂させ、最後はバックドロップホールドで3カウントを奪い王座防衛を果たした。
試合後に諏訪魔が勝利の雄叫びを挙げ、石川の健闘を称えて最強のライバルであることを認めて二人はノーサイドとなったところで、新ユニット「健斗とイケメンとアキラとHAYATOの大冒険」を結成した宮原とイケメンが現れ、8月30日の後楽園で世界タッグ王座への挑戦を表明すると、諏訪魔も受諾し、石川も「負けたら二人一緒の入場曲で登場しろ」「負けたら宮原はイケメンと一緒のジャケットを着て入場しろ」と条件を付けて決定となり、最後は諏訪魔が「新しい全日本を作り上げないと」として「これからの全日本を石川と共に作り上げよう」と呼びかければ、石川も「二人で全日本を引っ張り、面白く、いやみんな一丸となって面白くしていく」と呼応し、最後は諏訪魔が「全日本プロレス、これからも全盛期だオイ!」で締めくくった。
内容的には大型選手同士のぶつかり合いもプロレスの醍醐味であることを二人で現した試合で、二人でしか出来ない肉弾戦でもあった。最後は石川が勝っておかしくなかったが、地力に勝る諏訪魔が優った。
最後に新しい全日本を作り上げると宣言したが、続々と出来た新ユニットと若手らの自己主張も新しい全日本の作り上げようとする流れであり、そこでまた外国人選手が加わるようになれば、なお面白くなる。脱・秋山準を掲げたが、その土台は秋山がしっかり作り上げたうえで去っていた。後は諏訪魔、石川、宮原、ゼウスらが発展させていくかにかかっている。

セミファイナルに世界ジュニアヘビー級選手権試合は、岩本がヘッドロックで捕らえて、ススムがロープへ振ってジャンボの勝ち!狙ったが、岩本が避けてショルダータックルを浴びせ、場外戦でも鉄柵攻撃を仕掛けるススムにショルダータックルを浴びせる。
リングに戻っても岩本はネックブリーカーからスリーパー、ニードロップで首攻めで先手を奪うが、ボディースラム狙いはススムが堪えて突進する岩本にキチンシンクを連発、腰へのエルボーを連発してからコーナーに叩きつけ、ワンハンドバックブリーカー、逆片エビ固め、STF、ジャストフェースロックと腰攻めで流れを変える。
ススムは岩本に再びワンハンドバックブリーカーからジャイアントバックブリーカー、コブラクラッチで絞めあげ、エルボーのラリーから、ススムがキチンシンクからDDT、しかしロープへ振ろうとすると、切り返した岩本は一本背負いで投げ、ススムはコーナーにぶつけてからトラースキックで返すも、ブレーンバスター狙いは岩本が投げ返す。
岩本はネックスクリューを狙うがススムがエプロンに連行すると、岩本がエプロンで大外刈りを敢行すれば、場外でも大外刈りを決め、リングに戻っても大外刈りを決めると、串刺しを狙うが、ススムが迎撃し突進する岩本にコーナーへエクスプロイダーで投げ、串刺しジャンボの勝ち!から雪崩式エクスプロイダーで投げる。
ススムは横須賀カッターを狙うが、逃れた岩本はバックを奪うと、ジャンボの勝ち!狙うススムにニーアッパーを浴びせてからジャーマンスープレックスホールド、ファルコンアローと畳みかけて、孤高の芸術を狙ったが、ススムが堪えて死角からジャンボの勝ち!を浴びせ、横須賀カッターを決めたが、岩本はカウント2でキックアウトする。
ススムはジャンボの勝ち!を連発してからジャンボの勝ち!固めも、岩本はカウント2でキックアウトすると、ススムは横須賀カッターを狙うが、岩本が背後に着地してドラゴンスープレックスで投げ、ジャンボの勝ち!を狙うススムに孤高の芸術を決めてから、孤高の芸術で3カウントを奪い、王座奪取に成功した。
試合後はススムが岩本の腰にベルトを巻いて潔く敗戦を認めると、男児が現れて王座挑戦を表明して、岩本も受諾した。
男児だけでなく北斗の自己主張も新しい全日本の形でもあるが、男児が初の選手権でいかに自分を越えられるか…

またアジアタッグ挑戦者3WAYタッグ戦は、PURPLE HAZEはUTAMAROが介入するなど乱戦となり、最後はヨシタツの脳天チョップが立花に誤爆したところで、イザナギが丸め込んで3カウントを奪い、ゼウス&イザナギが挑戦権を獲得した。またヨシタツは8月1日にヨシタツキングダムの建国することを発表、財務大臣としてある人物を招くことを明かした。

最後に秋に順延になった『2020 Champion Carnival』の一部日程が発表された。

出場選手は8月8日に発表されるが、おそらく春に発表された選手から大幅に変更になると見なければいけないだろう。

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