猪木vsオカダ対談で、オカダが猪木の名前を出した真意


7月2日発売の「Namber」でアントニオ猪木とオカダ・カズチカの対談が実現、2月2日の北海きたえーる大会で行われたタイチとのシングルマッチに勝った後、マイクで「アントニオ猪木」の名前を出した真意を明かした。

「いまの新日本プロレスを見てもらいたい」それがオカダが猪木の名前を出した真意でだった。

これまで新日本と猪木の間にはIGFという弊害があり、猪木のいない新日本プロレスではないと考えていたIGFは様々な形で新日本プロレスを批判、また嫌がらせをしてきた。

2012年には猪木と棚橋弘至の対談が実現して、新日本と猪木が雪解けになるかと思われたが、新日本が桜庭和志と柴田勝頼を参戦させたことで、IGF側が二人を横取りしたと新日本を批判したことで、せっかく縮まった猪木と新日本の距離は再び離れてしまった。

しかし現在では猪木のいない新日本が隆盛を極め、猪木のいなくなったIGFはまたたくも消えてしまったことで、両団体の冷戦は終わってしまい、オカダが猪木の名前を出したことで再び新日本とオカダの距離を縮めるきっかけを作った。

猪木が新日本のリングに上がるかどうかはこの対談では答えが出なかったが、オカダが猪木に真意を伝えたことで、有意義な対談であり、大きな一歩を示した。あとは猪木の考え次第でもある。

猪木が新日本のリングに再び上がる時は、その時点で長らく続いた猪木と新日本の確執が終わる時であり、本当の意味での和解となる。果たしてその日はいつ来るのだろうか…

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