狂気が宿った田中将斗が坂口を粉砕で王座防衛!秋山準がDDTレギュラー参戦へ!


5月9日 DDT「DDT TV SHOW 2」DDT TV SHOWスタジオ
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 30分1本勝負>
納谷幸男 〇安納アオリ(9分24秒 ジャーマンスープレックスホールド)渡瀬瑞基 ×赤井沙希()

<第2試合 30分1本勝負>
〇彰人(11分27秒 体固め)×ヨシヒコ

<第3試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合>
【第1479代王者】男色ディーノ(6分3秒 漢固め)【挑戦者】×中村圭吾
※男色ドライバー あと二人は【挑戦者】HARASHIMA、高尾蒼馬
☆ディーノが防衛

<第4試合 30分1本勝負>
〇竹下幸之介(11分13秒 オクラホマロール)×伊橋剛太

<第5試合 ハードコアマッチ 30分1本勝負>
〇クリス・ブルックス(20分43秒 体固め)×勝俣瞬馬
※テーブル貫通プレイングマンティスボム

<第6試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第74代王者】〇田中将斗(13分2秒 TKO)【挑戦者】×坂口征夫
☆田中が3度目の防衛に成功。

 今回のDDT TV SHOWでは田中の保持するKO-D王座にERUPTIONから坂口が挑戦、選手権は当初4月に実現する予定だったが、新型コロナウイルスによる自粛で開催がズレ込み、今大会で実現となった。
 坂口がエルボーからミドルキックの連打、PKで奇襲をかけ、マウントエルボーから三角絞めで捕獲、田中は逃れるも、坂口は飛びつき三角絞めで捕らえると、田中は逃れて場外へエスケープする。

 坂口はエプロンからのPKで追撃を狙ったが、田中が避けると、場外へ引きずり落として、エプロンに叩きつけ、先にリングに戻った田中は、ロープを跨いだ坂口にロープ越しでドラゴンスクリューを仕掛けると、右膝へスライディングDを炸裂させ、レッグロック、膝へニーを連発、膝へストンピング、関節蹴りの連打と右膝攻めで一気にリードを奪う。
 田中の串刺し狙いは、坂口がジャンピングミドルで迎撃して、エルボーの連打も、ミドルキックをキャッチした田中は膝へスライディングDから足四の字で捕らえ、坂口はロープに逃れるが、田中はスーパーフライを投下すると、坂口は剣山で迎撃したが膝に更なるダメージを負ってしまう。
 坂口はスリーパーも、逃れた田中はジャーマンで投げ、エルボーのラリーになうると坂口が崩れたが、田中のエルボーを避けた坂口は後頭部へ神の右膝から神の右膝を炸裂させる。

坂口は再度神の右膝を狙ったが、避けた田中が後頭部へローリングエルボーを炸裂させ、エルボーのラリーに持ち込むも、坂口はコブラクラッチで捕獲して一気に絞めあげ、田中はロープに逃れるも、坂口はスリーパーで捕獲する。
 逃れた田中はマウントエルボーの連打を浴びせると、左右エルボーも、エルボーは避けた坂口は再びスリーパーで捕獲、逃れた田中はスライディングDもキックアウトした坂口が再びスリーパーで捕獲する。
 スリーパーを解いた坂口は神の右膝を狙ったが、避けた田中はラリアットを炸裂させ、ローリングエルボーからマウントエルボーの連打を浴びせ、坂口がグロッキーとなったところでスライディングDが炸裂してカバーに入るが、坂口はキックアウトして立ち上がると、崩れるように倒れ、レフェリーはチェックに入って坂口が失神しているとして試合をストップ、田中が防衛となった。

 試合後は挑戦剣を持った樋口和貞が田中に迫るも、ERUPTIONが退場後は田中が「さいたまスーパーアリーナ、次の大会あるまで、俺が必ず、このベルト持っててやる」とアピールして締めくくった。
 序盤こそは田中が右膝攻めでリードを奪ったが、後半からは坂口が田中の隙を突いてあと一歩まで追い込んでいたはずだった。しかしマウントエルボーの連打で田中に狂気が宿り、スライディングDは坂口はキックアウトしたものの、そこで力尽きた。田中の勝利だが、狂気が宿った田中将斗を見たのは初めてだった。

 セミファイナルのクリスvs勝俣のハードコアマッチは、互いに竹刀を手にしてチャンバラも、クリスの竹刀をいなした勝俣はドロップキックで場外へクリスを追いやり、トペを狙ったが、クリスが竹刀でフルスイングして迎撃し、場外戦で誰もいない客席へ勝俣を叩きつけ、イスを首にかざすと絞めながらバックブリーカーで捕らえ、柵に叩きつけると幕で首を絞める。

 勝俣も反撃してテーブルに叩きつけると、テーブルの上に乗ってエルボーのラリーとなり、クリスはテーブルの上で卍固めからプレイングマンティスボムを狙ったが、勝俣はリバースすると、テーブルから落ちたクリスにテーブルからプランチャを命中させる。
 勝俣は竹刀でクリスを何度も殴打してからイスをリングに投げ入れ、リングに戻るとコーナーポストを外し、有刺鉄線バットとトラッシュ缶を投入してからコーナーにイスをセット、クリスにトラッシュ缶を被せてから有刺鉄線バットでフルスイング、コーナーにセットしていたイスに叩きつけてから串刺しエルボーから突進するが、クリスが避けたため勝俣がコーナーのイスに直撃する、
 クリスはダウンする勝俣にイスをセットするとダブルニードロップを投下、逆水平からトラッシュ缶で殴打、左腕にトラッシュ缶をセットしてフットスタンプを投下する。
 勝俣は天龍コンポで反撃したが、クリスはグラウンド卍で捕獲してからゆりかもめへ移行、クリスはイスを二脚を横にセット、その上へ前落としを狙ったが、勝俣が逃れると、逆にボディースラムで投げる。
 勝俣はクリスをトラッシュ缶で殴打してから投げつけ、トラッシュ缶を被せてからミサイルキックを発射、バケツからレゴブロックをばら撒き、アスタラビスタを狙うが、逃れたクリスはショルダーアームブリーカーを決め、コーナーの勝俣をレゴブロックの上へ雪崩式ダブルアームスープレックスで叩きつける。
 クリスはプラケースをたくさん投げ入れ、ラダーを持ち出すも、勝俣がスライディングキックでクリスの動きを止めると、プラケースでピラミッドを作ってからラダーをセット、プラケースの上にクリスの頭部をセットしてラダーへ昇るが、立ち上がったクリスがプラケースで殴打して追いかけるが、勝俣がプラケースピラミッドへサンセットフリップ式パワーボムでクラッシュさせる。

 勝俣はブロックバットを手にしたクリスにムーンサルトアタックから突進するが、クリスはブロックバットでフルスイングして迎撃し、テーブルをセットして勝俣をイスでフルスイングする。勝俣は意地で中指を立てたが、クリスは容赦なくイスでフルスイングし、ニーからテーブル貫通プレイングマンティスボムで3カウントを奪い激戦を制する。
 ところが試合を終えたクロスをカリスマこと佐々木大輔が襲撃し、前回と一転して自身の保持するユニバーサル王座への挑戦を受諾すると、ダウンしているクリスにイスで滅多打ちにいする。

そこで吉村直巳とMAOが駆けつけてクリスを救出、クリスもカリスマをプレイングマンティスボムでKOしたが、MAOと吉村も王座挑戦を表明したため、今林久弥APの判断で4WAYでの選手権が決定となる。
 4WAYの選手権はカリスマは嫌だといいつつも、乱戦は得意としているだけにクリスや吉村、MAOは王座を奪取できるかどうか…

 第1試合ではALL OUT皆殺しをアピールしたヨシヒコに、ALL OUTから彰人が対戦するも、彰人が雪崩式キン肉大断裂から完璧8の字固めでヨシヒコを圧倒、ヨシヒコは意地で彰人の足にしがみつくも彰人はストンピングを浴びせる。
 彰人はハナマサを狙ったが、ヨシヒコが切り返してハーフネルソンスープレックスで投げと、カナディアンデストロイを決めたが、カバーは竹下が妨害してヨシヒコを襲撃、場外で乱闘となり、竹下はヨシヒコの脛を鉄柱に打ち付けると、振り回してから鉄柱に叩きつける暴挙に出る。

竹下はヨシヒコをリングに投げ入れると、彰人がカバーして3カウントを奪い勝利。ヨシヒコからいつどこ挑戦権を奪取する。

 竹下は第4試合で伊橋と対戦、久々の試合となる伊橋に苦しんだ竹下はビックブーツで反撃すると、コーナーでエルボーを乱打、レフェリーが制止に入るが突き飛ばしてしまう。
 竹下は伊橋に垂直落下式ブレーンバスターからジャーマンを狙ったが、会場が暗転して、照明が点くと、前回同様ヨシヒコに入れ替わっており、ヨシヒコは第1試合の報復として竹下をスリーパーで絞めあげる。

 ヨシヒコが去って、伊橋がカバーも、レフェリーのカウントが遅れたため、竹下はキックアウト、伊橋のムーンサルトプレスを自爆させた竹下が丸め込んで3カウントを奪い勝利も、6日のSAMURAI TV「バトルメン」で生出演した際に襲撃を受けた勝俣がヨシヒコを挑発、ハードコアマッチでの対戦を要求する。

 第3試合のアイアンマン選手権は3名の選手が先に試合して、残り1名は時間差で登場するルールで行われ、挑戦者の3人が先に試合をすることになったが、キャリアの浅い中村が二人に攻め込まれるも、何とか粘る。そこで最後のディーノが登場するが、狩りタイムで入場するかと思えば、リング下から突如現れてHARASHIMAと高尾を排除、中村をリップロックから男色ドライバーで3カウントを奪い、今回はまともに防衛した。

 最後にDDTのゲストコーチに招かれた秋山準が登場し、ゲストコーチだけでなくレギュラー参戦が発表され、次回大会で石井慧介と組んで渡瀬&岡谷英樹組との対戦が決まった。

 秋山はアイアンマン王座を奪取してDDTへ参戦したことがあったが、本格参戦は初めて、またDDTもNOAHの丸藤正道もレギュラー参戦していることから、王道の系譜を持つ二人がDDTに参戦することになる。

 新日本プロレスは時が止まったままだが、DDTはどんどん時を進めている、DDTがどれだけ追い上げていくのか…

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