プロレス多事争論「笑の大学」


三谷幸喜原作、脚本による映画に「笑の大学」というものがある。

「笑の大学」とは昭和15年、日本は戦争へと道を歩み始め、そのため軍によって国民の娯楽である演劇は規制され、演劇の台本は警察の検閲を受けなけば上演できないとされており、主人公の座付作家は上演するために、検閲官の要求をのみながらも、必死で上演するために抜け道を考えて、書き直し、検閲官もいつしか検閲を超えた「台本なおし」に夢中になっていく物語だったが、今のコロナウイルスによるプロレスを含めた娯楽の自粛は、「笑の大学」に描かれた昭和15年の世界に似たような感じなのかもしれない。

現在のプロレスは後楽園ホール、新木場1stRING程度の会場では開催されているが、現在のマット界にとって精いっぱいの逃げ道で、K-1も22日に行政の自粛要請を振り切ってさいたまスーパーアリーナで開催したが、東京都が大会場での更なる開催自粛を要請したことで、頑なとなる行政に対して火に油を注ぐ結果になった。

自粛の規定もあいまいなままで、何がダメで何がOKなのかもわからない、コロナウイルスやオリンピックのこともあって行政も慌てたのかもしれないが、「笑の大学」のように、何がダメで何がOKなのか、なぜじっくり主催者側と話し合わなかったのか、疑問に思うことが多い。

また現在開催しているプロレス興行も、いつコロナウイルスの影響で自粛に追いやられるかどうかも戦々恐々の中で開催を続けている。いつになったら安心して見ていられる状況となっていくのだろうか…

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