1月12日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2020 SUNRISE」後楽園ホール 913人
<第0試合 15分1本勝負>
一()仁木琢郎
<第1試合 スペシャルシャッフル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
頓所隼 〇藤村加偉 MAZADA(5分56秒 横入り式エビ固め)×アンディ・ウー エル・イホ・デル・パンデーラ 吉岡世起
<第2試合 30分1本勝負>
〇サイラス(2分28秒 片エビ固め)×本田竜舞
※リバーススプラッシュ
<第3試合 30分1本勝負>
〇芦野祥太郎 羆嵐(10分25秒 体固め)×立花誠吾 ヨシタツ
※Tボーンスープレックス
<第4試合 30分1本勝負>
〇河野真幸 児玉裕輔(7分43秒 体固め)×アレハンドロ 伊藤貴則
※ランニングニーアタック
<第5試合 ペガソ・イルミナル試練の5番勝負 第5戦 30分1本勝負>
〇田中将斗(9分5秒 片エビ固め)×ペガソ・イルミナル
※スライディングD
<第6試合 30分1本勝負>
T-Hawk 〇エル・リンダマン(9分55秒 ジャーマンスープレックスホールド)カズ・ハヤシ ×タナカ岩石
<第7試合 30分1本勝負>
近藤修司(9分8秒 無効試合)征矢学
<第8試合 OWE無差別級選手権試合 時間無制限1本勝負>
【第2代王者】〇入江茂弘(13分5秒 片エビ固め)【挑戦者】土肥孝司
※ビーストボンバー
☆入江が初防衛に成
<第8試合 WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負>
【挑戦者】〇中嶋勝彦(13分48秒 体固め) 【第15代王者】×稲葉大樹
※バーティカルスパイク
☆稲葉が2度目の防衛に失敗、中嶋が第16代王者となる。
WRESTLE-1、2020年度の最初の後楽園大会でWRESTLE-1王者の稲葉が王座をかけて中嶋と対戦、12月31日のエディオンアリーナ大阪でタッグで中嶋と対戦した稲葉だったが、試合は稲葉が中嶋のパートナーだった芦野から勝利を収めるも、中嶋の前にいいように振り回されてしまい、バックステージでも姿を見せた中嶋から「ベルトが泣いているよ」と挑発を受けたことで、稲葉は中嶋を挑戦者に指名、中嶋は相手にするつもりもなかったが、WRESTLE-1社長であるカズからの挑発を受けて、中嶋は「相手を潰してもいいなら」と指名を受諾して、今回の選手権となった。
序盤は中嶋がエプロンに出てWRESTLE-1のファンを挑発する余裕ぶりを見せ、リングに戻ると中嶋はビックブーツを放てば、稲葉はランニングエルボーで応戦、しかしフライングショルダー狙いは中嶋がミドルキックで迎撃し、その後も場外に逃れた稲葉にエプロンからPK、リングに戻して串刺しビックブーツ、コーナーに踏みつけてシャッターチャンスタイムと圧倒する。
先手を奪われた稲葉はフライングショルダーで反撃すると、延髄斬り、顔面ウォッシュと流れを変えて、フィッシャーマンズバスターを決めるも、ダイビングヘッドバット狙いは、競り合いの末、稲葉が頭突きで落とすが、中嶋はR-18を炸裂させてから雪崩式ブレーンバスターで投げる。
エルボーのラリーでも中嶋が優勢、稲葉がダウンとなり、それでもエルボーで粘る稲葉を中嶋はバックドロップからPKを浴びせ、勝負を狙ってバーティカルスパイクを狙うも、稲葉は卍固めで切り返そうとする、しかし堪えた中嶋はトラースキックの連打からバーティカルスパイク狙いは、稲葉が垂直落下式ブレーンバスターで投げ返し、延髄斬りの連発からタイガースープレックスホールド、そしてタイガースープレックス178を狙ったが、逃れた中嶋がハイキック、前後からのサッカーボールキック、PK、バーティカルスパイクと畳みかけて3カウントを奪いWRESTLE-1王座を強奪に成功した。
試合後にベルトを受け取った中嶋だったが、場外へ放り投げる暴挙を働き、館内は中嶋に対する声援とブーイングが交錯、中嶋は声援とブーイングがどっちも起きたことで戸惑いつつも、改めて自己紹介した後でWRESTLE-1を「このリング、こんなにぬるいリングに浸かっていると、そりゃあんなもんも出来るわ!」と罵倒し高笑いする。
そこで芦野が現れて
中嶋は芦野の挑戦を受諾し、またベルトを放り投げてNOAHの大会がある浜松へと向かった。
試合も内容的にも稲葉の完敗、現在の稲葉では中嶋を相手にするのはリスクが大きいと思っていたが、予想通りの結果となった。次期挑戦者はWRESTLE-1強さの象徴である芦野が名乗りを挙げて、中嶋が渋々ながらも受諾したが、大晦日は中嶋に振り回されたのは稲葉だけではないという意味合いもあったと思う。ただ気になるのは芦野も稲葉と同じく、vs他団体の経験が少ないということ、これが芦野にとって大きなネックにならなければいいが…
セミでは土肥が入江の保持するOWE王座に挑戦し、入江はビーストボンバー、土肥がラリアットと激しく打ち合う中、土肥がハーフネルソンスープレックス、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけた後で、ひまわりボム狙いは、背後に着地した入江がバックドロップ、キャノンボール、ビーストボンバーと畳みかけた後で、土肥の背中にキャノンボールからビーストボンバーで3カウントを奪い防衛。
征矢が作ったユニットWAR(ワイルド・アンド・ロマンス)入りを巡って実現した近藤とのシングルマッチは征矢のワイルドボンバーと近藤のキングコングラリアットが相打ちになって両者ダウンになると、伊藤が乱入して両者を襲撃し試合は無効試合となる。
伊藤は征矢の右腕にPKを浴びせ、制止に入ったリンダもジャーマンで返り討ちにすると、征矢の右腕をイスで挟んでから、更にイスでフルスイングするなど、征矢の右腕を破壊する暴挙を働く、そして伊藤はマイクで征矢を挑発して宣戦布告をした。
田中vsペガソは、ペガソのファイヤーバードスプラッシュ、田中のスーパーフライを互いに剣山で迎撃するが、ペガソの突進を田中がラリアットで迎撃すると、スーパーフライ、垂直落下式ブレーンバスター、スライディングDで3カウントを奪い完勝を収めた。