11月18日 全日本プロレス「2019世界最強タッグ決定リーグ戦」 北海道帯広市総合体育館 590人
(試合内容は実況ツイート、画像は全日本プロレスTVより)
<第1試合 大森北斗 北海道試練の三番勝負 30分1本勝負>
〇岩本煌史(5分15秒 エビ固め)×大森北斗
<第2試合 30分1本勝負>
〇ギアニー・ヴァレッタ 岡田祐介(9分26秒 体固め)青柳優馬 ×青柳亮生
※旋回式スクラップバスター
<第3試合 47年の歴史に幕!帯広市総合体育館メモリアル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
〇宮原健斗 大森隆男 丸山敦(13分26秒 ジャーマンスープレックスホールド)斗猛矢 吉田考志 ×ブラックめんそーれ
<第4試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗=2点】ジェイク・リー 〇野村直矢(15分42秒 片エビ固め) 【1勝1敗=2点】ジョー・ドーリング ×秋山準
※マキシマム
<第5試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗=4点】ゼウス 〇崔領二(13分12秒 片エビ固め)【2敗=0点】ヨシタツ ×ジョエル・レッドマン
※赤川鉄橋
<第6試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】諏訪魔 〇石川修司(13分41秒 片エビ固め)【3勝1敗=6点】バロウ ×オディンソン
※ファイヤーサンダー

今回使用される帯広市総合体育館は来年で新しい施設へと移転するため、現在使用されている会場は取り壊され、全日本で使用されるのは今回で最後だという。
過去には1978年1月20日、ジャンボ鶴田がハーリー・レイスの保持していたNWA世界ヘビー級王座に挑戦し、3本勝負で行われた選手権は1-1の後で時間切れ引き分けも、この年のベストバウトを受賞、また1982年10月26日にはレイスがジャイアント馬場さんを降しPWFヘビー級王座を奪取した。

全日本にとって記憶に新しいのは1990年の世界最強タッグ、馬場さんはアンドレ・ザ・ジャイアントと組んでドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンクのザ・ファンクスと公式戦で対戦した際に、ドリーが馬場さんを場外へ落とすと、馬場さんは全く動けなくなり、病院に搬送され、左大腿骨を骨折していたことが判明、馬場さんは6月に復帰するまで長期欠場を強いられた。それを考えると馬場さんだけでなく、今年死去したレイスにとっても思い出深い会場だったのかもしれないが、現在の建物による歴史もまもなく終えようとしている。
公式戦では暴走大巨人を降して白星発進したジョー&秋山は、ジェイク&野村と対戦。秋山は野村相手にグラウンドでリードを奪い、野村はエルボーの連打で反撃も、秋山は受けきって前進、 エルボーのラリーから野村が突進も、秋山はジャンピングニーで迎撃する。
秋山は場外戦に持ち込むと、ジョーが加勢して野村にショルダータックルを浴びせえると、秋山は場外でボディースラム、エプロンにうつ伏せにセットしてギロチンニー、かわいがりモードでプレッシャーをかけ、リングに戻っても秋山はエルボーバット、ジョーが入ってダブルショルダータックル、ジョーがコブラツイスト、秋山は逆エビ固めと野村を痛めつける。
ジョーはブレーンバスター狙うが、不時着した野村は串刺しを迎撃してミサイルキックを発射するとジェイクに交代、ジョーにレッグラリアットを放ち、ジョーが串刺しラリアットパイルドライバーも、ジェイクがリバースしてキチンシンクを放つも、ジョーはラリアットで応戦。
野村vs秋山に代わり、野村はショルダータックル、串刺しフォアアームからノーザンライトスープレックスと攻め込むが、ジャーマン狙いは秋山が阻止すると、野村のスピアーをニーで迎撃してからランニングニー、そしてフロントネックロックで捕らえて野村を追い詰める。
秋山はニーからエクスプロイダーを狙うが、ジェイクがカットすると、ジョーはジェイクを排除して、秋山組がジョーのラリアットから秋山のニーで野村を捕らえ、秋山がエクスプロイダーからニーのダース攻撃、秋山から頭突きの連打から突進するが、野村がレッドアローで迎撃する。
ここでジェイクが入り秋山にキチンシンクを浴びせると、野村はすかさずスピアーを炸裂させ、フロッグスプラッシュ、そしてマキシマムを狙うが、秋山がフロントネックロックで阻止も、ジェイクがカットすると、エルボーのラリーから野村が左右エルボー、そしてランニングエルボーからマキシマムで3カウントで奪い公式戦2勝目、野村は秋山から初フォールを奪った。
野村が秋山から初フォールは意外だと思ったが、秋山&永田裕志からアジアタッグを奪ったときは青柳が秋山から3カウントを奪っていた。それを考えると秋山からの初フォール勝ちは最強タッグより重い勝利になったと思う。
ゼウス&崔vsヨシタツ&レッドマンは、ゼウスがレッドマン相手にグラウンドで食らいつき、レッドマンがロメロスペシャルを狙ったところで崔がカットに入ると、ゼウス組がレッドマンを捕らえて試合をリードする。
ゼウスはショートレンジでのバイセップスエクスプローションから突進するが、避けたレッドマンはバックドロップで反撃してヨシタツに交代、ヨシタツはミドルキックの連打からブレーンバスターと攻め込むが、CBJ狙いはゼウスがスパインバスターで叩きつけ、代わった崔が串刺しエルボー、ブレーンバスターで続く。
ヨシタツは突進する崔にニールキックで反撃すると、レッドマンが入ってトレイン攻撃、ヨシタツがスイングDDT、レッドマンはエルボースマッシュと攻め込むが、崔はSTOで応戦、ゼウスが入ってレッドマンにトレイン攻撃、ダブルブレーンバスター、ゼウスがバイセップスエクスプローションと畳みかけると、崔が赤川鉄橋で3カウントを奪い、ゼウス&崔は完勝で2勝目を収める。
1敗の暴走大巨人vs3連勝かけなしのTHE ENDは、THE ENDが奇襲で開始となって場外戦で乱闘を繰り広げると、オディンソンが石川をリングに戻し、バロウと共に連係から捕らえにかかった。
劣勢の石川はオディンソンにショルダータックルで反撃して諏訪魔に交代、諏訪魔はオディンソンにフライングショルダー、スロイダーで流れを変えようとするが、オディンソンはドロップキックで反撃するとバロウに代わって串刺し攻撃を連発してからアバランシュホールド、ラリアットを避けた諏訪魔はジャーマンも、バロウもラリアットで応戦する。
石川vsオディンソンに代わり、石川が串刺しラリアットからジャイアントフットスタンプを投下も、串刺し狙いはオディンソンが迎撃してコーナーから反転式切り込みフォアームから、バロウが入りとダブルブレーンバスターで石川を投げる。
しかし、石川はオディンソンにバックドロップで反撃すると、諏訪魔が入って暴走大巨人がラリアットのダース攻撃、諏訪魔がスロイダーから石川がジャイアントニーとオディンソンを捕らえにかかるが、バロウが入ってTHE ENDが串刺し攻撃で反撃すると、暴走大巨人にスーパーコライザーを決める。
THE ENDは石川を連係で捕らえてヘル・オン・アースを狙うが、諏訪魔がカットすると、石川がコーナーのオディンソンに雪崩式ブレーンバスターで投げ、諏訪魔が入るとバロウをバックドロップで排除する。
勝負に出た暴走大巨人は 抵抗するオディンソンにローリングサンドウィッチラリアットからロケットブラッサム、石川がドラゴンスープレックスからジャイアントニー、ファイヤーサンダーと畳みかけて3カウントを奪い、快進撃を続けるTHE ENDに公式戦初黒星をつけた。
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