ニューヨーク州バッファローでSMACKDOWNが開催されたが、10月31日にサウジアラビアで開催された「クラウンジュエルズ」に出場していた主力選手が飛行機トラブルで出国出来ず、そのためロマン・レインズや中邑真輔、ブレイ・ワイアットも出場できなくなる事態が発生する。幸い「クラウンジュエルズ」にはダニエル・ブライアンやザ・ミズ、ベイリー、サーシャ・バンクスなどが出場しなかったため、SDには出場することが出来たが、それでも選手が足りないため、NXTから選手が大挙参戦するだけでなく、HHHとショーン・マイケイルズのDXの二人が大会を取り仕切ることになった。
そして「クラウンジュエルズ」には参戦していたのにも係わらず、自家用機で出国することが出来たブロック・レスナーがポール・ヘイマンを伴って登場し、ケビン・ヴェラスケスを降してWWE王座を防衛することが出来たが、試合後にレイ・ミステリオの襲撃を受けたことに怒り、ミステリオに報復するため、SDからRAWに再び移籍することをアピールする。
第1試合ではSD女子王座をかけてベイリーがニッキー・グロスと対戦し、サーシャの介入もあってベイリーがフェイスバスターで3カウントを奪い防衛も、試合後にNXTの女子王者であるシェイナ・ベイズラーが乱入してベイリーを襲撃する。
またバックステージでは政治的事情でサウジ大会には中邑のセコンドに着くことが出来なかったサミ・ゼインがマット・リドル&キース・リーの襲撃を受けてKOされ、ミズTVではワイアットの代わりにゲストに招かれたNXTのトマソ・チャンパがミズを挑発して試合となり、フェアリーテール・エンディングでミズを降す。
メインは対戦相手を探しているブライアンにDXの二人がNXT王者であるアダム・コールに挑戦するように指示され、ブライアンはコールのNXT王座に挑戦、序盤はブライアンがカベルナリアなどで先手を奪い、場外めがけてブレーンバスターで投げるなど荒技を敢行する。
リングに戻ってもブライアンはクローズライン、場外へのショルダースルー、エプロンダッシュのニー、リングに戻ってからのミサイルキック、串刺しショットガンキックから雪崩式フランケンシュタイナーで攻勢に出るが、コールが丸め込むと、突進するブライアンにバイシクルキックを浴びせ、ブライアンが場外へ出して連続トペ狙いも、コールはジャンピングハイキックで迎撃する。
これで流れを掴んだコールは雪崩式を狙うが、下からすり抜けたブライアンはスパイダージャーマンを敢行も、ダイビングボディープレスは自爆、コールはブレーンバスター式ネックブリーカーを決めると、ラストショットを狙うが、避けたブライアンは逆片エビ固めで捕らえてアキレス腱固めへ移行、カミゴェ式ストンピングからYes Lockで捕らえる。
ブライアンはロープに逃れたコールにPKを狙うが、避けたコールは後方回転エビ固めで丸め込み、キックアウトしたブライアンはバスソーキックを炸裂させたから、ランニングニーを狙うも、スーパーキックで迎撃したコールはパナマサンライズからラストショットで3カウントを奪い王座を防衛、試合後はNXT勢が大挙駆けつけてリングジャックし、NXTを取り仕切るHHHは次回PPV「サバイバーシリーズ」にはNXT勢も参戦することを予告した。

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