竹下がD王に続いてKING OF DDT2019も制覇で新時代宣言!


5月19日 DDT「BLACK OUT presents KING OF DDT 2019 the FINAL!!」後楽園ホール 979人

(試合内容は実況ツイートより)

<アンダーマッチ 10分1本勝負>
マイク・ロリンズ ○リッキー・スタークス(6分23秒 片エビ固め)×伊橋剛太 島谷常寛
※スピアー

<第1試合 30分1本勝負>
○彰人 高梨将弘 マイク・ベイリー 赤井沙希(7分9秒 足四の字固め)アントーニオ本多 大鷲透 ×スーパー・ササダンゴ・マシン 大石真翔

<第2試合 「KING OF DDT 2019準決勝」時間無制限1本勝負>
○竹下幸之介(8分41秒 エビ固め)×樋口和貞
※ラリアット

<第3試合 「KING OF DDT 2019準決勝」時間無制限1本勝負>
○高尾蒼馬(11分49秒 エビ固め)×HARASHIMA
※リバースゴリースペシャルボム

<第4試合 いつでもどこでも挑戦権争奪5WAYマッチ 30分1本勝負>
○高木三四郎(8分7秒 首固め)×上野勇希
※あと3忍はMAO、梅田公太、吉村直巳

<いつでもどこでも挑戦権使用=KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第71代王者】○遠藤哲哉(18分41秒 片エビ固め)【挑戦者】石井慧介
※シューティングスタープレス
☆遠藤が2度目の防衛に成功

<第5試合 30分1本勝負>
○坂口征夫 渡瀬瑞基(1分13秒 TKO)×遠藤哲哉 マッド・ポーリー
※神の右膝

<第6試合 スペシャルハンディキャップマッチ 30分1本勝負>
○佐々木大輔(11分46秒 ミスティカ式クロスフェースロック)×平田一喜 魔苦・怒鳴門

<第7試合 「KING OF DDT 2019決勝戦」時間無制限1本勝負>
○竹下幸之介(21分11秒 片エビ固め)×高尾蒼馬
※ファブル
☆竹下が初優勝

 4月29日から開催されている「KING OF DDT 2019」の準決勝、決勝が行われ、ベスト4にはHARASHIMA、竹下、樋口、高尾が進出。準決勝の組み合わせは竹下vs樋口、HARASHIMAvs高尾となった。

まず竹下vs樋口は、開始から樋口がラリアットも避けた竹下はニーを浴びせ、樋口のノド輪落としをフランケンで切り返すが、樋口はラリアットからトップコーナーにセットしてバックブリーカーを敢行、場外に逃れた竹下にエプロンめがけてギロチンホイップと先手を奪う。
リングに戻ると樋口は串刺しラリアットから雪崩式ノド輪落としを狙うが、竹下は雪崩式ブレーンバスターから逆水平も、樋口は打ち返して連打、竹下は両手の甲を踏みつけてニーを浴びせるも、樋口はチョークスラムを決めれば、竹下はジャーマンで応戦する。
ラリアットは相打ちとなるが、竹下が競り勝ち、ジャーマン狙いは樋口がネックロックで捕らえて頭突き、ドクターボムで勝負を狙うが、竹下はカウント2でキックアウト、樋口はぶちかましを避けた竹下はジャーマンで投げ、カバージョ2020で捕獲、立ち上がった樋口は浴びせ倒して脱出し樋口がラリアット、しかしもう一発は竹下がエルボーで迎撃し、ザーヒーからラリアットで3カウントを奪い、決勝に進出する。

 準決勝もう1試合のHARASHIMAvs高尾は、高尾がキックに対してHARASHIMAが前蹴りの連打も高尾がドロップキックで応戦、場外に落ちたHARASHIMAにプランチャから客席へ叩きつけ、鉄柱攻撃と先手を奪う。
 リングに戻るとレッグドロップ、コーナーに押し込んでストンピングと攻め込むが、HARASHIMAはボディブローからボディー攻めで反撃、セカンドコーナーに高尾をセットしてHARASHIMAがフットスタンプ、首投げからサッカーボールキックと攻め、エルボーのラリーも、HARASHIMAがボディーブローからキチンシンク、ボディーにニードロップ、膝をボディーに押し付けたままネックロックと徹底的に高尾のスタミナを奪いにかかる。
 HARASHIMAはスワンダイブフットスタンプから山折り狙いは、阻止した高尾はエルボーのラリーに持ち込むも、HARASHIMAがミドルキックの連打を浴びせれば、起き上がった高尾はスーパーキックで応戦。
 高尾は串刺し延髄斬りから雪崩式フランケンシュタイナーを決め、リバースゴリースペシャルボム狙うが、HARASHIMAが阻止すると、高尾はジントニックを狙うがHARASHIMAがカナディアンデストロイで切り返し、ハイキックからリバースフランケン、スタンディング蒼魔刀から蒼魔刀で勝負を狙う。
 しかし高尾がキャッチして、切り返し合いから高尾はエンドレスワルツに持ち込み 高尾が突進もHARASHIMAがジャンピングハイキック、しかしハイキックを避けた高尾はシュバインからリバースゴリースペシャルボムで3カウントを奪い決勝に進出する。

 決勝戦の竹下vs高尾は、ロープワークの攻防で竹下がゼロ戦キックを放つと、場外の高尾にトペ狙いはセコンドのカリスマが足をすくって阻止して介入すると、高尾がカリスマらDAMNATIONに介入を拒否し、カリスマらを下げさせる。
 リングに戻って高尾はドロップキック、ストンピング、ニードロップと攻め込めば、竹下は串刺しエルボー、読み合いからDDT、チンロックから三沢式フェースロックで捕獲、垂直落下式ブレーンバスター、ブレーンバスターと攻め込んでいく。
 高尾はブレーンバスターで反撃すると、串刺しは高尾が迎撃してミサイルキック、背中へのダイビングフットスタンプから逆片エビ、左右エルボーからボディーエルボーもと自身の流れに変えるが、エルボーを避けた竹下はブルーサンダーで叩きつけ、串刺しビックブーツから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、高尾がディフェンサーで切り返す。
 高尾はみちのくドライバーからダイビングフットスタンプ、しかしもう一発は竹下が避けてラリアットを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターからカバージョ2020で捕獲、竹下はジャーマンを狙うが、高尾はサムソンクラッチから丸め込合戦に持ち込み、シュバインからトラースキックを浴びせる。
高尾はリバースゴリースペシャルボムを狙うが、着地した竹下は人でなしドライバーで突き刺し、ファブルを狙うが、避けた高尾がエンドレスワルツで丸め込み、竹下のバイシクルキックに対して高尾は鋭いエルボーで応戦、エルボーのラリーに持ち込み、竹下のザーピーの連打に対して高尾はトラースキックもキャッチした竹下は後頭部エルボーを炸裂させる。
 それでも高尾はリバースゴリースペシャルボムを決めるがカウント2でキックアウトされ、ジントニック狙うが竹下がシットダウンパワーボムで切り返すと、エルボーからザーヒー、雪崩式カナディアンデストロイかラリアットと畳み掛け、最後は竹下はサービーを連発してからファブルをで3カウントを奪い、D王に続いてKING OF DDTも制覇した。
 試合後に竹下が「新しい時代が選んだのはこの俺、竹下幸之介や。7・15大田区、もう一度この俺がベルトを獲ってDDTの、ALL OUTの竹下幸之介の時代を見せます」と断言して締めくくったが、現在の竹下は成長ではなくこれからのDDTはオレの時代だと自信をつけつつあり、エースの自覚さえ持ちつつある。そういった意味では新日本プロレスのオカダ・カズチカや全日本プロレスの宮原健斗に近い存在になりつつある。
 
 また第5試合では6月2日の愛媛大会で行われるKO-D選手権の前哨戦が行われるはずだったが、今大会でいつどこ挑戦権行使を予告していたガンバレ☆プロレスの石井が試合前に「疲れた相手にとっても意味がない」と行使、坂口と渡瀬が下がって即選手権に突入する。

 序盤から遠藤が押し込んで張り手に対して石井はビックブーツの連打で応戦、ストラングルホールド狙いは遠藤が逃れるとm串刺し狙いは遠藤がエプロンへショルダースルーで出しロープへのスタナーからサスケスペシャルを命中させる。
 リングに戻ると遠藤がニー、顔面にパンチ、両足で頭部を挟んでフェースクラッシャーからクルックヘッドシザースで捕獲、オースイスープレックスからサーフボード、バックハンドエルボー、逆水平と攻め込むが、石井が張り手で打ち返し、エルボーの連打からフランケンシュタイナー、ジャンピングハイキックからスライディングキックで遠藤を場外へ追いやり、南側の鉄板の仕切りでファイナルカット、鉄柱めがけてフラップジャックと一気に形勢を逆転させる。
 リングに戻って石井はジャンピングハイキック、ダブルアーム式DDT狙いは遠藤がリバースし切り返してゆりかもめで捕獲、コーナーへブレーンバスターからスワンダイブフォアアームと流れを戻し、立ち上がった石井は張り手、ミドルキック、遠藤をコーナーにセットして金具めがけてDDTから雪崩式ジャーマンは遠藤が着地すると、切り返し合いから石井がジャーマンで投げる。
 石井はランニングニーから頭部へオーバーヘッドキックを連発、しかしハーフネルソンスープレックスは遠藤がスタナーで返し、石井のキックをキャッチして顔面へ頭突きを浴びせる。
 遠藤はシットダウン式パワーボムからハンドスプリングオーバーヘッドキック、トーチャーラックボム狙いは、石井がスリーパーで逃れ、首投げからファイナルカット、石井ドリラーからニールキックで勝負を狙うも、遠藤がラリアットで迎撃してからテツヤ・イン・ザ・スカイを決める。
 エルボーのラリーから遠藤が連打、石井が延髄斬りも遠藤も打ち返し、石井がニーアッパーも、遠藤のその場飛びを避けてニードロップ、タイガースープレックスを決めるが、ニールキックを避けた遠藤は丸め込み、クロスアーム式フェースクラッシャーから、ハンドスプリングオーバーヘッドキック、トーチャーラックボムと畳みかけ、最後はシューティングスタープレスで3カウントを奪い王座を防衛。

 試合後に遠藤がマイクでアピールしたところで、本来の試合である第5試合へと突入してしまい坂口がスリーパーで絞めあげ、ポーリーを排除した後で、神の右膝で遠藤をKO、秒殺で坂口が勝利を収める。

唯一いつどこ挑戦権保持者となった高木は上野、吉村、MAO、梅田らとス蔵ブルバンクハウス形式のハードコア5WAYマッチで対戦し、高木が4選手から集中砲火を受け大苦戦を強いられるが、吉村が高木にラストライドを狙ったところで、同じユニットの上野がプラケースで裏切ってカットする。

 上野は高木を攻めてフロッグスプラッシュを狙うが、高木がプラケースごと剣山で迎撃してからの首固めで3カウントを奪い逆転勝利。試合も高木は必ず勝てるシチュエーションで行使を宣言して、ステージからプラケースに自殺ダイブを敢行したが、今大会では行使しなかったものの、上野と吉村の仲は大丈夫なのか・・・?

 これでKO-D戦線は竹下が一足先に大田区のメインへと駒を進め、遠藤は6月2日の愛媛で行われる坂口との防衛戦だけとなったが、いつどこ挑戦権を保有し続けている高木はやっぱり不気味な存在、どのタイミングで行使して、大田区メインを強奪するのか・・・?

 セミファイナルではカリスマが平田&怒鳴門とハンディ戦で対戦、最初こそは怒鳴門のバイセクシャル戦法に平然としていたが、怒鳴門のコブラツイストから嬲られると、耐え切れなくなり思わず「好きだ!」と叫んで壊れ始める。

 怒鳴門はTバック姿になって突進も平田に誤爆してしまい、カリスマはペティグリーからダイブングエルボードロップで平田を攻め込み、怒鳴門はフロントネックロックからスワントーンボムを自爆させると、平田のエゴイストドライバーを切り返したカリスマがクロスフェースでギブアップを奪い勝利を収める。

 また休憩前には新日本プロレスでジュース・ロビンソン相手に流されている謎のVTRと同じシチュエーションのVTRが流れた。

クリス・ブルックスがDDTに参戦することが発表されたが、ブルックスはジュースの相手の候補として最も有力視されていた選手、だがファイトクラブプロの派遣として新日本とは折り合いが悪くなっているDDTに参戦とは・・・ではジュースの相手は一体誰なんだろうか?

休憩明けにはリアル・ジャパンから移籍した納谷幸男が移籍の挨拶を行い、6月2日の愛媛のカードと、7月15日の大田区大会では鈴木秀樹との対戦が組まれたことが発表される。

 また7月15日には男色ディーノvs青木真也が行われることも発表、これもある意味異色的なカードでもあるが、青木もMMAではベルトを落とし、プライベートでも離婚を公表したばかり、ある意味試練が続くのか・・・

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