4月23日 スターダム「ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023」神奈川・横浜アリーナ 5539人
(試合内容は実況ツイートより)
ワンダー・オブ・スターダム、アーティスト・オブ・スターダム、ゴッテス・オブ・スターダム選手権、フワちゃん2戦目はこちら↓
<第7試合 女子プロレス最強決定戦 30分1本勝負>
〇朱里(16分7秒 KO)×橋本千紘
※バスソーキック ギブアップ、ノックアウト、レフェリーストップのみの完全決着ルール
<第8試合 IWGP女子選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇岩谷麻優(12分56秒 ドラゴンスープレックスホールド)【第2代王者】×メルセデス・モネ
☆モネが2度目の防衛に失敗、岩谷が第3代目王者となる。
<第9試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇中野たむ(23分40秒 片エビ固め)【第15代王者】×ジュリア
※バイオレットスクリュードライバー
☆ジュリアが3度目の防衛に失敗、中野たむが第16代王者となる
スターダムでは初進出、女子プロレスでは約20年ぶりとなる横浜アリーナ大会が開催され、メインはワールド・オブ・スターダム王座をかけて王者のジュリアに、中野たむが挑戦。ジュリアと中野たむは2021年3月4日、日本武道館で敗者髪切りマッチを行い、中野たむが勝ってジュリアに髪を切るなど、因縁深い相手となるも、対戦に向けてジュリアが「中野たむの全てを奪ってやる!」「COSMIC ANGELSは解散しろ!」と挑発すると、COSMIC ANGELSから白川未奈、月山和香らClubVENUSが離脱するなど、中野たむの周囲では不吉な出来事が起き、そういった状況の中で、背水の陣に立たされた中野たむはジュリアに挑んでいった。
開始から中野たむがヘッドロックを仕掛けると、ジュリアはバックドロップを狙うが、体を浴びせて潰した中野たむはバックを奪い、首投げの応酬から中野たむがヘッドロックも、ジュリアが逃れて中野たむにビンタを浴びせれば、ロープへ押し込んで再びビンタを浴びせ、中野たむはソバットからブレーンバスターを狙うと、ジュリアがいきなりノーザンライトボムを敢行する。
中野たむはたまらず場外へ逃れると、ジュリアはテーブルを持ち出してリングサイドにセットし、テーブル貫通パイルドライバーを狙うが、中野たむが必死で逃れる。リングに戻るとジュリアは足蹴からニーアッパー、クレイモアキックと圧倒、しかし突進は中野たむがスピンキックで迎撃し、バイオレットシューティングでジュリアをエプロンへ出し、トップコーナーから宙吊りスリーパーで捕らえるも、逃れたジュリアはトップコーナーの中野たむをテーブルめかけてデットリードライブで落とし、テーブルは貫通して真っ二つになる。
ジュリアは中野たむを花道へ連行してグロリアスドライバーを狙うが、中野がリバースDDTで切り返すと、花道ダッシュでバイオレットシューティングを連発する。
リングに戻ると、中野たむがトップコーナーへ上がるが、ジュリアがビンタから雪崩式狙うと、中野たむが必死で抵抗して頭突きを浴びせるが、互いに場外へ転落でダウン、リングに戻ると中野たむがビンタに対し、ジュリアもビンタで返してラリーになると、往復ビンタのラリーはジュリアが連打で中野たむはダウンする。
それでもジュリアは中野たむを起こしてビンタを連打すると、中野が頭突きで応戦してジュリアがダウンすれば、中野がビンタに対し、ジュリアが頭突きで返してからランニングナックル、ファルコンアロー、バックドロップ、グロリアスドライバーと畳みかけると、ノーザンライトボムは中野がヘッドシザースで逃れてからから丸め込み、トラースキックを放つ。
中野はタイガードライバーを狙い、ジュリアがリバースしても、中野がノーザンクロスで捕獲してジュリアはロープエスケープ、中野はタイガードライバー、バイオレットシューティングからジュリアの後頭部へバイオレットシューティング、側頭部へバイオレットシューティング、正面からバイオレットシューティングと打ち込んでいくと、トワイライトドリームを決めたが、ジュリアはカウント2でキックアウトする。
中野たむはバイオレットスクリュードライバーを狙うが、ジュリアが雁之助クラッチで切り返し、ナックル、ニーアッパーからノーザンライトボムを決めるが、中野たむはカウント2でキックアウトする。
ジュリアは最終兵器バーミリオンを狙うが、は中野たむが必死でロープへ逃れ、それでもジュリアは雪崩式ダブルアームスープレックスを狙うが、中野たむが下から逃れると逆に雪崩式ダブルアームスープレックスで投げる。
両者ダウンも、中野たむはタイガースープレックスホールドを決めるが、中野たむのハイキックは避けたジュリアがリストクラッチ式バックドロップ、そして掟破りのタイガースープレックスで投げるも、ジュリアが突進したところで、中野が掟破りのノーザンライトボムを敢行し、最後はトワイライトドリーム、バイオレットスクリュードライバーで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後の両者はダウンとなるも、マイクを持った中野たむは「ジュリア!私さ、ブスかな?あんたは化け物だよ!あんたの大切な赤いベルトを奪ってやったぞ!私の最大のライバルだ、あんたと戦うには命すらやってもいいぐらいだと思った、あんたのことだから取り返すつもりなんだろけど、来てよ、来なければ絶対に許さない!」とアピールすれば、ジュリアも「しつこいのはオマエだろうが!私のこれからやりたいことに必要なベルトを奪った中野たむは許さない、けど楽しかったよ、ただしお前の顔はしばらく見たくない、横浜アリーナにお越しの諸君!見たか!これが最高峰だ!そしてこれがジュリアだ!そしてこれが中野たむだ!」と中野たむだけでなく観客にも呼びかけと呼びかけて去って行く。
締めを任された中野たむは「この世界は本当どうしようもない事ばっかりで。でもそんな世界にほんの少しだけ奇跡を起こせるのがプロレスだ!」と叫ぶと、「宇宙で煌めくたむロードについてこい!Believe IN たむ!」で締めくくり、アーティスト王座を奪取したなつぽい、安納サオリ、KAIRIと一緒に記念撮影となった。
内容的にはジュリアがノーザンライトボムから先手先手と攻めていったが、中野たむの粘りで流れが変わってしまった。中野たむの粘りはジュリアが一番わかっていたはずだったが、今の勢いだったら自分が押し切れると思ったのか、そういった意味では中野たむという存在を侮っていたのか、中野たむもジュリアを化け物と評していたが、ジュリアにしてみれば、中野たむは自分以上の化け物と思っているのか?2年前の武道館ではジュリアにストップをかけたのは中野たむだったが、横浜アリーナでも中野たむがジュリアを止めた。ジュリアにとって中野たむは自分の前に立ちはだかる存在なのかもしれない・
またユニット的にはなつぽいや安納もアーティスト王座を奪取したことでCOSMIC ANGELSは息を吹き返し、KAIRIもアーティスト王座を保持しているうちはCOSMIC ANGELSの助っ人になる。横浜アリーナは中野たむやCOSMIC ANGELSにとって大逆転となった大会だった。
第8試合ではIWGP女子選手権、王者のモネに岩谷が挑戦した。
開始からモネが岩谷を突き飛ばすと、怒った岩谷がタックルからマウントで殴り合いも、岩谷がランニングニーでモネを場外へ出すと、トペスイシーダを命中させ、サッカーボールキックを浴びせる。
リングに戻ると岩谷はサッカーボールキックでモネをエプロンへ蹴り出すが、モネはロープ越しで顔面蹴りで反撃するとランニングダブルニーアタックでエプロンへ蹴り出し、宙づりになった岩谷にマリンスパイクを敢行する。
リングに戻るとモネはロープ越しで蒼魔刀を命中させるとスリーアミーゴズからダイビングダブルニーは自爆してしまい、串刺しを避けた岩谷が丸め込むも、セカンドコーナーに岩谷を宙吊りにしたモネはダブルニードロップ、そしてモネメーカーは逃れた岩谷がソバットからドドンパで反撃し、ドラゴンスープレックスはモネがロープへ逃れても、岩谷がニーアッパーからドラゴンスープレックスで投げ、トラースキックからフロッグスプラッシュを命中させる。
岩谷はムーンサルトプレスを投下するが自爆してしまうと、モネは回転してモネメーカーを狙うが、岩谷が逃れてトラースキックを連打、ビンタから突進はモネはモネメーカーを狙い、岩谷がセカンドコーナーへ逃れてもいモネはバックスタパーを決め、モネメーカーを決まって勝負あったかに見えたがロープ際だったため、岩谷の足がロープにかかってエスケープとなってしまう。
これでモネも焦ったのか、連続カバーも岩谷がキックアウトし、モネはバックスタパーも、岩谷がドラゴンスープレックスホールドで応戦、モネは顔面へパントキックも、突進したところで岩谷がツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
岩谷はコーナーへ向かい、モネは足を掴んで阻止を狙い、岩谷が顔面蹴りを浴びせてからムーンサルトプレスはカウント2となるも、続けて二段式ドラゴンスープレックスホールドで3カウントを奪い、IWGP女子王座を奪取を奪取した。
試合後は退場したモネを呼び戻した岩谷が「本当にムカついたけど!岩谷麻優を本気にさせてくれてありがとう!あなたが日本もこのベルトを大事にしてきたように、このベルトをあなたの意思も引き継いで最高のベルトにするからな!本当にありがとう!」とエールを送れば、モネも「ありがとうございます!まゆ、あなたが真のスターダムのアイコン。IWGP女子王座を大事にして。全世界にあなたがアイコンである事を証明して。」と返し、ノーサイドで幕となる。
第7試合の朱里vs橋本は、ギブアップ、ノックアウト、レフェリーストップのみの完全決着ルールで行われ、朱里がヘッドロックに対し、抜けた橋本がヘッドロックからショルダータックル、そしてオブライト狙いは朱里が逃れ、串刺しを狙う橋本をロープ越しの腕十字で捕らえる。
両者バックの奪い合いから橋本がコブラツイストで捕らえると、そのままサイドスープレックスで投げ、串刺しボディーアタックから水車落としで先手を奪う。エルボーのラリーになると、橋本の突進を朱里がニーで迎撃して、橋本がラリアットも朱里はニーで応戦して突進は橋本がラリアットで迎撃、起き上がり小法師ラリアットは避けた朱里がハイキックは。避けた橋本がアルゼンチンバックブリーカーからオブライトで投げ、朱里はダウンする。
朱里は立ち上がり、、橋本のタックルに対し、朱里がニーからパントキックを浴びせるとストンピングを乱打、巻き込み式腕十字から腕固めで捕らえるが、逃れた橋本がラリアットからセカンドコーナーへ上がり、追いかけた朱里が追いかけて雪崩式アームホイップから腕固めで捕らえ、腕十字から腕固め、朱雀へ移行し、橋本が必死でロープエスケープする。
朱里はニーストライクからトップコーナーへ上がるが、橋本がマッケンローで落とし、場外戦で朱里がハイキックもキャッチした橋本がアンクルホールドで捕らえるとスピアーを炸裂させる、
朱里はエプロンを使ったトルネードDDTで反撃すると、リングに戻りトップコーナーから橋本の後頭部へダイビングレッグドロップを命中させるが、朱里のミドルキックの連打をキャッチした橋本がパワーボムで叩きつけ、オブライトで投げるが、朱里はミドルキックで応戦し、ビンタが相打ちで両者ダウンとなる。
エルボーのラリーになると¥朱里が乱打も橋本がハンマーを連打で朱里が崩れ、パワーボムは朱里がフロントネックロックで捕らえるも、橋本がジャックハマーで叩きつければ、朱里はハイキック、ニーリフトを連打を浴びせ、橋本のオブライトをスタナーで逃れてからコードブレイカーを決める。
朱里は橋本の後頭部へ串刺しニー、後頭部頭突きから朱世界を決めると、橋本にバスソーキックを放って橋本がダウンし、橋本が立てないためカウント10で朱里がKO勝利となった。
試合後の朱里は橋本「に試合してくれてありがとうございました」と感謝を述べつつ「スターダムとの戦いはこれで終わりにする?」としてセンダイガールズプロレリングとの対抗戦を呼びかけるが、橋本は返答せず明言を避けた。