4月16日 NOAH「GREEN JOURNEY 2023 in SENDAI」宮城・ゼビオアリーナ仙台 1277人
(試合内容は実況ツイートより)
GHCタッグ、GHCジュニアタッグ、GHCナショナル選手権はこちら↓
<第9試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合~RISE AND FALL~ 60分1本勝負>
【第52代王者】〇AMAKUSA(13分4秒 片エビ固め)【挑戦者】×HAYATA
※ヘデック
☆AMAKUSAが4度目の防衛に失敗、HAYATAが第53代王者となる
<第10試合 GHCヘビー級選手権試合~THE LUNATIC GATE~ 60分1本勝負>
【第42代王者】〇ジェイク・リー(22分58秒 片エビ固め)【挑戦者】×中嶋勝彦
※ビックブーツ
☆ジェイクが初防衛に成功
NOAH仙台大会が開催され、メインはジェイクの保持するGHCヘビー級王座に中嶋が挑戦、3月の横浜で清宮を破ったジェイクに、”オレがNOAH”を自称する中嶋が名乗りを上げ、今回の選手権実現となった。
開始から中嶋がリング中央に立ったがジェイクは動かず、前へ出たジェイクに中嶋がローキックに対し、ジェイクもローキックで打ち返してラリーになる。差し合いからジェイクが押し込むと、ジェントルブレーク、中嶋がガットショットからヘッドロック、ビックブーツを浴びせ、ジェイクのエルボーをいなすが、ジェイクはショルダータックルを浴びせる。
ジェイクは串刺しを狙うが、迎撃した中嶋はトップコーナーも、ジェイクはデットリードライブで落とすと、中嶋は場外へ逃れ、ジェイクは鉄柵へショルダータックルで押し込んでから、鉄柵へハンマースルーを連発、突進する中嶋にボディースラムと体格を生かした攻めで先手を奪う。
ジェイクは中嶋を鉄柵へハンマースルーして突進するが、中嶋は鉄柵へレッグシザースでジェイクの顔面を直撃させ、リングに戻ると中嶋がエルボーからサッカーボールキック、場外へ逃れたジェイクはハンマーを連打も中嶋はサミングから鉄柱攻撃、サッカーボールキックを浴びせる。
中嶋はエプロンからPKを放って足蹴で挑発、ジェイクはボディーエルボーで返すと、中嶋はミドルキックからリングに戻り、ジェイクの串刺しを避けて串刺しトラースキックからシャッターチャンスタイム、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを敢行する。
中嶋はジェイクのエルボーをいなして関節蹴り、ローキック、ドラゴンスクリューからSTFと足攻めで切り崩しにかかるが、ジェイクはロープエスケープ、中嶋は突進すると、ジェイクはトップロープへフラップジャック、コーナーへ叩きつけてからハンマースルーでコーナーに叩きつけ、ハイアングルボディースラムで叩きつける。
ジェイクはストンピングを連打からショルダースルー狙いは、中嶋が蹴り上げ、エルボーのラリーも、ジェイクがいきなりワンハンドバックブリーカーから拷問コブラツイストで捕らえ、逃れた中嶋はジェイクの左腕へナックル、ジェイクはジャーマンに対し中嶋はPKで返すも、ハイキックは相打ちで両者ダウンとなる。
先に立った中嶋がジェイクのボディーへパントキックを浴びせ、ジェイクはのたうち回ったところで、中嶋は顔面蹴り、ミドルキック、前後からサッカーボールキック、PKからヴァーティカルスパイクを狙うが、切り返したジェイクはD4Cで突き刺す。
ジェイクは串刺しビックブーツを狙うが、中嶋がトップコーナーにジェイクをうつ伏せにセットすると、ジェイクのボディーを蹴り上げ、PKからヴァーティカルスパイクを決めるが、ジェイクはカウント2でキックアウトする。
そこで中嶋に狂気が宿ると、ジェイクにマウントエルボーを乱打し、レフェリーが止めに入るが、突き飛ばした中嶋はマウントエルボーを乱打する。
中嶋は人でなしパントキックを狙うが、キャッチしたジェイクがエルボーからパワーボムは、中嶋がフランケンシュタイナーで切り返してハイキックも、避けたジェイクはジャンボ鶴田式へそで投げるバックドロップで投げる。
これで中嶋に大ダメージを与えたジェイクはジャイアントキリングからビックブーツを炸裂させ3カウントを奪い、王座初防衛に成功した。
試合後は王座防衛をアピールするジェイクは次期挑戦者を募ると、『HYSTERIC』が鳴り響いて丸藤正道が登場、マイクを持った丸藤はジェイクに対し「腐っても丸藤だ。お前の舵じゃ船酔いしちまう」と挑発して挑戦を表明、ジェイクも受諾して決定となった。
内容的には中嶋は攻めてはいたものの、自分のペースにはなっておらず、ジェイクのペースで試合が進み、ジェイクのペースを崩せないままだった。最後の決め手はバックドロップでジェイクはD4C、ジャイアントキリング、ビックブーツを必殺技にしているが、へそで投げるバックドロップも必殺技の一つ、ジェイクの引き出しの多さもあった。
そして丸藤が名乗りを上げたが、5・4両国から復帰が決定した潮崎豪という選択肢もあったと思う。だが潮崎は2021年12月に長期欠場から復帰して、調子が上がらないうちに1か月後の元旦武道館で王者だった中嶋に挑んで敗れたこともあったことから、焦って失敗するよりも、気を熟して待つことを選択したのか?
ジェイクはNOAHに染まらず、NOAHのマットで秋山準から学んだジャイアント馬場さんの王道を貫いていることから、これまで三沢光晴からNOAHを背負ってきた丸藤が、これがNOAHだというものジェイクに叩き込むつもりで挑むようだ。
セミファイナルではGHCジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のAMAKUSAにHAYATAが挑戦した。
AMAKUSAがハリケーン式アームホイップからティヘラでHAYATAを場外へ出すとトペフェイントで牽制、リングに戻るとAMAKUSAが変型レッグロックと、寝技の得意であるHAYATA相手に寝技で先手を奪い、HAYATAはロープエスケープする。
HAYATAはショルダータックル、マンハッタンドロップから側頭部へドロップキックで反撃すると、エプロンへAMAKUSAを出してからハンドスプリングキックを放つと、場外へ転落したAMAKUSAが脇腹を鉄柵に直撃させてしまいうずくまってしまう。
リングに戻るとHAYATAがコーナーへAMAKUSAを押し込んで膝を押し当て、ナックル、首投げからドロップキック、スリーパーで捕らえる。逃れたAMAKUSAに突進はドロップキック狙いは自爆させ、流れを変えていく。
それでもAMAKUSAはHAYATAの串刺しを避けるとトップコーナーへ上がり、HAYATAのデットリードライブはAMAKUSAがエプロンへ着地すると、ロープ越しのジャンピングハイキックからトルニージョアタックを命中させる。
AMAKUSAはセカンドコーナーのHAYATAに駆け上がり雪崩式フランケンシュタイナーで落とすが、HAYATAは回転延髄斬りで応戦し、ジョンウーから2ステップムーンサルトを命中させるが、403インパクトはAMAKUSAがカサドーラで切り返してトラースキック、HAYATAはラリアットでAMAKUSAをエプロンへ出すが、AMAKUSAがスワンダイブハリケーンラナで場外へ出しコークスクリュー式トペスイシーダを命中させる。
リングに戻るとAMAKUSAが逆打ちからファイヤーバードスプラッシュを命中させ、開国を狙うがHAYATAが追いかけ、雪崩式を狙うもAMAKUSAが落として開国はHAYATAが避け、AMAKUSAが突進するとHAYATAがコーナーめがけてフランケンシュタイナーで叩きつける。
HAYATAは403インパクトを狙うが、AMAKUSAが回転エビ固めで切り返し、十字固めで丸め込んだが、コルタバを狙ったところでHAYATAがフェースバスターで叩きつけると、403インパクトからヘデックで3カウントを奪い、完勝で王座奪取に成功、試合後のHAYATAはNOAHジュニアのエースを宣言すると、10月30日の有明アリーナでのリベンジとしてニンジャ・マックを挑戦者に指名した。