3月21日 DDT「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」後楽園ホール 1138人満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第14試合 KO-Dタッグ選手権試合~エニウェアフォールルール~ 60分1本勝負>
【第76代王者】〇MAO 勝俣瞬馬(18分15秒 エビ固め)【挑戦者組】樋口和貞 ×中津良太
※板上へのおれたちのまっどまっくす
☆しゅんまおが4度目の防衛に成功
<第15試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第80代王者】〇火野裕士(22分23秒 体固め)【挑戦者】×納谷幸男
※FuckingBOM 火野が初防衛に成功
☆火野が初防衛に成功
DDT毎年恒例の「Judgemen」は後楽園ホールで5時間興行という形で開催され、メインはKO-D無差別級選手権試合、王者の火野に納谷が挑戦、納谷にとって火野は師匠にあたり、タッグを組んでからはいろんなものを学んできた。昨年の「D王GP2023」で準優勝を果たした納谷はリーグ戦でも王者だった樋口も破っていることから、堂々の挑戦となった。
開始となると、ロックアップから押し合いとなり、火野はリストロック狙うも、納谷がフィンガーロックで捕らえて押し込み、押し返した火野がヘッドロックからぶつかり合い、エルボーのラリーから納谷は突進するは、火野がフライングショルダーで迎撃し、ボディースラムからファッキンセントーンを投下する。
火野は逆水平を連打を浴びせると、首投げからスリーパーで絞めあげ、納谷はロープエスケープ。火野は再び逆水平を浴びせると、納谷は張り手で返してラリーになり、いなした納谷はコブラツイストは火野が逃れ、ぶつかり合いから火野がフライングショルダーを狙うと、納谷はニーで迎撃する。
納谷はヒップトスからエルボードロップ、首投げからチンロックで捻り上げると、火野はたまらずロープエスケープ、火野は張り手も威力がないため納谷は受け流すが、火野は逆水平を浴びせると、納谷は張り手でラリーになり、納谷がニーリフトからブレーンバスターを狙いは。火野がブレーンバスターで投げ返す。
火野は逆水平の連打から串刺しラリアットを浴びせ、納谷の突進をラリアットで迎撃してからヒノスープレックス、そしてFuckingBOMを狙うが、納谷がリバースしてニーリフト、DDTからダイビングエルボードロップを投下する。
納谷は雪崩式を狙うが、火野が頭突きで落とすと筋肉スプラッシュを命中させ、FuckingBOMを狙うが、切り返した納谷はエルボーを浴びせれば、火野もエルボーで打ち返してラリーになると、納谷の重爆ミドルキックで火野は崩れるが、立った火野ももミドルキックで返してラリーになり、ラリアットは相打ちとなって両者ダウンとなる。
エルボーのラリーになると、納谷が連打を浴びせると火野が崩れたが、意地で立った火野が立って後ろ手でノーガードになると、納谷のエルボーを浴びせて火野は崩れ、納谷はランニングニーリフト、ダイビングエルボードロップからバックドロップを狙うが、火野が体を浴びせて潰してラリアットに対し、納谷はビックブーツで返すが、火野はFuckingBOMで叩きつけるも、納谷はバックドロップで応戦、しかしカバーに遅れてカウント2でキックアウトされる。
納谷が〝立て”と挑発すると、立った火野にエルボーをあびせれば、火野はショートレンジラリアットで応戦すると、納谷もラリアットで返してラリーになり、火野がハンマーで返せば、納谷もハンマーでラリーになるも、火野が競り勝つ。
意地で立った納谷は負けてたまるかと叫ぶと火野がラリアットを炸裂させてからFuckingBOMで3カウントを奪い防衛に成功した。
試合後に火野は納谷に最大級の賛辞を与え、”納谷”コールで去り行く納谷を送り出すが、今林GMが次回の防衛戦が5・3横浜武道館であることを指定したところで、フェロモンズが現われ、ディーノが飯野が挑戦すると表明する。しかし今林GMは第4試合のこともあってOKは出さず、火野も即答を避けたため、飯野の挑戦は保留となるも、火野は複雑なままDDTの凄さを称え、「凄いプロレスを見たければDDTに来い、このボケどもが!」と締めくくる。
内容的にも火野が心が折れかけていたこともあって納谷のペースになりかけていたが、バックドロップを決めたところでカバーに遅れたのが一番痛かった。けど火野相手に真っ向勝負で負けず、追い詰めたのだから納谷にとって今後につながる敗戦でもあった。
そして飯野が挑戦表明したが、火野が2021年から再びDDTに参戦するようになって最初に迎え行ったのが飯野雄貴だったが、その飯野もフェロモンズになってからすっかり変貌してしまった。また火野自身もフェロモンズと対戦するときは生理的に合わないのか、試合途中で逃亡するなど、苦手どころか最悪の相手で、火野にしてみれば飯野雄貴だったら受けるが、飯野セクシーは勘弁してほしいのかもしれない。
セミファイナルのKO-Dタッグ選手権、王者組の勝俣&MAOのしゅんまおに、ハリマオから樋口&BASARAの中津組が挑戦。樋口のパートナーは吉村直巳だったが首の負傷で長期欠場しており、樋口は元DDTでDNA世代ながらもBASARAへ移籍した中津をパートナーに指名、しゅんまおにとって中津は最悪で怖い先輩なことから大きなプレッシャーを受けての選手権となり、試合形式もエニウェアフォール戦となった。
しゅんまおは熱波パワーエルボーで奇襲をかけて開始tとなり、場外戦で中津がMAOにヘッドシザース、ブリッジから逆さ押さえ込みと見せれば、勝俣は樋口を鉄柵へハンマースルーから鉄柵越えウルトラタイガードロップ、勝俣がハリマオを捕まえると、MAOがステージからトペコンヒーロを命中させる。
しゅんまおはスクリーンのあるひな壇客席の最後方までハリマオを連行すると「死なば諸共だ!」とブレーンバスターを狙うが、逆にハリマオがしゅんまおを階段落ちさせる蒲田行進曲攻撃で反撃する。
樋口は勝俣をバックステージへ連行すれば、中津はMAOに小躍りを命令し、過去のトラウマが蘇ったMAOは踊ってしまったところで、中津がバットで殴打、バルコニーでは樋口が勝俣をレイザーズエッジへ下へ落とそうとするが、勝俣は逃れるも、樋口は下で中津に捕まっているMAOめがけてコーナーパットを落下する。
ロビーへなだれ込むと樋口は勝俣を肩車してロビーの梁に直撃させ、中津はMAOにVスライダーを狙いが、MAOがトラースキックで阻止すると、勝俣がティヘラからDDT、MAOはシャイニングウィザードを放ち、しゅんまおはテーブルを持って突進するも、樋口が鉄柵で迎撃してから、ハリマオが鉄柵を使った急所攻撃、そして勝俣をテーブルに寝かせると、樋口が自販機からテーブル貫通ダイビングボディープレスを命中させる。
両軍は南側に雪崩れ込むと相撲勝負のはずが、MAOがスーパーマンパンチを放ち、ハリマオをまとめて寝かせると入場ゲートから勝俣が二人めがけてととのえスプラッシュを命中させる。
MAOはハリマオをバットで滅多打ちにして、樋口にフルスイングから、リングに敷いてある板を持ち出し樋口に殴打を狙うも、樋口がキャッチしたところで、中津がラダーを持ち出し、MAOの板とチャンバラは、板が制してハリマオにフルスイングしてから、板で鉄柵とリングの間で橋を作り、MAOが橋の上へ中津にみちのくドライバーを狙うと、樋口が逆水平で阻止し、MAOを橋の上へ寝かせてロープ越しエルボードロップ、勝俣がミサイルキックで阻止する。
勝俣を捕まえた樋口は橋の上でカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げると、MAOがコーナーパットを投げてカットする
中津はMAOに橋も上でバスソーキック、後方回転エビ固めで攻めるも、MAOが掌底からしゅんまおが橋の上での、おれたちのまっどまっくすで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に王座を防衛したしゅんまおに、第7試合で王座挑戦をHARASHIMAに持ちかけながらも、保留された中村が現われ挑戦を表明し、HARASHIMAも中村の自己主張を受けて要請をタッグ王座挑戦を承諾する。MAOも「お前みたいなやつがいるから面白い」と受諾し4・9後楽園での選手権が決定、最後は竹下も揃って熱波パワーで締めくくった。