3月19日 NOAH「GREAT VOYAGE 2023 in YOKOHAMA」神奈川・横浜武道館 1308人
(試合内容は実況ツイートより)
GHCタッグ選手権試合はこちら↓
<第9試合 GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第55代王者組】〇小川良成 Eita(25分29秒 4の字式エビ固め)【挑戦者組】HAYATA ×クリス・リッジウェイ
☆小川&Eitaが2度目の防衛に成功
<第10試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇ジェイク・リー(35分26秒 片エビ固め)【第41代王者】×清宮海斗
※串刺しビックブーツ
☆清宮が5度目の防衛に失敗、ジェイクが第42代王者となる
NOAH横浜武道館大会が開催され、メインは清宮の保持するGHCヘビー級王座にジェイクが挑戦、ジェイクが先入場すると、第2試合で正規軍から離脱したYO-HEY、金剛を離脱したタダスケがGLGシャツを着用して登場し、GLGに合流したことをアピールする。
開始になると、ジェイクが大きく構えてからロックアップとなって、上背があるジェイクが押し込んでジェントルブレーク、清宮がロックアップを狙うジェイクにリストロック、ジェイクはハンマースルーからからぶつかり合い、清宮はバックエルボーも、ロープワークでジェイクがハイアングルショルダースルーで放り投げる。
清宮は場外へ逃れて呼吸を整え、リングに戻るとジェイクが押し込んで挑発、タックルを狙う清宮を切ってマウントを奪い、ジェイクはハンマーロック狙いも、清宮は逃れても、ジェイクがフェイントからタックル、バックを奪うと、ジェイクがリストロック、ハンマーロックからアームロック、腕を捻ってからアームバー、体格を生かしてグラウンドでリードを奪い、切り返した清宮はヘッドロックで執拗に絞めるも、再度ヘッドロックを仕掛けたところで、ジェイクがジャンボ鶴田ばりのヘソで投げるバックドロップで投げる。
ジェイクはバックエルボーからチンロック、エルボースタンプと攻め、ジェイクのハンマースルーを清宮は回転エビ固めで丸め込もうとするが、堪えたジェイクはストンピング、コーナーに足で押し込むとワンハンドスラムからニードロップ、連続カバーでスタミナを奪う。
ジェイクはスタミナを奪われた清宮を足蹴で挑発、清宮は張り手も受け流したジェイクはニーリフトから、突進は清宮がエプロンへ出すとフライングフォアアームを命中させ、場外戦でエルボースマッシュを乱打、鉄柵へハンマースルーはジェイクが切り返しても、清宮はドロップキックで応戦する。
これで流れが変わったかに見えたが、清宮はジェイクを先リングに戻して、自分が戻ろうとするとジェイクがハングマンDDTで突き刺し、場外戦で鉄柵に叩きつけ、場外マットを剥がすとフロアへDDTで突き刺す。
リングに戻るとジェイクがPKから胴絞めスリーパーで絞めあげ、逃れた清宮はフライングフォアアームで反撃して、エルボーの連打も、ブーメランフォアアームはキャッチしたジェイクが叩きつけてからトップロープへ前落とし、下腹部にストンピングからベアハッグと徹底的にスタミナを奪いにかかる。
清宮はロープエスケープでエプロンへ逃れると、ジェイクはコーナーに連行して雪崩式スロイダーで投げ、勝利を確信したジェイクはD4Cを狙うが、逃れた清宮がクロスボディーを命中させると、ジェイクの串刺しを迎撃してブーメランフォアアームを放ち、ミサイルキックでエプロンへ出すと、清宮がジャーマンを狙うが逃れたジェイクは場外へ落とすとPK狙いは、キャッチした清宮が断崖式ドラゴンスクリューを敢行、更にノータッチでのウルトラタイガードロップを命中させる。
リングに戻ると、清宮がジャーマンスープレックスホールド、シャイニングウィザードはガードされても清宮がエルボースマッシュを乱打、ジェイクはエルボーで返しても、清宮がジャンピングニーからタックルはジェイクがジャイアントキリングで迎撃し、清宮はダウンする。
やっと立った清宮にジェイクがドクターボムから串刺しビックブーツを狙うが、避けた清宮がジャパニーズレッグロールクラッチ、ビックブーツをキャッチしてドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードから変型タイガードライバーはジェイクが堪えても、清宮はジェイクの膝裏へ低空ドロップキックを放つ。
清宮は変型シャイニングウィザードを狙うが、キャッチしたジェイクがラストライドを狙い、逃れた清宮は膝裏へバックタックルも、ジェイクが突進する清宮へジャイアントキリングを炸裂させると、串刺しビックブーツで3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後に退場する清宮と入れ替わりに第3試合で岡田を降した中嶋が現われ、「ジェイク・リー、本物のNOAHを見せてやる。俺がNOAHだ!」と挑戦表明して去って行くと、ジェイクは高笑いし「俺が今日からNOAHの舵を取る!」とアピールして大会を締めくくった。
内容的にも清宮の完敗でジェイクの徹底したスタミナを奪う攻めの前に、清宮もスタミナを消耗しきっていた。ただ清宮も粘りによってジェイクの欠点である精神面での脆さも出始めていたこともあって勝機はあったものの、ジェイクが持ち直し、序盤の攻めで貯金を稼いだこともあってジェイクの方に勝機が傾いてしまった。そこで中嶋が挑戦に名乗りを上げたが、ジェイクにしてみても宮原健斗のかつての兄貴分だった中嶋には興味を持っているはず、宮原より先に中嶋を降したら面白いと考えているかもしれない。
セミファイナルではGHCジュニアタッグ選手権試合、王者のEita&小川にHAYATO&リッジウェイが挑戦した。
Eitavsリッジウェイになると、バックの奪い合いからEitaがリッジウェイとレフェリーと交錯寸前にすると、リッジウェイに急所打ち、そしてリッジウェイを場外へ出すと、変型トペコンヒーロことパスタを命中させる。
リングに戻るとEita&小川が連係でリッジウェイを捕えるが、リッジウェイはEitaの顔面へドロップキックからHAYATAに代わり、コーナーにEitaを何度も叩きつけて場外へ出すと、リッジウェイが鉄柵へハンマースルーを連発からビックブーツを浴びせる。
リングに戻るとHAYATAはEitaにドロップキック、代わったリッジウェイはブレーンバスターを狙うが、Eitaが投げ返して小川に交代は、場外のHAYATAが小川を引きずり落として阻止し、リッジウェイはEitaに首決め弓矢固め、STFと攻め、小川がカットもHAYATAが排除する。
劣勢のEitaはHAYATAにサミングから、やっと小川に代わり、小川はHAYATAの左腕へストンピングを連発するも、、HAYATAはトラースキックで反撃してリッジウェイに代わると、リッジウェイは串刺しの迎撃を狙う小川にドラゴンスクリュー、代わったHAYATAとダフルレッグスプレットからトーホールドと小川の左足を狙い撃ちにして、おがわも切り返しを狙っても、小川のパターンを熟知しているHAYATAとリッジウェイが完封して小川にリードを渡さない。
HAYATAは左膝へエルボードロップを連発から2ステップムーンサルトを投下するが、小川が剣山で迎撃すると、代わったEitaが攻めるも、リッジウェイが入り連係を狙うが、HAYATAがミサイルキックはリッジウェイに誤爆、EitaはHAYATAにブレーンバスターも串刺しはHAYATAが避けてスイングDDTを決める。
代わったリッジウェイにEitaはエルボーの連打に対し、リッジウェイは頭突きの連打で応戦すると、串刺しビックブーツからニー、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すも、Eitaがサミングから串刺しジャンピングハイキック、Rティーチ、ミドルキックからフットスタンプと反撃して小川に代わる。
小川はショルダータックルからフットスタンプ、DDTとリッジウェイを攻めるが、リッジウェイは関節蹴りから突進は小川が切り返すとリッジウェイはニーからPK、アンクルホールドで捕らえた、小川はロープエスケープもリッジウェイは小川の手を踏んでロープから離すと再びアンクルホールドで小川を追い詰める。
Eitaがカットに入るがHAYATAが排除、リッジウェイを鉄柱に叩きつけた小川はバックドロップを狙うと、またリッジウェイが切り返してアンクルホールドから足四の字へ移行し、Eitaが必死でカットする。
またHAYATAがEitaの排除を狙うが、EitaがHAYATA、リッジウェイにImperial Unoを炸裂させると、小川が四の字エビ固めでリッジウェイを押さえ込んで3カウントを奪い大逆転防衛となった。
ところが試合後に小川がHAYATAと握手を求めて和解を申し入れると、HAYATAも応じて和解となるが、これにはEitaが納得せず小川に詰め寄る。小川はEitaにビンタを浴びせて仲間割れ状態となるが、リッジウェイも小川とHAYATAの和解には納得できず握手を拒否、小川はHAYATAと共に去って行くと、リッジウェイも仕方なく着いていくが、一人残されたEitaは別方向のバックステージへと引き上げていった。
内容的にはHAYATAとリッジウェイが小川をあと一歩まで追い込んではいたものの、Eitaの一発に小川が賭けていたこともあって大逆転に繋げることがい出来た。
だが試合後に小川とHAYATAの和解を巡ってEitaと仲間割れ状態となってしまった。果たしてチームは解散なのか?GHCジュニアタッグ王座はどうなってしまうのか…?