姉妹関係からライバルへ…ジュリアが鈴季を降しワールド王座防衛!上谷は桃を降しワンダー王座防衛記録を更新!


2月4日 スターダム「スターダム12周年記念STARDOM Supreme Fight 2023~おおきにスターダム~」エディオンアリーナ大阪 1832人満員
(試合内容は実況ツイートより)

<第6試合 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【第16代王者】〇上谷沙弥(16分38秒 片エビ固め)【挑戦者】×渡辺桃
※ファイヤーバードスプラッシュ
☆上谷が14度目の防衛に成功

<第7試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【第15代王者】〇ジュリア(25分4秒 片エビ固め)【挑戦者】×鈴季すず
※ノーザンライトボム
☆ジュリアが初防衛に成功

スターダムが今年初の大阪でのビックマッチを開催し、メインではジュリアの保持するワールド・オブ・スターダム王座にプロミネンスから鈴季が挑戦、アイスリボンから姉妹関係と言われた二人だが、ジュリアがアイスリボンを一方的に退団してスターダムに移籍すると、ジュリアの行動は裏切り行為と感じた鈴季だったが、鈴季もアイスリボンを脱退してプロミネンスに参加、昨年1月からスターダムに参戦してジュリアに宣戦布告、そして昨年の「5☆STAR GP 2022」11月1日の公式戦で対戦し、互いの感情をぶつけ合うも時間切れ引き分けに終わった、そしてジュリアがワールド・オブ・スターダム王座を奪取すると鈴季を挑戦者に指名し、二人が夢だった大会場のメインで対戦することになった。

開始からロックアップとなると、ジュリアがリストロックに対し、切り返した鈴季はリストロック、ロープを使って切り返したジュリアはヘッドロックも、抜けた鈴季がヘッドロック、ジュリアはヘッドシザースで切り返すが、抜けた鈴季は切り返しからヘッドロックで逃さない。
フィンガーロックの攻防でジュリアが押し込むが鈴季がブリッジで押し返し、丸め込み合戦から切り返し合いでジュリアがアームホイップも、読み合いで再び距離を置き、今度は睨み合いからエルボーのラリーも鈴季が鋭いエルボーを浴びせて、ジュリアの後頭部へランニングニーを連発する。
鈴季は串刺しを狙うが、迎撃したジュリアはスイングDDT、アームロックから腕十字で鈴季の痛めている右肩を狙うも、鈴季はロープエスケープ、ジュリアはハンマーロックスープレックス。エルボーからロープへ走るが足を取って場外へスライディングで出すと、ジュリアを客席に叩きつける。
鈴季は花道へジュリアを連行すると、ハーフネルソンスープレックス狙いは切り返したジュリアがDDTで突き刺すも、キャプチュードは逃れた鈴季は花道でドルフィンバスターを敢行する。

鈴季はエプロンでジュリアをうつ伏せにすると側頭部へランニングニーを浴びせ、リングに戻ってエルボーの連打も、ジュリアはクレイモアキックで反撃し、鈴季のビンタに対し、ジュリアもビンタで返すも、頭突きの応酬から鈴季がハイキックでジュリアはダウン、そしてトップコーナーへ上がるが、ジュリアが雪崩式ダブルアームスープレックスで投げる。

ジュリアは突進すると、避けた鈴季がジャーマンで投げるが、ジュリアは鈴季の後頭部へクレイモアキックを放つと、鈴季はその場飛びスパニッシュフライで応戦して両者ダウンとなり、鈴季はハイキックもキャッチしたジュリアはキャプチュードからSTFで捕らえつつ、鈴季の右肩のテーピングを剥がしにかかり、ジュリアはトップコーナーからダイビングクレイモアキック、鈴季のジャーマンも切り返したジュリアは鉞式監獄固めのままで再び鈴季の右肩のテーピングを剝がすも、鈴季はロープエスケープする。
ジュリアはバックドロップからグロリアスドライバーを狙うが、逃れた鈴季が切り返すもジュリアはビアンカ、ハンマーロックで捕らえ、鈴季はロープエスケープしてエプロンに逃れたると、追いかけたジュリアに鈴季がエプロンの角めがけて丸藤式パイルドライバーを敢行し、リングに戻ってジュリアの右肩のテーピングを剝がしにかかる。

鈴季はジュリアの右肩へミサイルキックを命中させ、雪崩式ドルフィンバスターを敢行すると、ハンマーロック式ジャーマンスープレックスホールド、テキーラショットはジュリアがエビ固めで丸め込むも鈴季はニーアッパーからテキーラショットを決める。

鈴季は連続ジャーマンスープレックスホールドから、トップコーナーからの雪崩式ジャーマンスープレックスホールドを敢行する。

ジュリアはカウント2すると、鈴季はナックルもジュリアもナックルで応戦し、ファルコンアローからグロリアスドライバーは鈴季が丸め込みグランマエストロテキーラに対し、ジュリアも雁之助クラッチで丸め込む。鈴季はバスソーキックからジャーマンは、逃れたジュリアがリストクラッチバックドロップ!ニーアッパーからグロリアスドライバー、ノーザンライトボムで3カウントを奪い王座を防衛した。

試合後は握手で睨み合いながらノーサイドとなると、ジュリアは「再会を信じていたからここまで来てくれてありがとう」とエールを送り、「いつかタッグを組むことを楽しみにしている」と呼びかけるが、鈴季はジュリアを「めちゃくちゃ強ええ、夢を語り合っていたジュリアとは違う」と称えるが、タッグ結成は「新しい目標として赤いベルトを必ず奪い、スターダムでもっと面白いプロレスの景色を見せる、タッグ結成は一生ない、ジュリアと鈴季すずの物語は一生終わらせない、ジュリアまたな」と返答し去っていくと、残ったジュリアは鈴季に振られたことにがっかりしつつも声出し解禁のファンの声援にこたえ、「アリーヴェデルチ!” またな!”」で締めくくった。
内容的には感情的なものはなく、互いに負けたくないという気持ちをぶつけ合った試合で、再会したころとは関係が変わったものが物語っていたが、決め手は鈴季の雪崩式ジャーマンスープレックスホールドで、最初に使ったNOAHの原田大輔も自身の首にリスクがあることから1度しか使ったことがなく、鈴季も使い首にダメージを負ったことで、ジュリアに一気に畳みかけられたのではないだろうか、タッグ結成は拒否されたが、鈴季にしてみれば姉妹ではなく対等な関係にならない限りは組まないということか、こうしてジュリアと鈴季はしまいからライバル関係になったのかもしれない。

セミファイナルではワンダー・オブ・スターダム選手権、最多防衛記録更新がかかる上谷がこれまでの記録保持者である桃を挑戦者として迎えた。

開始から桃がハイキックも上谷がスピンキックで応戦し、エルボーのラリーからリーブロックを狙う上谷に桃がドロップキックで撃墜すると、サッカーボールキックを浴びせる。

上谷はレッグシザースから読み合いになると距離を置き、切り返し合いからエルボーの応酬になるが、上谷のスワンダイブ狙いを、キッドが場外へ引きずり落とすと、場外戦で桃がバットでフルスイングする。

桃は上谷を客席へ叩きつけるとペットボトルの水をかけ、リングに戻ると上谷を踏みつける。上谷はエルボーの連打で反撃も、桃はミドルキックから蒼魔刀は上谷が逆エビ固めで切り返したが、切り返した桃が蒼魔刀を浴びせる。
桃は突進するが、上谷がドロップキックで迎撃し、串刺しニーからバカタレキックを浴びせると、三角絞めで捕らえるが桃はロープエスケープ。上谷はミサイルキックで桃を場外へ落とすとスワンダイブ狙いは、桃がボックスを投げて阻止する。

大江戸隊が場外戦でテーブルをセットすると、桃がテーブル貫通Bドライバーを狙うが、上谷がフランケンシュタイナーで切り返し、逆に上谷が桃をテーブルにセットすると、コーナー最上段からダイビングフットスタンプを命中させる。

リングに戻ると上谷がスタークラッシャーからファイヤーバードスプラッシュを狙うが、桃が阻止すると雪崩式テキーラサンライズ狙いは上谷が着地し、上谷のバイシクルキックを避けた桃はナックルからジャーマンで投げると、ミドルキックを乱打するが、キャッチした上谷はエルボーの連打からニールキック、レッグクラッチスープレックスホールド、リバースフランケンと畳みかけると。スタークラッシャーは逃れた桃はハイキックを5連発する。
桃は連続テキーラサンライズ、ビーチサンライズと決めるが、カウント2でキックアウトされ、桃はビーチサンダーは逃れた上谷がフランケンシュタイナーすと桃がエビ固めで切り返し、再度ビーチサンダーは上谷がスタナーで切り返す。

ビンタは相打ちになるが、上谷が連打からバイシクルキックを連発すると、逆さ押さえ込み式カミゴエを炸裂させ、リストクラッチ式ジャーマンから旋回式スタークラッシャー、ファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い、完勝で最多防衛記録を樹立した。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com でサイトを作成

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。