稲葉、念願の中嶋戦が実現も雪辱ならず!小島もサッチャーのフジワラアームバーの餌食に!稲村は田中をあと一歩まで追い詰める!


9月19日 NOAH「SUNNY VOYAGE 2022」神奈川・横浜ラジアントホール 269人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇マサ北宮(5分51秒 逆片エビ固め)×小澤大嗣

<第2試合 20分1本勝負>
〇田中将斗(15分35秒 エビ固め)×稲村愛輝
※スライディングD

<第3試合 30分1本勝負>
〇鈴木秀樹 イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(13分24秒 ロイヤルストレッチ)杉浦貴 ×谷口周平

<第4試合 30分1本勝負>
〇中嶋勝彦(18分4秒 体固め)×稲葉大樹
※バーティカルスパイク

<第5試合 45分1本勝負>
清宮海斗 〇ジャック・モリス(16分10秒 エビ固め)拳王 ×征矢学
※タイガードライバー

<第6試合 60分1本勝負>
〇ティモシー・サッチャー(16分17秒 フジワラアームバー)×小島聡

2020年1月12日、WRESTLE-1後楽園ホール、当時WRESTLE-1チャンピオンシップの王者だった稲葉は中嶋の挑戦を受けたが、中嶋の前に完膚なきまで叩き潰され敗戦し王座から転落、稲葉が必死で守り通してきたベルトは中嶋によって何度も放り投げられたことで、稲葉は骨身に染みるほどの屈辱を浴びた。更に居場所だったWRESTLE-1も活動を停止、何もかも失った稲葉は一時は引退まで考えるも、再起のリングとして中嶋のいるNOAHを選び、それから2年半かけて、念願だった中嶋戦が実現となった。

開始から稲葉がタックルを狙うが、中嶋が下がってローキックを放ち、組み合うと、稲葉が中嶋の首を取ってからバックを奪うと、中嶋もバックを奪い、稲葉はリストロックも、中嶋は切り返してヘッドロック、稲葉がロープへ押し込んでエルボーは、中嶋がいなしサミング、ロープを使ったキャメルクラッチと荒っぽい攻めに出る。

中嶋はビックブーツも避けた稲村がショルダータックルを浴びせ、エルボースタンプを連打、首投げからエルボードロップを連発、連続カバーでスタミナを奪ってキャメルクラッチで捕らえると、中嶋はロープエスケープする。
稲葉はストンピングを乱打してからエルボーを乱打し、中嶋は受けきって前進も下がり始めて崩れる。

中嶋は稲葉をエプロンへ出すとビックブーツで場外へ落とし、エプロンからPKを放つと、場外戦で中嶋が鉄柱攻撃に対し、稲葉はエルボーの連打で食い下がるが、中嶋は鉄柱攻撃を連発してリングに戻り、稲葉が追いかけても、中嶋は場外へ稲葉を出して挑発、稲葉がまた戻ったところで、中嶋がまた場外へ出すも、稲葉が懸命にリングに戻って、中嶋がまた場外へ出して胡坐で稲葉を待ち構える。
戻った稲葉はエルボーの連打から中嶋を場外へ出すが、はリングに戻った中嶋が稲葉を場外へ出し、稲葉はハンマーの連打に対し、中嶋はボディーブロー、リングに戻って首投げからサッカーボールキックを連発する。
稲葉はエルボーを繰り出すが、中嶋はミドルキックの連打で返し、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイム、。稲葉のエルボーをいなした中嶋はミドルキックも、稲葉はフライングショルダーで応戦して、ランニングエルボーを連発からボディースラム、串刺しエルボーを連発からキャノンボールを連発する。
稲葉はブレーンバスターを狙うと、中嶋が首固め、突進する稲葉をトップコーナーにうつ伏せにしてニーリフトを浴びせてから、ボディーへパントキック、バーティカルスパイクを狙うが、稲葉が垂直落下式ブレーンバスターで投げ返し左右エルボー、ローリングエルボーからラリアットを放つ。

稲葉はタイガースープレックスホールド178を決めるが、中嶋はカウント2でキックアウト、それでも稲葉はマウントで頭突き、エルボーを乱打してからDDD狙いは、中嶋がスリーパーで捕らえ、首投げで逃れた稲葉にビンタを浴びせると、前後からサッカーボールキック、PK、バーティカルスパイクで3カウントを奪い、稲葉は雪辱はならなかった。

内容的にはWRESTLE-1時代のように無様な試合にはならず、中嶋に勝つという執念で懸命に食らいつき、食らいつけば食らいつくほど中嶋は容赦なく潰しにかかったが、中嶋にしてみればまだまだこんなものじゃ物足りない、自分自身の限界を越える気でやらないと中嶋にはまだまだ勝てない。

メインイベントでは8・25愛知で行われるGHCタッグ前哨戦としてサッチャーvs小島のシングルが実現、サッチャーのセコンドには第3試合で谷口を降した鈴木、小島には新相棒の杉浦が着いた。

試合はサッチャーがグラウンドでハンマーロックやアームバー、アームロックと左腕攻めで先手を奪い、場外戦の後で今度はア―ムバーと右腕攻めを展開して小島を苦しめる。
サッチャーは弓矢固め、エルボースマッシュを連打と攻め込んでいくが、串刺しは避けた小島はマシンガンチョップで反撃し、串刺しエルボーから”いっちゃうぞ”ダイビングエルボードロップで試合の流れを変える。

小島はエルボーの連打からDDT、ネックロックもサッチャーがコーナーへ押し込み、セカンドコーナーに上がった小島をアッパーカットで場外へ落とし、小島をリングに戻したサッチャーはマシンガンエルボースマッシュ、サイドスープレックス、バックドロップ、ジャーマンと畳みかける。
サッチャーは延髄斬りを狙うが、小島がラリアットで撃墜してから後頭部へラリアット、コジコジカッター!ラリアットはサッチャーがフジワラアームバーを狙うも、小島は左のラリアットで阻止する。

小島は垂直落下式ブレーンバスターからラリアットを狙うが、サッチャーが切り返してフジワラアームバーで捕らえ、小島はたまらずギブアップとなり、サッチャーが杉浦に続いて小島からも完勝を収める。

試合後にはサッチャーが握手を求める杉浦にもフジワラアームバーを決め、鈴木も小島にダブルアームスープレックスでダメ押し、愛知へ向けて防衛をアピールする。

第2試合では田中vs稲村のシングル戦が実現、田中がヘッドロックで捕らえても稲村がパワーで抜け、フィンガーロックの攻防でも稲村がパワーで圧倒し、田中の腕をクロスして絞めあげる。
稲村はショルダータックル、ストンピング、エルボースタンプ、フォアアームを連打、スレッジハンマーと攻め込み、田中は張り手の連打も稲村フォアアームでなぎ倒す。
稲村はストンピングを連打、バックエルボー、串刺しショルダーを連打、フロントキックからフォアアームを連打と攻め込むが、串刺しは田中が迎撃してランニングエルボー、串刺しラリアットからスイングDDTで突き刺す。

田中はボディースラムからスーパーフライを狙うが、稲村がエルボーの連打からデットリードライブで落とし、串刺しボディーアタック、ボディースラム、ジャンピングボディープレスと田中を圧殺する。
稲村は激突狙いは田中がエルボーで迎撃も、稲村はエルボーで返し、アバランシュホールドは田中が逃れて引き込みスライディングDから雪崩式ブレーンバスター、スーパーフライ、マウントエルボーの連打から再度スーパーフライと畳みかける。

田中はスライディングDを狙うが、稲村がスピアーで迎撃し、ショルダータックルからカウンターエルボー、しかし激突から無双は田中が必死で逃れ、稲村の串刺しを避けると丸め込んでからスライディングD、左右エルボーからランニングエルボー、スライディングDで3カウントを奪い逆転勝利、内容的にも稲村に押されていたことから、田中の中では稲村は手に負えなくなってきているのかもしれない。

セミファイナルのGHCヘビー級選手権前哨戦は、拳王&征矢がモリスを捕らえて試合をリード、代わった清宮が拳王にエルボーの連打からブーメランフォアアーム、ミサイルキックからジャーマンを狙い、拳王が逃れても、清宮はニークラッシャーからドラゴンスクリューも、拳王は曼荼羅捻りで応戦する。

清宮は低空ドロップキックからシャイニングウィザードを狙ったが、キャッチした拳王がアンクルホールドで捕らえ、拳王の蹴暴狙いは清宮がドロップキックで迎撃、清宮はエルボースマッシュに対し、拳王はミドルキックで返すが、清宮はエルボースマッシュを連打からジャーマンスープレックスホールドを決めると、征矢にカットされる。
清宮はタイガースープレックスを狙うが、逃れた拳王が輪廻からスピンキック、シャイニングウィザードは清宮がドロップキックで阻止すると、拳王のミドルキックをキャッチしてドラゴンスクリューからシャイニングウィザードを炸裂させる。

終盤ではモリスを攻め込んだ征矢が弾道を狙うが、避けたモリスがビックブーツを浴びせ、拳王がカットも清宮はドロップキックでセーブするが、征矢は清宮に弾道を炸裂させると、拳王がシャイニングウィザードで続き、場外で足四の字で捕らえる。
征矢はモリスに弾道を狙うが、モリスがトラースキックで迎撃し、スパインバスターからタイガードライバーで3カウントで清宮組が逆転勝利も、試合後はベルトを持って勝ち誇る拳王に怒った清宮がジャーマンスープレックスホールドで投げると、変形シャイニングウィザードで拳王をKO、ベルトを手にして王座奪取をアピールした。

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