7月21日 NOAH「STAR NAVIGATION 2022」後楽園ホール 537人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇谷口周平(9分6秒 ワイバーンキャッチ)×岡田欣也
<第2試合 20分1本勝負>
〇ダンデ・レオン YO-HEY(11分21秒 エビ固め)ニンジャ・マック ×アレハンドロ
※クルシオカッター
<第3試合 30分1本勝負>
〇原田大輔(12分27秒 DOKAAAN!!)×吉岡世起
<第4試合 30分1本勝負>
〇拳王 中嶋勝彦 征矢学(15分25秒 片エビ固め)×モハメド ヨネ 稲葉大樹 稲村愛輝
※PFS
<第5試合 30分1本勝負>
〇近藤修司 タダスケ 大原はじめ Hi69(15分59秒 片エビ固め)HAYATA 小川良成 進祐哉 ×藤村加偉
※キングコングラリアット
<第6試合 30分1本勝負>
〇アンソニー・グリーン スタリオン・ロジャース(13分55秒 片エビ固め)小島聡 ×小峠篤司
※アルタネート・エンディング
<第7試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第81代王者組】NOSAWA論外 〇Eita 鈴木鼓太郎(10分18秒 エビ固め)【挑戦者組】YAMATO ドラゴン・キッド ×Kagetora
※Imperial Uno
☆PERROS DEL MAL DE JAPONが2度目の防衛に成功
<第8試合 N1スクランブル 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
杉浦貴 藤田和之 〇清宮海斗(22分15秒 ダブルアームロック)×潮崎豪 田中将斗 マサ北宮
NOAH後楽園大会のメインでは8月11日から開幕する「N-1 VICTORY 2022」の前哨戦が行われたが、第4試合で出場予定だった鈴木秀樹が発熱で欠場となり、カードが大幅に変更、第4試合ではヨネが緊急出場し、メインの6人タッグには清宮が入ることになった。
前半は杉浦組が北宮を捕らえて試合をリードも、清宮はジャンピングバックエルボーを避けた北宮はエルボーバットから田中に代わりダブルショルダータックル、田中がエルボードロップから代った潮崎はエルボースタンプ、抵抗する清宮に逆水平からマシンガンチョップ、ランニング袈裟斬りから三沢式フェースロックで捕らえ流れを変えるが、清宮は田中にエルボーの連打からジャンピングネックブリーカーで反撃する。
代わった杉浦が串刺しビックブーツから串刺しニー、雪崩式滞空ブレーンバスターから逆エビ固めで捕らえ、潮崎が逆水平でカッ、杉浦はエルボーで排除する。
杉浦戸田中とエルボーのラリーも、田中がラリアットを放つと、串刺しラリアットからスイングDDT、ブレーンバスターからスライディングDは、避けた杉浦はオリンピック予選スラムも。田中が逃れるとエルボーのラリーを繰り広げ、田中が裏拳に対して杉浦はジャーマンも、田中は後頭部へスライディングDで応戦する。
藤田vs北宮に代わり、ぶつかり合いでは北宮が競り勝ってセントーン、エルボーの乱打、ブレーンバスター狙いは、藤田が投げ返すも北宮はスピアーで応戦、代わった潮崎がフライングショルダーからバックドロップで続くが、ブレーンバスターは藤田がエルボーの連打で阻止してスパインバスターで叩きつける。
ここで代わった清宮が潮崎にフライングフォアアームからブーメランフォアアーム、ミサイルキック!ジャーマン狙いは潮崎が逃れるも、清宮はドロップキック!ジャーマンスープレックスホールド、タイガースープレックス狙いは潮崎が逃れ串刺しジャンピングニーも受けきった潮崎が豪腕ラリアットを炸裂させたところで各選手が入り乱れて乱戦となる。
潮崎と清宮が逆水平とエルボーのラリーを繰り広げるが、清宮がジャンピングニーを連発するとタイガースープレックスホールドからダブルアームロックへ移行して、潮崎はたまらずギブアップとなり、清宮が勝利を収めた。
試合後の清宮は「これから自分達のプロレスを作っていきたい!N-1強豪揃いですけど、自分達のプロレスを見せます!」と締めくくった。
清宮は16日の武道館で武藤敬司に勝ち、武藤からドラゴンスクリューから足四の字固め、シャイニングウィザードを伝承されたが、清宮は「自分にしかないものを作りたい、出していきたいと思ってる。N-1までに見つけていきたい!」とコメントして敢えて使わなかった理由を答えた。武藤のムーブは確かに伝承されたが、清宮自身はあくまで自分の勝ちパターンにこだわることを選んだ、それがタイガースープレックスホールドからのダブルアームロックというパターンで、清宮はタイガースープレックスホールドにあくまでこだわりを持っていることから、そこから派生させる新しいパターンを考えたようだ。一方敗れた潮崎はここ数年ギブアップすることはなかったと思う。潮崎も武藤を破って自信をつけた清宮が更なる成長を遂げだことでショックを受けたのか…
セミファイナルではオープン・ザ・トライアングルゲート選手権が行われ、王者のNOSAWA&Eita&鼓太郎のPERROS DEL MAL DE JAPONにDRAGON GATEからHIGH ENDのYAMATO&キッド&Kagetoraが挑戦、PERROS DEL MAL DE JAPONがトライアングル王座をNOAHマットで防衛し続けることで危機感を募らせ、30日と31日のDRAGON GATE神戸ワールド大会でビックマッチを控えていることもあって、それまでに奪還を狙いたいDRAGON GATEは必勝をかけてエースのYAMATO率いるHIGH ENDをNOAHに送り込んできたが、PERROS DEL MAL DE JAPONはセコンドに試合が組まれてないスペル・クレイジーをセコンドに着かせた。
YAMATOvs鼓太郎で開始となり、YAMATOはショルダータックルからナルシストポーズを取り、Eita vsキッドに代わると、Eitaはキッドを蹴りまくってストンピングを浴びせ、キッドはシザースでEitaを場外へ出す。
NOSAWAvsKagetoraに代わり、NOSAWAは握手を要求、Kagetoraが応じたところでYAMATOがNOSAWAを強襲をかけ、HIGHENDが連係でNOSAWAを蹂躙して先手を奪う。
しかしキッドがロープへ走ると、背後からEitaがキックからNOSAWAとの連係でキッドを捕らえる、鼓太郎がキッドにフライングフォアアームも、アクシズはキッドが着地すると、代わったKagetoraとキッドが連係からKagetoraがフライングラリアット、、NOSAWAにはYAMATOがgo to Hospital2を炸裂させ、鼓太郎にはスロイダー、そしてトップコーナーでYAMATOが鼓太郎を肩車で捕らえると、キッドが盛り上がれ雪崩式フランケンシュタイナーで落とす。
キッドはEitaにウルトラウラカンラナを決めたが、NOSAWAがカットが入り、Kagetoraは鼓太郎に水面蹴りから掌底も、鼓太郎が掌底からボディーエルボーからブルーディスティニーを決め、YAMATOがカットに入り、NOSAWAとエルボーラリーになると、YAMATOがgo to Hospital1からgo to HospitalⅡっを炸裂させたが、場外のクレイジーがYAMATOの足を取って場外へ引きずり出してしまう。
KagetoraはEitaに影縫を決め、ロープに走るが、NOSAWAが足を取ったところでEitaがImperial Unoが炸裂して3カウントを奪い防衛に成功する。
試合後にNOSAWAがYAMATOに一騎打ちを要求、そしてHIGHENDが退場すると、入れ替わりに望月マサアキ、望月ススム、そして6月にデビューしたばかりで望月の実の息子である望月ジュニアのM3Kが登場する。
NOAHマット初登場となるジュニアはあいさつした後で、望月がM3Kでトライアングル王座に挑戦を表明、NOSAWAも受諾して7月30日 神戸ワールド大会での選手権が決定する。
M3Kが退場後はEitaがGHCタッグ王者であることをアピールするが、これに怒った現王者の小川が乱入してEitaに襲い掛かるも、Imperial Unoで返り討ちにされると、PERROS DEL MAL DE JAPONが袋叩き、進も救出の駆けつけるが返り討ちにされ、PERROS DEL MAL DE JAPONがとSTINGERが乱闘のままバックステージへと下がっていった。GHCジュニアタッグ選手権も16日の武道館で実現する予定だったが、小川の相棒であるクリス・リッジウェイがビザの都合で来日できず、選手権も現時点では未定でリッジウェイもイギリスでの予定が入っていることから、しばらく来日できる状態ではないようだ。
第6試合では小島&小峠が元WWEのロジャース&グリーンと対戦し、ロジャース&グリーンはタッチワークで小峠を捕らえて試合をリード、しかし小島に代わると、小島はロジャースにランニングエルボーからマシンガンチョップ、串刺しエルボーから”いっちゃうぞ”ダイビングエルボードロップと猛反撃、ローリングエルボーは、ロジャースが迎撃するとトップロープから旋回式クロスボディーからトラースキックを放つも、ラリアットは小島がカマイタチで迎撃してコジコジカッターを決める。
小峠に代わるとロジャースに連続串刺しラリアットからブルドキングヘッドロック、マグザムと畳みかけ、ロジャースを排除した小島が垂直落下式ブレーンバスターで援護すると、小峠がレッグショットからトップコーナーへ昇るが、ロジャースが落として阻止し、グリーンはターンバックルへのスクールボーイから、小峠の足を引っ張り上げてからのパイルドライバーことアルタネートエンディングで3カウントを奪い勝利を収める。
第5試合の近藤&タダスケ&大原&Hi69の金剛ジュニアvsHAYATA&小川&進&藤村のSTINGERは、j近藤とGHCジュニアヘビー級をかけて対戦するHAYATAは張り手も近藤は受け流してショルダータックルを浴びせ、2度目の遭遇では小川との連係で攻め込むが場外戦では鉄柵に叩きつけられ、近藤のパワーに苦しむ。
終盤で3度目の遭遇となり、HAYATAは近藤に延髄斬り、串刺しエルボーからスイングDDT、ハンドスプリングは近藤がキャッチしてザ・オリジナルで叩きつければ、HAYATAは回転延髄斬りで応戦する、
代わった藤村がエルボーからジャンピングネックブリーカーも、バックを奪うと近藤がKUBINAGE、藤村はドロップキックも受けきった近藤がキングコングラリアットで3カウントを炸裂させて3カウントを奪い勝利、試合後もHAYATAと近藤がマイクでエールを交わし合うと、握手から読み合いで牽制し合う。
第4試合の拳王&中嶋&征矢vsヨネ&稲葉&稲村は、WRESTLE-1時代の遺恨が再燃した稲葉は中嶋のビックブーツも受けきってエルボーのラリーに臨み、稲葉が連打も中嶋がサミング、稲葉はランニングエルボーからキャノンボールを浴びせが、串刺し狙いは中嶋がレッグシザースから顔面蹴り、場外戦でミドルキックの連打と浴びせ、稲村も征矢と激しいぶつかり合いを繰り広げる。
終盤では急遽出場のヨネが奮起して拳王にラリアットからキン肉バスターを狙うが、中嶋がトラースキックで阻止すると、拳王と征矢がPFS&アバランシュホールドの合体技から拳王がPFSで3カウントを奪い勝利も、場外では稲葉が中嶋と乱闘を繰り広げる。
第3試合では原田が吉岡と対戦し、読み合いになって互いに打撃を見切り合うも、吉岡のトルベジーノを阻止した原田はボディーエルボー、ダイビングエルボードロップも、片山ジャーマンは吉岡が阻止してクロックストライクからトルネードストライクを炸裂させるが、クラッシュドライバー狙いは、切り返した原田はDOKAAAN!!で3カウントを奪い勝利を収め、試合後は原田が正規軍入りを呼びかけると、吉岡も応じて正規軍入りとなった。