武藤敬司が引退を表明!小島は潮崎を降しGHC戴冠でグランドスラム達成!中島は坂崎を降し防衛!


6月10日 Cyber Fight「Cyber Fight Festival 2021」さいたまスーパーアリーナ 4891人
(試合内容は実況ツイートより)

<第10試合 プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負>
【第10代王者】〇中島翔子(14分57秒 片エビ固め)【挑戦者】×坂崎ユカ
※ダイビングセントーン
☆中島が3度目の防衛戦

<第11試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇小島聡(21分11秒片エビ固め )【第38代王者】×潮崎豪
※ウエスタンラリアット
☆潮崎が初防衛に失敗、小島が第39代王者となる

NOAH、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの合同興行『CyberFightFestival2022』が開催されたが、ダブルメインの前に重大発表を予告していた武藤敬司がリングに上がり、来年の春までに引退をすることを発表した。引退の理由は股関節の奇形化で、股関節も人工関節にせざるを得ない状況となったため、事実上のドクターストップがかかった形となった

武藤は左股関節唇損傷で2月から欠場、5月21日の大田区総合体育館で復帰したものの、自分の思う通りのプロレスが出来ず、今回の引退につながった。武藤は今年で59歳となり、師匠であるアントニオ猪木、また90年代のプロレス界を共に支えてきた橋本真也、蝶野正洋、三沢光晴、川田利明、田上明、小橋建太よりも長く現役を続けてきたが、武藤が引退することで90年代のプロレスは本当の意味で幕を閉じる時が来たのかもしれない。

メインイベントではNOAHのGHCヘビー級選手権が行われ、王者の潮崎に小島が挑戦した。

ロックアップから小島が押し込んで張り手を浴びせれば、潮崎は小島の左腕にアームロックからリストロック、小島もリストロックからヘッドロックで絞めあげると、潮崎がロープへ押し込んでブレークとなる。
今度は潮崎がヘッドロックで絞めあげてからぶつかり合いになり、潮崎は首投げからヘッドロックも、小島はヘッドシザースで返し、逆水平の応酬から小島がショルダータックルを浴びせると、潮崎は場外へ逃れる。
潮崎がエプロンへ上がると小島がランニングエルボーで強襲してからプランチャを命中させ、鉄柵へハンマースルーは潮崎が切り返して逆に叩きつけ、逆水平から鉄柵を使ってアームロックで右腕攻め、エプロンで小島をうつぶせにしてランニングニーリフト、エプロンからギロチンニードロップを投下する。
リングに戻ってから潮崎はランニング袈裟斬り、バックドロップ、チンロックから三沢式フェースロックで捕らえると、小島はロープエスケープとなり、小島は張り手を放つも、潮崎は逆水平で小島が崩れる。
潮崎はバックドロップを狙うが、小島は逃れて逆にバックドロップで投げると、潮崎もバックドロップで応戦、ロープへ降られた小島はランニングエルボーからマシンガンチョップ、串刺しエルボーから”いっちゃうぞ”エルボーを狙うが、潮崎が阻止してマシンガンマシンチョップから袈裟斬りを浴びせる。
潮崎は滞空式フィッシャーマンズバスターからジャーマンを狙うが、小島が切り返してDDT、そして武藤敬司ばりのシャイニングウィザードを炸裂させる。

潮崎はエプロンに逃れたが、追いかけた小島はエプロンでDDT追撃、リングに戻り潮崎が逆水平も受け切った小島はコジコジカッターを決める。
小島はナックルから雪崩式コジコジカッターを狙うが、頭突きで阻止した潮崎が雪崩式ツイスターで落とすと豪腕ラリアットを狙うが、小島が避けても潮崎は左のラリアットを放ち、ゴーフラッシャーからリミットブレイクを狙うも、小島が逃れてローリングエルボーから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
小島はラリアットを狙ったが、潮崎が先にラリアットを命中させ、ムーンサルトプレスは自爆すると、小島は再びラリアットを狙うも、狙いも潮崎がまた先にラリアットを命中させる。
小島は張り手も潮崎が左右エルボーの連打、ローリングエルボーからエメラルドフロウジョンを決め、サポーターを外してショートレンジ豪腕ラリアットを狙うと、小島が左のラリアットで迎撃する。
潮崎は突進するが小島がラリアットで迎撃し、カウント2でキックアウトした潮崎は再度突進も小島がラリアットを炸裂させて3カウントを奪い、GHCヘビー級王座を奪取、IWGPヘビー、三冠に次いでグランドスラムを達成した。

試合後には小島が戴冠を喜んでいるところで、第9試合で”カリスマ”佐々木大輔を降した拳王が現れ、「NOAHは新日本プロレスの天下り先じゃないぞ」と挑戦表明すると、小島も受諾して決定となった。
潮崎にしてもラリアットだけは警戒していて、小島より先に命中させていたが、潮崎の最も悪い癖である詰めの甘さが出てしまった。小島は4人目のグランドスラムを達成者となったが、新日本プロレスでは永田裕志、天山広吉らと共に第三世代と言われ、一歩引いた立場にいたが、小島は第3世代の中では最もコンディションが良いと言われているだけに、まだまだいけるというものを十分に見せつけた。

第10試合では東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス選手権が行われ、王者の中島にAEWから帰ってきたばかりの坂崎が挑戦した。

ヒップトスの応酬から中島がドロップキックを放つも、坂崎がヘッドシザースホイップで場外へ追いやり、坂崎はコーナーへ昇るも、エプロンから落とした中島はトペスイシーダを狙ったが、セコンドに誤爆し、坂崎はセカンドコーナーからトペコンヒーロを命中させる。

リングに戻ってから読み合いから丸め込み合戦になり、中島がライダーキックを放つが、坂崎はランニングエルボーアタック、串刺しレッグラリアットからミサイルキック、スワンダイブミサイルキックと攻めるも、阿吽を避けた中島は坂崎を場外へ追いやってトペコンヒーロを命中させる。

リングに戻って中島はランニングスピンエルボーから首四の字で捕らえるが、坂崎はロープエスケープ、中島はウラカンラナ狙いは坂崎が堪えると、トップロープを掴んだ中島は断崖式フランケンシュタイナーを敢行する。
坂崎は左腕を負傷するも、中島はリングに戻しバタフライロックから無人在来線固めへ移行するが、坂崎は必死でロープエスケープ、中島はネックブリーカーから突進は坂崎がTea Timeからブレーンバスターは着地した中島はノーザンライトスープレックスも、坂崎はブレーンバスターで応戦する。

中島は左右エルボーからローリングエルボーを放つが、619は避けた坂崎が逆に619を放ち、エルボーのラリーから坂崎が連打も、マジカルメリーゴーランドは逃れた中島が巻き投げから619、ダブルアームDDTは坂崎が逃れて冠先割、マジカルメリーゴーランド、そして魔法少女ニワトリ野郎を狙ったが、中島が剣山で迎撃、最後はダブルアームDDTからダイビングセントーンで3カウントを奪い王座防衛に成功した。

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