6月8日 NOAH「STAR NAVIGATION 2022」後楽園ホール 449人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
藤田和之 〇鈴木秀樹(11分53秒 ロビンソンスペシャル)稲村愛輝 ×岡田欣也
<第2試合 20分1本勝負>
NOSAWA論外 〇Eita 鈴木鼓太郎(9分47秒 片エビ固め)エクストリーム・タイガー 覇王 ×アレハンドロ
※トラウマ
<第3試合 30分1本勝負>
タダスケ 〇大原はじめ Hi69(15分44秒 ムイビエン)サイモン・ゴッチ HAYATA ×藤村加偉
<第4試合 30分1本勝負>
〇ティモシー・サッチャー(7分27秒 フジワラアームバー)×谷口周平
<第5試合 30分1本勝負>
拳王 〇中嶋勝彦 征矢学(13分25秒 体固め)杉浦貴 ×レネ・デュプリ イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
※バーティカルスパイク
<第6試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇原田大輔 小峠篤司 YO-HEY(14分4秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)【第79代王者組】小川良成 ×吉岡世起 進祐哉
☆STINGERが初防衛に成功、原田&小峠&YO-HEYが第80代王者組となる
<第7試合 60分1本勝負>
〇小島聡 田中将斗 望月成晃 稲葉大樹(24分23秒 片エビ固め)×潮崎豪 清宮海斗 マイケル・エルガン マサ北宮
※ウエスタンラリアット
第6試合の前にDDTの秋山準が突如古巣のNOAHに現われ、視察も兼ねて実況席で解説を務めることになった。
序盤は拳王、征矢の援護を受けた中嶋はワグナーを攻めるが、中嶋がレネに気を取られてしまうと、ワグナーの反撃を許してしまい、杉浦軍が中嶋を捕らえて試合をリードする。
試合は拳王と征矢が必死で盛り返して金剛がペースをつかみ、杉浦軍が中嶋をトレイン攻撃で捕らえてから、レネがダイビングボディープレスを投下も、剣山で迎撃した中嶋が征矢の弾道、拳王のPFSの援護を受けてから、中嶋がバーティカルスパイクを連発して3カウントを奪い金剛が勝利を収める。
試合後にマイクを持った中嶋が実況席の秋山を呼び込むと、秋山だけでなくNOAHとの対抗戦に出るKO-D無差別級王者の遠藤哲哉、樋口和貞、小嶋斗偉、高鹿佑也もリングに上がる。
遠藤はマイクで自己紹介しつつ「ケンカ買いにきました」と中嶋を挑発、中嶋は不敵に笑う。
しかし拳王は「黒髪ロン毛はどうした」と”カリスマ”佐々木大輔にしか興味はなく、秋山には「髪はなかった」と挑発、カリスマが出てこないことがわかると、拳王は遠藤、秋山に興味はないとしてサッサと退場してしまう。
一人残った中嶋は「誰だお前、コバンザメ」「秋山準こんなに小さかったかな」とDDT勢を挑発、DDT勢をリングから追い出してからも「久々のノアのリングどうだった。アハハハ」と高笑いした。
NOAHとDDTの遭遇は一触即発の雰囲気をはらみながらも、中嶋がマイクで言い倒したことでNOAHが先勝、やはり中嶋が対抗戦というものをよくわかっており、鉄砲玉に相応しい存在かもしれない。
セミファイナルではオープン・ザ・トライアングルゲート選手権が行われ、昨日PERROS DEL MAL DE JAPONを破って王座を奪取した小川&吉岡&進のSTINGERに、NOAH正規軍ジュニアの原田&小峠&YO-HEYが挑戦した。
正規軍ジュニアが進を連係で捕らえて先手を奪うが、小川がカットに入ってから、吉岡が原田とYO-HEYにミドルキックの連打からサッカーボールキック、代わった小川がヘッドロックからショルダータックルと、STINGERがYO-HEYを捕らえて試合の流れを変える。
長時間捕まったYO-HEYは進にドロップキックから、小峠に代わって進にビックブーツを浴びせ、吉岡、進の連係狙いをドロップキックで阻止して場外へ出すとトペコンヒーロを命中させ、代わった原田が小川にフライングフォアアームからノーザンライトスープレックスホールドと攻め込んでいく。
ここで小峠が入って桃の青春が連係で小川を捕らえ、進&吉岡にも連係から吉岡にダブルドロップキックも、連係を小川が阻止すると進が原田にクロスフェースで捕らえ、原田がロープエスケープしたところで、YO-HEYが進にミサイルキック、吉岡にはジャンピングトラースキックを浴びせる。
YO-HEYは吉岡にカサドーラを狙うが、逃れた吉岡が延髄斬り、ミドルキックからシザースキックと浴びせ、突進はYO-HEYがレッグシザースからダブルニーアタック、ツイストオブフェイドで反撃、原田は進にボディーエルボーに対し、進がヒップトスからクロスフィックス、クロスフェースで捕らえる。
小峠とYO-HEYがカットに入るが、小川と吉岡が排除、STINGERが連係から吉岡が原田にみちのくドライバーⅡ、進がオキャノンボム、吉岡が片足コードブレイカーと畳みかけるがバスソーキックは原田が避けると、進の延髄斬りが吉岡に誤爆、この隙を突いた原田がニーアッパーから片山ジャーマンスープレックスホールドで吉岡から3カウントを奪い、NOAH正規軍ジュニアが王座を奪取、STINGERは1日天下で終わった。
試合後はベルトを奪取するNOAH正規軍ジュニアに対し、STINGERは吉岡は小川と進と揉め、小川を突き飛ばして一人で帰ってしまい、セコンドのHAYATAも困惑、バックステージでも吉岡はSTINGERから離脱すると宣言する。
STINGERが退場後、前々王者組のPERROS DEL MAL DE JAPONが現われ、Eitaが「オレらのベルト返してもらうぞ」と挑戦を表明し、原田が「やってやるよ!」と受諾した。
STINGERもいいペースで原田を捕らえてしたが、肝心なところで誤爆してしまった、そして吉岡が小川を突き飛ばしたことでSTINGERに再び亀裂が生じてしまった。元々HAYATAと進は小川からプロレスを学びたいとしてSTINGER入りしたが、吉岡はそうではなかったのかもしれない。
またYO-HEYは念願だったトライアングル王座を奪取、YO-HEYは元DRAGON GATE出身だったが不祥事でDRAGON GATEを去らざる得なくなった、それを考えるとトライアングル王座はYO-HEYにとって遠回りしながらもやっと手にしたベルトかもしれない。
メインのGHCヘビー級選手権前哨戦はエルガンと北宮が連係で稲葉を捕らえるが、田中がカットにはいてから各選手が乱戦になる。
そして潮崎vs小島の一騎打ちとなり、潮崎は逆水平からゴーフラッシャー、そしてショートレンジ豪腕ラリアットを炸裂させるが、田中らに間一髪カットされる。
潮崎は豪腕ラリアットを狙うが、小島のラリアットが相打ちになって小島が崩れると、潮崎は再度豪腕ラリアットを狙ったが、避けた小島がラリアットで3カウントを奪い勝利、試合後も小島が「潮崎!オイどうだ気持ちいいか俺のラリアットは!の右腕で宇宙の果てまで吹っ飛ばす!GHCを取っちゃうぞバカヤロー!」とマイクでアピールする。
第4試合ではサッチャーが谷口と対戦し、サッチャーは張り手からフロントスープレックスも、谷口もフロントスープレックスで応戦、フジワラアームバー狙いは切り返した谷口がブレーンバスターで投げ、エルボーのラリーから谷口が連打に対し、サッチャーは頭突きで迎撃も、谷口がダブルスレッジハンマーで応戦する。
谷口がハーフネルソンスープレックスを狙うが、サッチャーはフジワラアームバーで切り返すと谷口がギブアップとなって、サッチャーが勝利を収める。
第3試合のタダスケ&Hi69&大原vsHAYATA&サイモン&藤村は、大原がHAYATAをトレスフルールで追い詰めるが、サイモンが間一髪カットする。代わった藤村は懸命に粘ったが大原が回転落下式バックブリーカーからのムイビエンでギブアップを奪い勝利、試合後も大原がGHCジュニアヘビー級王座に挑戦を表明し、HAYATAも受諾した。