5月18日 GLEAT「G PROWRESTLING Ver.25」後楽園ホール 695人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
クワイエット・ストーム 〇チェック島谷 神野聖人(11分14秒 ソラリーナ)田中稔 ×渡辺壮馬 MUSASHI
<第2試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
〇伊藤貴則(9分59秒 ジャーマンスープレックスホールド)×飯塚優
<第3試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
〇DASHチサコ(14分38秒 片エビ固め)×宮城倫子
※ホルモンスプラッシュ
<第4試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
T-Hawk 鬼塚一聖 〇ジャック・カートウィール(14分29秒 片エビ固め)井土徹也 佐藤恵一 ×頓所隼
※ジャックアロー
<第5試合 G PROWRESTLING 30分1本勝負>
〇後藤洋央紀(13分59秒 片エビ固め)×田村ハヤト
※GTR
<第6試合 G PROWRESTLING 45分1本勝負>
〇CIMA 鷹木信悟(18分21秒 片エビ固め)河上隆一 ×KAZMA SAKAMOTO
※メテオラ
<第7試合 G-REX選手権試合 時間無制限1本勝負>
【初代王者】〇エル・リンダマン(20分7秒 タイガースープレックスホールド)【挑戦者】×入江茂弘
☆リンダが2度目の防衛に成功
GLEAT2回目の後楽園大会のセミファイナルではCIMAのデビュー25周年記念試合が行われ、CIMAは闘龍門またDRAGON GATEではタッグを組み、また何度も対戦してきた新日本プロレスの鷹木と組んでバルクオーケストラの河上&KAZMAと対戦した。
CIMA&鷹木は合体技リベリオンをKAZMAに決めて先手を奪うも、場外戦になるとバルクオーケストラが反撃し、セコンドのストームや島谷を使って総攻撃をかけてCIMAを捕らえ試合をリードする。
長時間捕まったCIMAにバルクオーケストラが再び総攻撃をかけるが、島谷のその場飛びムーンサルトを迎撃したCIMAは河上にスーパードロルを決め、代わった鷹木は代わった鷹木は河上に串刺しパンピングボンバー、KAZMAが入ってもコンプリートショット&DDTで返り討ちにし、河上にブレーンバスター!首筋へエルボーの連打からスライディングパンピングボンバーを狙うも、キャッチした河上がバックドロップで投げる。
エルボーのラリーになると、鷹木が龍魂ラリアットに対し、河上はラリアットで応戦、鷹木はパンピングボンバーで返すと、両者殴り合いからクロスカウンターで両者ダウンとなり、CIMAvsKAZMAに代わってCIMAがドロップキック、延髄斬り、フェースクラッシャーと攻め込むが、KAZMAは串刺しラリアットから後頭部へランニングニーで反撃、鷹木がカットに入るが河上とのサンドウィッチラリアット&延髄斬りを浴びせ、CIMAももろともサンドウィッチラリアットを浴びせる、
ストームを加えたバルクオーケストラがCIMAにトレイン攻撃からスーパーパワーボムを決めると、KAZMAはCIMAにハーフパッケージドライバーを狙うがCIMAはリバース、河上はCIMAにラリアットも鷹木がパンピングボンバーでカットには入り、KAZMAにはDDT、CIMAと鷹木が雄叫びからトレイン攻撃を決めると、最後はCIMAがKAZMAにトカレフ、シュバイン、メテオラで3カウントを奪いデビュー25周年を勝利で飾った。
2004年に闘龍門JAPANに入門した鷹木は10月の博多スターレーン大会で僅か半年でデビューを果たし、その時のパートナーは当時CRAZY MAXを率いていたCIMAとTARUで、そこから鷹木はCIMAを追いかけ始め、鷹木がCIMAに勝ってオープン・ザ・ドリームゲート王座を奪取したとしても、鷹木の前には常にCIMAという存在があった。
現在は共にDRAGON GATEを離れ、鷹木は新日本プロレスでIWGP世界ヘビー級王者になるどころか、日本プロレス界のトップレスラーとなった。CIMAにしても鷹木が自分の遥か上の存在まで昇りつめているとは思っていただろうか、CIMAはデビュー25周年だがCIMAと鷹木の関係は今年を含めて18年、今回のタッグはその18年が凝縮した感じだった。
メインはリンダの保持するG-REX王座に、同じ#STRONGHEARTSの入江が挑戦、リンダは入江の首を取り、持ち上げた入江は放り投げるがリンダはミサイルキックで入江を場外へ出すとノータッチトペコンを命中させる。
しかしリングに戻ってエルボーのラリーは入江が圧倒し、リンダはエクスプロイダー狙いも逃れた入江はカークラッシュショルダータックルを浴びせると、エルボーのラリーでまた入江が圧倒、串刺しビーストボンバーからパイルドライバーを狙うが、リンダはリバースする。
入江はリンダをエプロンに出すと、ロープ越しでエルボーのラリーになるが、競り負けたリンダがエプロンに座り込んでしまうと、入江は重爆トペスイシーダで場外へ落とし、硬いフロアでパイルドライバー、リングに戻ってジャンピングブレーンバスターとパワーで試合をリードする。
入江はビーストスプラッシュを投下するが、リンダが剣山で迎撃し、強引にエクスプロイダーで投げると、セカンドロープを利用したネックブリーカー、ボディースラムからフットスタンプも、ダイビングフットスタンプは避けた入江がブラックホールスラムで叩きつける。
入江はバックフリップ狙いはリンダが逃れ、ビーストボンバー狙いを一本背負いで阻止してバックドロップも、熊殺し狙いは入江が頭突きで阻止し、ジャーマンを狙うリンダをコーナーに押し込むと、リンダを背負ったままキャノンボールで潰し、キャノンボールで圧殺する。
入江はビーストボンバーを狙うが、リンダがエルボーで迎撃して突進、入江がビーストボンバーもリンダがジャーマンで投げれば、入江はビーストボンバーで応戦、リンダをコーナーにセットしてから頭突きを浴びせると雪崩式バックフリップ、スライディングDと畳みかける。
入江はリンダの足を取ると、リンダが頭突きからジャーマン、カナディアンデストロイと畳みかけ、頭突きからジャーマンスープレックスホールド、そしてタイガースープレックスホールドで3カウントを防衛する。
試合後に立会人として見守っていたスーパーバイザーの長州力からベルトを受け取ったリンダは入江に健闘を称え、締めくくろうとしたらハヤトと井土が挑戦に名乗りを上げたが、リンダは明言は避け改めて大会を締めくくった。
リンダは前夜の新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr」山形大会でDOUKIに敗れ公式戦は黒星発進、そして翌日は防衛戦とハードスケジュール、まして体重差30キロもある入江相手はきつかったと思うが、何とか勝って「BEST OF THE SUPER Jr」に弾みをつけたようだ。
第5試合ではハヤトが新日本プロレスの後藤に挑み、フィンガーロックの攻防でハヤトは先手を狙うが、ぶつかり合いからハヤトはブレーンバスターも、後藤が場外へ逃れると追いかけたハヤトは鉄柱攻撃は後藤が逆に叩きつけてブレーンバスターで投げる。
リングに戻って後藤がダイビングエルボードロップから、チンロック!エルボースタンプからクルックヘッドシザースと首攻めでリードを奪い、ロープエスケープしたハヤトは逆水平からエルボーの連打も、後藤はニーリフトからエルボースタンプで返すが、ブレーンバスター狙いはハヤトがネックスクリューで切り返す。
ハヤトは天龍コンポからナックルの連打、切り返し合いからDDT、ダイビングショルダーを命中させる、足蹴で挑発するが、突進は後藤が時間差ラリアットで迎撃し、エルボーの連打を浴びせて村正からブルドッキングヘッドロック、牛殺しはハヤトが逃れるも、後藤は串刺しラリアットを浴びせる。
後藤は雪崩式ブレーンバスターで落とすが、意地で立ったハヤトはバックドロップで応戦、ラリアットはガードした後藤がバックドロップ、ラリアットは相打ちになるが、読み合いからハヤトがラリアット、串刺しラリアットからラリアット、そしてジャックハマーを狙うが、後藤が逃れて頭突きを浴びせれば、ハヤトも頭突きで応戦する。
ハヤトはラリアットを狙うが、避けた後藤が裏GTRからラリアット、念をこめてミドルキック。牛殺しからGTRで3カウントを奪い、久々に荒々しい後藤を見せて勝利を収める。
第4試合では#STRONGHEARTSの新メンバーとしてジャックが登場し、60セカンド相手に側転を駆使した空中弾やサスケスペシャルまで披露する。
終盤もT-Hawkが頓所にアギラからスパインボムの援護受けたジャックがデスバレーボムからジャーマンスープレックスホールド、コークスクリュー・シューティング・スター・プレスことジャックアローを3カウントを奪いSTRONGHEARTSが勝利、試合後はT-Hawkが「ストハーとして新日本に勝負仕掛ける」と宣戦布告する。
第3試合の宮城vsチサコはリードを奪われた宮城がチサコの逆打ちを堪えてハリケーンドライバーからスワントーンボムで反撃、宮城はパワーボムはチサコがウラカンラナで丸め込めば、宮城が丸め込み、宮城はビックブーツもチサコは十字固めから逆打ちと畳みかけると、ダイビングフットスタンプを連発し、最後はホルモンスプラッシュで3カウントを奪い勝利を収める。
第2試合では伊藤と飯塚が対戦、終盤で打撃戦となるが、伊藤がサイドスープレックスを連発すると、場外戦でイス盛りへ大回転ジャーマンで投げ、最後は伊藤がバックドロップを連発からジャーマンスープレックスホールドで3カウント勝利も、試合後は伊藤が壮馬も含めて「オマエから何も伝わってこない、これからはオレ一人で羽ばたかせてもらう」とフライングをアピールした。