9月3日 NOAH「NOAH Jr. YOKOHAMA OVATION」横浜ラジアントホール 151人超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇覇王 仁王(7分32秒 片エビ固め)藤村加偉 ×矢野安崇
※ダイビングボディープレスを切り返す
<第2試合 20分1本勝負>
〇亜烈破(10分17秒 片エビ固め)×YO-HEY
※空回弾
<第3試合 30分1本勝負>
〇原田大輔(10分15秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)×タダスケ
<第4試合 30分1本勝負>
小峠篤司 〇大原はじめ 宮脇純太(15分53秒 エビ固め)小川良成 吉岡世起 ×進祐哉
※フィンランド式フォアアーム
<第5試合 30分1本勝負>
〇清宮海斗(16分13秒 ストレッチプラム式フェースロック)×NOSAWA論外
<第6試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第46代選手権者】〇HAYATA(14分12秒 エビ固め)【挑戦者】×鈴木鼓太郎
※ヘデック
☆HAYATAが3度目の防衛に成功
「N-1 VICTORY2021」まであと9日と迫ったNOAH横浜ラジアント大会でGHCジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のHAYATAに鼓太郎が挑戦、鼓太郎はN-1にもエントリーが決まっていることから、リーグ戦参加の通行手形として挑戦に名乗りを挙げた。
開始から腕の取り合いを繰り広げ、鼓太郎がレッグシザースを仕掛けてもHAYATAはハンマーロックで逃さず、鼓太郎が切り返してティヘラも、HAYATAが着地から読み合いを繰り広げる。
HAYATAはハンマーロックで左腕攻めを狙うが、鼓太郎はボディーエルボーからエルボーのラリーに持ち込み、HAYATAは突進は鼓太郎がボディーエルボーで迎撃すると、タイガードライバー式ストマックブロックから三沢魂ローリングエルボーを浴びせる。
HAYATAは場外へ逃れると、鼓太郎は鉄柱を使ったヘッドロックで捕らえ、リングに戻るとHAYATAの首にニードロップ、エルボーのラリーで競り勝つと脚を押し当て、コーナーに押し込んでエルボーの連打、両腕を掴んでストンピング、ボディーエルボーから串刺しニー、地獄の断頭台と首攻めで鼓太郎が先手を奪う。
鼓太郎はピットを狙うが、追走したHAYATAがハンドスプリングエルボーを命中させ、ジョンウーから2ステップムーンサルトと畳みかけるも、みちのくドライバー狙いは逃れた鼓太郎はファンネルを炸裂させ、三沢魂ランニングエルボーから風車式バックブリーカーと逆に畳みかけ、場外へ逃れたHAYATAに鼓太郎は三沢魂エルボースイシーダを狙うが、HAYATAがエプロンからのハイキックで迎撃すると場外の鼓太郎ににノータッチトペコンを命中させる。
リングに戻るとHAYATAはみちのくドライバーⅡからムーンサルトプレスを投下するが、鼓太郎が剣山で迎撃すると、ブルーディスティニーを狙うが、逃れたHAYATAが切り返しからDDTで突き刺す。
HAYATAはトルネードDDTからヘデックを狙うが、逃れた鼓太郎がエンドレスワルツで丸め込み、カウント2でキックアウトしたHAYATAが連続クロスフィックスで応戦もい、鼓太郎はカウント2でキックアウトする。
エルボーのラリーになると鼓太郎が掌底アッパー、ボディーエルボーからローリングエルボーを狙うが、HAYATAがジャンピングハイキックで迎撃すると403インパクトで突き刺す。
HAYATAはヘデックを狙うが、堪えた鼓太郎がツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、ブルーディスティニーから三沢魂タイガードライバーを狙い、HAYATAが堪えても切り返した鼓太郎はデスサイズから再度タイガードライバーを狙うと、HAYATAがヘデックで切り返して3カウントを奪い防衛となった。
試合後に第3試合でタダスケを片山ジャーマンスープレックスホールドで降した原田が現われ、HAYATAに挑戦を表明し、会場も原田の地元である10月10日の大阪府立体育会館大会に指定した。
鼓太郎もヘデックには注意していたはずだったが、鼓太郎のタイガードライバーは落とし方がシットダウンパワーボムに近いものがあることから、そこをヘデックで切り返されてしまった。そして原田が名乗りを挙げたが、地元・大阪でHAYATAの勢いを止めることが出来るか…
セミファイナルでは清宮がNOSAWAと対戦、5月22日の横浜ラジアント大会では清宮がNOSAWAのイス攻撃受けて大流血するだけでなくリングアウト負けという屈辱的な敗戦を喫したことから、リベンジをかけての対戦となった。
開始から清宮がドロップキックからエルボーを乱打、ジャンピングニーパットで奇襲をかけると、場外に逃れたNOSAWAにウルトラタイガードロップを命中させる。
NOSAWAはサミングで反撃してスを持ち出してフルスイングを狙うが清宮が避けて鉄柱に誤爆させると、NOSAWAがイスを投げても、清宮がキャッチして投げ返してからドロップキックを命中させる。
リングに戻っても清宮はNOSAWAをコーナーに押し込んでからエルボーを乱打、ランニングエルボー、後頭部へドロップキックからストレッチプラム式フェースロックで捕らえ、NOSAWAは必死でロープエスケープも清宮は後頭部へレッグドロップを連発、フロントキックを連打からエルボードロップと一方的に攻め込んでいく。
しかし清宮は串刺しを狙うと、避けたNOSAWAが膝裏への低空ドロップキックからニークラッシャー、リバースインディアンデスロックと足攻めで反撃し、膝固め、ローキック、関節蹴りからアンクルホールドと徹底的に足を狙い撃ちにして清宮を追い詰めるが、清宮は必死でロープエスケープする。
NOSAWAは足蹴で挑発しニーリフトを浴びせ、清宮はエルボーの連打もNOSAWAが打ち返し、清宮の顔面を踏みにじるが、串刺し狙いは迎撃した清宮がブーメランフォアアームを命中させると、ミサイルキックからリバースDDTで試合の流れを変える。
清宮はジャーマンを狙うがNOSAWAが急所蹴りから首固めで丸め込み、清宮の顔面へナックルを連打を浴びせて突進すると、清宮がドロップキックで迎撃してストレッチプラム式フェースロックで捕らえる。
逃れたNOSAWAに清宮はエルボーを連打から突進するが、NOSAWAがレッグシザースから超高校級ラ・マヒストラルを狙うと、切り抜けた清宮はジャーマンスープレックスホールドを決め、NOSAWAがカウント2でキックアウトしても、清宮はフロントキックを連打、エルボー、ビンタと浴びせ、最後は垂直落下式リバースDDTからストレッチプラム式フェースロックで捕らえてNOSAWAがギブアップ、清宮が勝利を収めた。
内容的にも清宮が攻めても、NOSAWAの曲者ぶりに振り回されて攻め疲れた見え始めていたが、清宮が意地で強引にねじ伏せた。清宮にしてもN-1を控えているだけにNOSAWAとの遺恨に決着をつけたのは大きいと思う。
第4試合ではSTINGERと小峠&大原&宮脇が対戦し、STINGERが小峠を長時間捕らえて試合をリードする。
小峠は進にサイドエフェクトで反撃すると、やっと大原に代わり、大原はエルボーの連打、ボディースラム、ジョンウーから串刺しエルボー、シングルレッグキックと進を攻め込むが、進がニーリフトからDDT、ブレーンバスターで反撃する。
進は大原に串刺しラリアットもバックドロップ狙いは、大原が体を入れ替えて浴びせ倒し、ここで小峠と宮脇が入って本隊ジュニアが連係狙いは小川が阻止すると、大原の突進を進がコンプリートショットから肩固めで捕らえるが、宮脇がカットに入る。
吉岡が宮脇を排除してSTINGERが大原に連係を狙うが、今度は小峠が阻止すると進にコウモリ吊り落としから大原がフィンランド式フォアアームで3カウントを奪い勝利、試合後は小峠が大原とのコンビでGHCジュニアタッグ王座に挑戦を表明した。