5月22日 NOAH「ALL OUT ATTACK 2021」横浜ラジアントホール 151人超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇稲村愛輝(9分6秒 カナディアンバックブリーカー)×岡田欣也
<第2試合 20分1本勝負>
〇鈴木鼓太郎 YO-HEY(10分59秒 体固め)藤村加偉 ×矢野安崇
※ボディーエルボー
<第3試合 30分1本勝負>
モハメド ヨネ 〇谷口周平 齋藤彰俊(15分44秒 片エビ固め)×覇王 仁王 タダスケ
※ファンキープレス
<第4試合 30分1本勝負>
〇NOSAWA論外(12分55秒 リングアウト)×清宮海斗
<第5試合 イリミネーションタッグマッチ 60分1本勝負>
小川良成 〇HAYATA 進祐哉 吉岡世起(39分57秒 体固め)小峠篤司 原田大輔 ×大原はじめ 宮脇純太
※403インパクト
①〇大原(18分39秒 トレスフルール)×吉岡
②〇小峠(23分40秒 エビ固め)×進
※キルスイッチ
③〇HAYATA(27分46秒 クロスフィックス)×宮脇
④〇小川(29分32秒 オーバー・ザ・トップロープ)×小峠
⑤△小川(36分38秒 両者ダブルフォール)△原田
NOAH横浜ラジアントホール大会のセミファイナルでは清宮とNOSAWAがシングルで対戦し、試合開始のゴングとなるとNOSAWAから握手を求め、清宮が応じてクリーンに開始となる。
序盤はグラウンドの攻防で清宮がリードを奪い、ショルダータックル、ランニングエルボーからジャンピングエルボードロップ、ボディースラムからレッグドロップと攻勢をかけるが、NOSAWAが低空ドロップキックから場外戦を仕掛けると、鉄柱攻撃からイスで脳天にフルスイング、これで清宮の額が割れて流血する。
リングに戻るよNOSAWAは清宮の割れた額にナックル、キャメルクラッチから清宮の額をえぐって引っ掻き、頭突きを連発し、清宮は慣れない流血戦で失速する。
NOSAWAは串刺しも迎撃した清宮はブーメランフォアアームで反撃してミサイルキックを命中させる。
清宮はジャンピングニーからリバースDDTと畳みかけるが、ジャーマン狙いはNOSAWAがサムソンクラッチで丸め込み、ラ・マヒストラル狙いは逃れた清宮がドロップキックを命中させるが、再度のジャーマン狙いはNOSAWAが急所蹴りで阻止し、イスで一撃を狙うも、避けた清宮がドロップキックで場外へ落とす。
しかし場外戦になるとNOSAWAがイスを次々と投げつけて清宮を埋め尽くすとリングアウト勝ちを狙ったが、清宮がしがみついて戻さないところで、NOSAWAがイスで一撃してリング戻り、清宮は立ち上がれずリングアウト負けを喫してしまった。
試合後は高笑いするNOSAWAは鼓太郎らと共に引き上げ、清宮は西永レフェリーの胸倉をつかんで抗議をしたが受け入れられなかった。
周囲も清宮が簡単に勝てる相手だと思っていただろうが、慣れない流血戦になってからNOSAWAが一気にペースを掴んでいった。試合後に清宮は怒りを露わも、DDTの竹下幸之介から「今の熱量じゃいつまで経っても見せられへんぞ」と指摘を受けていたが、NOSAWAにまさかの屈辱の敗戦を受けたことで、清宮に今までにない違った感情が出始めてきたのかもしれない。
メインのSTINGERvs桃の青春&大原の連合軍による4vs4のイリミネーション戦は序盤は五分の攻防も、大原が反対側のコーナーへホイップを狙う吉岡にカウンターエルボーを浴びせ、バックブリーカーを連発も、振り子式バックブリーカー狙いは吉岡が逃れて片足コードブレイカーを決める。
吉岡は大原にクラッシュドライバーを狙ったが、切り返した大原がトレスフルールで捕らえて吉岡がギブアップし連合軍が先制する。
勢いに乗った連合軍は小峠は進に連続串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック、デスペナルティと畳みかけるが、サイドエフェクトは切り返した進がソバット、ナックルから串刺しダブルニーと攻め込むが、切り返した小峠はサイドエフェクトからキルスイッチは進が逆さ押さえ込みからクロスフェースで捕らえ、宮脇がカットすると、進フロントクラッシュ狙いは切り返した小峠はコウモリ吊り落としを決め、打撃のラリーから小峠がブロントキック、マグザムは進が逃れるも原田が入って連係からキルスイッチで3カウントを奪い、進も脱落でSTINGERは小川とHAYATAだけとなってしまう。
連合軍はHAYATAに集中攻撃をかけ、原田と大原がダブルショルダータックル、ダイビングフットスタンプ&ハリケーンドライバーの合体技で攻め込み、代わった宮脇もエルボーアタックからフィッシャーマンバスターで続き、トルネードDDTからアームロックでHAYATAを追い詰めるが、小川がカットにカットされる。連合軍はHAYATAに4人同時ドロップキックも、AYATAが連合軍の同士討ちを誘発すると宮脇にクロスフィックスで3カウントを奪い、STINGERはやっと一矢報いる。
小峠はHAYATAにレッグショットからデスペナルティはHAYATAが丸め込み回転延髄斬りを浴びせ、代わった小川が連合軍にボディースラム、アームホイップと奮闘も、小峠がゼロ戦キックから桃の青春がサンドウィッチ延髄斬りも、小川が同士討ちを誘発すると、小峠に急所打ちから場外へ落としてOTTRで失格させる。
これでGHCジュニアタッグをかけて対戦する4人が残り、大原は小川にムイビエンで捕らえ、原田がフロントネックロックでHAYATAをセーブも、HAYATAが原田を大原をぶつけてカットし、小川の串刺しを迎撃した大原はセカンドコーナーからダイブも小川が急所蹴りで迎撃する。
代わったHAYATAが大原に2ステップムーンサルトを決め、代わった小川がバックドロップからナックルの連打、急所へのニードロップと大原を捕らえ、代わったHAYATAがDDTで突き刺せば、再び代わった小川もDDTで続くなどして失速した大原を蹂躙する。
小川は突進すると大原は風車式バックブリーカーから原田に代わり、原田がエルボーアタックを連発してから小川にノーザンライトスープレックスホールド、カットに入るHAYATAをポップアップ式フェースバスターで排除して小川に片山ジャーマン狙いは小川がロープへ逃れる。
原田はロープへ走ったが、場外のHAYATAが足を取ると小川&HAYATAが連係で捕らえる、原田は小川に吸い込み式エビ固めから足折固めへ移行したが崩れた際にダブルフォールとなって3カウントとなって両者失格となってしまう。
これでHAYATAvs大原の一騎打ちとなり、HAYATAは大原にみちのくドライバーⅡからムーンサルトプレスを避けた大原はバッククラッカーから振り子式バックブリーカーからリストクラッチ式バックブリーカー、担ぎ上げてからのバックブリーカーと攻め込み、HAYATAのジャンピングハイキックを食らっても倒れない大原は張り手の連打を浴びせる。
HAYATAは延髄斬り、トラースキック、クロスアーム式DDTと攻め込み、大原は耐えぬ気、ムーンサルトプレスもカウント2でキックアウトしたが、最後はサドンインパクトで力尽きて3カウントとなりSTINGERが勝利となった。
連合軍は吉岡、進を脱落させてリードを奪ったかに見えたが、小川とHAYATAがしっかり余力を残しており、連合軍も攻め疲れが見え始めたところで逆転を許してしまった。小川&HAYATA二人だけとなってから試合の流れが変わってしまうとは、小川&HAYATAを破るのは容易ではないことを感じさせた。
大会前にまたDDTのスーパー・ササダンゴ・マシンがアポなしで来場する。
今回はチケットを買って杉浦貴、桜庭和志にCyberFightフェスに参戦、ディーノとのタッグで対戦を要求しようとしたが、今回は出場しないことがわかるだけでなく、入場の際にマスク(覆面)を取るように担当者に指示されてしまう。
結局丁重に追い返されて電波少年にようなオチとなった。