顔面骨折のハンデを背負った伊藤が瑞希に激勝で決勝進出!中島は未詩を降す!


8月14日 東京女子プロレス「第8回東京プリンセスカップ」後楽園ホール 437人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇角田奈穂 鳥喰かや(10分3秒 体固め)愛野ユキ ×桐生真弥
※紫電改

<第2試合 20分1本勝負>
〇鈴芽 遠藤有栖(13分21秒 片エビ固め)舞海魅星 ×宮本もか
※リングアベル

<第3試合 20分1本勝負>
ハイパーミサヲ 天満のどか 〇上福ゆき(11分42秒 片エビ固め)アジャコング らく ×猫はるな
※フェイマサー

<第4試合 20分1本勝負>
〇沙希様 メイ・サン₌ミシェル ユキオ・サンローラン(14分21秒 ベルサイユ式フットチョーク)辰巳リカ ×原宿ぽむ アントーニオ本多

<第5試合 坂崎ユカ AEW凱旋試合 20分1本勝負>
〇坂崎ユカ 乃蒼ヒカリ(11分56秒 片エビ固め)山下実優 ×小橋マリカ
※マジカルメリーゴーランド

<第6試合 第8回東京プリンセスカップ準決勝 時間無制限1本勝負>
〇中島翔子(12分27秒 ロコモーション式ノーザンライトスープレックスホールド)×渡辺美詩

<第7試合 第8回東京プリンセスカップ準決勝 時間無制限1本勝負>
〇伊藤麻希(18分39秒 伊藤デラックス)×瑞希

第8回東京プリンセスカップは準決勝を迎え、まずセミファイナルでは2度目の優勝を狙う中島と初優勝を狙う美詩と対戦、ロープワークの攻防で未詩はアームホイップからショルダータックルを浴びせると、中島の腰へのエルボー、バックブリーカーと腰攻めで先手を奪う。

しかし中島がエプロンへ出ると追いかけた美詩にロープ越しでRKOを決め、首四の字と首攻めで試合の流れを変える。未詩はロープエスケープも中島がストンピング、串刺しドロップキック、サードロープへシーソーホイップ、首筋へニードロップと徹底した首攻めからバタフライロックで、未詩は逃れるが、中島はパワースラムからバタフライロック、無人在来線固めで捕らえて追い詰めにかかるが、未詩はロープエスケープする。
中島はノーザンライトスープレックスを狙うが、未詩は強引にボディースラムで投げるとショルダータックルから串刺しボディーアタック、ショルダータックルと反撃し、ジャイアントスイングを狙うが逃れた中島はネックロックで捕らえ、、逃れた未詩の首筋へエルボーを放つが、未詩も打ち返してエルボーのラリーになり、中島はドロップキックも受けきった未詩はアバランシュホールドも、カナディアンバックブリーカーは逃れた中島はノーザンライトスープレックスで投げる。
中島はダイビングセントーンを狙うが自爆すると、これを逃さなかった未詩は中島の腰にハンマーを浴びせ、中島のウラカンラナは美詩が堪えるも、中島はにフロントネックロック、しかし持ち上げた未詩は強引にジャイアントスイングで大回転する。
中島はカサドーラから619を狙うが、レーザービームで迎撃した美詩は強引にカナディアンバックブリーカードロップから再びカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、逃れた中島にレーザービームを浴びせてからカナディアンバックブリーカーを狙うが中島がリバースする。それでも未詩はレーザービームからティアドロップは中島がウラカンラナで切り返すとロコモーション式ノーザンライトスープレックスホールドで3カウントを奪い決勝に進出、美詩もパワー技で攻めたが、強引なパワー技でスタミナをロスしてしまったのが大きく響いてしまったようだ。

メインの3連覇を狙う瑞希vs伊藤の元伊藤リスペクト軍団対決は、7・31新宿での準々決勝の鈴芽戦で頬骨にヒビが入るという負傷を負ってしまい、ハンデを背負って瑞希戦に臨んだ。
開始となってロックアップから伊藤が押し込んでエルボーを放てば瑞希が体を入れ替えてエルボーで返してエルボーのラリーとなり、伊藤が場外へ出すとエプロンめがけてショルダータックルで腰攻めから場外マットを剥がしてボディースラムを狙い、瑞希は逃れるも伊藤は鉄柵に瑞希を叩きつける。

リングに戻ると伊藤はロープを使ってキャメルクラッチ、腰へのエルボーと瑞希を攻めてカバーするが、ブリッジで逃れた瑞希は伊藤の背中へフットスタンプ、サーフボードストレッチで反撃して対角線へ振ろうとするも、伊藤が切り返すと死角からのフェースクラッシャー、しかしセカンドコーナーからのビックヘッドは自爆してしまう。
痛めた顔面を強打した伊藤は場外へ逃れるが、瑞希はリングに戻して容赦なくコーナーに伊藤の顔面を叩きつけ、伊藤の背中へドロップキック、フットスタンプ、セカンドコーナーからフットスタンプ、エプロンに逃れた伊藤にクロスボディーと攻め込んでいくが、エプロンからフットスタンプは伊藤が避けると場外マットをはがしてあった床へボディースラムで瑞希を投げる。
リングに戻ると瑞希の串刺しを迎撃した伊藤はデルフィン式スイングDDTから伊藤スペシャルを狙うが、瑞希が丸め込んでカサドーラ式フットスタンプ、ロープ際に座り込んだ伊藤にドロップキックで場外へ出し、場外の伊藤にセカンドコーナーからの攻撃を狙うが、追いかけた伊藤はエプロンでハングマンDDTで敢行し、頚椎にダメージを与えた伊藤はリングに戻って逆エビ固めで追い詰めにかかり、瑞希は必死でロープエスケープする。
伊藤はフライングビックヘッドを狙うが、追いかけた瑞希は雪崩式ブレーンバスターで落とし、伊藤をセカンドコーナーに仰向けにセットしてから断頭台式フットスタンプ、しかしダイビングフットスタンプは伊藤が避けると突進する瑞希に頭突きを浴びせ、スイングDDTから瑞希の背中へフライングビックヘッドを投下する。
顔面を強打した伊藤だったが気合いを入れると伊藤パニッシュで捕らえて追い詰めるが、瑞希は必死でロープエスケープし、伊藤は瑞希の腕を掴んだままでエルボーのラリーに臨んで、伊藤が連打から腰にも連打を浴びせるも、瑞希は一撃で倒して再びラリーになると、伊藤が頭突きを浴びせれば瑞希はキューティースペシャルで応戦するが腰の痛みでホールドは出来ず、カバーしても遅れたためカウント2でキックアウトされる。

瑞希は再度キューティースペシャルを狙うが、伊藤が必死で足にしがみついて逃れて頭突きを浴びせると伊藤スペシャルで捕らえ、瑞希が無念のギブアップとなり、伊藤が決勝に進出、瑞希の3連覇の夢を阻んだ。
試合後は握手でノーサイドとなり、瑞希もノーマイクで「次は負けないから!」と叫んで退場、マイクを持った伊藤は「勝っちゃったよ!口だけで結果を残さなかった伊藤がここまで勝ち残ってくるなんて、誰も思わなかっただろうけど、絶対やるよ!明日優勝してハッピーエンドがこの世に存在するということを証明してやる!」と叫んで締めくくった。
内容的には伊藤が腰を徹底的狙ったのが勝因で、瑞希のキューティースペシャルも腰の痛みでホールドが出来ないなど、それを考えると伊藤の完勝だったのかもしれない。
「口だけで結果を残さなかった伊藤がここまで勝ち残ってくるなんて、誰も思わなかっただろう」と伊藤は叫んでいたが、その伊藤に何してくれるという可能性は常に秘めていたからファンは伊藤のカリスマ性を支持してきた。何度も転んでも立ち上がってくる、それが伊藤麻希というレスラーの魅力なのかもしれない。
明日は中島との決勝戦となるが、中島が2度目の優勝となるか、伊藤が初優勝となるのか…

第5試合ではAEW遠征で東京プリンセスカップに参戦しなかった坂崎の凱旋マッチが行われ、ヒカリと組んで山下&マリカと対戦、開始から山下と対峙した坂崎は、山下のニーリフトを食らうも、坂崎はヘッドシザースホイップで反撃して、場外の山下に三角飛びトペコンを命中させる。

山下組はヒカリを捕らえて試合の流れを変えるも、坂崎に代わると山下にミサイルキックからダイビングアッパーカット、カットに入るマリカをハイキックで排除してから山下とエルボーのラリー、坂崎は左右エルボーに対して山下はニーリフト、三角蹴りも、坂崎はカウンターのTea timeで応戦する。
終盤でもマリカのフロントネックロックもTea Timeで投げ切った坂崎はスライディングラリアットからマジカルメリーゴーランドで3カウントを奪い勝利を収めた。

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