KAIとの抗争に決着をつけたYAMATOがドリーム王座挑戦!復活・悪冠一色がトライアングル王座に挑戦…神戸ワールド2連戦へ向けて急展開!


7月9日 DRAGON GATE「HOPEUL GATE 2021」後楽園ホール 714人札止め
(試合内容は実況ツイートより、画像はDRAGON GATE NET WORKより)

<第0試合 10分1本勝負>
〇吉田隆司 問題龍(3分56秒 片エビ固め)×パンチ富永 ホーホー・ルン
※ジャックハマー

<第1試合 15分1本勝負>
B×Bハルク 〇石田凱士 KAZMA SAKAMOTO(11分40秒 タイガーススープレックスホールド)KING清水 U-T ×FUNKY”JACKY”KAMEI

<第2試合 20分1本勝負>
ドラゴン・キッド 奥田啓介 Kagetora Ben-K 〇”brother”YASSHI(9分40秒 ナイスジャマイカ) ドン・フジイ 斉藤了 ×神田裕之 新井健一郎 Gamma

<第3試合 30分1本勝負>
〇箕浦康太(12分15秒 エビ固め)×望月成晃
※ガング

<第4試合 30分1本勝負>
Eita SB.KENTo ディアマンテ 〇ダイヤ・インフェルノ()シュン・スカイウォーカー ジェイソン・リー ×ドラゴン・ダイヤ ラ・エストレージャ
※inferno

<第5試合 SPEED STAR FINAL COUNT DOWN in TOKYO 45分1本勝負>
〇Kzy 横須賀ススム 堀口元気(17分56秒 片エビ固め)土井成樹 吉野正人 ×しゃちほこBOY
※ランニングエルボースマッシュ

<第6試合 ノーロープ・ランバージャックデスマッチ 時間無制限1本勝負>
〇YAMATO(20分50秒 片エビ固め)×KAI
※ラグナロク
☆ロープを完全に取り外したリングを他の選手陣が取り囲んだ状態で試合を行う。場外へ転落した場合にはその選手陣によってリングへと戻されるため、必然的にリング上でのみによる完全決着ルールとなる。

7月31日、8月1日の神戸ワールド記念ホール大会まであと22日までに迫ったDRAGON GATEの後楽園大会のメインはYAMATOvsKAIによる遺恨マッチで、試合形式もノーロープ・ランバージャックデスマッチとして行われた。
セミファイナルが終わると全てのロープが外され、YAMATO率いるHIGHEND、KAI率いるR.E.Dが登場、リングの周りにはHIGHENDやR.E.Dだけでなく、中立として他の選手も取り囲む中で、試合が開始となった。
ロックアップからKAIが押し込んで、YAMATOが体を入れ替えてエルボーを狙ったが、KAIがいなしてYAMATOはR.E.D側の場外へ転落も、R.E.Dは何もせずYAMATOを速やかにリングに戻し、今度はKAIのエルボーをYAMATOがいなして、KAIはHIGHEND側の場外へ転落するが、HIGHENDも何もせずKAIをリングに戻す。
今度はYAMATOのタックルからグラウンドの攻防になるが、YAMATOはドロップキックに対してKAIがショルダータックルで応戦してYAMATOを場外へ落とすとR.E.DがYAMATOを袋叩きにして、これに怒ったHIGHENDが駆けつけるが人数の差で返り討ちにされてしまう。
R.E.DはYAMATOはリングに戻すとKAIは足蹴にするが、キャッチしたYAMATOはドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえ、KAIはリバースしたまま場外へ心中しようとするが、HIGHEND側だったため元に戻されると、KAIはR.E.D側の場外へ心中して、R.E.DははまたYAMATOを袋叩きにする。
リングに戻るとKAIは鉄柱にYAMATOを押し込んでバットやスパナでYAMATOの首に押し付けるがレフェリーが制止、KAIはDDTからスリーパーで絞めあげ、解いたところでエルボードロップを連発にして、中立側の場外へ落とし、中立のフジイがYAMATOをリングに戻すも、KAIはR.E.D側の場外へYAMATOを落として、またR.E.DがYAMATOを袋叩きにする。
ダメージを負ったYAMATOはKAIにエルボーのラリーに挑み、切り返し合いからKAIを鉄柱に直撃寸前にするとgo to Hospital2を放って、鉄柱に何度もKAIを叩きつけ、リング下からテーブルを持ち出してセットしよとするが、制止するレフェリーと揉み合ってしまうと、KAIがテーブルごとYAMATOにトラースキックを放って、テーブルに顔面を直撃させてしまったYAMATOはダウンしてしまう。
そこでR.E.DがYAMATOが持ち出してテーブルを場外へセットすると、KAIがテーブル貫通断崖式パワーボムを狙うがYAMATOが逃れて垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、絶対落とすぞテーブル貫通断崖式ブレーンバスターを狙う。しかし切り返したYAMATOがテーブル貫通断崖式LATを敢行してYAMATOに大ダメージを与える。
リングにYAMATOを戻したKAIは破片で殴打するが、破片を奪ったYAMATOが一撃から垂直落下式ブレーンバスターも、ギャラリアはKAIが切り返してジャーマンで投げ、トラースキックからサンダーファイヤーパワーボムと畳みかける。
KAIはメテオインパクトを狙うが切り返したYAMATOがギャラリアも両者ダウンとなり、エルボーのラリーからYAMATOがローリングエルボーもKAIは延髄斬りで応戦すれば、YAMATOはgo to Hospital1で応戦してから裏投げ、そしてギャラリアを狙うが、逃れたKAIがYAMATOと中川レフェリーを交錯させる。
中川レフェリーがKOされている間にR.E.Dが乱入も、HIGHENDが排除すると、YAMATOがKAIにギャラリアを決めて勝負があったかに見えたが、R.E.Dが中川レフェリーをイスで一撃してKOしてカウントががいらず、YAMATOにも一撃を浴びせると、KAIがラリアットからメテオインパクトを決めたが中川レフェリーがKOされたままでカウントが入らない。
そこでREDがイス盛りを作ってから、KAIがイス盛りめがけてメテオインパクトを狙ったが、YAMATOはスリーパーで捕らえ、KAIはイス盛りめがけて浴びせ倒すがYAMATOは構わず締めあげると、イス盛りへギャラリアを決め、REDを乱入を狙うが、Kagetoraが阻止してトペコンを命中させた間に、YAMATOがKAIラグナロクを決め、中川レフェリーがレフェリングが無理と判断した、八木隆行レフェリーがサブとして入りカウント3を叩き、YAMATOが勝利を収めた。
試合後にYAMATOはKAIとの抗争に終止符を打ったと断言すると、次のステージへ進むとしてドリーム王座のシュンを呼び出し、KING OF GATE2021の公式戦での勝利と、シュン凱旋後にシングル初黒星を着けたとして8・1神戸ワールドでドリーム王座に挑戦を表明する。
これには7・31の神戸ワールドで挑戦することが決定しているKzyが納得せず「どういうつもりだ!このオレを差し置いて先へ進めようとするんだ。」とYAMATOに詰め寄るが、「オマエはただの挑戦者だ、オマエに発言権利はない、シュン、ドリーム王者は最強でなければならない、お前らが挑戦を受けつけないなら、挑戦のカギを寄越せ、用があるのはそのベルトだけだ」と一蹴する。
YAMATOの挑戦表明を受けたシュンは受諾すると、八木隆行レフェリーも本部長として7・31神戸ワールドのシュンvsKzyのドリーム選手権の勝者に8・1でYAMATOが挑戦することを決定し、Kzy「王座を奪取して、YAMATOを逆指名してやる!、シュンお前はどうなんだ」シュン「王者として新しい時代を築きたい、ドリーム王者として次のステップへ進める」とアピールして去り、最後はYAMATOがベルトを持って後楽園に凱旋することをファンに約束して「今日のオレも最高にかっこよかっただろう、サンキュー」で締めくくった。
内容的にはこれまでKAI相手に冷静さを欠いていたYAMATOは落ち着いてはいたが、乱戦になるとKAIのペースになってYAMATOは崩れかけるも、レフェリーへの必要にダメージを与えすぎたのが誤算になったのか、YAMATOに勝機が傾いてしまった。
YAMATOはここ数年は若手を引き立てるために一歩引いていたが、同世代の鷹木信悟が新日本プロレスでIWGP世界ヘビー級王座を奪取して頂点を取ったがことが、YAMATOにとっていい刺激になったのか、鷹木は同世代ながらも、なお上を目指しているのに対し、YAMATOは団体のために一歩引いた、YAMATO自身も鷹木を見てこのままでいいのかと思ってもおかしくない。
KING OF GATEでは優勝できなかったが、YAMATOはシュンを降した実績を武器にして挑戦表明した。Kzyもドリーム王座に挑戦はしたが、最終的に誰かに美味しいところを持ってかれることが続いたことから、YAMATOがおいしところを持っていくことには当然納得できるわけがない。シュンは二人の複雑な思いをどう受け止めて新時代への扉を開いていくのか…

第4試合ではシュン率いるMASQUERADEがEita率いるR.E.Dと対戦し、シュンがインフェルノにブラスターを決めて援護も、インフェルノが手渡されたトライアングルベルトでダイヤを一撃すると、コーナー最上段からのコードブレイカーことinfernoで3カウントを奪い勝利も、試合後はディアマンテ、SBK、インフェルノはダイヤを踏みにじり、マスクを剥ぎにかかる。
そこでDRAGON GATEに久々参戦し、第2試合でナイスジャマイカで神田を降したYASSHIが現れダイヤを救出するが、8・1神戸ワールド大会に参戦を表明して、トライアングル王座への挑戦を表明する。
しかしSBKが「一人で何が出来る」と挑発して、YASSHIは用意したパートナーを呼び込むと、出てきたのは3月にアキレス腱を断裂して欠場していた近藤修司と、DDTを主戦場にしている大鷲透が現れ、悪冠一色として改めて挑戦を表明し、これを受けて7・31神戸ワールドで行われるジェイソン&ダイヤ&エストレージャのMASQUERADEvsSBK&ディアマンテ&インフェルノのR.E.Dのトライアングル選手権の勝者に8・1で悪冠一色が挑戦することが正式に決定した。
悪冠一色は闘龍門JAPAN、DRAGON GATEに存在したヒールユニットでZERO1に所属している菅原拓也とセミリタイアした高木”ジェット”省吾もメンバーの一員だったが、2004年12月に素行不良としてユニットごと解雇され、それぞれが別々の道へと歩んで解散、その後はメンバーもなかなか揃うこともなかった。近藤の4カ月のブランクが不安材料になるが、一時代を築いたヒールユニット相手に防衛戦をするのはどちらになるのか…

セミファイナルでは東京でラストマッチとなる吉野は土井、同期のしゃちと組んでKzy&ススム&堀口のNATURAL VIBESと対戦し、吉野が堀口のゴムパッチンを食らい、ゴムが想定以上にきつかったのか場外まで吹きとばされるも、土井やしゃちが吉野をフォローしてしっかり盛り立てる。
終盤では土井吉が堀口にスリングブレイド&パワーボムの合体技を決め、ススムが吉野にはジャンボの勝ち!を狙っても土井が身を挺して庇い絆の深さを見せる。これにしゃちも奮起してKzyにオリオン、M9と丸め込みを連発するが、KzyがダブルアームDDTからランニングエルボースマッシュの連発でしゃちから3カウントを奪い勝利、試合後は堀口やススムが引退する吉野にスピーチすると、Kzyもデビュー前に指導してくれた吉野にドリーム王座を奪取することを約束、土井も吉野より目立ち過ぎたとしゃちにダメ出しするも、「普段からこれをやれよ」激励、最後は吉野が後楽園のファンに別れを告げる。

第3試合では箕浦が望月と対戦し、終盤で望月は真最強ハイキック、ランニングミドルと箕浦に浴びせて、トラースキックから三角蹴り狙うが、阻止した箕浦はジャーマンで投げてガング狙いは望月がリバースする。
望月は再度三角蹴りを狙ったが、バランスを崩したのか避けられると、箕浦がクロスフェースからエングラナを狙うが、望月が切り返すも、箕浦はエルボーの連打から掟破りのツイスターを敢行する。
ビンタのラリーとなると、望月はミドルキックを浴びせたが、受けきった箕浦ガングを決め3カウントを奪い、試合後に師範越えを達成した箕浦を望月が称えて成長を認めた。

https://twitter.com/kai0222/status/1413496802548977670

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