6月3日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2021」後楽園ホール 675人
(試合内容は実況ツイートより、画像はDRAGON GATE NET WORKより)







<第1試合 「KING OF GATE 2021」決勝トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
【Aブロック代表】〇箕浦康太(11分13秒 片エビ固め)【Cブロック代表】×YAMATO
※ガンク
☆箕浦が優勝決定戦に進出
<第2試合 「KING OF GATE 2021」決勝トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
【敗者復活バトルロイヤル優勝者】〇Kzy(4分3秒 首固め)【Bブロック代表】×SB KENTo
<第3試合 20分1本勝負>
Gamma 〇FUNKY”JACKY”KAMEI(8分53秒 ジャックナイフ式エビ固め)新井健一郎 ×斎藤了
<第4試合 30分1本勝負>
シュン・スカイウォーカー ジェイソン・リー 〇ドラゴン・ダイヤ(10分6秒 反則勝ち)B×Bハルク 石田凱士 ×ダイヤ・インフェルノ
<第5試合 SPEED STAR FAINAL COUNT DOWN in TOKYO 30分1本勝負>
吉野正人 ウルティモ・ドラゴン 〇土井成樹 望月成晃 ドン・フジイ(14分50秒 エビ固め)Eita KAI KAZMA SAKAMOTO ディアマンテ ×H・Y・O
※バカタレスライディングキック
<第6試合 45分1本勝負>
横須賀ススム 堀口元気 U-T 〇X=KING清水(9分9秒 片エビ固め)ドラゴン・キッド 奥田啓介 ×Ben-K X=Kagetora
※フライングボディープレス
<第7試合 「KING OF GATE 2021」優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
〇Kzy(20分5秒 クモガラミ)×箕浦康太
☆Kzyが 「KING OF GATE 2021」 を優勝
いよいよ優勝決定戦を迎えた「KING OF GATE 2021」、ここまでの経過を振り返るとAブロックはBen-Kが陽性反応が出て、土井も濃厚接触者ということでリーグ戦は欠場、二つの不戦勝を箕浦が生かしてリーグ戦を全勝で突破し、Bブロックは混戦となるも1点差でSBKがリーグ突破、CブロックもYAMATOとシュンの争いとなったが、シュンが最終公式戦でH・Y・Oと両者リングアウトとなって脱落し、1点差でYAMATOがリーグ突破、そして最後の1枠は敗者復活時間差バトルロイヤルで決められ、Kzyが優勝して優勝決定戦に進出した。
第1、2試合で決勝トーナメントが開催され、第1試合ではYAMATOと箕浦が対戦、箕浦はネックロックからチンロック、キャメルクラッチと首攻めで先手を奪うが、エルボーのラリーとなるとYAMATOがカウンターエルボーからエクスプロイダーで投げ、膝を箕浦の首に押し込み、逆水平の連打からストンピング、バックエルボー、三沢式フェースロックと試合の流れを変える。
YAMATOはストンピングで箕浦を挑発し、箕浦のエルボーを受けきって頭突きを浴びせるが、ロープへ振ろうとすると切り返した箕浦が水車落としから串刺しエルボー、YAMATOの串刺しを避けてバックドロップで投げる。
YAMATOは前落としからニーを狙ったが、キャッチした箕浦がエルボーのラリーに持ち込み、YAMATOの突進を箕浦がキャッチしてバックブリーカー、YAMATOはgo to Hospital1で応戦するが、ブレーンバスターも切り返した箕浦はクロスフェースもヘYAMATOはロープエスケープする。
箕浦はブリザードスープレックスを狙うが、逃れたYAMATOがgo to Hospital2から後頭部へgo to Hospital2、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけ、YAMATOのギャラリアも逃れた箕浦がブリザードスープレックスホールドも、ガング狙いはYAMATOがリバースしてエルボーのラリーも、箕浦がジャーマンからジャーマンスープレックスホールドで投げる。
箕浦はクロスフェースからガンクを狙うも切り返したYAMATOはスリーパーで捕らえて、ギャラリアを狙ったが、切り返した箕浦がガンクで3カウントを奪い優勝決定戦に進出する。
試合後に敗れたYAMATOにKAIが現れ、箕浦に敗れたYAMATOをあざ笑うと、自分も「KING OF GATE」から外されたということで「KAI OF GET」を開いてこないかと一騎打ちを要求する。YAMATOは「最悪のタイミングで最悪な奴が来た」として、最終決着戦として受諾し、7月9日の後楽園でノーロープマッチを提案すると、KAIもランバージャックも提案したため、八木本部長も了承して決定となった。
開幕戦シュンを降したことでYAMATOが本命視されていたが、決勝トーナメントで昨年新世代として組んでいた後輩の箕浦に敗れるとは、YAMATOも箕浦の成長は認めているものの、敗れたのは大ショックかもしれない。
第2試合のKzy vsSBKは後入場のSBKをKzyがトペスイシーダで奇襲をかけて開始となり、リングに戻って串刺しアッパーカットから韻波句徒を狙うが、SBKが切り返してSBシューターを狙うが、Kzyは逃れる。
エルボーのラリーからKzyが死角からエルボーアタックも、SBKはジャーマンスープレックスホールド、串刺しヒップアタックからSBシューターで捕らえたが、Kzyはロープエスケープする。
SBKは突進するがKzyはポップアップアッパーカット、ローリングエルボー、ダブルアームDDTと畳みかけ、アッパーカットからロープワークの攻防も、SBKがスパインバスターからSBシューターを狙ったところでKzyが丸め込んで3カウントを奪い優勝決定戦に進出する。
優勝決定戦のKzy vs箕浦は、ロックアップで箕浦が押し込んでKzyが体を入れ替えてエルボーを放つとラリーになり、 Kzyが打ち勝って突進するが、箕浦が脇固めで捕らえてクロスフェースへ移行しようとしたが、Kzyが場外へ逃れる。
Kzyがリングに戻ると箕浦が首筋へのエルボーからネックロック、チンロックと首攻めで先手を奪い、Kzyはロープエスケープも、箕浦がワンハンドバックブリーカーからブリザードスープレックスホールドと今度は腰攻め、張り手のラリーから水車落としを狙うが、KzyがDDTで切り返す。
Kzyはショルダーネックブリーカー、首筋へのエルボーの連打から三沢式フェースロック、首筋へのエルボースマッシュと首攻めで試合を流れを変え、箕浦の首をセカンドロープにセットして尻に低空ドロップキック、セカンドコーナーに押し込んで尻に低空ドロップキック、ブロンコバスターと攻め込んでいく。
Kzyは串刺しエルボー、ショットガンを狙ったが、箕浦が避けてバックドロップで投げると、Kzyはセカンドコーナーからのダイブを狙ったが、キャッチした箕浦は水車落とし、ダブルアームスープレックスからバタフライロックで捕らえる。
箕浦はブリザードスープレックスを狙うが、逃れたKzyはエルボーから突進して箕浦がエプロンへ出すも、Kzyはエプロン越しで死角からのエルボーを浴びせ、エプロンでのパイルドライバーを狙うと、箕浦がリバースしてエプロンで水車落としを敢行する。
リングに戻ると箕浦が串刺しエルボーからブリザードスープレックスで投げ、ガンクを狙ったが、Kzyがリバースしてエルボーのラリーとなって、Kzyの死角からのエルボーアタック狙いを箕浦はバベルギアで丸め込んだが、Kzyが切り返してクモガラミで捕らえて、箕浦はロープエスケープする。
KzyはショットガンからBEAT-BOMと畳みかけるが、Kz Timeが自爆すると箕浦がクロスフェースで捕らえて、Kzyはロープエスケープする。両者はエルボーのラリーとなって、箕浦が連打から突進してKzyがアッパーカットで迎撃も、箕浦はKzyの突進を避けてジャーマンからジャーマンスープレックスホールド、エングラナヘで捕らえてガンクを狙ったが、KzyはダブルアームDDTで切り返す。
Kzyはランニングアッパーカット、後頭部にエルボーアタック、ランニングアッパーカット、スワントーンボムと畳みかけるが、KzTimeは箕浦が剣山で迎撃してガンクを決めたが、ホールドが解けてフォールが未遂なってしまう。
エルボーのラリーからKzyが左右エルボー、バックスピンエルボー、ローリングエルボーと浴びせ、Kzyの突進は箕浦がバベルギアもキックアウトしたKzyは韻波句徒からクモガラミで捕らえ、箕浦は無念のギブアップでKzyが優勝を果たした。
試合後にKzyが敗者復活からの優勝をアピールしつつ箕浦の成長を称え、箕浦のセコンドについていたシュンに対してドリーム王座の挑戦を表明する。シュンも受諾して7・31神戸ワールド記念ホールでの防衛戦を指定すると、Kzyは神戸ワールドの大舞台に立てる喜びを嚙みしめて「KING OF GATE 2021」を締めくくった。
内容的にはフォールを狙った箕浦とギブアップを狙ったKzyの差が出て、箕浦はガンクでのフォールを狙ったが、YAMATO戦でのスタミナロスが響いて決め手にならず、Kzyは箕浦のスタミナロスを見越してクモガラミで勝負を決めた。たとえクモガラミが決め手にならずとも、Kzyはまだまだ切り札を残していることから、キャリアの差が出た試合でもあった。
そしてKzyがドリーム王座への挑戦で神戸ワールドの大舞台のメインに立つことになったが、Kzyはヒールでは下っ端と扱われ、ベビーフェースに転向してから台頭し、エース取りのためにNATURAL VIBESを結成したが、肝心のドリーム王座には届かずシングルでは結果を出せなかった、リーグ戦も黒星発進で脱落し敗者復活から這い上がり優勝、そして神戸ワールドに大舞台のメインを勝ち取った、Kzyにしても感慨が深いのも無理はなかった。
また箕浦も土井、Ben-K戦が不戦勝という運の良さもあって準優勝となったが、YAMATOを降したことで勢いは本物であることを見せつけたことから、今後は楽しみな存在となり、MASQUERADE的にもシュンだけじゃないということを充分アピール出来たと思う。
セミファイナルではHIGH END、NATURAL VIBESが共に新メンバーが登場し、 HIGH ENDの新メンバーとしてこれまで居場所探しに勤めていたKagetoraが正式に新メンバーとなれば、NATURAL VIBESも新メンバーとしてボクティモ・ドラゴンがKING清水と加わることになった。
試合は終盤に堀口が今大会から復帰のBen-Kにフランケンシュタイナーから乱戦となってHIGH ENDがKINGを捕らえるも、ススムがジャンボの勝ち!でカットの入ると、Ben-Kはスピアーで排除したが、KINGにも狙ったところでキャッチしたKINGはシットダウンパワーボムからコーナーからのダイビングボディープレスでBen-Kを圧殺して3カウントを奪い、初戦を勝利で飾る。
引退が迫る吉野は土井、ウルティモ、望月、フジイと組んでR.E.Dと対戦し、頭脳派を自称するH・Y・Oのリーブロック狙いを吉野が張り手で撃墜すると、吉野組が攻勢をかけるが、場外戦になるとH・Y・Oが両者リングアウトを狙って吉野をバックステージへ連行する。
しかし吉野はH・Y・Oを振り切ってリングに戻り、カウント19で戻ってきたH・Y・Oを吉野らが狙い撃ちにすると、最後は吉野のトルベジーノから土井のバカタレスライディングキックの土井吉連係が決まって3カウントを奪い勝利となった。
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