拳王が村上を絞殺でナショナル王座防衛も、船木誠勝が挑戦表明!


1月22日 NOAH「HIGHER GROUND 2021」エディオンアリーナ大阪第二競技場

<第1試合 20分1本勝負>
覇王 仁王 〇タダスケ(10分13秒 片エビ固め)YO-HEY ×矢野安崇 稲葉大樹
※地団駄ラリアット

<第2試合 30分1本勝負>
マサ北宮 〇征矢学(11分26秒 片エビ固め)谷口周平 ×モハメド ヨネ
※弾道

<第3試合 30分1本勝負>
〇中嶋勝彦(8分20秒 レフェリーストップ)×宮脇純太
※スリーパーホールド

<第4試合 30分1本勝負>
原田大輔 〇小峠篤司(17分49秒 エビ固め)吉岡世起 ×YO-HEY
※キルスイッチ

<第5試合 30分1本勝負>
鈴木鼓太郎 〇日高郁人 NOSAWA論外(14分20秒 ショーンキャプチャー)小川良成 HAYATA ×進祐哉

<第6試合 GHCナショナル選手権 60分1本勝負>
【第3代王者】〇拳王(9分40秒 レフェリーストップ)【挑戦者】×村上和成
※スリーパーホールド
☆拳王が4度目の防衛戦

<第7試合 60分1本勝負>
〇潮崎豪 杉浦貴 丸藤正道(23分4秒 体固め)清宮海斗 稲村愛輝 ×岡田欣也
※豪腕ラリアット

今年初観戦はNOAH大阪大会で、緊急事態宣言の出ている中でプロレス観戦となり、自分も半券の裏に連絡先、マスク着用、手消毒をしっかりしたうえでの観戦となったが、第1試合に出場予定だった大原はじめがPRC検査で陽性反応が出たため欠場となり、大会直前まで第1試合に誰が代役で出るか発表されなかったが、YO-HEYが代役を買って出てダブルヘッダーで試合をすることになった。
第1試合はYO-HEYは矢野、稲葉と組んで仁王、覇王、タダスケの金剛ジュニアと対戦し、YO-HEYは金剛の連係、矢野が捕まるなどペースを握られるが、稲葉がフライングショルダーやキャノンボールで盛り返す。矢野も奮起してタダスケに丸め込みなどで攻め込んだが、最後はタダスケの地団駄ラリアットで3カウントを奪われ敗れてしまう。

YO-HEYは第4試合では吉岡と組んで原田&小峠の桃の青春タッグと対戦し、桃の青春は今日2試合目となるYO-HEYを合計8の字固めなどで捕らえて試合をリードする。
代わった吉岡が多彩なキックで試合を盛り返し、GHCジュニア王座をかけて対戦する原田にclockstrikeからクラッシュドライバーを狙うも、逃れた原田はターンオーバーニーを決める。
終盤は小峠のデスペナルティ狙いをYO-HEYが切り返して逆にデスペナルティを決めると、低空顔面Gを狙ったが、小峠が切り返して逆片エビ固めで追い詰めるも、小峠のコウモリ吊り落とし狙いはYO-HEYが逃れ、トラースキックから入った吉岡がみちのくドライバー、YO-HEYが低空顔面Gと畳みかけるも、スーパー顔面G狙いは避けた小峠がクレイモアキックを浴びせ、最後は小峠が頭突き、ムーンサルトプレス、キルスイッチと畳みかけて3カウントを奪い勝利を収める。

そしてセミファイナルでは拳王のGHCナショナル王座に杉浦軍の村上が挑戦した。

序盤から拳王が打撃のラッシュをかけると村上が一旦場外へ逃れ、村上は拳王を挑発しつつリングに戻ると、今度は村上から打撃のラッシュをかけ、グラウンドへ引きずり込むと腕十字で捕えて、拳王はたまらずロープにエスケープする。
スタンディングになる拳王がミドルキックの連打を浴びせるが村上が受けきると、拳王がナックルを浴びせて村上が崩れる。これに怒った村上は拳王をコーナーに押し込んでパンチの乱打、両足ストンピングで攻め込んでいくが、拳王も掌打のラッシュで応戦、村上の打ち返して打撃戦となると、背後を奪った拳王はスリーパーで捕らえる。村上は浴びせ倒して逃れたものの、拳王が掌打の連打を浴びせてから再びスリーパーで捕らえ、一気に絞めあげると。村上が落ちたため試合はストップ、拳王が防衛となった。

試合後に村上が去ると、M’sallianceで大阪在住の船木誠勝が拳王に挑戦を表明し、拳王も受諾、会場も2・12武道館を指定した。

拳王はこれまで今回の村上や桜庭和志の挑戦は受けてきたが、船木は格闘家とはいえプロレスに長けており、秋山準から三冠ヘビー級王座を奪取するなど実績もあることから、拳王にしてみれば難敵中の難敵かもしれない。

メインイベントは清宮、稲村、岡田の新世代トリオが潮崎、杉浦、丸藤の豪華トリオと対戦、序盤は丸藤が足攻めで稲村の動きを止め、潮崎も岡田のミドルキックを受けきって逆水平を放ってから、場外で杉浦が岡田にビックブーツと岡田を捕らえて豪華トリオが先手を奪う。
やっと代わった清宮が潮崎と丸藤をまとめてドロップキック、杉浦とのエルボーのラリーを繰り広げるも、杉浦は死角からのスピアーで反撃、丸藤も清宮の左腕を徹底的に攻めてパーフェクトキーロックで捕らえるなど、新世代トリオにリードを渡さない。
丸藤は代わった稲村に串刺し虎王を炸裂させるが、不知火狙いは稲村が切り返してオクラホマスタンピートを決めるとスプラッシュマウンテンを狙い、逃れた丸藤はトラースキックイリュージョンも受けきった稲村は激突で吹きとばす。
稲村は丸藤に無双を狙うが、逃れた丸藤はフックキック、稲村のフォアアームで返して、潮崎vs岡田に代わり、岡田は潮崎にサイドスープレックス、ブロックバスターホールドと攻め込んだが、ミドルキックを潮崎が豪腕で迎撃すると、左のラリアットを炸裂させる。
潮崎はゴーフラッシャーを狙うが、岡田は首固めで切り返し、ジャパニーズレッグロールクラッチと丸め込んだが、キックアウトした潮崎はフィッシャーマンズバスターを決め、最後は豪腕ラリアットで3カウントを奪い、今年最初の大阪大会のメインを勝利で飾った。

第3試合の中嶋vs宮脇は開始から宮脇がエルボーの連打で奇襲をかけドロップキックで場外へ追いやるも、プランチャは中嶋が避けると宮脇を何度も鉄柵に叩きつけ、リングに戻っても宮脇のエルボーの連打も、中嶋は余裕で受け流して前進しソバットからサッカーボールキック、シャッターチャンスタイムと宮脇を蹂躙する。
中嶋は宮脇にミドルキックを浴びせるも、宮脇はジャンピングエルボースマッシュで反撃してミサイルキックで中嶋を場外へ追いやるとトペコンヒーロを命中させ、リングに戻っても一本背負い、フィッシャーマンズバスター、チキンウイングアームロックと中嶋を攻め込んでいく。
しかし宮脇のエルボーを受けきった中嶋はビンタの連打、腹部へのパントキック、カニバサミからの顎蹴り、顔面へのトラースキックで再び宮脇を蹂躙すると、最後は前後からのサッカーボールキック、PK、スリーパーで絞めあげて宮脇は落ちて試合はストップ、中嶋が完勝を収める。

小川、HAYATA、進vs鼓太郎、日高、NOSAWAの6人タッグ戦は、終盤で小川&HAYATAの援護を受けた進はフロントクラッシュを決めるが、鼓太郎がカットして進にボディーエルボーを浴びせると、日高がショーンキャプチャーでギブアップを奪い勝利も、試合後も両軍共収まりがつかずに乱闘となった。

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