G1が終わった後の後楽園を揺るがせたDOUKI劇場!


10月23日 新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」後楽園ホール 597人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇上村優也(9分9秒 閂スープレックスホールド)×辻陽太

<第2試合 30分1本勝負>
ウィル・オスプレイ 〇グレート・O・カーン(10分17秒 エビ固め)オカダ・カズチカ ×ゲイブリエル・キッド
※エリミネーター

<第3試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 高橋ヒロム BUSHI(12分51秒 体固め)鈴木みのる エル・デスペラード ×金丸義信
※パンピングボンバー

<第4試合 30分1本勝負>
棚橋弘至 〇飯伏幸太 本間朋晃(10分36秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト KENTA ×外道
※カミゴエ

<第5試合 30分1本勝負>
内藤哲也 〇SANADA(11分58秒 Skull End)EVIL ×ディック東郷

<第6試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第21代王者組】後藤洋央紀 石井智宏 〇YOSHI-HASHI(32分25秒 片エビ固め)【挑戦者】タイチ ザック・セイバーJr. ×DOUKI
※カルマ
☆後藤&石井&YOSHI-HASHIは2度目の防衛に成功

「G1 CLIMAX30」が終わって一週間も経たないうちに新シリーズが開幕した新日本プロレス、開幕戦である後楽園大会のメインでは後藤&石井&YOSHI-HASHIの保持するNEVER無差別級6人タッグ王座にタイチ&ザック&DOUKIが挑戦、DOUKIは17日の両国でタイチ&ザックのザックメフィストの援護を受けてYOSHI-HASHIから3カウント奪い、ベルト挑戦に漕ぎつけた。DOUKIはメキシコ時代

YOSHI-HASHIに対して含むところがあるだけでなく、新日本プロレスに参戦してから1年5カ月目でやっと得た初チャンス、そのチャンスをDOUKIがモノにできるのか注目された。
開始からYOSHI-HASHIとDOUKIが早くもエルボーのラリーを繰り広げ、DOUKIが連打も、串刺しはYOSHI-HASHIが逆水平で迎撃し、串刺し逆水平からDOUKIのエルボーを受けきって逆水平を浴びせてからネックブリーカーを決め、タイチとザックがカットに入るが、後藤と石井が返り討ちにしてからDOUKIを捕らえてトリプルサッカーボールキックを浴びせる。

タイチ&ザックもまたカットに入るが、王者組は太鼓の乱れ打ちで排除してから王者組はDOUKIを捕らえにかかるも、タイチから鉄パイプを手渡されたDOUKIはOSHI-HASHIの首を絞め、場外戦に持ち込んで鉄柵に叩きつけ、リングに戻ってから鈴木軍がYOSHI-HASHIを捕らえて形成を逆転させる。
ザックはリストロックを狙うが、YOSHI-HASHIはブレーンバスターで投げてから、後藤に代わり、後藤はザックにショルダータックル、村正からブルドッキングヘッドロックと猛反撃するも、ジャーマン狙いはザックがサムソンクラッチで丸め込み、、後藤の時間差ロープワークも読んだザックは卍固めで捕らえるが、切り返し合いで後藤が牛殺しを決める。

石井vsタイチに代わり、読み合いもから石井がカウンターエルボー、ショルダータックルを浴びせるが、石井の逆水平をタイチが受けるとローキックを浴びせ、タイチは石井の右膝に関節蹴りからDOUKIも加わってストンピングで石井の右膝を狙い撃ちにするも、YOSHI-HASHIがカットに入ると石井がタイチにバックドロップで投げるが、石井の龍魂パワーボム狙いは、ザックが石井の右膝裏へ関節蹴りでする。
タイチ&ザックは石井にユリオーネの竜巻を狙うが後藤がカットに入って阻止し、王者組はタイチにラリアットの波状攻撃から、石井がリキラリアットを狙うと、場外のDOUKIが鉄パイプで一撃して阻止ししてから、タイチがアックスボンバーを決め、ザックが入ってユリオーネの竜巻で石井の右膝に大ダメージを亜縦から、タイチがバスソーキック、タイチ式ラストライドから逆片エビ固めで石井を追い詰めるも、後藤が間一髪カットに入る。

タイチは石井にローキックから天翔十字鳳を狙うが、逃れた石井は頭突きを浴びせ、代わったYOSHI-HASHIに代わって逆水平コンポ、ローリング逆水平も、串刺しはタイチが避けて串刺しジャンピングハイキックを浴びせてからDOUKIに交代する。

DOUKIは串刺しラリアットからラリアットも、受けきったYOSHI-HASHIはエルボーのラリーに持ち込み、YOSHI-HASHIの逆水平に対して、DOUKIは必死で受けきって延髄斬りを浴びせるが、土遁の術狙いはYOSHI-HASHIが逃れ、ヘッドハンター、後藤と石井が入ってトレイン攻撃から合体技狙いはタイチがカットに入って阻止する。

DOUKIは石井を排除すると場外の後藤とYOSHI-HASHIにDOUKIボムを命中させ、リングに戻るとDOUKIはYOSHI-HASHIに土遁の術からDAYBREAKはYOSHI-HASHIが避けると、後藤がカットに入るザックとDOUKIの同士討ちを誘発させると、しかしタイチが入ってザックと共に後藤、石井を排除する。
タイチ&ザックの援護を受けたDOUKIはYOSHI-HASHIにDAYBREAKからイタリアンストレッチNo.32で捕らえると、タイチが天翔十字鳳の援護からから再びイタリアンストレッチNo.32でYOSHI-HASHIを追い詰めるが、YOSHI-HASHIは必死でロープに逃れ、DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うがYOSHI-HASHIが逃れてスピンキックを浴びせると、後藤が入ってトラースキック&牛殺し、石井がスライディングラリアット、YOSHI-HASHIがダブルニーアタックからしゃちほこラリアットと王者組が畳みかける。
YOSHI-HASHIはカルマ狙いはザックがカットに入ると、タイチがYOSHI-HASHIをデンジャラスバックドロップで投げ、二人の期待に応えたいDOUKIはコスチュームを脱いで上半身裸になって、YOSHI-HASHIにラリアットからロープ越しでフットスタンプ、そしてスープレックス・デ・ラ・ルナを決めたが、後藤にカットされてしまう。

後藤はDOUKIにGTWを決めると、各選手が入り乱れて乱戦となって全選手ダウン、立ち上がったYOSHI-HASHIは突進も、DOUKIはドロップキックで迎撃してから新技狙いはYOSHI-HASHIが切り返してバタフライロックで捕らえ、バタフライアームロックからスリーパーへ移行も、カルマ狙いは、諦めないDOUKIが丸め込みを連発する。
そこでザック&タイチが入ってYOSHI-HASHIにザックメフィストを狙ったが、後藤がカットに入りGTYWで排除すると、DOUKIにはGTR&シットダウンパワーボムの合体技を決め、最後はYOSHI-HASHIがカルマで3カウントを奪い勝利を収めて王座を防衛した。
試合後にはYOSHI-HASHIがIWGPタッグベルトを手にすると、タイチ&ザックに対してIWGPタッグ王座へのアピールし、ザックは激昂、タイチは罵倒してDOUKIと共に退場して、最後はYOSHI-HASHIが「IWGPタッグのベルトを、俺達が頂くのも、一瞬だ!」と締めくくった。
内容的にはNEVER6人タッグ戦史上ベストバウトに入る試合で、6人タッグにこだわるブッカーの邪道、外道にしてみれば理想形の試合だった。タイチ&ザックが敢えて控えに回ってDOUKIを前面に立てた。タイチはこれまでのDOUKIの苦労を分かっていたからこそ、この試合はDOUKIに任せて、DOUKIも信頼にこたえて全部を出し切り、タイチもザックも懸命にフォローしたが、やっぱり現実は甘くなかった。だが、DOUKIも敗れはしたものの大きな経験を積んだことで、今後に繋がったと思う。
YOSHI-HASHIはその勢いを乗って後藤とのコンビでIWGPタッグ王座へ挑戦を表明した。後藤&YOSHI-HASHIは昨年度の「WORLD TAG LEAGUE 2019」ではG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)を降して4位に食い込むなど実績手には充分、G1は終わったがYOSHI-HASHIの勢いはまだまだ衰えることはないようだ。

第3試合のNEVER無差別級選手権前哨戦は、序盤は鈴木軍がBUSHIを捕らえて試合をリードも、代わったヒロムがデスペラードにティヘラ、串刺しラリアット、金丸もろともジョンウー、場外でも二人まとめてエプロンからドロップキックと猛撃して盛り返す。

終盤では鈴木軍が鷹木を捕らえてトレイン攻撃から連係、金丸がディープインパクトで勝負を狙ったが、受け止めた鷹木は後ろへ放り投げ、金丸は延髄斬りも突進は鷹木がエルボーで迎撃してナックル、龍魂ラリアットと浴びせてから、ロスインゴが連係で蹂躙し、鷹木が金丸に串刺しパンピングボンバー、ポップアップ式デスバレーボム、パンピングボンバーで3カウントを奪い勝利、試合後は鷹木と鈴木が乱闘となったままバックステージまで雪崩れ込むと、ヒロムがマイクでBUSHIとのコンビでデスペラードにIWGPジュニアタッグに挑戦を迫り、デスペラードも受諾する。

第2試合のオスプレイ&O・カーンのTHE EMPIREvsオカダ&ゲイブは、EMPIREが奇襲をかけて開始となり、場外戦でもEMPIREのセコンドのビー・プレストリーがゲイブにPKを浴びせる。

長時間捕まったゲイブはオカダに代わり、オカダはオスプレイにエルボーの連打、エルボーアタック、串刺しエルボーからDDTと猛反撃も、代わったO・カーンのCTBを食らってしまうと、串刺し後頭部ラリアット、オカダをコーナーにセットして背後からモンゴリアンチョップ、逆さ吊りになったオカダにスライディングキックとオカダを攻め込んでいくも、O・カーンは突進を避けたオカダはリバースネックブリーカーを決め、ツームストーンパイルドライバー狙いは逃れたO・カーンはモンゴリアンチョップ、また突進したところでオカダがドロップキックで迎撃する。
代わったゲイブも続いてO・カーンにドロップキックからダブルアームスープレックスを狙うが、O・カーンがリバースすると、滞空式リバースブレーンバスターで投げ、カットに入ったオカダにはO・カーンがアイアンクローからオスプレイがピッピーチェリオを浴びせ、最後はO・カーンがゲイブをエリミネーターで叩きつけて3カウントを奪い勝利を収めた。

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