5月24日 NOAH「NOAH“NEW HOPE” day1」シャトーアメーバスタジオ
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
△原田大輔 タダスケ(20分時間切れ引き分け)△覇王 仁王
<第2試合 20分1本勝負>
〇大原はじめ(10分25秒 ムイビエンロック)×岡田欣也
<第3試合 20分1本勝負>
〇谷口周平(13分6秒 片エビ固め)×稲村愛輝
※マイバッハプレス
<第4試合 20分1本勝負>
〇清宮海斗(13分37秒 タイガースープレックスホールド)×レネ・デュプリ
NOAHの新企画「NOAH“NEW HOPE”」が今回からスタートし、ABEMAスタジオに5メートルのリングが設置される中で試合が行われた。
メインでは「NOAH“NEW HOPE”」の主役である清宮はデュプリと対戦、ぶつかり合いからデュプリのショルダースルーは避けた、清宮がショルダータックルからクロスボディーで先手を奪い、清宮は首投げからヘッドロックで執拗に絞めあげる。
デュプリはコーナーに押し込むと逆水平を浴びせ、コーナーにぶつけようとすると清宮のフェイントをかけるが、デュプリ読んでジャーマンで投げると、レッグドロップを投下、清宮はエルボーの連打もデュプリは一撃で倒し、首四の字絞めあげる。
デュプリは逆水平を連発し、清宮は張り手で応戦、ディプリのブレーンバスターを丸め込むも、ディプリはラリアットから再び首四の字で捕らえるが、ブレーンバスター狙いは清宮が着地してネックブリーカーを決める。
清宮は低空ドロップキック、デュプリの串刺しを迎撃してブーメランフォアアーム、ミサイルキックと攻勢をかけるが、突進はデュプリはポップアップ式ニーアッパーを浴びせ、バックドロップ、パワースラムと畳みかけるも、変則ロープワークは清宮が飛びつきDDTで突き刺す。
清宮はリバースDDTからジャーマンスープレックスホールドを決め、タイガースープレックス狙いはデュプリがバックを奪うと、清宮がサムソンクラッチで丸め込み、デュプリの突進をドロップキック、変形エメラルドフロウジョンと畳みかけ、デュプリもデュプリドライバーを狙ったが、切り返した清宮がタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後に清宮は「武藤敬司と戦いたい・・・会社に届いてるかな、それと、、これは俺の、、、願いというか頼みというか、、、レインメーカーを、この身体で体感したい」とかねてから要求していた武藤戦だけでなく、新日本プロレスのオカダ・カズチカとの対戦アピール、「これから、このリングで超新星爆発を起こす、スーパーノヴァ、清宮海斗に注目してくれ!」と締めくくった。
武藤との対戦アピールは以前からだったが、まさか新日本のオカダとの対戦アピールは驚くしかなかった。新日本とNOAHは内田雅之体制とは違って現在は険悪ではなく、可能性はゼロではない。果たして武田有弘執行役員、また高木三四郎社長がどこまで動いてくれるのかにかかっている。
セミファイナルの谷口vs稲村は、谷口がグラウンドでリードを奪うも、稲村はロープ越しのブレーンバスター、串刺しボディーアタック、ぶちかましで反撃、ボディープレスからボディーシザースで絞めあげる。
稲村は串刺しを迎撃も突進は谷口がパワースラムで叩きつけ、串刺しラリアットを連発、ダブルハンマーからチョークスラム狙いは稲村が阻止も、谷口が頭突きからバックドロップ、しかしマイバッハプレスを狙いにコーナーへ昇るが、稲村がアバランシュホールドで叩きつける。
ラリアット合戦は稲村がラリアットで制し、ダイビングショルダー、激突からスプラッシュマウンテンを狙うも、逃れた谷口はジャーマンを連発、稲村のフォアアームも谷口が受けきってラリアット、後頭部へダブルハンマー、チョークスラム、ラリアット、マイバッハプレスと畳みかけて3カウントを奪い勝利を収める。
第2試合の大原vs岡田は岡田の攻めを大原は切り返し、スピードとグラウンドで岡田を翻弄する。ヒップトスで反撃した岡田は串刺しエルボーからワンハンドバックブリーカー、トラースキックで反撃するが、ボディースラム狙いは大原が逃れてダブルチョップ、DDT、シングルレッグキック、チキンウイングフェースロック、サミングからジョンウー、ドロップキックと畳みかける。
岡田は前蹴りからサイドスープレックスも、担ぎ上げようとしたところで大原がフロントネックロックで捕らえ、マウントエルボーの連打を浴びせ、岡田はミドルキックも、大原はハイキックで応戦すると、新技ムイビエンロックでギブアップを奪い勝利を収める。
第1試合の原田&タダスケvs覇王&仁王は、覇王を捕らえた原田組はタダスケがラリアットを狙うも、原田に誤爆してしまい、逆に覇王&仁王の連係に原田が捕まってしまう。
しかし覇王のダイブを避けたタダスケはマンハッタンドロップからDDT、原田に代わると回転エビ固めからフットスタンプ、タダスケが入って合体ポップアップ式ニーアッパーから合体ダイビングフットスタンプと合体技を連発も、片山ジャーマン&ラリアットはタダスケのラリアットは原田に誤爆してしまい、覇王&仁王が再び連係で原田を捕らえる。
覇王のハリケーンラナはタダスケがパワーボムで叩きつけると原田がボディーエルボーの連打からターンオーバーニー、ニーアッパーからローリングエルボー、丸め込み合戦となるがフルタイムドローとなり、覇王&仁王が大健闘も、原田&タダスケが肝心のところでミスを連発するなど明暗を分けた。HAYATAが抜けたことでRATEL’Sは解散となったが、メンタル面で乗り切れなかったのか…
第2試合を終えると盲腸で欠場していたGHCヘビー級王者の潮崎豪が現れ、6月14日のABEMA TVマッチから復帰を発表すると、齋藤彰俊が現れて挑戦状を潮崎に手渡す。
潮崎が受諾して6月14日で選手権が決定となった。彰俊はグローバルタッグリーグ戦では潮崎からデスブランドで直接フォールを奪っている。また二人は三沢光晴が死去した6月13日には同じリングにおり、今ではバイソン・スミスも亡くなって、あのリングにいたものは潮崎と彰俊だけとなった。NOAHは脱三沢を図るために三沢メモリアルは開催されないものの、1日遅れとなるが二人だけの三沢メモリアルに相応しい組み合わせになったようだ。