橋本大地が王者のまま一騎当千優勝!ストロング戦線は新時代に突入!


4月26日 大日本プロレス「一騎当千〜strong climb〜公式戦」2AWスクエア SAMURAI TVマッチ
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 一騎当千~strong climb~準決勝 30分1本勝負>
【Bブロック1位】〇橋本大地(12分20秒 片エビ固め)【Aブロック1位】×関本大介
※ライジングDDT

<第2試合 一騎当千~strong climb~準決勝 30分1本勝負>
【Cブロック1位】〇クワイエット・ストーム(4分53秒 リングアウト勝ち)【Dブロック1位】×ジェイク・リー

<第3試合 30分1本勝負>
関札皓太 〇佐藤孝亮(10分10秒 フロントネックロック)橋本和樹 ×森廣祐基

<第4試合 有刺鉄線ボードタッグデスマッチ 30分1本勝負>
〇伊東竜二 アブドーラ・小林(11分49秒 体固め)×石川勇希 ドリュー・パーカー
※ドラゴンスプラッシュ

<第5試合 30分1本勝負>
〇青木優也 神谷英慶(10分32秒 片エビ固め)中之上靖文 ×加藤拓歩
※ムーンサルトプレス

<第6試合 一騎当千~スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
〇木髙イサミ 野村卓矢(12分3秒 ヨーロピアンクラッチ)岡林裕二 ×兵頭彰

<第7試合 一騎当千~strong climb~決勝戦 30分1本勝負>
〇橋本大地(17分24秒 片エビ固め)×クワイエット・ストーム
※ライジングDDT
☆大地が一騎当千~strong climb~初優勝

 3月3日の後楽園大会から開幕した「一騎当千~strong climb~」はいよいよ準決勝、決勝戦を迎えた、Aブロックから関本、Bブロックは大地、Cブロックはストーム、Dブロックからジェイクが進出も、当初予定されていた4月12日の札幌は新型コロナウイルスの影響で使用できず、開催自体が危ぶまれたものの、SAMURAI TVの協力で2AWスクエアが使用されることになり、無観客で開催されることになった。

 まず準決勝第1試合は3月16日横浜文体の再戦と関本vs大地、開始から関本がいきなりラリアットで先手を奪うと、背中へエルボードロップ、フェースロック!ヘッドロックからネックロックで捕らえ、大地は膝蹴りで逃れるが、関本が逆水平を仕掛ければ、大地がエルボーで応戦してラリーとなり、関本がハンマーから首筋に膝を落としてキャメルクラッチ、首四の字、エルボードロップを連発してから首筋にチョップ、逆水平、ハンマー、ネックブリーカー、キャメルクラッチと徹底して大地の首を攻める。
 関本はハンマーからラリアットを狙うが、大地は爆殺ミドルキックを連発すると、関本も串刺しも避けてソバットから串刺しニーを浴びせ、爆殺ミドルキックを連発も、キャッチした関本はシュミット流バックブリーカーからサソリ固めで捕獲、大地は必死でロープに逃れるも、関本はコーナーに叩きつけてから串刺しスピアー、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、大地はスリーパーで絞めあげて脱出して、ヘッドロックへ移行も、ロープへ振った関本はバックハンドエルボーからサイドスープレックスで投げる。
 関本はラリアットを狙うが、大地はニールキックで迎撃も、突進は関本がラリアットで迎撃して、ぶっこ抜きジャーマンを狙うが、大地は払い腰で脱出してシャイニングウィザードを炸裂、だがファルコンアローを狙いは、関本が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
 関本はラリアットを狙うが、避けた大地はジャーマンで投げると、シャイニングウィザードからライジングDDTで3カウントを奪い逆転勝利、前回同様に大地も関本の攻めをギリギリまで耐え抜いたが、大半は攻められていたことから、ダメージ面で決勝に向けて不安を残してしまう。

 準決勝第2試合のストームvsジェイクは、ストームがゴング前から奇襲をかけて開始となり、コーナーに押し込んでストンピング、逆水平を連発し串刺しボディーアタックを連発、ボディースラムから低空クロスボディー、フィッシャーマンズバスターと猛ラッシュをかける。
 ストームは50cmウデラリアットを狙うが、ジェイクがビックブーツで迎撃すると、レッグラリアットを炸裂させ、串刺しビックブーツからPKを浴びせ、ニーリフトを連発してストームはダウンする。
 ジェイクは突進するが、ストームは50cmウデラリアットで迎撃すると、場外戦を仕掛けナックルを連発、エルボーのラリーからストームがショルダータックル、ハンマー、頭突きと攻め込んでいくが、ジェイクはビックブーツで反撃、ストームのウデラリアット狙いもキチンシンクで迎撃する。
 場外カウントが進められていくと、ジェイクはリングに戻ろうとするが、ストームが引きずり降ろして、ストームが先にリングに戻って、カウント20となり、ストームがリングアウト勝ちで決勝進出を決め、ジェイクはまさかの敗戦となってしまった。

 決勝戦の大地vsストームは、開始から大地がローで牽制しつつ前進するが、ストームはハンマーロックで捕えて左腕を攻め、ハンマーを連発、大地のエルボーに対してストームは逆水平からショルダータックル、首筋へエルボーから再びハンマーロックで捕らえる。
 ストームは大地をコーナーに押し込んで逆水平から串刺しを狙うが、大地が迎撃してセカンドコーナーも、ストームはウデラリアットで場外へ落とし、リングに戻るとストームはネックブリーカーから脇固めと徹底して左腕を攻める。
 ロープに逃れた大地は花道へ出るも、ストームが追いかけると首投げから硬い花道に左腕を叩きつけ、リングに戻るとストームはボディースラムからセカンドコーナーからのダイビングエルボー、立ち上がった大地はエルボーで抵抗も、ストームはショルダータックルを浴びせる。
 劣勢の大地はキチンシンクからDDTで反撃すると、爆殺ミドルキックを連発、串刺しニーを連発してからストラングルホールドγで捕獲、しかしファルコンアロー狙いは、ストームはブレーンバスターで投げ返し、低空クロスボディー、ノーザンライトスープレックス、逆水平と猛ラッシュをかけ、串刺しは避けた大地はジャーマンも、ストームは50cmウデラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
 ストームは突進するが、大地はビックブーツで迎撃し、ストームの逆水平に対して大地は爆殺ミドルキックで応戦してラリーに持ち込み、大地はソバットからビックブーツを浴びせるが、突進はストームがクロスボディーで迎撃すると、フィッシャーマンズバスターで投げる。
 ストームは垂直落下式ブレーンバスターから50cmウデラリアットを炸裂させたが、大地はカウント2でキックアウトすると、ストームは再びウデラリアット狙うが。大地はニールキックで迎撃すると、佐藤耕平譲りの二段式ジャーマンスープレックスホールド、シャイニングウィザード、ライジングDDTと畳みかけて3カウントを奪い、大地がストロング王者のままで優勝という偉業を達成した。

 大地は2戦とも先手を取られ、ギリギリまで耐え抜いて後半から一気に畳みかけての勝利、まして当たりの強い関本やストーム相手だったこともあって、タフな選手になりつつあり、また王者らしくもなってきた。またこれまでストロングの中心だった関本相手の連勝、ストロング戦線は完全に大地の時代が到来したといっても過言はないだろう。

 今年の一騎当千~strong climb~は何とか終了することが出来たが、新型コロナウイルスの影響で予定されていた大会も中止、延期に追いやられ、また公式戦も全部消化しきれず、消化しきれてなかった分は引き分け扱いにするなど、新型コロナウイルスの影響とはいえ、大日本的には不本意だったことは事実だと思う。
 選手たちは自粛ムードの中で無観客とはいえ試合が出来る、また見ている側はSAMURAI TVの中でプロレスが見れる、それだけでも充分であり、コロナウイルスが終息となってファンの前で試合が出来る時を待ちたいと思う。


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