「まだまだ全盛期だ、オイ!」諏訪魔が宮原の長期政権に終止符を打ち五冠王に返り咲き!


3月23日 全日本プロレス「2020 DREAM POWER SERIES」後楽園ホール 1213人 満員
(試合内容は実況ツイートより 画像は全日本プロレスTVより)

<第1試合 あすなろ杯前哨戦 20分1本勝負>
〇大森北斗 花見達也(6分49秒 ジャーマンスープレックスホールド)田村男児 ×ライジングHAYATAO

<第2試合 30分1本勝負>
石川修司 岡田佑介 〇佐藤光留(10分34秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)ブラック・めんそーれ ×フランシスコ・アキラ 佐藤嗣崇

<第3試合 30分1本勝負>
〇ヨシタツ TAJAIRI 新崎人生(8分6秒 ヨシタツ幻想)秋山準 ×大森隆男 西村修

<第4試合 The Road to 2020 Champion Carnival 30分1本勝負>
ゼウス 青柳優馬 〇KAI(6分27秒 本家公認雁之助クラッチ)崔領二 吉田綾斗 ×ギアニー・ヴァレッタ

<第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第52代王者】〇横須賀ススム(8分35秒 片エビ固め)【挑戦者】×イザナギ
※夢限
☆ススムが3度目の防衛に成功

<第6試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇木髙イサミ 宮本裕向(12分24秒 片エビ固め)【第108代王者組】ジェイク・リー ×岩本煌史
※勇脚・斬
☆ジェイク&岩本が5度目の防衛に失敗、ヤンキー二丁拳銃が第109代王者となる

<第7試合 三冠ヘビー級選手権 60分1本勝負>
【挑戦者】〇諏訪魔(31分25秒 バックドロップホールド)【第62代王者】×宮原健斗
☆宮原が11度目の防衛に失敗、諏訪魔が第63代王者となる。

 コロナウイルスの影響で2月26日以降、興行が途絶えていた全日本プロレスも後楽園大会から興行が再開、メインは宮原の保持する三冠ヘビー級王座に諏訪魔が挑戦、2月11日の後楽園大会で青柳を降し防衛最多記録に王手をかけた宮原に「どっちが全日本の象徴か?全日本プロレスとは何なのか?それがわかる戦いをしたい」と諏訪魔が挑戦に名乗りを挙げたことで、どっちが三冠や最多防衛記録だけでなく、全日本の象徴なのか問われる一戦となった。
 開始からロックアップで押し合いとなり、先に諏訪魔が押し込んでブレークとなると、再びロックアップで諏訪魔が押し込み、宮原が体を入れ替えるとエルボーを放ち、怒った諏訪魔はキックからハンマー、ヘッドロックも、宮原のビックブーツをキャッチした諏訪魔はラリアット狙いは、宮原は間一髪避ける。
 再度ロックアップから宮原がヘッドロックを仕掛けると、諏訪魔がロープへ振ってぶつかり合いとなるが、宮原のビックブーツを狙うと、諏訪魔が間を外してショルダータックルを浴びせて、場外戦に持ち込むが、鉄柵攻撃狙いは、宮原が鉄柱を使って回転しながらリングに戻り、リングに戻ってコールを煽るなど諏訪魔のペースにはさせない。
 諏訪魔はエルボーの連打から頭突きも、突進したところで宮原はレッグシザースで諏訪魔をセカンドロープに固定して、エプロンから横へドロップキックを発射、場外戦で頭突き、鉄柵めがけてギロチンホイップ、頭突き、ビックブーツから頭突きと自身のペースに引きずり込むが、諏訪魔は鉄柵攻撃の連打で反撃、通路に逃れた宮原を殴りつけ、鉄柱攻撃を連発する。リングに戻ると諏訪魔はコーナーに叩きつけて逆さ吊りにするとストンピング、場外へ降りて逆さ吊りのままで背後からキャメルクラッチ要領で絞めあげる。
 宮原のエルボーを受けきった諏訪魔はダブルチョップからスロイダー、エプロンに逃れた宮原とロープ越しでエルボーのラリーを栗路ゲルト、ダブルチョップから首根っこを捕らえたままでリングに引きずり戻し、ギロチンチョーク気味に絞めあげる。
 諏訪魔は「どうした、宮原!」と挑発すると、キックからDDT、バックドロップ、コーナーに押し込んでダブルチョップ、串刺しラリアットからスロイダーと攻勢をかけ、へたり込んだ宮原に諏訪魔はラリアットを狙うが、避けた宮原は低空ドロップキックから横へのドロップキックと得意のパターンに持ち込み、串刺しエルボーからブレーンバスター狙うと、諏訪魔が堪えてエプロンに出し、ロープ越しのエルボーのラリーからロープ越しで延髄斬りを放ち、ロープ越しでスリーパーで絞めあげて、宮原は場外へダウンとなる。
 諏訪魔はエプロンに上がる宮原に突進すると、宮原がロープ越しのスリーパーで逆襲、ダウンした諏訪魔はエプロンへ出ると、宮原はエプロンでパイルドライバーを敢行して、首に古傷のある諏訪魔に大ダメージを与える。
 諏訪魔がリングに戻ると、宮原は後ろから正面とブラックアウトを炸裂させ、シャットダウンスープレックスを狙うが、右膝を蹴って逃れた諏訪魔はスリーパーで絞めあげてからラストライドを狙うと、宮原はフランケンシュタイナーで切り返し、諏訪魔のラリアットを避けてジャーマンで投げるも、諏訪魔もジャーマンで投げ返し、ブラックアウトをキャッチしてラリアットを浴びせて両者ダウンとなる。
 立ち上がった両者はフラフラになるまでエルボーのラリーを繰り広げ、諏訪魔が連打も宮原はビックブーツを浴びせて、再度両者ダウン、先に起きた宮原は背後からブラックアウトからジャーマンスープレックスホールドを決め、シャットダウンスープレックスを狙うが、諏訪魔は逃れ、宮原のビックブーツをキャッチしてパワーボムで叩きつけると、ラストジャーマンで投げる。
 諏訪魔はラストライドを狙うが、背後に着地した宮原がブラックアウトを炸裂させ、両者ダウンも先に立った諏訪魔はダブルチョップ、ラリアットを乱打を浴びせるも、ローリングラリアット狙いは宮原がブラックアウトで迎撃してからブラックアウトを炸裂させる。
 宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、切り返した諏訪魔はかんぬきスープレックスからラリアットを浴びせ、バックドロップを連発、そしてバックドロップホールドを狙うが、宮原がブラックアウトで逃れると、ブラックアウトを連発、ところが倒れない諏訪魔はメガトンドロップキックで宮原を吹き飛ばして応戦し、バックドロップホールドで3カウントを奪い王座を奪取した。
 試合後に諏訪魔が「三冠ベルト、獲ったぞ、オイッ!タッグのベルトと合わせて五冠を達成した。正直に嬉しいよ。そして、今日対戦相手だった宮原。やっぱ強えな。今日はどっちが全日本の顔か決める試合だったんだけど…宮原、お前全日本プロレスだよ、ただ、俺が五冠になったんで、これからは全日本プロレスの象徴として活躍していきたいと思う。まずは4月、チャンピオン・カーニバル。優勝するのはこの俺だよ」と5冠王となり、宮原の健闘を称えつつ、チャンカン制覇をアピールすると、ゼウス、ヨシタツ、ヴァレッタ、KAI、TAJAIRI、吉田、石川、青柳、ジェイク、崔らチャンカン参戦選手が登場して、それぞれがリーグ戦に向けてアピール。諏訪魔は石川との究極の五冠戦、全日本はあと2年で50周年ということで、全日本を盛り上げると宣言、最後は「後楽園ホールの皆さん、そして五冠になった俺は全盛期だ、オイッ!」と叫んで大会を締めくくった。
 内容的にも何度も宮原ペースになりかけ、最後もブラックアウトの連発で宮原の勝利かと思われたが、屈しなかった諏訪魔がメガトンドロップキックで返したが、諏訪魔がこれまで全日本の支えてきた意地がメガトンドロップキックに込められていたと思う。
 これでチャンピオンカーニバルは三冠王者のままで臨むことになり、Bブロックはジェイク、崔、ヴァレッタ、神谷英慶、吉田、ルーカス・スティール、デイビーボーイ・スミスJr. TAJAIRIとエントリーしていることから、諏訪魔がこれらの強豪を破って優勝決定戦に進出することが出来るか…

 セミファイナルのアジアタッグ選手権は、ジェイクがイサミをボディーブローからビックブーツで動きを止めると、イサミを捕らえ、宮本に代わってもジェイクがレッグラリアット、ブレーンバスター狙いは宮本が投げ返し、拷問コブラで反撃も、突進はジェイクがキチンシンクを浴びせ、代わった岩本もショルダータックルの連発で続くなど、二丁拳銃の分断して試合をリードする。
 岩本のジャーマン狙いを、丸め込みで逃れた宮本はその場飛びムーンサルトダブルニーを投下すると、ラ・マヒストラル、スロイダーで反撃し、代わったイサミはダイビングクロスボディー、串刺しジャンピングキックから雪崩式フランケンシュタイナーと流れを変える。
 岩本はイサミに一本背負いで反撃してハリケーンドライバーを決めると、ここでジェイクが入り、ジェイクのかち上げニーから岩本がネックスクリューと連係を見せるが、イサミが同士討ちを誘発すると宮本が入ってジェイクにハンドスプリングオーバーヘッドキックを浴びせ、イサミがトペで場外へ落ちたジェイクを排除する。
 勝負に出た二丁拳銃は岩本に串刺しダブルニー&ロープ越しの延髄斬りの合体技を決めると、宮本が蒼魔刀、イサミがダイビングダブルニーと畳みかけ、イサミが踵落としから勇脚を狙うも、岩本がラリアットで迎撃、しかし孤高の芸術狙いはイサミが逃れて絶槍を浴びせると、勇脚・斬を炸裂させて3カウントを奪い王座を奪取する。

 世界ジュニアヘビー級選手権は、ロープへ走るススムをセコンドのUTAMAROが場外へ引きずり出して痛めつけ、リングに戻るとイザナギは串刺しレッグラリアットからトラースキック、サミングから場外へススムを出すと、またUTAMAROは襲撃してDDTで突き刺してからリングに戻す。
 これでイザナギが先手を奪ったかに見えたが、エルボーのラリーからススムがカウンターでジャンボの勝ち!を炸裂させ、UTAMAROがまた介入してイスで一撃を加えるも、イザナギのラリアットはUTAMAROに誤爆すると、ススムは足横須賀を連発してから足四の字固めで捕える。
 ところが、UTAMAROがレフェリーを場外へ引きずり出してしまうと、これに気を取られたススムにイザナギが急所打ちを浴びせ、トンファーでの一撃から、トンファーを装着してのバスソーキックを炸裂させる。
 勝負に出たイザナギはタイガーススープレックスホールドを決めるが、ススムはカウント2でキックアウト、イザナギはハイキックを狙うと、ススムはジャンボの勝ち!で迎撃、ジャンボの勝ち!固めを決めるも、キックアウトしたイザナギにジャンボの勝ち!を狙うと、一回転して逃れたイザナギは奥の手であるザトペックホールドを決める。
 イザナギはイザナギドライバーを決めるが、タイガーススープレックス狙いはススムが堪え、UTAMAROがイスで一撃を狙ったが、イザナギに誤爆、これを逃さなかったススムは急所蹴りから、ジャンボの勝ち!、横須賀カッターと畳みかけると、奥の手である夢限を決め3カウントを奪い王座を防衛、イザナギも介入を駆使して勝ちを徹底的に狙っていたが、DRAGON GATEで介入慣れしているススムにしては想定内だった。
 試合後にススムがDRAGON GATEでの防衛戦をアピールすると、第2試合でアキラを降した光留が名乗りを挙げて挑戦を表明、ススムも受諾して決定となった。
 1月3日の王座決定戦でススムの前に敗れ、青木篤志の思いが込めているベルトを奪取できなかった光留だが、今回は敢えて敵地に乗り込むことで自ら背水の陣を敷くことになった。

 20日から後楽園でも興行が再開されたが、全日本は1213人満員を動員するなど、再開されてから最多の動員数を記録された。今日残念なニュースが入り新日本プロレスが3月31日の両国大会は東京都が大型イベントの自粛などを改めてきたことで正式に中止に追いやられた。後楽園ならまだOKなのかもしれないが、Kまだまだ大会場での開催は難しい状況なのかもしれない。だが、今日の全日本は暗い雰囲気を見事に振り払った。こういった時の全日本プロレスは頼もしいものを感じさせてくれる。
 

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