11月24日 DDT「God Bless DDT 2019」後楽園ホール 1214人 超満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 4WAYタッグマッチ 30分1本勝負>
〇遠藤哲哉 マッド・ポーリー(7分1秒 トケ・デ・エスパルダス)彰人 ×勝俣瞬馬
※あと2チームは上野勇希&吉村直巳、坂口征夫&納谷幸男
<第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル 時間無制限>
【第1442代王者】〇平田一喜(9分9秒 奇跡を呼ぶ逆転一発首固め)【挑戦者】×
中野道明
※退場順 = 渡瀬瑞基 大鷲透 大和ヒロシ 大石真翔 朱崇花
◎アイアンマンヘビーメタル級選手権
【挑戦者】〇中野道明(12時5分 体固め)【第1442代王者】×平田一喜
※大石のベルト殴打から
☆平田が防衛に失敗、中野が第1443代王者となる
◎アイアンマンヘビーメタル級選手権
【挑戦者】〇大石真翔(12時6分 横入式エビ固め)【第1443代王者】×中野道明
☆中野が防衛に失敗、大石が第1444代王者となる
<第3試合 30分1本勝負>
男色ディーノ 〇スーパー・ササダンゴ・マシン(10分45秒 片エビ固め)×青木真也 中村圭吾
※垂直落下式リーマンショック
<第4試合 赤井沙希”おきばりやす”七番勝負第1戦 30分1本勝負>
〇藤本つかさ(9分32秒 ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド)×赤井沙希
<第5試合 After Ultimete Party 2019 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
竹下幸之介 〇黒潮”イケメン”二郎(14分7秒 エビ固め)×アントーニオ本多 山下実優
※イケメンサルト
<第6試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第66代王者組】佐々木大輔 〇高尾蒼馬(13分43秒 エンドレスワルツ)【挑戦者組】×クリス・ブルックス 高梨将弘
☆佐々木&高尾が10度目の防衛に成功
<第7試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第73代王者】〇HARASHIMA(16分51秒 体固め)【挑戦者】×飯野雄貴
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが初防衛に成功
11・3両国でKO-D、EXTREAMの二冠王になったHARASHIMA、16日の新潟でDJニラを降してEXTREAM王座を防衛?した後、8日の新木場で行われた挑戦者決定ガントレットマッチを制した飯野がデビュー2年目で初挑戦した。
序盤はHARASHIMAが得意のグラウンドでリードを奪いにかかるが、ヘッドロックで捕らえた飯野をHARASHIMAがロープへ振ると、飯野がショルダータックルを浴びせ、豪快なボディースラムからハカエルボーを狙うと、HARASHIMAはドロップキックで迎撃するが、倒れなかった飯野はショルダータックルを浴びせ、エプロンに逃れたHARASHIMAにロープ越しのスピアーを炸裂させて場外へ落とす。
場外戦では飯野が逆水平から鉄柱攻撃、そしてショルダータックルを狙うが、誘いだったのか、HARASHIMAは避けて鉄柱に誤爆させると、リングに戻ったHARASHIMAはロープ越しでニードロップを投下、レッグドロップの連発やエルボードロップ、スリーパーからキャメルクラッチで飯野のスタミナを奪いにかかる。
HARASHIMAは飯野をコーナーへ押し込むとペンディラムを連発するが、3発目は飯野がキャッチすると、そのままパワーボムで叩きつけ、まさかの攻撃を受けたHARASHIMAに串刺しスピアーから串刺しボディーアタック、ブレーンバスターで投げると、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、HARASHIMAはスリーパーで逃れてバッククラッカー、スワンダイブボディープレスを投下する。
HARASHIMAはビックブーツを連発してから雪崩式を狙うが、飯野が抵抗して競り合いとなり、前落としでHARASHIMAをコーナーから落とした飯野はダイビングショルダータックルを発射も、HARASHIMAは山折りで迎撃する。
勝負に出たHARASHIMAはハイキックからリバースフランケン、そして蒼魔刀を発射するが、飯野がキャッチして叩きつけるが、両者ダウンで追撃できない。
立ち上がった両者はエルボーのラリーから、飯野が逆水平、HARASHIMAがミドルキックのラリーに変わり、HARASHIMAが連打を浴びせると、飯野はラリアットで応戦、スパインバスターからハカエルボーを決めた後で、サモアンドロップを狙うが、HARASHIMAはヘッドロックで捕らえて絞めあげるも、飯野は強引に持ち上げる。
そこでHARASHIMAが「時効警察・はじめました」で必殺技となっている卍固めで捕らえると、逃れた飯野はバックドロップ、フェイントから左のラリアットを浴びせ、ババボムからスライディングスピアーを炸裂させるも、ハカからのスピアー狙いはHARASHIMAがカウンターの蒼魔刀で迎撃。
両者はエルボー、ビンタのラリーも、HARASHIMAの袈裟斬りに対して、飯野は頭突きで応戦、HARASHIMAは本気となって怖いHARASHIMAに覚醒してスピンキックを浴びせると、顔面へのバトンキックからバスソーキック、蒼魔刀と畳みかけて3カウントを奪い王座を防衛、試合後はHARASHIMAがダウンしている飯野を叩いて健闘を称え、11月28日に開幕するD王GP2020を王者のまま優勝するとアピールして大会を締めくくった。
試合全体を見ると、要所でHARASHIMAがリードを保っていたが、飯野もポテンシャルをフルに発揮して、これまでの飯野自身を越えに越えまくっていた。しかし、その先に待っていたのは笑顔の先に怖さがあるHARASHIMAで、本気となったHARASHIMAは容赦なく飯野を叩き潰したが、HARASHIMAの本気を引き出したことを考えると、飯野にとっては決してマイナスではない敗戦だった。
セミのKO-Dタッグ選手権は、挑戦者のブルックス&高梨が巧みなインサードワークでカリスマと高尾の同士討ちを再三にわたって誘発させ、カリスマが高梨に狙ったダイビングラリアットも高尾に誤爆してしまうと、キレた高尾がカリスマを殴り、リングを降りて退場しようとする。
これを待っていた挑戦者組は、孤立したカリスマを捕らえて集中攻撃をかけるが、セコンドの遠藤がレフェリーを場外へ引きずり出すと、カリスマがイスを持ち出して一撃を狙うが、高尾が戻ってくるとカリスマからイスを取り上げて一撃かと思ったら、高梨らに一撃を加え、騙しに成功した王者組は高梨を捕らえて形成を逆転させる。
代わったブルックスのセントーンを自爆させた高尾はシュバインからダイビングフットスタンプ、カリスマが入ってジントニック&ペティグリーの合体技を狙うも高梨がカットし、カリスマがスピアーを狙うと高尾に誤爆してしまう。
勝負に出た挑戦者組は高尾に合体プレイデイングマンディスボムを狙うが、カリスマが間一髪カットすると、ブレイディングマンディスボムを狙うブルックスを高尾がエンドレスワルツで3カウントを奪い王座防衛、10度目の防衛までに王手をかけた。
竹下&イケメンvsアントン&山下は、アントン組が奇襲をかけて開始となて、両チームともバイオニックエルボーの攻防を繰り広げるが、アントン組の突進を竹下組が伏せると、アントン組は転倒、アントンは山下のパントマイムと歌、演技を加えたゴンギツネを披露し、山下のゴンギツネは竹下に決まるも、アントンのゴンギツネはイケメンがキャッチして、乳首をつまむと弱点を攻められたアントンは失速、竹下&イケメンはアントンの乳首を攻めて試合をリードする。
イケメンvs山下となり、山下はボディーへの蹴りから水面蹴り、ランニングミドル、ビンタで攻め込み、イケメンと山下は口論も口でも負けたイケメンに山下が突進も、キャッチしたイケメンはトップロープにセット、竹下がイケメンを飛び越えて山下にヒップドロップを投下も、打ち合わせ不足のためか、竹下自身も顎をトップロープに直撃させてしまう。
山下も串刺しハイキックから竹下の頭部にスピンキックで捕らえれば、アントンが転倒しかけるも頭突きで続いてショルダータックル、だが後ろから転倒してしあうとイケメンがスワントーンボムを投下、イケメン落とし狙うが、アントンがイケメンの乳首を触って回転エビ固めで丸め込み、シャイニングゴンギツネを炸裂させる。
アントンは卍固めで捕らえるが、持ち上げたイケメンは竹下と合体イケメン落としを決めると、山下がカットに入り、竹下をハイキックからジャーマンで排除を狙ったが、竹下が逆にラリアットを浴びせて山下を排除する。
そこでアントンはイケメンの弱点であるジャケットを剥ぎ取って自ら着用してバイオニックエルボーを狙ったが、腕をグルグル回したところでイケメンがジャケットを脱がして、アントンの腕が絡まってしまうと、イケメンがトラースキックからイケメンサルトで3カウントを奪い勝利、試合後はタッグは今日で一応最後ということで、アメリカへ去るイケメンに竹下がエールを送れば、イケメンも再会することを誓い合う。
赤井の4番勝負第1戦が行われ、1番目の相手としてアイスリボンの藤本を迎え撃った。
開始から赤井がビックブーツも藤本もサッカーボールキックで応戦、藤本は赤井をロープに貼り付けにしてのドロップキックを狙うが、赤井が避けると、場外に落ちた藤本にPKを炸裂させ、リングに戻ってダイビングクロスボディーも、キックアウトした藤本はドロップキックで反撃し、ヘアホイップからスリーパーでスタミナを奪いにかかる。
藤本は串刺しドロップキックから串刺し狙いは赤井がジャンピングミドルで迎撃して、ミドルキックの連打、ニーリフト、サッカーボールキックと浴びせるが、ブレーンバスター狙いは藤本が卍固めで捕らえる。
赤井のビックブーツに対して藤本はドロップキックで応戦するが、赤井はビックブーツから足蹴にすると、怒った藤本はサッカーボールキックの連打からPKの連打を浴びせ。赤井は丸め込んでフロントネックチャンスリーからダブルニーアタックも、PK狙いは藤本がカサドーラで丸め込んでからPKを浴びせる。
藤本は串刺し低空ドロップキックからミサイルキック、クロスフェースで捕らえてから極楽固めへ移行すると、ロープに逃れた赤井に藤本はビーナスシュートを狙うが、避けた赤井は新人賞を炸裂させ、ケツァル・コアトルを狙うが、藤本が逆に掟破りのケツァル・コアトルを決める。
両者はエルボーのラリー、 藤本は回転エビ固め狙いも赤井が潰してから丸め込み合戦となり、赤井がハイキックも、藤本はビンタで返してからジャパニーズオーシャンサイクロンを狙いは、逃れた赤井はハイキック、だが突進は藤本が迎撃してから再びケツァル・コアトルを決めると、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスで3カウントを奪い完勝、2番手の相手は12・28後楽園で旧姓・広田さくらと対戦することになった。
第2試合のアイアンマン争奪時間差バトルロイヤルに、これまでスポンサーだった総研ホールディングの中野さんがリングデビューを果たすが、アイアンマン王座を奪取するために、バックステージで大石を一万円で買収して味方に引き入れ、時間差で次々と入場する選手も次々に買収して味方に引き入れ、平田を追い詰める。
そこで平田がエプロンに出た渡瀬を手刀で失格させると「TOKYO GO!」ではなく「暴れん坊将軍」のテーマが鳴って、各選手に手刀を乱舞して失格に追いやり、背後から中野さんが襲い掛かってカバーも、剣山で迎撃した平田が首固めで3カウントを奪い王座防衛も、試合後はノーサイドかと思いきや、中野さんがレインメーカーを炸裂させると、大石がベルトで一撃してから中野さんがカバーして3カウントとなり、王座奪取も、王座奪取に喜んでいるところで大石が丸め込んで3カウントを奪い、王座奪取だけでなく、中野さんが持参していた財布まで奪取してしまい、そのまま逃亡してしまった。
第3試合ではディーノのリップロックと男色ドライバーの援護を受けたササダンゴが垂直落下式リーマンショックで青木から3カウントを奪い、休憩明けのMCでも勝利の余韻に浸るササダンゴは青木とのシングルを今林久弥APに訴え、12・28後楽園での対戦が決定、また負傷で欠場していた樋口和貞も12・28後楽園での復帰が決定した。