11月21日 全日本プロレス「2019世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイート、画像は全日本プロレスTVより)
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<第1試合 20分1本勝負>
〇岡田祐介 大森北斗(5分33秒 体固め)丸山敦 ×田村男児
※ダイビングヘッドバット
<第2試合 和田京平デビュー45周年記念試合 30分1本勝負>
大森隆男 〇渕正信 グレート小鹿(8分30秒 首固め)×西村修 長井満也 百田光雄
<第3試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負>
ジェイク・リー 〇野村直矢 ヨシタツ ジョエル・レッドマン(9分7秒 ジャックナイフ式エビ固め)諏訪魔 石川修司 ゼウス ×ギアニー・ヴァレッタ
<第4試合 世界ジュニアヘビー級王座決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇佐藤光留(10分21秒 チキンウイングアームロック)×ブラック・めんそーれ
<第5試合 世界ジュニアヘビー級王座決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇岩本煌史(10分49秒 片エビ固め)×阿部史典
※孤高の芸術
<第6試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗=4点】〇ジョー・ドーリング 秋山準(7分31秒 エビ固め)【3勝3敗=6点】バロウ ×オディンソン
※レボリューションボム
<第7試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負>
【1勝3敗=2点】〇関本大介 ボディガー(23分29秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックス・ホールド)【1勝2敗=2点】宮原健斗 ×青柳優馬
前王者の青木篤史の死去に伴い、王座防衛期限まで所持が許された世界ジュニアヘビー級王座も20日の防衛期限切れをもって空位となり、今大会から王座決定トーナメントがスタート、第4試合前には4代目世界ジュニアヘビー級ベルトが青木ベルトとして青木家に進呈されるため、元王者の渕が青木のカラーである青を基調した5代目のベルトをお披露目した。
トーナメントは光留vsめんそーれでスタート、光留がミドルキックからローキックとキックのラッシュに対してめんそーれが逆水平で応戦、串刺しを避けためんそーれはコーナーへ昇るも、光留はハイキックを浴びせて落とし、めんそーれは張り手に対して、光留は左腕めがけてミドルキックを浴びせ、ブレーンバスターを狙うめんそーれに脇固め、腕十字と左腕攻めで試合をリードする。
めんそーれはサミングで反撃も、光留は水車落とし、腕へミドルキック、サッカーボールキック、スリーパーと攻め込み、腕にオーバーヘッドキックから水車落としを狙うが、めんそーれがエプロンに逃れると、突進する光留にロープ越しのハイキックを浴びせ、セカンドロープにセットしてエプロンからドロップキック、場外に落ちた光留にウルトラタイガードロップ、トペスイシーダと反撃する。
これで流れを変えためんそーれはセカンドコーナーからダイビングフットスタンプを投下、そしてトップロープからダイビングフットスタンプを狙うが、避けた光留はジャンピングハイキックを炸裂させ、バックドロップは阻止されるも、ロープへ走るめんそーれをアンクルホールドで捕獲する。
光留はジャンピングハイキックからランニングミドル、バックドロップ、そして腕十字で捕獲するが、ひっくり返しためんそーれは背中へフットスタンプを投下すると、串刺しは避けた光留はジャンピングハイキックからスパイダー式フロントスープレックス狙うが、めんそーれが頭突きで光留を宙吊りにすると、ドラゴン・リーが使用するパタダス・エネル・ペチョを投下する・
勝負を狙っためんそーれはジャーマンスープレックス・ホールドを決めるが、光留はチキンウイングアームロックで切り返すと、めんそーれは懸命に粘るも、腕が伸び切ったため無念のギブアップとなり、光留が準決勝に進出、後半からめんそーれも追い上げたが、前半の腕攻めが効いたせいもあって光留が勝ちにつなげた
岩本vs阿部の元スポルティーバ対決は、グラウンドの攻防からスタートし、阿部は低空ドロップキックからサッカーボールキックも、岩本はネックブリーカーで応戦、エルボーのラリーで岩本がコーナーに押し込みネックロックからスリーパー、岩本はニードロップからネックロック、キャメルクラッチ、首攻めでリードを奪う。
岩本はストンピングを連打から、ロープに振ろうとするが、阿部が堪えるとドロップキックは自爆となるが、延髄斬りを炸裂させ、首投げからPK、腕をひねり上げてから脇固め、腹固めと流れを変える。
阿部はお卍固めを狙うが、逃れた岩本はエルボーも、阿部は腕へオーバーヘッドキック、だが岩本は一本背負いで投げると、串刺しエルボー、ショルダータックルと攻め込むが、、ネックスクリュー狙いは阿部がエプロンへ引きずり出すと、エルボーの連打から伊良部パンチを狙ったが、岩本がエプロンでカウンターでの払い腰を決める。
リングに戻ると岩本は大外狩りから孤高の芸術を狙うが、阻止した阿部は突進する岩本にドロップキック、両者ダウンから阿部は背中へキック、エルボーのラリーに持ち込も、阿部は回転浄土宗、岩本はエルボーに対してフランケンシュタイナーを決める。
岩本はニーアッパーを決めるが、阿部は回転浄土宗で応戦、伊良部パンチからお卍固めで勝負に出たが、岩本はロープに逃れると、阿部は伊良部パンチを狙うが、岩本がキャッチして突進し、阿部がお卍固めと見せかけて丸め込んだが、キックアウトした岩本がハリケーンドライバーを決めると、孤高の芸術を連発して3カウントを奪い1回戦を突破、試合後は互いに額をつけて一礼して握手してノーサイドとなった。
互いに名古屋のスポルティーバ出身として、持ち味をフルに発揮、最後は阿部が勝負を狙った伊良部パンチからのお卍固めが決め手にならなかったのが痛かったが、ジュニアヘビー級トーナメントに相応しい好勝負だった。
「世界最強タッグ決定リーグ戦」は途中経過を見ると、
トップは1敗の暴走大巨人だが、まだ前半戦であることから、リーグ戦はこれからといったところだ。
メインは宮原&青柳の”健ちゃん、青ちゃん”が開幕から3連敗で不振のBJWタッグ王者組である関本&ボディガーと対戦。
序盤は宮原組が青柳のレッグシザースで関本の頭部をセカンドロープにセットすると、宮原がエプロンからドロップキックを放って、場外戦に持ち込み、宮原が頭突きから鉄柱を使った首攻めで関本を捕らえにかかるが、関本がぶちかましで逆襲すると、救出に入った青柳も場外ボディースラムで返り討ちにする。
リングに戻ると関本&ボディガーがタッチワークを駆使して青柳を捕らえ、関本がサソリ固めでステップオーバーすれば、 串刺しラリアットを連発してからマシンガンラリアットと攻め込むも、ラリアット狙いは青柳がドロップキックで迎撃、代わった宮原は低空ドロップキックからサイドからのドロップキックと得意のパターンに持ち込む。
しかし宮原は串刺し狙いは迎撃されると、ボディガーがローリングハンマーからキャメルクラッチで捕らえ、青柳がカットも、関本がアルゼンチンバックブリーカーでセーブ、代わった関本は串刺しスピアーからサイドスープレックスで宮原を攻め込み、関本は串刺しラリアットも宮原は串刺しニーで応戦、エルボーのラリーから関本が頭突きもブレーンバスター狙いは、宮原が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
代わった青柳はジャンピングフォアアームで続くと旋回式クロスボディー、宮原が入ってトレイン攻撃と関本を捕らえ、青柳はダイビングクロスボディーから突進も、関本はパワースラムで叩きつけると、ボディガーが入って串刺しダブルスピアーから関本がフロッグスプラッシュを投下する。
勝負を狙った関本組はダブルインパクトを狙うが、宮原がカットすると、青柳はコーナーの関本に雪崩式ブレーンバスターで投げ、宮原が後頭部ブラックアウトからジャーマン、ブラックアウトと援護してから、青柳がジャーマンで投げると、ロックスターバスター狙うが、関本がキラー・カール・コックスを彷彿させるリアルブレーンバスターで突き刺す。
関本と青柳がエルボーのラリーも、宮原がブラックアウトの援護から、青柳が連続ジャーマン、そしてロックスターバスターを決めたが、カバーはボディガーがカットすると、宮原をハイキックで排除し、関本&ボディガーがジャーマン&ラリアットの合体技を決めると、関本がラリアットを炸裂させる。
関本がジャーマンを狙うが、青柳はサムソンクラッチで丸め込み、キックアウトした関本が延髄斬りからジャーマンを狙うと、青柳は再びサムソンクラッチを狙ったが、関本は強引にぶっこ抜いて3カウントを奪い公式戦初勝利、試合後は関本が巻き返しをアピールして「まあ、そういうこっちゃ!」で締めくくった。
関本&ボディガーはスロースターターで波に乗り切れないことが最大の弱点とされたが、宮原組もスロースターターなことから、関本組にとってもちょうどいい相手で、ジワジワと波に乗ったところで勝利となった。一方の青柳はカットされたが必殺技であるロックスターバスターが決め手にならなかった。それを考えると、あと一つか二つ、大技が欲しいところかもしれない。
THE ENDvsジョー&秋山は、THE ENDが奇襲から場外戦で秋山を痛めつけ、リングに戻ってからも秋山を捕らえて試合をリードする。
やっと秋山が反撃してジョーに代わり、オディンソンにレボリューションボムを狙うが、バロウがカットすると、秋山が入るが、THE ENDが串刺し攻撃からスーパーコライザーを狙う。ところがジョーが逆襲してオディンソンをパワーボムの態勢に持ち込み、気づいていないバロウがパワーボムで秋山をオディソンに直撃させてしまって、逆スーパーコライザーを決めてしまうと、秋山はKOされたものの、バロウを排除したジョーはオディンソンにレボリューションボムで3カウントを奪い勝利、THE ENDは3連勝の後で3連敗となってしまった。
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